2021年釣行記(35) – TC
2021/07/06
日 時:07月06日(火) 18:30~21:15
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:UMB-FP
釣 果:ナシ
同行者:単独
梅雨の時期だから当たり前のことだが、来る日も来る日も雨模様で、なかなか釣行するチャンスが巡って来ない。
ようやく傘マークが消えたので、出掛ける積りにしていたのだが、予報をチェックする度に傘マークが現れ増えて来て、結局、19:00頃までは降っていそうな予報に変わってしまった。こうなっては仕方がない。泣く泣くカミさんに本日の釣りは中止する旨のメールを入れた。
所が、道楽部屋から見上げた雲は高く、所によっては薄っすらと青空が覗いている様に見える。
予報を信じるか、自分の目を信じるか・・・・?
先週の日曜日(?)のことだが、予報では一日中傘マークが付いていたが、実際には夕方にパラパラと降っただけで、大外れ。と云う訳で、自分の目を信じて、兎に角、行くだけ行ってみようと決めて、17:00過ぎに自宅を出発。
現地に到着したのは18:00過ぎ。
雨は自宅を出て直ぐにポツポツと降っていたが、酷くなる気配はないので、道具を肩に岸壁に出て、釣り場の様子を窺うと意外にも大勢のアングラーが入っている。来る前にネットで様子を調べた所、08:30現在で入場者は32名とのことだったので、これには些かびっくり。
雨の中、重たい道具を持ってウロウロと空きスペースを探すのも億劫だが、ここまで来た以上、竿は振りたいと、空いた場所を探しながら歩いたが、強引に割って入るには少々勇気が要る様な微妙な間隔しか空いていない。仕方がないので、そのまゝ歩を進めて、釣り場の中程にようやく空きを見付けて、両側の先行者に断りを入れるとどうぞ、どうぞ!と気持ちの良い返事。
釣り座が決まった所で、釣りの準備に掛かった。
今回は、7月に入りこのUMB-FPに近いMHR-KGNの可愛娘ちゃんも厳しくなって来ているので、既に出始めているとの情報があるタチウオをターゲットに、その情報を確かめるのが目的。
と云う訳で、今回のタックルはXRFC-704M-MBのロッドに快適波止タチウオテンヤSS Sにサンマの切り身とワームを重ねて結び付けるハイブリッド仕様で、キャスティングを始めたのは18:30を回った頃。
日没時刻の19:00には、まだ、間があったが、全体に薄暗いので、ひょっとするとコンタクトがあるかもと助平心が湧いたが、音沙汰はない。
19:30頃になって、ようやく雨が上がった。所が、それと同時にモヤが立ち込めて来てモアーとした蒸し暑さが纏わり付いて来て、開放的な海辺に居るのに、不快感がマックス状態。
その頃になって、タチウオ狙いの赤や青の浮きの灯りがポツポツと波間に見え始めて来た。それまでは、周囲にはタチウオを狙っているアングラーが居る様子は感じられなかったので、情報の真偽を思ったが、正直な所、少々安心出来た。
そうこうする内、10m程離れたアングラーがロッドを大きく曲げてやり取りを始めているのが目に入って来た。その前には、同じアングラーがバチバチとタチウオを抜き上げた時に暴れる音を出していたので、どうやら2匹目のタチウオを掛けた様子。
であれば、小生にもコンタクトがあるかも知れない。
期待してキャスティングを続けたが、そのアングラーの赤い灯りのウキの位置までは、どうしても届かない。
届かなくても、タチウオは足元でも来るからと気を取り直したが、全く反応がないまゝ。
21:00を回った頃、又々、雨が降り出して来た。
こうなると、何とか持ち堪えていた気持ちもプツンと切れて、StopFishingとした。
引き揚げる途中、タチウオを掛けていたアングラーに様子を尋ねた所、アタリは4回あったが掛けたのは2匹。餌はサビキで釣ったイワシとのこと。
今回の調査の結果、盛期程ではないにしても、タチウオは回って来ていることは確認出来たので、次回は沖目も狙えるスピニング・ロッドで試してみようと思う。