ポイントの下見
2010/03/26
2月の中旬頃に15℃を超えて来ていた江之浦沖の海水温が、黒潮の離岸と共にドンドンと下がってしまい、遂に13℃を切る所まで来てしまった。 これではアオリイカの接岸は未だ先だろう。
であれば、今後のために、三浦方面のポイントの下見をして来た。
最近になってメールの交換をさせて頂く様になったオーシャンさんや雑誌等の情報を元に候補地を2ヶ所に絞り込んで、9:30に出発。
それにしても、最近のナビは凄い。 我々アングラーが行くような所は、どう考えてもローカルとしか思えない場所なのだが、ちゃんと検索出来てしまう。
下見が目的なので時間の制約もない。 当然、有料道路を使わずに一般道を走ったが、50km程の行程でやはり2時間コース。 世間様が寝静まった夜中の走行であれば30分程度は短縮出来るだろう。
ナビの指示に従って、県道から車一台分幅しかない細い農道に入り、畑や雑木林を抜けて海岸近くの駐車スペースに到着。
退職後は、あちらこちら釣りに行くことを前提にPassatから軽四のエブリィ・ワゴンに替えたのだが、こう云う細い農道を走らなければならない時は、替えておいて良かったと思う。 まだPassatに乗っていたら、おそらくこんなに細い道には入り込むことはなかっただろう。
休日でもないので誰も居ないと思っていたが、5~6台も車が止まっている。
車がなければないで、本当に目的の場所かどうか不安になるし、こんなに止まっていると、人気場所で場荒れしているのではないか・・・。
まぁ、勝手なものだ!!!
始めて入る磯で状況が分からず、場合によってはタイド・プールを横切る必要もあるかも知れないと考え、ヒップ・ブーツを履いていると、頭上をラジコン飛行機が飛び回っているのに気が付いた。 しかも、1機だけではなく2機も3機も飛んでいる。
飛ばしている人達は、同好会か何かなのだろう。 皆さん、小生と同じか少し上の年代の方ばかり。
老後の楽しみで飛ばしに来ている様で、駐車している車が多かった理由はこれ。
さて、肝心の磯は・・・・。
途中、一か所だけ潮が高い時は海水に被ってしまいそうな所があるが、目的地の磯までは踏み跡もしっかりとついており、非常に楽に入れるし、夜でも危険は少なさそう。
見た所、水深は余りなさそうなものゝ、海草も結構繁茂しており如何にも良さそうな雰囲気。
只、磯から20~30m沖にイケスの様な物がありその固定ロープがあるので、キャスト方向が限られる所がある。 と云っても、磯自体は、その場所を避けても充分掛かれる程かなり広い。 最も気になるのは、全体として高さがない上に前下がりなので、多少でも波気があると這い上がって来そうな点。
次に下見をした磯は、この付近では超有名な磯の手前の浅場の磯。
雑誌に書かれていた駐車スペースは満車だったが、今回は下見なので長時間にはならないと、道路が少し広くなった所に路駐させて貰って漁港を横切って磯に出る道を進む。
こちらも踏み跡がしっかりと付いているので迷うことはないが、この磯もやはり高さがなく、多少でも波がある時は避けた方が良さそう。 しかも、スリットが至る所に入っていて迷路状態で、これじゃ、余程慣れていないと、暗くて見通しが悪い夜に入っても、目的のポイントに辿り着くのが大変・・。
まぁ、一度や二度見ただけでは何も判るものではないがが、これで夜一人で入る場合でも、ある程度の見当はつけられた。