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2021年釣行記(44) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:08月10日(火) 18:15~21:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 3
同行者:単独

台風9号10号の影響で南寄りの強い風が吹き荒れていたが、火曜日の夜には3m程になるとのこと。しかも、風向きは南西とのことで、これまでにない好条件なので、勇んで刀狩りに行くことにした。

18:00前、釣り場の駐車場に到着。少なくとも午前中は爆風だった筈なので、空いているだろうと思っていたが、意外にも駐車中の車が多い。直ぐに岸壁に出たが、沢山の家族連れやカップルのアングラーが竿を振っていて、入れる場所がなさそう。最近は、夜暗くなっても釣りを続けている家族連れが多いので、彼らが引き揚げて行った後に入れるかどうか。
今日は釣座の確保に苦労するかも知れない・・・・。
などと考えながら、ブラブラと歩いていると、最初のスロープガ終わった所に何とか入れそうな場所があった。これまでであれば、見送って、もう少し間隔が広い場所を探す所だが、奥に行ったとしても、見渡しても、そんな場所はありそうにもない。と云う訳で、少し狭いその場所に入らせて貰うことにした。

今回の先発ロッドは、この所スピニングのSephia S809M/Fばかり使って来たが、この日は追い風になる南西の風なので、久し振りにXRFC-704M-MBを選択。テンヤはSSサイズドジョウを巻いたものを結んで、18:15頃、キャスティングを開始。

追い風とは云え、やはりベイト・タックルではスピンニング・タックルよりも飛距離が落ちる。しかも、30cm以上も短いXRFC-704M-MBなので、Sephia S809M/F並の飛距離を求めることは、そもそも無理な相談。しかし、これまでの結果から、このUMB-FPでの刀狩りでは、岸壁近くでコンタクトして来るケースが多いので、この点を考えると、充分な距離は出ている筈。

しかし、コンタクトがない。
日が沈み、周囲が暗くなって、赤や緑の電気ウキの灯りが海面に漂い始めても、何も変化が感じられない。

我慢をしていれば、その内、群れがやって来る筈!!
いつ来るか判らないアタリを期待して、キャスティングを続けたが、音無しの構えで、1度だけコツとした違和感があっただけ。

電気ウキの灯りは、時折、ジワーッと沈むことはあっても、直ぐに浮かんで来るだけ。タチウオが餌をついばんでいるのか、波の動きでその様に見えるのか判らないが、タチウオを抜き上げる場面は全く見られない。

20:00近くになって、余りにもアタリがないことに嫌気が差して来たので、気分を変えるために、ロッドをSephia S809M/Fに替えることにした。この方が飛距離が出る分、探索範囲が広く取れる上、何よりも、バック・ラッシュの心配がなくストレスを感じなくて済む。

だが、コンタクトは、相変わらずないまゝ。

20:00を回った頃、左隣りのカップル・アングラーが背後のベンチで休みに入ったので、そちらにも探索の範囲を広げたが、事件は起きず仕舞い。
そして、そのカップルが引き揚げて行こうとした20:30過ぎ、ようやく、この日最初の1匹を掛ける事が出来た。
この日も、お持ち帰りは指3.5本超と決めていたので、指3本サイズのこの獲物は、帰りかけたカップルを呼び止めて、進呈。

待ち遠しかったけれど、やっと、回って来た!!
と後続を期待したが、うんともすんとも云って来ず、元の木阿弥。

2匹目を抜き上げたのは、21:00頃だったが、その頃には電気ウキの灯りは全く見えなくなっていた。
そして、3匹目は21:15頃。どちらも指3本サイズだったので、左隣の若者に進呈して、21:30頃、StopFishingとした。

今回も、前回と同じ様に、アタリは本当に少なかった。群れが回って来る時間帯が変わってしまったのか、アタリは全て単発で、迷子のタチウオを獲った様なもので、満足感はもう一つ。
しかし、厳しい中であっても3匹も獲れたのは、やはりドジョウの効果なのだろう。テンヤドジョウを巻き付ける際に、指が酷く生臭くなるのには閉口するが、刀狩りにはなくてはならないものになって来た。

尚、アタリがあった場所だが、やはり、これまで通り岸壁近くのXRFC-704M-MBの守備範囲内だった。となると、途中でロッドを替える必要はなかったかも知れない。