2025年釣行記(69) – AJ&TC
2025/10/23
日 時:10月23日(木) 17:30~21:00
潮回り:中潮(↓) 200→90cm
場 所:WND
海水温 : n.a.
釣 果:アジア x 1、タチウオ x 0
同行者:単独、(AKT兄、YGW両氏)
10月に入ってから天候に恵まれない日が続き、秋らしくスカッと晴れ渡った日は皆無。それどころか、それまでの猛暑・酷暑の毎日が嘘だった様に、2~3日前から気温が急に下がって秋を飛び越して一気に冬に入った様相で慌てて冬物の服を引っ張り出す始末。
そんな天候不順の毎日だったが、久し振りに傘マークのない予報が出たので釣行する前提で風の状況をチェックしてみた。すると北東の風向きで風速は3m/sとのこと。念の為、翌日の金曜日をみると同じ北東の3m/s。
北東の風なので、ホームのMHR-KGNにしろKMI’sにしろ、向かい風になってやり難いことは同じだが、どちらかと云うとKMI’sの方が影響は少なそう。と云う訳で、一日中降り続いた昨日の冷たい雨の影響が気になったが、KMI’sに行くことにした。
16:30頃、自宅を出発しKMI’sに向かって車を走らせている際、ふとWNDに立ち寄ってみることを思い付いた。そして、17:00過ぎにWNDに到着し、岸壁の様子をみると先行者は岸壁とボラード付近にそれぞれ一人。ボラード付近に入れなければKMI’sに行く予定だったが、何とか入れそうだったので、この夜の釣り場をWNDに決めて車を停めて外に出た。
すると、岸壁に居た先行者が、小生に向かって大きく手を振っているのが眼に入って来た。誰だろうと、そのアングラーに近付き顔をよくよく覗き込んでみると、その御仁は何とAKT兄さんでビックリ。しかもAKT兄さんによればYGWさんも来ているとのこと。
AKT兄さんもYGWさんも孤島に通っていた頃にお付き合い願ったアングラーで、記録を見るとAKT兄さんとは2021/10/07、YGWさんとは2022/05/23にご一緒願ったのが最後。と云う訳で、3年半から4年振りの再会となる訳だが、AKT兄さんは小生の車を覚えていて直ぐに小生と判った由で、これにもビックリさせられた次第。
ボラード付近のアングラーは直ぐに引き揚げて行ったので、海に向かって右から小生、YGWさんそしてAKT兄さんと並んでアジングをすることになり、17:30過ぎ、XSC-59ST-ProのロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0gのJHを組み合わせて、キャスティングを開始。
予報では北東の風が3m/sとのことだったが、岸壁に際ではかなり強めに右から左に吹き付けて来ており、やり難い。キャスティングを始めたのは、中潮の満潮から下げに入って間もない頃だったためか、潮の動きは殆んどない。もう少し時間が経てば潮が効いて来る筈。そうすればアジの動きも良くなるだろうと思いつゝキャスティングを繰り返していると、早くも隣りのYGWさんがロッドを大きく曲げて、本命をゲット。
小生の所に回って来るのは時間の問題だと期待をしたが、何も変化がない。
その後も隣りのYGWさんはポツリポツリとだがロッドを曲げ、AKT兄さんも続いてロッドを曲げているが、小生にはコツリとも来ない。昔、孤島でこの二人と並んでアジングをしている際、二人はアジをゲットしているのに、小生はさっぱりと云った場面が何度もあったが、今回もその再現の様。
とは云え、二人の釣り上げるテンポは好調と云うには程遠くて忘れた頃に返って来る反応を拾っている様子。ひょっとすると、昨日の冷たい雨の影響でアジの活性が低いのかも知れず、苦戦しそうな臭いがプンプンとして来る。
小生がこの日の口開けの1匹をゲットしたのは、18:30頃のこと。
余りにも反応が返って来ないので、キャストした後JHが馴染み切ってもロッドを動かして誘うこともせずにボーッとしていると、突然、ロッドをグーッと抑え込む様な魚信。気配も何もなく突然のことだったので些か慌てたが、何とか針掛かりさせることが出来、抜き上げた獲物は20cm超の良型アジ。
やっと、来た!!
ボーズ逃れが出来てホッと一息付いて後続を期待したが、全く、音沙汰がない。
何処かに居る筈だと色々と試してみたが、全て空振り。
その内、隣りの二人にも反応がなくなり、アジは何処かに去って行った様子。
こうなると、強い北東の風に吹かれ続かれて身体がゾクゾクと寒くなって来る。アジの反応がある状況であれば、多少の寒さは気にならないが、こんなにも反応のない時間が続くと、アジングを続ける気持は徐々に萎えて行き、代わりに寒さが益々身に沁みて来て、ダウンのジャケットを着て来なかったことを悔やむ始末。
それでも、ひょっとするとアジが回って来るかも知れないと溺れる者の心境でキャスティングを繰り返したが、何も返事は返って来ないまゝ。
そこで、駄目で元々と刀狩りをすることにした。
実は、この日はアジングの他に刀狩りもする積りで来たのだが、余りにも横風が強いのでタックルを出さずにいた。しかし、長いロッドを身体を使ってキャストする刀狩りであれば、寒さ凌ぎにもなるので、YGWさんに促されたこともあって、TCX-962STYのロッドに11gのテンヤの組み合わせて、狙いをタチウオに替えてキャスティングを始めた。
しかし、タチウオからの便りもない。
20:30頃、余りにも反応がなく冷たい風が吹き止むこともなかったため、AKT兄さんとYGWさんは引き揚げて行き、小生は一人残業を試みたが状況に変化はなく、結局、21:00頃、諦めて片付けに入った。
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