2025年釣行記(66) – AJ&EG

2025年 Ajing Eging 釣行記

日 時:10月07日(火) 17:30~21:30
潮回り:大潮
(↓) 180→60cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 3、アオリイカ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)

今週末は、台風22号が非常に強い勢力を保ったまゝ伊豆諸島付近を通過するとのことなので、週後半の釣りは出来なくなる惧れが非常に強い。そうなると、釣行出来るのは週前半のこの日か或いは翌日の水曜日の2日しかない。しかし、台風の接近状況によっては、水曜日も駄目になることもある。と云う訳で、北東の風が4m/sと条件としては良くないが、火曜日のこの日に釣行することにした。
しかし、何処に行くか?
行動範囲がめっきり狭くなったので、候補は三つしかない。先ず、MHR-KGNだが、ここでは斜め右前方からの風になって具合が悪い。しかも潮位が高い時間帯は20:00頃までしかないので、実釣時間が短いため却下。前回、KMIさんに連れて行って貰ったWNDであれば、風裏のポイントがあるかも知れない。しかし、一度しか行ったことがないので、まだ様子が良く分かっていない。また、KMIさんによればアオリイカは余り出ていないとのこと。残るKMI’sだが、ここでは斜め左前方からの風になるので、MHR-KGNと同様具合が悪いが、潮位が低くても釣りは出来る。更に、仲間からつい最近アオリイカを出したとの情報も入っている。
と云う訳で、比較的マシなKMI’sに行くことにした。

17:00頃、現地に到着。
岸壁には、先行者の姿が一人見えるだけ。挨拶がてら声を掛けると、そのアングラーは立川から来ている顔見知りの年配者で、豆アジがパタパタと来ただけだ・・とのこと。
その年配者の釣り座は水道前付近だったので、その御仁にお断りを入れてお気に入りの最奥に釣り座を構えることにした。そして、岸壁の主の黒猫を呼びながら付近を整えたが、姿を見せない。野良猫なので何かあったのかも知れないと心配だったが、気が向けば出て来るだろうと思いつゝそのまゝ準備を続けていた。すると、いつの間にかやって来たのか全く気が付かなかったが、チョコンと座って小生の様子を見ている黒猫の姿が背後にあってホッと一安心。この猫のために持参して来たオヤツを上げてから、準備を済ませた。

この日はXSC-59ST-Proのロッドに月下美人AIR TW PE SPのリール、1.0GのJHを組み合わせたタックルに1.0GのJHの組み合わせで、17:30頃、キャスティングを開始。

この日の日没時刻は17:17なので、まだ残照がある筈の時間帯なのだが、空一面に灰色の雲が広がっているためか、随分と暗く感じる。風は、予報通り左手からかなり強く吹き付けて来ており、海はバシャバシャと波立っていて何となく落ち着かない。潮も左から右に強めに流れており、更に悪いことには、小生のキャスティング開始にタイミングを合わせたかの様に、細かい前が降って来る始末。
雨、強い横風、強過ぎる潮の流れ・・・・。
正に三重苦で、とてもアジングをする状況ではないが、ロッドを振り始めた以上、ここで引き揚げる訳にも行かない。

風と潮が左手から右手に同調して流れているので、1.0gのJHではどうしようもない。そこで1.3gのJHに替えて対応したが、アジからの反応は全く感じられない。
KMI’sでのアジングはほゞ1ヶ月振りなので、様子がどの様に変わっているのか判らないが、兎に角、ここは気長に待つ以外にない

この日、最初に反応があったのは、18:14のことだった。
その時の様子ははっきりとは覚えていないのだが、沈み切って足許直下に戻って来たJHを回収しようとしたタイミングでコツとあった様な・・。
そして、抜き上げてみると可愛い16cmの豆アジ。久し振りに黒猫に上げようと思ったが、残念ながら、黒猫の姿は消えていたので、この豆アジは海にお帰り願った。

17:30から実釣を開始して45分間待って、やっとの思いで獲れたのが豆アジで少々がっくり。しかし、時間帯によっては良型の群れも回って来る筈だと期待を込めてキャスティングを繰り返し、2匹目を掛けたのは18:21。だが、サイズはこれも16cm。
WNDの方がサイズは良かったなと思ったが、今更場所を移動するのも億劫だし、幸い、嫌な雨も止んだので、気を取り直してキャスティングを続けた。

丁度、その頃、IKOKさんが登場。
IKOKさんつい最近、アオリイカを掛けた旨の情報をくれた本人で、この日も岸壁の中央付近でアオリイカを狙うと云う。そして、その一投目で見事に獲物を手にしてニコニコ。
実は、この日KMI’sに決めた理由の一つにアオリイカが釣れるかも知れないことにあったので、その準備はして来ていた。しかし、現場に来てみると強い横風が吹いていたので、竿も出さずにアジングに特化していたのだが、IKOKさんに感化されて直ぐにアオリイカ狙いのエギングの準備をしたのは云うまでもない。
所が、エギをキャストしてみると、風上の左前方を狙っても風と潮に流されてしまって帰って来るのは斜め右から。そんなことはキャストしなくても、容易に判る筈で、だからこそ敢えてエギング・ロッドを出さなかったのに・・・。

横風の中でのエギングの難しさを改めて確認した所で、君子豹変
直ぐにアジングに戻ったが、ウンともスンとも反応して来ない。

時刻は定かではないが、20:00頃(?)、いつの間にかIKOKさんの姿が見えなくなっていたが、小生は残ってアジからのラブ・コールを待っていた。しかし、反応が返って来ない時間帯が続いており、気持が切れ掛かったいた頃、ある時、風に吹かれて膨らんでいたラインがフッと緩んだのが見えた。
アレッと思った瞬間には腕が反射的に動いていて、針掛かりした生命体の反応が伝わって来た。そして抜き上げた獲物は20cmの良型で、時刻は20:55のことだった。この日の2匹目を掛けたのは18:21だったので、実に2時間30分もの間、唯単にキャスティングを繰り返していだけだったことになる。老いの一徹と云うべきか、今、振り返っても呆れるばかりだが、この日は、それまで16cmの豆アジしか見ていなかったため、20cmのアジでも一際大きく見えたのは御愛嬌。
その後は、微かな違和感が伝わって来てアジが付近に居ることは判ったので、やっと時合が回って来たと期待をしたが、直ぐにその違和感も消えてしまって元の木阿弥

それでも、何とかして追加を・・と粘ったが音沙汰はない。

そして、21:30頃、入り口に移動していたIKOKさんが戻って来たのを機に、二人揃ってStopFishingとして引き揚げて来た。

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