2019年釣行記(78) – LEG
2019/12/10
日 時:12月10日(火) 16:15~21:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:FRY
釣 果:ソイ x 1
同行者:単独
前日のHRTKでのメッキに続いて、今回は気になっているFRYでのヒイカ狙い。
15:30頃、自宅を出発し、16:00頃、現地に到着。
岸壁に出て様子を見ると、ウィーク・デイだと云うのに相変わらずアングラーの数が多い。入る場所がなければDKKに行こうと思っていたが、丁度1番街灯直下にポツンと空いている場所を発見。
キャスティングを始めたのは16:15頃。最近はライト・キャロを多用しているが、結果が伴っていないので、この日は最初からエギ単でスタート。
予報では、北風が2~3mとのことだったが、現場では時折ソヨリと吹く程度で、海はべた凪状態。LEGには打って付けの条件で、いやが上にも期待が膨らんで来る。
しか~し・・・・・・・。何も気配が感じられない。
今年は、この時期になってもまだタチウオが狙えるようで、海の中にも温暖化の影響があるのだろうか。普通であれば、12月中旬ともなるとヒイカは終盤に差し掛かっている時期に当たる筈だが、今シーズンは遅れて回遊して来るのか、あるいは回遊を見せないまゝに終わってしまうのか。
兎に角、3杯しかないヒイカのストックでは、老人二人と云えども食卓に乗せるには寂し過ぎる。1杯でも2杯でも追加したいとの思いで通って来ているのだが。
2投、3投・・・・。
キャスティングを繰り返しても、全く変化はない。
下げ潮が効き始めたら、反応が出て来るかも知れない。大いなる期待は徐々に萎んで行き、強いて気持ちを繋ぐ材料を求める始末。
何事も起きずに時間ばかりが過ぎて行き、大潮の下げにも拘わらず、潮は全く動かずドヨーンとしたまゝで、20:00を回った頃には諦めて引き揚げることを考え始めていた。
前回も同じ様に全く気配がないまゝ時間が過ぎたが、満潮時刻の21:30頃を挟んでいたので、潮の変化に期待して何とか粘ることが出来た。しかし、今回は大潮の下げで、干潮時刻は22:30頃。潮が効く時間となると日付が変わる頃で、とてもそこまで粘ることは出来ない。となると、少なくとも釣り場に居る間は、状況の変化は期待出来ないことになる。
どのアングラーも、考えることは同じと見えて、その頃にはあれ程居たアングラーの数がめっきりと少なくなっていて、本来のFRYの様相を呈して来てた。
そこで空いている3番街灯下にプチ移動して2投目のこと。
ジワーッと重たくなったので合わせを入れて、やっと来たと一人ほくそ笑みながらリーリングを始めると、何やら首を振っている感触があり、引きも強い。
ヒイカではないことはハッキリとしているが、正体は何だろう。
何回かやり取りをして、何とか抜き揚げて岸壁に落とすと、ボテッと重たく鈍い音がする。
ライトに浮かんだのは、エギを丸呑みにした25cm程の良型カサゴ。思わぬ獲物だが、何とか土産が出来たので良しとしようと思ったが、満足感は今一つ。
と云う訳で、ヒイカ調査は完全に失敗し、21:00頃StopFishingとした。
やっとの思いで釣り上げたこの魚。現場ではカサゴだとばかり思っていたが、改めて良く見ると、下あごが出ていない。カサゴであれば下あごがヌッと出て受け口になっているので、この正体はムラソイだろう。