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2019年釣行記(84) – AJ

2019年 Ajing 釣行記

日 時:12月29日(日)~30日(月) 14:30~07:00
潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 4、カサゴ x 12
同行者:YGWさん、AKTさん、INUEさん

今年の釣り納めを、昨年と同様孤島でのアジングで行うことになった。
孤島アジングと云えば8月18日以来で、今季2回目。毎週2回も通っていた頃に比べると極端に減っており、我ながら少々驚いている次第。

孤島の突堤には、先着しているYGWさんAKTさんに迎えられて14:00過ぎに到着。
突堤にはかなり多くのアングラーが居たが、大方が昼間の釣りで夕方には引き揚げて行きそうな雰囲気。我々の様に夜を徹して納竿をしようと云う物好きは、それ程居るとも考えられないので、釣り座を構えるのに苦労することはなさそう。

久し振りに孤島の岸壁に立ち周囲の様子を見ると、風は予報通りのそよ風で、波もなく水の色も良い。雲のない青空からは、冬の太陽が暖かい日差しを送って来ていて、如何にも長閑な感じがする。

毎週の様に通って来ているAKTさんによれば、豆アジだがアジは出ているし、今年はタチウオも未だ未だ行けるとのことなので、今回持ち込んだロッドは、タチウオ用のSephia S809M/Fとアジング用ではライト・キャロ用のNSL-S702UL/BF、ジグ単用の8620#1B8320#1Bの都合3本。

陽は高く未だ明るくアジングをするには早過ぎる上、釣り上がり予定は明朝の06:00頃なので、時間は嫌と云う程充分にある。と云う訳で、AKTさんYGWさんと色々と話をしながら、殊更にゆっくりと支度をして、キャスティングを始めたのは15:00に近い頃。先発にはSephia S809M/Fを選び、20gのメタル・ジグを結んで、何でも来いのスタイルでタチウオが来て呉れればラッキーと云った所。

16:00過ぎ、INUEさんが登場してメンバーが揃い、イヨイヨ2019年の納竿アジングのスタート。
その頃には、昼間の大方のアングラー達は引き揚げて行き、街灯直下の最も航路側にAKTさん、その右隣りに小生、YGWさんそしてINUEさん、更にINUEさんの知り合いの若者アジンガーと並んで釣り座を構えることが出来た。

この日最初にアジを掛けたのは、最後に登場して来たINUEさんで、キャスティングを始めて間もなくのこと。AKT情報の通り豆アジだが、兎に角アジが近くに居ることが分かって一安心。
次は小生に来る番だと集中したが、何も違和感を感じることもないまゝ時間が過ぎ、17:00頃残っていた昼間のアングラーが引き揚げて行って、我々4人と若者アジンガーの5人が居残って夜を徹してのアジングをすることになった。

小生がアジを手にしたのは、17:10頃のこと。サイズは南蛮漬け向きの豆アジだが、取り敢えずはボーズ逃れの嬉しい1匹。

これを皮切りに・・・と期待したが、肝心のアジの後続はなく、ロッドを曲げてくれるのはトボケタ顔をしたカサゴばかり。

この日の2匹目は何時頃だったのか、サッパリ記憶がない。最近の日没時刻は16:30頃と早いためか、18:00頃にしかなっていないのに、いつもの20:00~21:00頃の様な感じがする。これは時間的な感覚が狂っているためで、決して年齢的な影響ではないと思うのだが・・・・。
時間的な記憶は曖昧だが、場所は裏側だった。
この頃になると南東の風がかなり強く吹いていたので、その風を避けるために裏側に移動したもので、NSL-S702UL/BFのライト・キャロでのアジングだった。実はNSL-S702UL/BFを手に入れた時から、ベイト・フィネスでアジをものにしたいと考えていたので、ようやく念願が叶った次第。

3匹目もはやり裏側で、メッキ仲間のYTさんから電話を貰った頃だったから、19:00頃だったと思う。これもはやり豆で、サイズが一向に伸びない。
もう少しサイズが欲しいとは思ったが、この日の状況では、これは贅沢と云うもので、アタリがないのが先決問題。

アジのコンタクトがないなら、タチウオはどうか・・・
14gのZZ HeadにオンスタックルのWind Shad75を結んで、長いSephia S809M/Fを振り回して見たが、こちらも音沙汰がない。

こうなると、小生などは完全にお手上げ状態で、なす術がない。

これまた時刻は定かではないのだが、夜も更けた頃だったと思う。INUEさんがキャロで、良型とまでは云わないが、そこそこのサイズのアジをポツリポツリと掛け始めた。
そこで、小生も倣ってライト・キャロに替えようと思ったが、NSL-S702UL/BFでは、キャスティングが上手く出来ないことが頻発した。アタリがない上にキャスティングも上手く出来ないのは、ストレスの上塗りになって仕舞う。
YGWさんの説明では、PEラインが海水に濡れたため、軽いシンカーでは表面張力に負けてしまうのが原因だろうとのこと。
そこでS702UL/BFのライト・キャロを諦めて、ジグ単用の8320#1Bにライト・キャロを組み込み、YGWさんのレクチャーを受けながらやっとの思いで4匹目をゲット。これは22cm位の、この日の中では良型と云えるサイズだったが、これを最後にアジとのやり取りは皆無。

潮が上げに変わっても、状況は変わらないまゝ。

小生以外の手練れの3人もかなり手を焼いているので、どうやらこの日は小生向きの状況ではなかったとしか云い様がない。

この様な状況だったので、肝心要の釣果はなかったものゝ、15~16時間もの長丁場を孤島の突堤で楽しく過ごすことが出来た。これも気心の知れた仲間と一緒だったから叶った様なもので、独りだったら地獄の修業になっていただろう。

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今年も、釣り仲間の皆さんには、色々とお世話になりました。
お陰様で、白内障の手術のため9月は殆ど釣行出来なかったにも拘らず、2019年の年間釣行回数は84回を数え、昨年の自己記録には及びませんでしたが、それでもエイジ・シュートは余裕で達成することが出来ました。
釣果については、相変わらず取るに足りないものですが、釣りの楽しさ面白さを思う存分満喫することが出来ました。
これも皆さんのお陰だと心から感謝申し上げたいと思います。
本当に有難うございました。

それでは、良い新年をお迎え下さい。