2025年釣行記(73) – EG
2025/11/12
日 時:11月12日(水) 16:50~21:20
潮回り:小潮(↑↓) 130→138→135cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:YTさん、SHGさん
季節柄どうしようもないことだが、北寄りの風が吹く毎日。しかも強めなので、向かい風になる我がホームでの釣りはMHR-KGNにしろKMI’sにしろやり難くなる。更に、初冬のこの時期の夜間の釣りになると、北風に吹かれた身体は芯から冷えて正に修行になってしまい、後期高齢者でなくても辛いものになる。
と云う訳で、道楽部屋でグズグズと過ごしていたのだが、ようやく南寄りの風が吹くと云う予報が出たので、喜び勇んで釣行することにした。
今回のターゲットはMHR-KGNの緑のアイシャドウの可愛娘ちゃん。
前回はパーフェクトに抑え込まれたのだが、お気に入りの90番スポット付近には入れず、しかも、大潮の下げ潮のタイミングでの釣りだったため、20:00頃までの短時間釣行となり、何となく納得感がないまゝ引き揚げて来た。
今回は、そのリベンジと云う訳ではないが、兎に角、90番スポット付近でジックリと粘る算段を立てたのだが・・・・・・。
今回は90番スポット付近を確保するため少し早めに到着する積りで道楽部屋を出たのだが、現地到着は、日没時刻の16:37ギリギリの16:20頃。
いつもの場所にはYTさんの車は見当たらないが、今回はYTさんを待つことなく岸壁に出た。すると、風は殆ど吹いておらず、久し振りの釣り日和になったためか、アングラーの姿が多い。こんなに多いんじゃ、90番スポットには先行者が居るかも知れないと心配になり、途中の実績ポイントに寄ることもせずに90番スポットに急行して、16:40頃に到着。
すると、幸いなことに90番スポット付近には先行者の姿はない。ここに釣り座を確保することがこの日のエギングの大前提だったので、これで関門の一つを突破出来た。後は可愛娘ちゃんを釣るだけ。しかし、長い道のりを急ぎ足でやって来たため、到着した時には息はゼイゼイと上がっており、道具を肩から下ろして暫しの休憩を余儀なくされた程だった。
16:50頃、ようやく息も落ち着いて来たので、キャスティングを開始。
風が殆ど吹いていないのはエギングにとっては好都合だが、潮の流れがないのは気掛かり。可愛娘ちゃんの活性が高ければ、余り気にすることもないが、猛暑の夏から秋を飛ばして一気に初冬に入ったため、海水温が急に下がった筈で、この影響で活性が落ちていることが考えられる。そうなると、厳しいエギングになるので、少しでも動いて欲しい所。
キャスティングを繰り返したが可愛娘ちゃんからの返事は貰えず、潮が動き出す気配もない。隣に入ったタチウオ狙いの餌師の電気ウキも、流れて行くこともなく同じ場所で赤く光って波間に漂っているだけで、タチウオが喰い付いた様子も見えない。
1時間程、キャスティングを続けていたが何も反応はなく、潮の動きもないので、早くも嫌気が差して来た。しかし、いつ何時気まぐれな可愛娘ちゃんが反応して来るかも知れず、そのチャンスを逃さないためにもキャスティングを止める訳にも行かない。若い頃は2時間でも3時間でも平気で粘れたのに・・・と自分自身を奮い立たせてキャスティングを繰り返した。
しかし、2時間程経過しても相変わらず音沙汰はなく、潮もまったりと動かないまゝ。それでもキャスティングを繰り返したが、丁度その頃から風が吹いて来始めた。冷たい北風ではなく南寄りの弱い風だったが、徐々に寒さを感じる様になって来て、心が折れるのも時間の問題。
20:00頃になってYTさんがやって来て合流。SHGさんは、小生は気が付かなかったが背後を通って更に先に進んで行ったとのことだが、これで何とか一息付けた格好。
その後も、暫く90番スポット付近で可愛娘ちゃんが来るのを待ってキャスティングを続けたが完全に待ち惚け。
21:00前には90番スポット付近を諦めて折り返しに入り、目ぼしいポイントや実績ポイントをチェックしながら戻ったが、事件は何も起きず、21:20頃、遂に諦めてStopFishingとした。
このMHR-KGNでのエギングは昨年から始めたばかりで、寒くなった冬場の状況は全く判らないが、前回に続いて2回連続してパーフェクト・ゲームを喰らったことから見て、新仔の季節限定の釣り場なのだろう。
しかし、後期高齢者に優しいこの釣り場だけに、真冬でも可愛娘ちゃんが来てくれれば願ったり叶ったりなのだが、これは無理は相談なのかも・・・。