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2019年釣行記(83) – MK

2019年 Mekking 釣行記

日 時:12月27日(金) 08:15~12:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:HRTK
釣 果:メッキ x 3、コノシロ x 10
同行者:単独、(MTさん)

前回の釣行が月曜日の23日だったので、通常のパターンであれば、木曜日の26日に釣行する所だが、生憎、曇り空で気温も低そう。対して、金曜日の27日であれば、風も弱く晴れで暖かそう。と云っても、風が弱いのは午前中だけで、午後からは爆風になるとのこと。
どちらにしようかと迷ったが、元々そんなに長時間釣りをする積りはないので、やはり暖かい方が良いと云う訳で、金曜日の午前中だけの予定で出撃することにした。

07:00過ぎに自宅を出発。最近は高速を使って移動しているので、1時間ほどで現地の駐車場に到着。来る途中の橋の上から窓越しにちらりと見た岸壁には、いつもより沢山のアングラーの姿があり、ひょっとするとアブレルかもと思ったが、兎に角、道具を手に岸壁に行くことにした。

岸壁に到着すると、幸いにも、北端だけ空いていて、辛うじてセーフ。
ワラサ狙いの地元のオッチャンに挨拶をして、釣り座を確保し、08:15頃にキャスティングを開始。

風はそよ風で気持ちが良いが、波は少々高く、時々、対岸の導流堤を洗って行くのが見える。お陰で釣り場の海はさざ波程度で、釣りには全く問題はない。

1投目・・・。何事もなし。
2投目・・・。コツコツとアタリがある。このアタリは合わせ切れなかったが、開始早々にコンタクトがあったので、自然に期待はmax状態。
3投目、4投目・・・・。やはりコツコツとアタリがある。しかし、空振り。そこで、リーリングをせずにジグを躍らせる様にしてみた。これまでであれば、この直後にラインに重さが伝わって来て、メッキをゲット出来ていたのだが、この日はこの方法でも針掛かりさせられない。

おかしいなぁ・・・。
四苦八苦しながら、何とか針掛かりさせられたのは08:30頃。
やっと、掛けられた!
ホッとしながら寄せに入ったが、気のせいか引く様子が少しメッキとは違う様な。それでもメッキかも知れないと慎重にリーリングをして抜き揚げてみると、残念ながらメッキよりもスマートな体型をした30cm程のコノシロ
このコノシロは、隣のワラサ狙いで泳がせをしているオッチャンに、お近づきの印にプレゼント。

この頃は、実釣開始後1時間も経っておらず、必ずメッキの回遊はある筈で、時間の問題だと、まだ余裕を持っていたが、アタリはコツコツばかり。
この日のコツコツはコノシロだと判っていても、メッキのコンタクトの場合もあり得るので、ある程度は真剣にやらざるを得ない。しかし、それが空振りやコノシロだったりすると、厭になって来る。

どうやら、ボトム付近はコノシロの絨毯になっている節がある。そこで中層を引いたり、プラグに替えたり、波がないのを良いことにトップを狙ったりもしたが、どれも無駄な努力だった。

隣りのオッチャンによれば、昨日はメッキやセイゴが良く釣れていたとのことで、そのオッチャンの助言に従って、真北に向かってキャストをして、ようやく本命のメッキを手にしたのは、09:10頃。

と云っても、実釣開始1時間程のことなので、それ程悪い状況ではないものゝ、前回や前々回の状況が良かっただけに、やっと来た感が強い。
これでメッキの着き場が判ったと後続を期待したが、それっきりで、掛かって来るのはコノシロばかり。

10:00を回った頃だったか、後ろから声を掛けられ振り返ると、MTさんがニコニコと、どうですか?
この頃にはコノシロに遊ばれるのに辟易して来ていたので、知り合いのMTさんの登場には、正直に云ってホッとした。

その後は、二人並んでキャスティングを続けたが、アタッて来るのはコノシロばかり。しかも30cm内外の良型ばかりで、コノシロに狙いを変えても面白いだろうと思ったが、所詮は外道の魚。全て泳がせの餌用にプレゼントしてしまった。

結局、12:00頃になっても状況は変わらず、メッキが回遊して来る気配もなさそうなので、MTさん残して引き揚げることにし、途中の橋脚下にもメッキが居ないことを確認してStopFishingとした。

それにしても、この日はこれまでにない程の激混み状態で、次から次に現れて来て小さな岸壁には、ザーッと見て20人以上は居たのではないだろうか?
これ程のアングラーの数をこのHRTKでは見たことがない。その殆どの人が4~5mもの長尺ロッドを振っており、どうやらワラサの餌にするコノシロ狙いの投げサビキ。小生が引き揚げる頃には、小生の直ぐ右後ろから何の断りもなく、長いロッドを出されてしまった。
これではキャスト出来るのは北向きだけに限られてしまう。期待したメッキからのコンタクトが全くないのも手伝って、少々嫌な気がし、風もまだ強くはなっておらず、もう少し粘れたが、引き揚げる切っ掛けになった。