2025年釣行記(22) – AJ
2025/04/21
日 時:04月21日(月) 18:10~21:30
潮回り:小潮(↑) 55→80cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 1、カサゴ x 3
同行者:単独、(YROさん)
前回のMHR-KGNでのメバリングは、正に竜頭蛇尾。1投目から連続して4匹も掛ける程の絶好調振りだったが、19:00を回ってからは泣かず飛ばずで、結局ツ抜けも叶わずフラストレーションを溜め込んで釣り場を後にした。そこで、海藻の繁茂状況も心配していた程でもなく、しかも南風が3~4m/sとMHR-KGNでのメバリングには絶好の条件だったので、前回のリベンジに出撃する積りになっていた。
所が、潮汐表を見ると干潮時刻17:03の潮位は僅か47cmしかなく、22:00になって漸く100cmになる小潮の潮回り。となると、とてもメバリングが出来る状況ではない。
と云う訳で、MHR-KGNを諦めてKMI’sでアジングをすることに変更。
現地到着は17:50頃。
岸壁に出て見ると中央付近と奥に其々1人の先行者の姿が見えたので、久し振りに入り口に釣り座を構えることにして道具を置き、状況を尋ねるため奥に向かった。すると中央付近のアングラーは府中から通って来る(?)顔見知りの年配者、事務机前と水道前の中間付近のアングラーは昨年11月以来久し振りに会うYROさんで、ラッキーなことに最奥は空いていた。そこでYROさんに断って最奥の奥に釣り座を構えさせてもらった。
この岸壁の主の黒猫のクロちゃんは、前回は姿を見せなかったので心配をしていたのだが、今回は出迎えてくれたのでご褒美のオヤツをあげ、YROさんと情報交換をしながら支度を整えた。
今回使用するロッドは、XSC-59ST-Pro。
風は予報通り右手から左手への横風になる南風。しかし、風速は予報の3~4m/sよりも強い印象だったので、1.0gにするか1.2gにするか若干迷ったが結局1.0gのJHを組み合わせて、18:10頃、キャスティングを開始。
風に吹かれて左に大きく膨らんでいるラインに引っ張られてJHは流されてはいるが、潮の動きは殆んどない。
干満差の少ない小潮なので余り潮が動かないのは仕方がないが、少しでも動いてくれないかなぁ・・・・。
周囲の暗さが増すに連れて期待感は膨らんで来るが、反応は返って来ない。
その内・・・・。
その内・・・・。
根拠のない希望的観測だけを頼りにキャスティングを繰り返したが、応えはないまゝ時間が経ち、19:00を回った頃には、早くもボーズの文字が浮かんでは消え、消えては浮かんで来る始末。
風は相変わらず吹き続いており、南風なので真冬の北風程ではないにしろ、昼間の陽気に騙されてダウンのインナーを着て来なかったことを後悔する程の寒さ。多少でもアジからの反応が返って来ていれば我慢も出来ると云うものだが、梨の礫状態が続いていると殊の外寒く感じ、キャスティングを続ける気持ちもなくなってしまう。
とは云え時刻はまだ20:00前なので、引き揚げるには早過ぎる。
余りにも反応がないのでと見切りを付けて引き揚げていった後にアジの回遊があって爆釣したと云うことも、釣りの世界では良く聞く話し。
と云う訳で、19:50頃、気分を変えるために釣り座を入り口に替えてアジングを続行することにした。
最奥と入り口の間を2往復3往復して場所移動を完了し、改めてキャスティングを再開。
しかし、反応は全く返って来ない。
せめて21:00頃までは粘ろうと老骨に鞭打ち、切れ掛かった気持ちを必死に繋いでキャスティングを続けていると、漸くコツと待望の反応が帰って来た。
時刻は20:21のことで、抜き上げた獲物は18cm位の本命だったが、余りにも待っていた時間が長過ぎたためか、もう一つ喜びが湧いて来なかった。
それでも
ひょっとして、廻って来た・・・?
と期待をしたが、次のキャストでは反応はなく、
やはり、単発か・・・
と淡い期待は忽ちの内に雲散霧消。
その頃になって、漸く風が収まって状況が良くなって来たので粘ったが、やはり反応は期待に反して皆無。
JHの重さを替え、ワームを替えたり、表層を狙ったり、中層、ボトムを狙ったりと藁でも掴もうとする溺れる者の心境で、色々と試してみたが、何れも空振り。そして、21:30頃、根掛かりでラインが高切れしてしまってはどうしようもない。それまで、何とか首の皮一枚で辛うじて繋がっていた気持ちもプツンと切れてしまって、YROさんを置いて小生一人StopFishingとして帰路に着いた次第。