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2021年釣行記(40) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:07月26日(月) 18:50~21:30
潮回り:大潮(↑↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 7
同行者:単独

先週の木曜日から続く4連休が終わって、イヨイヨ、小生の出番到来。所が天気予報では、生憎、月曜日は夕方から雨模様。そして、火曜日は朝から傘マークがずらりと並んでいる。どうやら台風8号の影響によるものの様だが、仕方がないと諦めていた。しかし、月曜日の朝になって、予報をチェックすると、良い子の願いが通じた(?)ものと見えて傘マークは見事になくなっている。風は向かい風になる北風だが、1m程と弱い上、20:00、21:00頃には更に弱くなって静穏に変わるとのこと。風が弱いのは願ってもないことだが、この時期は蚊が煩くなるし、蒸し暑くなるので、出来れば少しは吹いていて欲しい所だが、これは贅沢というもの。傘マークが無くなっただけでも感謝しなければ・・・・・。

18:00頃、現地の駐車場に到着。
直ぐに道具を持って岸壁に向かったが、北風が斜め左前方から強く吹いていて、海は波立ち、岸壁に打ち付けられた波が飛沫を上げ、岸壁の足元を濡らしている。そのために、いつもは入る場所を見付けるのに苦労する程、アングラーの数が多い釣り場だが、この日は、難なく場所の確保は出来た。

場所は確保出来たが、強い風と雨の様に降って来る波飛沫に意気消沈。
しかし、折角40kmも走って来たのに、このまゝ何もせずに引き揚げるのは勿体ない。少し様子を見ようと、握り飯で早めの夕食を摂りながら、時間潰し。

暫くすると、心なしか風が少し弱くなって来た様な・・・・。
欲目かも知れないが、取り敢えず準備だけでもしておくことにした。

今回のロッドはSephia S809M/F
テンヤは、強い横風なので、出来れば重量のあるものを選びたい所だが、弱い風の予報だったので、重たいテンヤは持って来ていない。仕方がないので、持参した中では最も重たい快適波止タチウオテンヤSS SSドジョウを巻き付けた。

準備が出来てしまうと、始めたくなるのはアングラーの性。
結局、波立つ海に向かってキャスティングを始めたのは、18:45を回った頃。
こんなに荒れた海で、果たしてタチウオが反応してくれるのか判らなかったが、軽くリフト&フォールを繰り返しながらリーリングをしていると、2投目か3投目で、いきなりゴンと反応があった。
このアタリには、アッと思っただけで何も出来なかった。
しまった。あたったヨ!!と思いつゝそのまゝリフト&フォールをしていると、又々ゴン。
幾ら反射神経に衰えが見えて来ている後期高齢者でも、2度目のアタリには上手く反応が出来て、ドジョウの引き釣りで初めてのタチウオをゲット。
時刻は、日没時刻を過ぎたばかりでマダマダ明るい19:00前のことで、時間は充分残っている上、指2本半程しかないサイズだったので、写真撮影後直ぐにリリースし、後続を狙うことにした。

しかし、コンタクトがない。

隣りの餌釣り師の電気ウキの灯りを見ていると、時折、ジワーと沈む様な動きがある。海が荒れているので、波の影響で沈んで行く様に見えるのかも知れないが、近くに寄っている筈と敢えて思いながら、降って来る波飛沫を背中に受けてキャスティングを続けていると、ゴン。これはサイズが少々上がって指3本程で、今季、5回目の刀狩りで初めてのお土産サイズをゲット。
時間的な記憶が定かではないのだが、19:20か19:30頃のことだったと思う。

この2匹目を獲ってからは、ポツリポツリとコンタクトがあって、波風に負けないで帰らずにいて良かったと思えた。

20:00を回った頃から、風が弱まって来、それに伴って波も収まって来て幾分釣り易くなって来た所で、風上に向かって少し斜め左にキャストするようにした。
すると、これが正解でコンタクトして来る頻度は上がって来た。
7匹目は、21:20を過ぎた所で、帰り支度を始めながら、これが今日の最後の1投とキャストして獲ったもので、調子が上がって来ていただけに続けていればもっと獲れたと思う。アングラーとしては続けていたい所だが、年寄2人、そしてご近所に配る分も含めて7匹もあれば充分と自らに云い聞かせて21:30頃StopFishingとした。

結局、この日のタチウオのサイズは指3本で、それを超えるものは出なかった。シーズンが始まったばかりなので、これからに期待と云うことだろう。
又、アタリはゴンと手元に感じる強いもので、どちらかとう云うと向こう合わせ的なものが殆どだった。しかし、4匹目を獲った際のアタリは、モソモソとした違和感を合わせに行ったもので、これは釣った感満載。掛けた後は、どれも強い引きで楽しいのだが、やはり、釣れちゃったよりは釣った方がより楽しいし、出来ればこんな刀狩りをしたいと思う。