2025年釣行記(76) – MB
2025/11/20
日 時:11月20日(木) 16:50~21:00
潮回り:大潮(↓) 165→50cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 4、カサゴ x 12、エソ x 1、ヒラセイゴ x 1
同行者:単独
この3~4年、この時期はまだタチウオを追い掛けているのだが、どうも今シーズンは終わった様子。アオリイカも水温の低下と共に深場に行ってしまったと見えて、MHR-KGNでは2回連続のパーフェクト・ゲームを喰らってしまった。また、アジはまだ在庫がある上、夕間詰めの極短時間しか釣れなくなる冬パターンに入ってしまって面白味がなくなって来た。となると小生に残されたターゲットはメバル位しかないが、時期的に少し早い気がする。
どうしようかと考えたが、MHR-KGNに行けばメバルは無理でもカサゴは遊んでくれるだろう。幸い、この日の夜の風は予報では南々東or東の1~2m/sと弱いので釣りには問題はなさそう。
と云う訳で、時期的には少し早いが今シーズンのメバルの開幕戦をMHR-KGNですることにした。
16:40頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると1週間前にはタチウオ狙いのアングラーが大勢長い竿を出していたが、この日は1人も居らず閑散としている。
風は予報通り弱くて、寒さ対策のために引っ張り出して来たダウンのインナーを着込んだ身には寧ろ少し暑く感じる位で、満潮時刻を過ぎたばかりの海はテトラ帯が見えず、広く感じる。
16:50頃、19番スポット付近でキャスティングを開始。
今回使用するタックルは、AbuGarciaのXMBC-742ULT-BFのロッド、月下美人AIR TW PE SPのリールに0.5gの錘と1.2GのJHを使ったスプリット・ショット。
久し振りに長さが7㌳以上のベイト・ロッドを使うので、先ずはリールのブレーキ調整のためのキャスティングを数回行った後、いよいよメバリングを開始。
釣りの開始時には、いつものことだが、期待と不安が入り混じってドキドキとする。これは長年釣りに呆けていても、この年令になっても変わらつことはない。特に今回は、4~5年程前から釣果が出なくなっているMHR-KGNのメバルなので、今シーズンのメバル事情を占う大事な開幕戦なのでドキドキ感が強い。
サイズはそれほど大きくなくても良いから、数が出て欲しいと思いつゝキャスティングを繰り返したが、反応は返って来ない。
そこで蟹の横這い釣法で、2~3投して反応がなければ少し移動して又2~3投を繰り返して、円らな瞳の可愛娘ちゃんの居場所を探すことにした。
しかし、記憶に残っているこれまでの実績ポイントでは念入りにチェックしてもみたが、やはり梨の礫。
結局、この日最初にロッドを曲げてくれたのは、18:00頃に来た17cm位のカサゴ。1時間以上もキャスティングを繰り返しても、何も反応がなかったので緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんばかりでなく円らな瞳の可愛娘ちゃんにも嫌われたとボーズを覚悟し始めた頃だったので、外道とは云え嬉しい獲物だった。
カサゴでも良いから、このまゝ続いてくれ!!と願ったが、カサゴもこれっきりで何も反応がない。
19:00頃、堪らず凸部の先に大きくワープしたが、やはりこちら側でも反応が返って来ない。
ベイト・ロッドなので距離が出ていないため、メバルの居場所まで届いていないのかも知れないと飛ばし浮きを使ったシステムに替えて、沖目を狙ってもみたがこれも空振り。しかも、期待した程飛距離が出てもいない。
そこで、システムを1.2gのJHに0.5gの錘を使ったスプリット・ショットに戻してテトラ帯の角を狙ってキャストを繰り返していると、突然ココンと反応が返って来た。
この頃には、反応のない時間帯が長かったため集中力が切れ掛かったいたので、咄嗟には魚信だとは判らず合わせを入れるのが1拍遅れたが、何とか針掛かりさせ、抜き上げてみると本命の可愛娘ちゃん。サイズは17cm程のMHR-KGNでのアベレージだが、嬉し嬉しい獲物。ポイントは121番スポット付近で、時刻は実釣開始後2時間半も経過した19:20のことだった。
今考えると、2時間半もの長い間カサゴ1匹で良く我慢して粘れたものだと思うが、これも老いの一徹か・・・・。
何とか本命の可愛娘ちゃんをゲット出来たことでホッと一安心をした所で、後続を狙ったが、反応はない。MHR-KGNでは、同じポイントで複数のメバルをゲット出来るのは条件が良い場合しかないので、2投程して隣りに移動。
そして、目論見通り5分後の19:25に123番スポット付近でこの日の2匹目のメバルをゲット。サイズは15cm程で一回り小さくはなったが、ようやく可愛娘ちゃんの活性が上がって来たのかも知れないと隣りの125番スポット付近に移って19:31にこの日の3匹目をゲット。
サイズは更に小さい13cm程にはなったが、数釣りを楽しもうと又隣りに移ろうとした。しかし、残念ながらそのポイントには先行者の黒い影が薄っすらと見えるので、諦めて折り返しに入ることにした。
その頃から、カサゴの活性が高くなって反応して来るのはトボケ顔をしたカサゴばかりになってしまった。
魚の反応が何もない時は、カサゴでも良いから・・・と思っていたのに、メバルの活性が上がって来たと見ると、何だ、カサゴか・・・。誠に身勝手なものでカサゴにとっては失礼な極みだが、これもアングラーの性。
それでも、その内可愛娘ちゃんが来るだろうとキャスティングを繰り返して、20:11に103番スポット付近で17cmの4匹目となる可愛娘ちゃんをものにすることが出来た。
しかし、やはりカサゴの方が積極的にワームに対する反応が良い。
復路に入り凸部の手前側にまで戻ってきた頃には、潮位はかなり下がっておりテトラ帯と岸壁の中間に配置されたテトラが大きく姿を現す様になって、キャスト出来る範囲が限られてやり難くなってしまった。しかも、潮位がなくなったせいか、カサゴもピタリと反応しなくなり、こうなると辛うじて繋がっていた首の皮も呆気なく切れてしまい、21:00過ぎにStopFishingとした。
今回は今シーズンを占う一戦だったが、外道は多かったものゝ何とか本命をゲット出来た。季節がもう少し進んで更に寒くなって来ればはっきりとするだろうが、今シーズンは期待出来るかも知れない。否、期待したい!!
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