2023年釣行記(09) – MB
2023/02/22
日 時:02月22日(水) 17:00~21:00
潮回り:中潮(↓)
場 所:HYKW
釣 果:ナシ
同行者:YTさん、AKWさん
予報では、南風が2~3mとMHR-KGNでのメバリングには最適な条件なので、その積りにしていたが、YTさんはAKWさんとHYKWに行く予定とのこと。
HYKWと云えば、この時期には尺メバルが出るポイントで、小生の記録の32cmメバルもここで出したものだが、この2~3年はすっかりご無沙汰していた。しかし、行けば久し振りに2人に会えることもあって、出掛けることにした。
15:20過ぎに自宅を出発、久し振りに東海道を下って目的地に向かい、16:40頃、2人に合流。暫く、3人で釣り談義をして後、釣り場の突堤に向かった。
この時期の日没時刻は17:30頃なので、周囲はまだ明るく、メバリングを始めるには早過ぎる。
しかし、ゆったりと煙草を燻らしているYTさんを除いて、AKWさんと小生は、海を目の前にしてじっとしていることなど出来る筈もなく、早速、キャスティングを開始。
この日の先発タックルは、Soare S803ULT30のロッドに、プラグはS.P.M75の組み合わせにした。と云うのは、思い掛けず強めの風だったので、その対策で重めのプラグにしたのだが、予報では2~3mの南風となっていた筈。しかし、突堤に立ってみると、風向きも強さも全く外れの西寄りで、かなりの強風。
今回も天気予報に騙されたのか・・・・?
実は、2日前の月曜日に、北寄りの風1~2mの予報を信じて南端にヤリイカを狙いに行ったのだが、正面から吹き付けて来る南寄りの爆風のため、殆どロッドを振ることもなく引き揚げて来ざるを得なかった。その帰り道では強風波浪注意報発令中との電光掲示板を見て、
何でこうなるの?
と腹立たしく思ったのだが・・・・。
しかし、この日は日没時刻を迎える頃になって、風も収まり予報通りの穏やかな状況になったのは幸いだった。
キャスティングを開始したと云っても、本命の可愛娘ちゃんが来てくれれば儲けもので、寧ろ、時間を潰すための肩慣らしと云った所だったが、ここで下ろしたてのS.P.M75を奉納する羽目に・・・・(涙)
日没時刻が過ぎ、徐々に周囲の光量が減って来て、夕間詰めのゴールデン・タイムの到来。いつ可愛娘ちゃんからのコンタクトがあっても良い様に集中力を高くして、キャスティングを繰り返したが、全く気配がない。
満を持して参戦したYTさんも首を傾げるばかり。
暫くは、3人並んでキャスティングを繰り返していたが、何も反応が帰ってこないことに嫌気が差して、AKWさんは奥の様子を見て来ると移動。
その後1時間程は、残ったYTさんと2人でキャスティングを続けていたが、YTさんも奥の突堤に行って来ると移動。結局、3人夫々の場所で、尺メバルからの反応を探ることになった。
独り元の場所に残された小生は、色々とプラグを替え、2gのJHでのジグ単でボトムを叩いてみたが、メバルどころかフグにも相手にされず、まるで魚の居ないプールで釣りをしている様相。
すっかり気持ちが萎えきって、岸壁に腰を下ろして惰性のキャスティングをしている所に、奥に行っていた二人が連れ立って戻って来た。訊けば、奥でもアタリもなかった由で、翌日の仕事に差し障りがあるからと20:20頃引き揚げて行った。
一度でも反応があれば、気持ちの持ち様も変わろうと云うものだが、3時間程キャスティングを続けているのに、完全に梨の礫。このまゝ続けたとしても、念願の尺には遠く及ばないロリ・メバルであっても、手に出来る確率は宝くじ以下だろう。しかし、ここで引き揚げるのは早過ぎる。
と云う訳で、残業をすることにしたが、気持ちを立て直すことは叶わず、21:00になるのを待って、StopFishingとした。
この日は尺メバルを夢見て何年か振りにHYKWに行ったのだが、結局、高価なルアーを奉納しただけで、尺メバルは夢のまた夢に終わった。
しかし、その代わりに元気にしているYTさんやAKWさんに久し振りに会うことが出来たのが、褒美と云うべきだろう。