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2019年釣行記(47) – AJ

2019年 Ajing 釣行記

日 時:07月10日(水) 18:30~23:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 30、カサゴ x 2、セイゴ x 1、マゴチ x 1
同行者:単独

この日と明日の2日間は、年に一度しかない独身に戻る日なので、DKK南端で釣りを存分に楽しもうと思っていた。
そこで、予報をチェックすると、DKK方面では向かい風になる東風が4mとかなり強目になるとのこと。南端でも同じ様に東風だが、建物の陰に入れば凌げるので、メトウイカにしようかとも考えた。しかし、これまでの結果から又々空振りに終わって仕舞う公算が大きい。
と云う訳で、今回は修行になる可能性が高い南端は止めて、アジとのやり取りが出来る可能性の高いDKKに行くことにした。

17:00過ぎに自宅を出て、現場に着いたのは17:40頃。
直ぐに岸壁に出てみた所、地元のオッチャン連中の姿は見えず、先行者は見掛けたことのないオクトパッシングの若者が3人だけ。
その若者達に挨拶をして、最奥から一人分中央に寄った前回と同じ場所に釣り座を構えることにして、準備に掛かった。

風はほゞ正面からの東風で、かなり強目だが、息をつく様に長めのインターバルがある。予報では、夜中頃から幾分風は弱まりそうだが、今回は、風が止む瞬間を狙うことに終始せざるを得ないかも知れない。

この日持ち込んだロッドは、前回と同じラインナップのジグ単用Soare改ライトキャロ用NSL-S702UL/BFの2本で、風の向きや強さ、時間帯を考えて、NSL-S702UL/BFを先発に選んで、キャスティングを開始。時刻は、到着早々に若者達と話したり、キャロシステムを組むのに時間が掛かったりで、18:30頃のこと。
この頃から、風向きが真正面に変わったので、ラインは真っ直ぐに出ているので、距離が出ないことを除いては、全く問題がない。

2gの錘で作ったキャロで16~17カウントでボトムが取れることを確認後、アクションを付けていると、いきなりコンとハッキリとしたアタリ。反射的に煽ったロッドに重さが乗り、思いの外トルク感のある強い引きにアジではないことは分かったが、何だろう。
海面に顔を出した主を見ると、大きな口を開けたカサゴで、何とか抜き揚げてみると、24cm程の良型。
今回は独身釣行のため、お持ち帰りの用意はしていないので、残念ながら海にお帰り願ったが、勿体無いことをした。

早々に外道とは云え良型のカサゴが来てくれたが、アジからのコンタクトはない。キャロでは答えが出ないので、日没時刻の19:00頃からロッドをSoare改に持ち替えてジグ単でやってみることに。
すると、1投目か2投目で、チクッ。しかし、抜き揚げようとしてポチャン。
その後も、又々、チクッ・ポチャンと連続して抜き揚げに失敗。この連続バラシが良くなかったのか、その後はコンタクトがなくなってしまった。

19:30頃、若者3人が引き揚げて行き、岸壁は小生の貸し切り。
この若者の一人が、帰り際に小生の所にまでやって来て、
色々と有難うございました、今度またお会いしたら、宜しくお願いします。と丁寧な挨拶をしてくれたのには、いたく感激し、気持ち良く見送ることが出来た。

バラシが続いたので、JHを0.8gに軽くしたのが奏功して、この日の最初の抜き揚げに成功したのは、20:00少し前のこと。写真を撮り忘れてしまったのだが、型は前回よりも一回り、二回り良い。

この日は2~4匹とパタパタと来て、暫く音沙汰がなくなり、又、パタパタと来るパターンで、入れ掛かりとまでは行かないまでも、飽きることなくアタリがあり、21:00を回った頃にツ抜けを達成出来た。

所が、その後はピタリとコンタクトがなくなってしまった。そこで、貸し切りのため他人に迷惑をかける心配もないので、風が強いが、試しにJHを更に軽い0.6gに替えてみた。すると、これが良かったのか、アタリが復活。しかし、それでもアタリが途絶えることがあるので、0.8gと0.6gを交互に替えて、アジのアタリを拾っていると、22:00頃、高齢者アングラーが登場。

このアングラーは、自転車で30分以上も掛けてやって来て、朝の5:00までテンヤでタコを狙うとのことだが、歳を尋ねると小生より8歳上の81歳とのこと。小生は70歳を過ぎてから、釣りからの引退時期を強く意識する様になったが、81歳のこのアングラーを見てまだまだ出来そうだと大いに勇気付けられた。

小生は、23:30頃に切りの良い30匹を獲った所でStopFishingとし、もう少しやって、駄目なら、1時間かけてFRYに転戦すると仰る高齢者アングラーを一人残して帰路に着いた。

この日のアジングは、入れ掛かりになることはなかったが、退屈さを感じ始める頃になるとパタパタとアタリがあるパターンだったので、時間は掛かったが今季最高の30匹を達成。しかも、殆どが22~23cm程で、引きも強く楽しいアジングだった。
更に、自転車で来ている81歳のアングラーの元気振りを拝見出来たのも、良かったし、小生もこうありたいと切に思った次第。