2025年釣行記(78) – AJ&LEG

2025年 Ajing Eging 釣行記

日 時:11月27日(木) 16:10~19:30
潮回り:小潮
(↑) 120→135cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 0、ヒイカ x 0、カサゴ x 2
同行者:単独、(KMIさん)

天気予報によると、週末の金曜日は北寄りの風が4~5m/s、対して木曜日は南南西の風が2~3m/s。となると、釣りに出掛けるのはKMI’sにしろMHR-KGNにしろ無条件で木曜日にしたい所。しかし、残念ながら、KMI’sでは17:00頃、MHR-KGNでは21:00以降に傘マークが付いている。
特に冬パターンとなって夕間詰めの短時間しかアジが回ってこないKMI’sにとっては、肝心要の時間帯に雨が降るのは非常に辛い。一方のMHR-KGNであれば20:00過ぎ迄の4時間程は釣りが出来る計算だが、前回、前々回の傾向からすると可愛娘ちゃんが喰い気を出すのは20:00を回ってから。となると、こちらも肝心要の時間帯は雨の中と云うことになる。
と云う訳で、風向きは絶好の条件だが、週末の釣行は泣く泣く諦めていた。

所が、昼過ぎに天気予報をチェックすると、KMI’s傘マークは消えていた。となると釣りに行かない理由はない。そそくさと釣りの準備を始めたのは云う迄もない。
しかし、道楽部屋から見る空はどんよりと曇っており、今にも降り出しそうだったが、心配した通り、車に乗り込んで走り出した途端ポツポツとウィンドウに雨粒が落ち始め、途中ではワイパーを使うまでの降りになっていた。

それでも引き返す気にならず、そのまゝ車を走らせて、15:40頃現地に到着。幸い、その頃には雨は殆ど上がっていたので、すっかりその気になって岸壁に出てみた。すると、中央付近から奥に掛けて長い竿を何本も出している二人のアングラーの姿があり、最奥には入れそうにもない。そこで、一旦道具を入り口に置いて場所を確保した上で、様子を訊きに行くとその先行者は府中よく喋るおっさんとその連れで、型は小さいが数は出ているとのこと。この二人は水道前事務机前の中間と中央付近に釣り座を構えており、最奥は空いていたので入らせて貰うことにした。

16:10頃、SaltyStage改のロッド、Aldebaran BFS XGのリール、1.0gのJHを組み合わせでキャスティングを開始。

この日の日没時刻は16:29なので、まだ明かるい時間帯だが、最近のアジ夕間詰めの極々短い時間帯しか回遊して来ない。そのため余りノンビリ構えていると、千載一遇のチャンスを逃してしまう結果になりかねない。そこで、いつ何時回遊があっても良い様に、まだ明るい時間帯から始めたものだが・・・・。

岸壁では風は殆んど吹いておらず、海は波もなく穏やかでのっぺりしていてまるで湖or池の様で、生き物の気配がない。それでも先行者の二人はポツリポツリとだが、余り大きくはないアジを釣り上げているので、サイズを気にしなければ、反応が出始めるのは時間の問題だと考えていた。

所が、日没時刻を過ぎて周囲の光量が減って来てゴールデン・タイムに差し掛かっても何の反応もない。
アレッ、どうしたんだ・・・・・?
回遊してくる時間が少し遅れているのか・・・・?
期待を込めてキャスティングを繰り返したが、全く気配さえもない。

その内、魚信がなくなったと先行者の二人が帰り支度を始める始末。
沖目で魚信がなくなった
 ↓
岸壁の際に寄って来た
 ↓
いよいよ時合か・・・
こんな根拠のない三段論法で自身を励ましてキャスティングを続けたが、ウンともスンとも反応は返って来ない。
可怪しい! 可怪しい!
どうしたんだろう・・・・?
と思っている内、正に泣きっ面に蜂。ポツリポツリと雨粒が落ちて来始めた。
参ったなぁ・・・。
雨にはからきし弱いので引き揚げる事も考えたが、時計を見るとまだ18:00前なので止めるには早過ぎる。空を見上げると雲は高く色も白いので、本降りになりそうにもない。そこで、暫くすれば止むだろうと考えて背後の木陰で雨宿りをして様子見を決め込んだ。
予想通り雨は程なくして止んだので、気分を一新してアジングに戻ったが、アジの御一行様のご到来はないまゝ。

もうそろそろ回って来るだろうとキャスティングを繰り返しても、肝心要のアジは回って来ず代わりに雨粒が落ちて来て、早くも集中力は風前の灯

雨は降ったり止んだりを繰り返していて、何とも中途半端。いっそのこと、もう少し強く降ってくれれば踏ん切りがつくと云うものだが、引き揚げようかなと思い始めると降り止み、キャスティングを続けているとポツリポツリと泣き出して来る。

19:00頃になってアジには見切りを付け、狙いをヒイカに替えてキャスティングを繰り返している所に、WNDで間詰狙いのアジングをした帰りのKMIさんが登場。
WNDでの結果は大小取り混ぜて10数匹だったとのことで、KMI’sでは只の一度も反応がなかったことを考えると、釣り場の選定を間違えたと見える。

19:30頃、その頃にはやる気は殆んど失せていたので、KMIさんと四方山話をしながらダラダラとキャスティングを続けていたのだが、又々雨が降り出して来た。しかも、これまでよりは若干強め。
これで漸く踏ん切りをつけてStopFishingとし、ソソクサと道具を片付けてKMIさんと一緒に岸壁を後にした。

それにしても久し振りに味わうアジングでのパーフェクト・ゲームだが、それ程悔しさがないのは、どうしてだろう?
煩悩の塊の様な小生も、八十路を目前にして漸く達観の域に近付いたと云う訳か・・・・。

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