2019年釣行記(26) – MB
2019/04/25
日 時:04月25日(木) 18:30~23:45
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:tommyさん
今回は1年振りでtommyさんとのコラボ釣行。
彼は、文字通り病膏盲で、退職後にnorthwoodsと云う会社を立ち上げて、フライフィッシング用のタイイングツールやアクセサリーの企画、設計開発、 生産を行っておられる程フライフィッシングに傾倒されており、小生のフライフィッシングの師匠筋にあたる御仁。
そう云う訳で、tommyさんは滅多に海釣りをすることはないが、年に1~2度位の割でメバリングにお付き合い頂いており、何度か都合が合わずに流れた後、平成の終わりに近付いたこのタイミングでコラボすることになった。
tommyさんには拙宅まで来て頂き、タックルを小生の車に積み替え17:30頃、自宅を出発。現地には18:30頃に到着。
今回は、tommyさんに円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊んで貰うことが主目的なので、凸部の手前の76番スポット付近にから始めることにした。と云うのは、これまで実績が高く好んで入っていた凸部の先は、ここ何回かの結果から余り期待が出来ず、寧ろ76~86番スポット付近の方が反応が良かったことから、この様に判断した次第。
日没時刻を過ぎて薄暗くなって来た中、tommyさんと並んで岸壁を歩いたのだが、いつもは一人で歩いているので、距離が遠くに感じられる道程も、気の合った仲間と喋りながら歩くと、アッと云う間に着いて仕舞う。
可愛娘ちゃんを釣るのはtommyさんに任せて、小生は左手キャスティングの練習をする積りで、19:00過ぎ、NSL-S702UL/BFのロッドにBEAGLE SSの組み合わせで、キャスティングを開始。
所が、キャストの都度、ラインとリーダーの結束部分がガイドに当たるショックが伝わって来る。実は、昨日見た動画で、フィネス・ベイト・フィッシングにはロング・リーダーがお勧めとあったので、それに習って今回はリーダーを二ひろにして来たのが原因で、ショックと云っても軽いものなので、気にする必要はないのかも知れない。しかし、左手でロッドを扱うことに慣れていない身には、バックラッシュの原因となりそうな要素は出来るだけ排除しておく方が賢明だろうと、リーダーを短く詰めることにした。
そして、リーダーを詰め終わっての第一投。リーリングを始めた所BEAGLE SSが泳いでいる気配が伝わって来ない。
アレッ、どうした・・・・。
何が原因なのか、全く分からないが、回収し終えたラインは見事に高切れしており、下ろしたばかりのBEAGLE SSは可愛娘ちゃんと一度もまみえることもなく、海の藻屑と化してしまった(合掌)
仕方がなくFGノットでリーダーを結束し直した所で、tommyさんの様子を見ると、ヘッドランプの灯りを頼りにまだ何かの作業の最中で、キャスティングは一度もしていないとのこと。
訊けば、ラインとリーダの結束が上手く行かないとのことで、小生には考えられないことだが、最初からラインとリーダーの結束を現場で行う積りだった由。
兎にも角にもtommyさんのライン・システムも完成し、少し離れた位置で其々にキャスティングをし始めたが、全く可愛娘ちゃんの気配が感じられない。
そこで、tommyさんには凸部の角近くの86番スポット付近でやる様に伝え、小生は逆方向に戻った所で左手キャスティングの練習をすることにした。
時刻は定かではないが、左手キャスティングを繰り返していると、右手の闇中からドラグ音らしい音が聞こえて来たので、目を向けるとヘッドランプの灯りが白く光っている。
近付いてみるとtommyさんが良型の可愛娘ちゃんを撮影している所で、訊けばアタリは3回あったとのこと。獲れなかったアタリの内の1回は、大物を予感させる強いアタリだったとのことで、獲れなかったことを悔しがっていた。
とは云え、1年振りのメバリングで、良型を手に出来たことで喜んでいたし、小生も一安心と肩の荷を降ろせた次第。
このMHR-KGNでは同じポイントで何匹もメバルが出ることは少ない上、獲れなかったアタリが2度もあったとのことなので、場を休める必要があることをtommyさんに伝えて、元のポイントに戻ったが、小生には1度もコンタクトがない。
今回は左手キャスティングの練習だと割り切って考えてはいるものゝ、出来れば1匹位は何とかしたい。tommyさんに様子を訊ねると、以降はアタリがないとのことなので、凸部の先に移動することを提案。
そして、角の111番スポット付近に先着したので、物試しのキャストをして軽いバックラッシュを解いていると、いきなりグッグンとBEAGLE SSを引っ手繰る様なアタリ。
慌てて合わせを入れて抜き揚げたのは、22cm程のグラマーな可愛娘ちゃん。
時刻は21:20頃のことで、実釣開始後約3時間にして、この日初めてのアタリで何とかボーズを逃れることが出来たが、釣れちゃった感満載で、もう一つも二つも物足りない結果だった。
その後も、小生は暫く111番スポット付近で粘ったが、アタリは続かない。
そこで、凸部の先に移動して、保険に持って来ていたTenryu改に0.5gのJHでワームに替えてみた所、小さなアタリがある。これまでコンタクトがなかったので、アタリがあるだけでも嬉しくなるが、針掛かりさせられない。何度か空振りした後、何とか針掛かりさせ抜き揚げたのは、ネンブツダイサイズのロリコン・メバル。やはり、ワームにすると良型が口を使うよりも早くロリが来てしまう様だ。
このポイントで、ロリを2匹、17cmクラスを1匹追加した所で、音沙汰もなくなったので、目ぼしいポイントをチェックしながら戻ることに。
そして、先ず、凸部の角の88番スポット付近。ここはtommyさんが良型をものにした立ち位置とは逆サイドから狙うことになり、凸部の先で暫く遊んだので、場も充分に休んだ筈で、上手くすれば夢よもう一度が叶うかも知れないと考えた。しかし、事はそう上手く行く筈もなく、見事に空振り。
その後、狙うポイント、狙うポイントも悉く外して、60番スポット付近に到達。このポイントは、かつては好きで通っており、最近でも、場合によってだが、2匹、3匹と良型が出ることもあった上、時刻も23:00を回っているので、最後の頼み。
tommyさんにはキャストする方向などを説明して、キャストして貰い、小生は逆方向にキャストしていると、皮肉にも小生の方に答えが出て、この日一番の23cm程の良型をBEAGLE SSで掛けた所で、この日のメバリングは事実上の終わりで、23:45頃、StopFishingとして帰路に着いた。