2025年釣行記(64) – TC

2025年 Touching 釣行記

日 時:09月30日(火) 17:30~22:10
潮回り:小潮
(↑↓) 140→148→135cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:タチウオ x 8、サバ x 1
同行者:単独

予報では北北東の風が3~4m/s。となると小生がホームにしているKMI’sにしてもMHR-KGNにしても横風になるので、出来れば他の場所にしたい。
と云う訳で、BNBURアオリイカを狙うことを考えた。ここであれば予報通りの北北東の風は風裏になる筈だが、前回は予報と違って風は強く吹き波も高くてまともに竿を振ることも出来ずにスゴスゴと引き揚げざるを得ず、しかも、帰りの坂を登らなければならないことを考えると、やはり躊躇してしまう。
そんなことを考えている時、タチウオの在庫が切れたカミさんからタチウオの在庫補充司令が出た。となると、選択肢はMHR-KGNでの刀狩り一択となり何も悩む必要はない。刀狩りであれば11~15gのテンヤを使うので、3m/s程度の風であれば何とかなるだろう。

17:20頃、現地に到着。
早速、道具をキャリヤーに積み込んで岸壁に出てみると、風は予報通り東寄りで稍強めに吹いていており、海は大きくはないが波立っていてザワザワとしていて少々やり難そう。
この風を敬遠したと見えてアングラーは20番スポット付近に一人しか見えず、そのアングラーの背後を通って先に進み、空いていたお気に入りの26番スポット付近に釣り座を構え様と思った。しかし、右手から左手に強く吹いて来る風向きを考えると、風に吹かれたラインが左手で頭を出しているテトラ帯に引っ掛かる惧れがある。そこで、更に進んで27番スポット付近に釣り座を構えることにした。

今回使用するロッドはMajor CraftTCX-962STYで決まりだが、組み合わせるテンヤの重さを11gor15gかどちらにするか?
小生は11gを中心として、軽くしたい場合は8g、重たくしたい場合は15gと使い分けているので、風が強い今回は15gのテンヤを選択する方が無難だろう。しかし、タチウオがそんなに深く沈んでいるとは思えなかったので、取り敢えず、パイロット的に11gのテンヤにし風に負ける様であれば15gに替えることにして、スパーク・テンヤの11gを組み合わせて、17:40頃、キャスティングを開始した。

時刻は日没時刻の17:27を回っていて、時間的には夕マヅメの魚が最も活発に餌を追い求めている筈の時間帯に入りつゝあるので、反応があっても良さそうだが、何も音沙汰はない。前回の刀狩りから1ヶ月近く経っているので、状況が変わっているのかも知れないと考え気長にタチウオの群れがやって来るのを待つことにしてキャスティングを繰り返した。しかし、待てど暮らせど気配さえもない。

そこで、入釣してから1時間半程経過した19:15頃、気分転換を兼ねて30番スポット付近をチェックすることにした。
するとこの移動がBINGO!! 移動後の1投目、キャストしていつもの様に軽いリフト&フォールを繰り返していると、フッとラインのテンションが抜ける違和感があって、この日の口開けの1匹をゲット。時刻は19:19のことで、サイズはギリギリの指3本少しは太くなっているだろうと期待していたので、これには正直な所ガッカリ。もう少し太ければ、お持ち帰りしても良いが、この太さでは・・・とノータッチで海にお帰り願った。そして、その直後の19:24に、今度はコツッと感じる反応で、2匹目をゲット。しかし、これもギリギリ指3本だったので、即、ノータッチ・リリース。

釣りに来ているのだから、釣れないよりは釣れる方が良い。しかし、これでは在庫補充が出来ない。何とか少しでも太いタチウオが欲しいとキャスティングを続けていると、又々コツン。残念ながら、これは獲物の重さを感じてリーリングを始めた途端にフッと軽くなってバレてしまった。
3匹目は獲れなかったものゝ、短い時間帯に続けて反応が返って来たので、この日のタチウオの溜まり場はここだと気を良くしてキャスティングを繰り返した。しかし、これ以降はピタリと反応がなくなってしまった。

そこで、24番スポット付近から30番スポット付近の間を行ったり来たりしてタチウオを探し回った。テンヤも11gから15gに替えて少し深い層を探ったり、元の11Gに戻したりしてみたが、音沙汰はない。

3匹目を掛けたのは20:17のことだったので、かれこれ1時間近くもの間無反応状態が続いていたことになる。サイズはこれもギリギリ指3本、ポイントは26番スポット付近だった。そして、その直後の20:21に同じ26番スポット付近でゲットした4匹目も精々指3本
サイズの面では不満は残るものゝ、遊びと割り切れば、タチウオ独特の強い引きも味わえるので、これはこれで面白い。そんな気持になっていたが、20:27に来た5匹目は、少し太くなって指3.5本。手ブラでは帰れないので、このタチウオはお土産にすることにした。
しかし、高齢者夫婦用としても、この1匹だけでは足りない。何とか追加しなければと焦り気味にキャスティングを繰り返したが、単独行動のタチウオだったと見えて後続がなく、又々ダンマリの時間帯に入ってしまった。

6匹目をゲットしたのは、5匹目から40分も間が空いた21:08のことで、サイズはこれもギリギリ指3本。リリース・サイズなので迷ったが、これはお持ち帰りすることにして、何とかお土産を2匹確保することが出来た。そして、21:317匹目指3本を掛けたが、これはノータッチ・リリース。
この頃になると、忘れた頃に返って来る反応を拾う釣りにも疲れて来たので、引き揚げるタイミングを諮りながらキャストして、21:438匹目となる指3.5本サイズを24番スポット付近でゲット。

こうなると、何とかツ抜けを・・・・と欲が出て来るのはアングラーの性。
疲れを押して2~3投してみたが、やはり反応が返って来る気配もないので、22:00頃、StopFishingとして片付けに入った。所が、皮肉なものでその頃になると風が弱くなって来た。そこで残業をしようかとも考えたが、無理をしても指3本ばかりじゃ・・・と未練を残して岸壁を後にした次第。

所で、小生は、その日ゲットした最初の獲物はブログに掲載するため、写真を撮ることにしている。しかし、写真撮影のためには魚体をトングで挟むか、あるいは、魚体を岸壁に横たえなければならない。しかし、そうすると魚体にダメージを与えることになる。お持ち帰りする前提であれば、魚体にダメージがあっても問題はない。しかし、リリースするのであれば、極力そんな事態は避けなければ意味がない。厳つい顔付きに似合わず生命力の弱いタチウオの場合は、特に気を使う必要がある。
と云う訳で、この日の最初の獲物は、魚体に触れることは一切せずにノータッチで海に帰って貰ったが、そのためにこの日の釣果写真を撮るのを忘れてしまった。

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19:19 1匹目 指3本 30番スポット付近
19:24 2 3   ”
20:17 3 3 26番スポット付近
20:21 4 3   ”
20:27 5 3.5   ”
21:08 6 3   ”
21:31 7 3 30番スポット付近
21:43 8 3.5 24番スポット付近

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