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2019年釣行記(21) – EG

その他

日 時:04月04日(木) 05:00~12:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:SMD-FKUR、ATM-MH
釣 果:ナシ
同行者:YGWさん

久し振りにYGWさんから連絡が入り、4日の木曜日が休みになったので、SMD-FKURでアオリを狙いませんかとのお誘い。小生としても、この所MHR-KGNでのメバリングが続いていたので、一も二もなく有難く受けさせて頂いた。

YGWさん前日の夜中まで仕事なので、現地到着は04:30を回るだろうとのこと。と云う訳で、04:30の現地到着を前提に01:30頃自宅を出発。順調に車を走らせ、03:00を回った頃に連絡を入れた所、小生よりもかなり前方を走っている由。ええーっ。それじゃ、04:00前に現地到着してしまうじゃないかと思いつゝ車を走らせていると、03:40頃に着信があって現地手前の路肩に車を止めて小生を待っているとのこと。そのYGWさんと落ち合ったのは04:00を回った頃だったので、申し訳ないことに、30分程も待たせたことになってしまった。

そこから、YGWさんの先導で現地に到着。
車から出て夜明け前の暗い空を見上げると、流石に自宅から約150kmも離れていて街の灯りも少ないので、空一面に星々が輝き天の川まで見える。
ゆっくりと支度を整えて、ヘッドランプの灯りを頼りに突堤に出たが、車を止める場所、そこから突堤に至るルート、突堤の様子のどれもが10年程前に通っていた頃と殆ど変わっておらず、懐かしい思いがこみ上げて来た。
突堤には先行者のヘッドランプの白い灯りが一つ見えるだけで、閑散としており、風は突堤の先端から吹いて来る西風がやゝ強目。

YGWさんによれば、この時期、アオリが釣れ出すのは明るくなってからとのことだが、現場に着いて仕舞った以上、鰹節を目の前にした猫と同じで、何もせずにいることなど出来る筈はない。YGWさんは、直ぐにキャスティングを始め、小生はそんなYGWさんを横目に、ロッドを繋ぎラインを通したりの支度をして、05:00過ぎにキャスティングを開始。
今回もロッドはSephia S806ML-S、エギは水深の具合や横風の強さを考えて、Dタイプをチョイス。

1投、2投・・・・・。
近くに居れば直ぐにコンタクトがある筈だが、音沙汰がない。
アングラーは先行者を含めて3人だけで、突堤の中央付近から付け根にかけてはYGWさんと小生二人の貸し切り状態。そこで、緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんの居場所を探して、誰に遠慮をすることもなくウロウロとさ迷い歩いたが、何処にも見付からない。
風は弱まる気配も見せず吹き続けており、桜が咲いたと云うのに、指先がジンジンとして来る程の冷え込みで、バッグに忍ばせていたホカロンを取り出す始末。

日の出時刻を過ぎ周囲が明るくなって来た所で、状況の変化を期待したが、これも期待外れ。
アジメバルと違ってアオリの場合は、そんなに頻繁にコンタクトがある訳ではない。そのため、キャスティングを続けていないと、交通事故的な千載一遇のアタリも見逃すことになる。と云う訳で、エギを替えたりして頑張ってキャスティングを続けていたが、8:00頃になって益々風が強くなってしまい、釣りを続けるのが難し状況になってしまった。

そこで、風裏を探して山を挟んだ反対側のSZKに移動してみたが、こちらでも風は強く海もウサギが飛ぶ程荒れ気味状態で、竿を出すのは到底無理。折角遠征して来たのにと悔しさは残るが、諦めてStopFishingとすることにした。

そして、風や海の様子を見ながら帰路に着き、道の駅でトイレ休憩を取るために車を降りた所、意外にも風が穏やかになっている。そこで、YGWさんに連絡を入れた所、風が弱そうなのでATM-MHに寄って見るとのこと。

と云う訳で、ATM-MHでこの日の二回戦を行うことに。
このポイントも昔は何度か来たことはあるが、基本的にテトラからの釣りになるので、敬遠していた。今回、思わぬことから久し振りに竿を出す気になったが、テトラが小さいので、途中までは比較的簡単に出ることが出来る。しかし、その先になると、やはり年寄りには少々勇気が要りそう。
結局、中程まで出た所でキャスティングをしたが、アオリが掛かった場合、ギャフを使わなければならない状況では、取込みが難しそう。

このATM-MHでは12:00頃まで頑張ったが、一度のコンタクトもなく、二回戦も敢え無い惨敗で、この日は緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんから一度も相手にされることもなくスゴスゴと引き揚げて来た次第。