※ 月別アーカイブ:8月2021 ※

2021年釣行記(42) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:08月03日(火) 18:30~21:30
潮回り:長潮(↑)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 8
同行者:単独

予報では、南風が4~5mと少々強目だったが、小さなアタリを積極的に掛けに行く釣り方が面白くて、今回もUMB-FPでの刀狩りをして来た。

現地到着は18:00少し前。
岸壁には、相変わらず沢山のアングラーが長い竿を出している。中でも、夏休みに入った子供達を伴った家族連れが、いつもよりも多い様な印象。

例によって、入れそうなスペースを探しながら、奥に進んで、入り口と中央トイレの中間付近に見付けて取り敢えず釣座を構えて、準備に入った。

風は、南風が右から左にかなり強目に吹き抜けていて、右隣の子供連れのアングラーのウキが風に流されて、小生の正面を通り越して更に左に着水している。見れば、連れの男の子の方がオヤジよりもキャスティングが上手い。こんな状況では、下手をすればお祭り騒ぎになって、釣りに集中出来なくなってしまうと思ったが、我慢をするしかない。

18:30頃、キャスティングを開始。
タックルは、いつものSephia S809M/Fのロッドに、テンヤは明るい時間帯であることと横風の強さを考えて、手持ちの中では最も重たいSサイズを選んで、まずはボトム付近狙い。
何度かキャスティングを繰り返していると、岸壁から10m程付近の所で、コツと何かしらの反応がある。根があるとは思えないし、タチウオかも知れないと思ったが、合わせ切れない。
何とか掛けようとしたが、隣りのオヤジのウキの位置を確認しながらのキャスティングなので、意図するコースにテンヤを通すことが儘ならない。

時間的には、ソロソロ子供連れのアングラーが引き揚げ始めている頃。
そこで、空いた場所が出来ていないかと様子見がてらトイレに行き、その帰り、道具を片付けているカップルを見付けたので、その後に入らせて貰うことにした。場所は、最初の場所から10m程入り口寄り、前回入った場所より3~4m程奥に寄った所。

そして、テンヤドジョウを巻いたSSサイズに替えて、その1投目。
いきなり、手元にググンと伝わって来る強いアタリがあった。とっさのことで合わせ切れなかったが、これまでになくタチウオの活性が高そうな様子で、期待充分。

期待に違わず、この日の口開けの1匹目は、19:00頃に来た指3本サイズ
これは、最初に入った場所の隣に居た親子連れの子供に進呈。

それから程なくして来た2本目のタチウオは、指4本サイズを超える大物。
流石にこれ位のサイズになると、足元に寄せて来ても抵抗することを止めず、抜き上げるのも重たい。生憎、玉網を持って来ていないので、最終的にはバレても仕方がないと強引に抜き上げて、隣りのアングラーに引き取って貰った。が、しかし、刺身にするにはジャスト・サイズの獲物だったので、クーラーを持って来るべきだったと臍を噛んだ次第。

その後も、ポツリポツリとアタリがあってテンヤの引き釣りが楽しめたが、20:00頃になると、ピタリと反応がなくなってしまった。
そこで、カツサンドで遅い夕食を摂りながら、暫しの休憩をして、20:30頃からキャスティングを再開。

再開後は、退屈しない程度の間隔でアタリがあって、タチウオの引きを楽しんだが、波間に漂っている周囲のウキの赤い灯りが、ジワーと水中に引き込まれる様子もなく、全体として静かな釣り場だった。そんな中でも、頻繁とは云えないが、時折であっても、小生はロッドを曲げているので、他のアングラーの目を引いたと見えて、2~3人のアングラーから餌の種類や釣り方などを尋ねられた。

21:00頃になると、殆どの餌釣り師達が引き揚げていったので、更に入口近くのスロープ付近に移動した。この場所には、いつも地元の餌釣り師が陣取っていたため、入りたくても入れなかったので、試して見たのだが、時合が悪かったのか、アタリは1度しかなかった。

結局、いつもの様に21:30頃、StopFishingとしたが、今回も小さなアタリを掛けに行った結果で、満足度の高い刀狩りを楽しむことが出来た。又、都合8匹の釣果の内、2匹が指3.5本指4本超の良型サイズで、徐々に型が良くなっている様子で、益々強い引きが期待出来そうで、病み付きになってしまいそう!!