※ 月別アーカイブ:12月2019 ※

2019年釣行記(79) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:12月12日(火) 15:15~22:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:FRY
釣 果:ナシ
同行者:単独

今回は久し振りにYGWさんとのコラボ釣行だが、生憎、夜になると北風が6~8mと強く吹く予報が出ている。
そこで、相談した結果、北風が強くなるまでの時間帯はDKKでアジングをし、北風の吹き具合でFRYに転戦してヒイカを狙う計画にして、15:00頃、DKKで落ち合うことになった。

14:30頃、自宅を出発。通常であれば30分もあれば着く距離だが、この日は自宅を出た途端にまさかの渋滞に嵌って、現地到着は15:15頃。
先着しているYGWさんを追い掛ける様にして岸壁に出て見た所、思いの外、北風が強く吹いている。岸壁の最奥に近い所でロッドを振っているYGWさんに声を掛けると、少し前までは風がなかったのに、小生の登場と共に急に北風が強くなったとまるで小生が北風を連れて来たかの様な口振り(笑)
暫く様子を見ていたが、風は弱まる気配も見せず、寧ろ、気のせいか強くなって来ている様な・・・・。少なくとも2時間位はアジングを楽しめると思っていたが、予報でも強くなる傾向だったので、相談の結果、予定よりは早いがFRYに行くことにした。

FRYに到着したのは16:00頃。
いつものことながら車がビッシリ止まっていて、岸壁には空きがなさそうな様子。兎に角、岸壁に行って見ようとYGWさんのカートに釣り道具を積み込んで岸壁に出たが、やはり空いた場所が見当たらない。
ベンチのある所に行こうとのYGWさんのリクエストで、1番街灯付近に歩を進め、その付近で少し広め、と云っても二人の間隔を充分に取れる程ではないが、詰めれば問題なくキャスティングは出来る位のスペースを見付けた。仲間内なので間隔が取れなくても問題はない。
と云うことで、1番街灯下に二人並んでキャスティングをすることにした。

16:15頃、NSL-S702UL/BFにおろしたてのアオリーQ RS ヒイカSP 1.6で、一足早くキャスティングを始めていたYGWさんの隣りに立って、小生も期待のキャスティングを開始。
所が、その1投目で、期待とは裏腹にヒイカよりも遥かに重たい地球を掛けて、敢え無く海の藻屑にしてしまうお粗末さ。前途多難を思わせる出来事だったが、気を取り直してキャスティングを続けた。しかし、一向に気配が感じられない。
隣りのYGWさんにもアタリはないとのこと。小生であればアタリを見逃すことは縷々あるが、YGWさんには考えられない。そのYGWさんにもアタリがないと云うことは、ヒイカが回って来ていない証拠。

18:00頃か19:00頃だったか・・・。
寄る年波の問題かも知れないが、この頃からの時間的な記憶がすっかりなくなっているので、時刻は不正確だと思うが・・・。

この頃から、強い北風に加えて釣れそうにもない雰囲気に諦めて引き揚げて行くアングラーが徐々に出て来て、釣り場には少しづつ空き場所が出て来た。そこで、背後から吹き抜けて行く冷たい北風を少しでも避けるために、背の高い植栽のある2番街灯下に移動。

強いて気持ちを新たに、キャスティングを続けたが、モチベーションは風前の灯火。隣りでYGWさんが黙々とキャスティングを繰り返していたので、何とか小生も続けられたが、単独ならばとっくに諦めていただろう。

20:00を回った頃、YGWさんにカップ・スープをご馳走になったりもしたが、気持ちが続くのはほんの10分程度で、惰性のキャスティングに戻ってしまう。

結局、違和感を一つも感じる機会さえ得られないまゝ、時間が過ぎ、遂に22:00頃諦めてStopFishingとした。

早いもので12月も中旬になったのに、ヒイカは何処に居るのだろうか?
こんな時期になっても、陸ッパリからタチウオが狙える程異常な海の状態なので、今シーズンのヒイカは望み薄なのかも知れない。
今日、YGWさんにも一度もヒイカのアタリがなかったので、ヒイカが居ないことだけは確実なんだろう。この先、更に海水温が下がれば回遊して来る可能性はあるのかも知れないが、果たして思惑通り回って来てくれるだろうか? ヒイカばかりではなくヤリイカにも影響が出るのではないかと、心配になって来る。

2019年釣行記(78) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:12月10日(火) 16:15~21:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:FRY
釣 果:ソイ x 1
同行者:単独

前日のHRTKでのメッキに続いて、今回は気になっているFRYでのヒイカ狙い。
15:30頃、自宅を出発し、16:00頃、現地に到着。
岸壁に出て様子を見ると、ウィーク・デイだと云うのに相変わらずアングラーの数が多い。入る場所がなければDKKに行こうと思っていたが、丁度1番街灯直下にポツンと空いている場所を発見。

キャスティングを始めたのは16:15頃。最近はライト・キャロを多用しているが、結果が伴っていないので、この日は最初からエギ単でスタート。

予報では、北風が2~3mとのことだったが、現場では時折ソヨリと吹く程度で、海はべた凪状態。LEGには打って付けの条件で、いやが上にも期待が膨らんで来る。
しか~し・・・・・・・。何も気配が感じられない。

今年は、この時期になってもまだタチウオが狙えるようで、海の中にも温暖化の影響があるのだろうか。普通であれば、12月中旬ともなるとヒイカは終盤に差し掛かっている時期に当たる筈だが、今シーズンは遅れて回遊して来るのか、あるいは回遊を見せないまゝに終わってしまうのか。
兎に角、3杯しかないヒイカのストックでは、老人二人と云えども食卓に乗せるには寂し過ぎる。1杯でも2杯でも追加したいとの思いで通って来ているのだが。

2投、3投・・・・。
キャスティングを繰り返しても、全く変化はない。
下げ潮が効き始めたら、反応が出て来るかも知れない。大いなる期待は徐々に萎んで行き、強いて気持ちを繋ぐ材料を求める始末。

何事も起きずに時間ばかりが過ぎて行き、大潮の下げにも拘わらず、潮は全く動かずドヨーンとしたまゝで、20:00を回った頃には諦めて引き揚げることを考え始めていた。
前回も同じ様に全く気配がないまゝ時間が過ぎたが、満潮時刻の21:30頃を挟んでいたので、潮の変化に期待して何とか粘ることが出来た。しかし、今回は大潮の下げで、干潮時刻は22:30頃。潮が効く時間となると日付が変わる頃で、とてもそこまで粘ることは出来ない。となると、少なくとも釣り場に居る間は、状況の変化は期待出来ないことになる。

どのアングラーも、考えることは同じと見えて、その頃にはあれ程居たアングラーの数がめっきりと少なくなっていて、本来のFRYの様相を呈して来てた。
そこで空いている3番街灯下にプチ移動して2投目のこと。
ジワーッと重たくなったので合わせを入れて、やっと来たと一人ほくそ笑みながらリーリングを始めると、何やら首を振っている感触があり、引きも強い。
ヒイカではないことはハッキリとしているが、正体は何だろう
何回かやり取りをして、何とか抜き揚げて岸壁に落とすと、ボテッと重たく鈍い音がする。
ライトに浮かんだのは、エギを丸呑みにした25cm程の良型カサゴ。思わぬ獲物だが、何とか土産が出来たので良しとしようと思ったが、満足感は今一つ。

と云う訳で、ヒイカ調査は完全に失敗し、21:00頃StopFishingとした。

やっとの思いで釣り上げたこの魚。現場ではカサゴだとばかり思っていたが、改めて良く見ると、下あごが出ていない。カサゴであれば下あごがヌッと出て受け口になっているので、この正体はムラソイだろう。

2019年釣行記(77) – MK

2019年 Mekking 釣行記

日 時:12月09日(月) 11:10~15:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:HRTK
釣 果:メッキ x 4
同行者:単独、(YTさん、AKWさん、Dr.TJさん、ISBSさん)

10:00頃、自宅を出発、現地到着は11:00頃。
実は、到着直前に橋の上から釣り場の岸壁を見た所、生憎、入りたかった南端には人影が見える。となると、本命場所には入れないので、何処に入ろうかと考えながら道具を手に岸壁に向かった。所が、月曜日だと云うのに岸壁には大勢のアングラーが竿を出しており、入れそうにもない。仕方がないので、橋脚下にしようかと考えていると、二人の若者アングラーが引き揚げて来るのに出会った。ひょっとするとと期待しながら、南端を見ると人影がなくなっている。
これはラッキー!!
迷わず南端に急行したのは云うまでもない。

11:15頃、BL-702ML/MKのロッドに7gのSoare Metal Shot TGでキャスティングを開始。所が、釣り座を確保出来てホッとしたのも束の間で、思った以上に左から右の横風になる北風が強く吹き抜けて行く。しかも、潮の流れも左から右で、ルアーがアッという間に流されてしまってやり難いことこの上もない。
これは困ったと思いながら、ルアーが通せるコースを探していると、ニコニコしながらYTさんが登場。風も強いし、アタリもないよと状況を伝え、場所を譲って入って貰った途端、1投目でメッキを掛けている。
同じコースは小生も流したのに小生のルアーには見向きもせず、YTさんのルアーには反応を見せるとは・・・・。これが湘南の達人たる所以か。

しかし、そのYTさんをもってしても追加は叶わず、YTさんの登場後程なく姿を見せたAKWさんと3人で入れ替わり立ち代りしてキャスティングを続けたが、サッパリ反応がない。

12:00頃(?)、YTさんAKWさんメッキを求めて、岸壁の北端に移動して行き、小生は居残り。

キャストする方向やルアーを色々と替えてみたが、全く効果がない。
北端に移動して行った二人の様子が気になるが、帰って来る様子もない。
釣れていれば、連絡があるだろうと思いながら、キャスティングを続けたが、もうその頃には惰性でやっている様なもの。

13:00(?)、ようやく二人が戻って来たが、AKWさんはロッドを置いて来ており、アタリはあるとのこと。
そこで、南端でやると云うYTさんを置いて、AKWさんと連れ立って、北端に移動。すると、そこにはDr.TJさんの姿があり、訊けばISBSさんは対岸の突堤に居ると云う。果たして、対岸の突堤の先端には赤い上着を着たISBSさんがロッドを曲げて取り込んでいる最中。

北端に立つと、強い北風がまともに吹き付けて来て、寒さが一段ときつく感じられるが、釣れるなら何とか我慢が出来ると云うもの。
気分を新たにキャスティングを始めたが、なかなかアタリが出ない。

そこで隣りのAKWさんがルアーを回収している間に、出来るだけ北寄りにキャスティング。
すると、これが功を奏して、13:40過ぎにやっとこの日最初の獲物をゲット。サイズは20cm強だが、嬉しいローニン

その後は、気持ちが切れ掛かって来る程の間を置いてだが、アタリがあって、何とか3匹を追加。

15:00頃、AKWさん寒い寒いと云いながら、一足早く引き揚げて行き、その約30分後に5匹目をばらした所で、小生とYTさんStopFishingとし、Dr.TJさんを残して帰路に着いた。

兎にも角にも、この日は前日とは気象条件が正反対。どんよりとした曇り空に強い北風で、最悪の条件。こんな条件の日でも爆ることもあるが、この日は悪い方に作用した模様で、独りだったら匙を投げていただろう。
尚、対岸のISBSさんは好調にロッドを曲げており、サイズも良かった由で、ISBSさんの独り勝ちと云った所。

2019年釣行記(76) – MK

2019年 Mekking 釣行記

日 時:12月06日(金) 06:30~14:00
潮回り:長潮(↑↓)
場 所:HRTK
釣 果:メッキ x 4
同行者:YTさん、(Dr.TJさん、ISBSさん)

前回は、小生が諦めて引き揚げた後にメッキの群れが回って来て、残ったYTさんISBSさんは楽しい思いをしたとのことで、悔しい思いをさせられた。小生にも何とかそんなチャンスに巡って来ないかと思っている所にYTさんから昨日も爆釣したヨとの連絡。
こんな連絡を貰ったからには、ジッとしている訳には行かない。小生も是非肖りたいと期待に胸を膨らませて行くことにした。

いつもは、行き帰りの渋滞を避けるために、朝早くまだ暗い内に自宅を出発して、昼頃に引き上げるパターンなのだが、前回はこれが裏目に出た格好だった。同じ轍を又踏む訳には行かないので、今回はパターンを変えて、昼頃から夕方まで釣りをすることにした。

と云う訳で、10:00過ぎに自宅を出発。途中、YTさんから少し早めに釣り場に行くとの連絡が入ったので、こちらも時間を稼ぐために、高速を使ったこともあって、現地到着は11:00過ぎ。

直ぐに道具を持って、岸壁に向かったが、思いの外北風が強くどんよりと曇っていて全体的に暗い雰囲気。爆釣したと云う昨日は、快晴で明るかったので条件としては正反対で、若干不安を覚えた。

岸壁の先端では既にYTさんがロッドを振っており、YTさんの隣りに赤いウェアのISBSさん、そして岸壁の東向きにDr.TJさんがキャスティングをしていた。
挨拶がてら様子を訊ねると、余り芳しくないとの返事。しかし、湘南の達人YTさんの弁では潮が下げに入ってからだろうとのことで、その言葉に期待して準備に入った。

今回は、いつものBL-702ML/MKに加えて遠投用にS803ULT30を持ち込んだ。11:30頃、その内S803ULT30を先発に選び、Soare Metal Shot TG 10gを結んでキャスティングを開始。
やはり、昨日と今日とで正反対の天候が災いをしてメッキの活性が下がったのか、先行の皆さんが云う通りコンタクトは全くない。それよりも左から右への横風になる強い北風でラインが吹けてしまい、更に同じ様に左から右へ流れる潮の影響で、思ったコースをトレース出来ない。メッキの活性が高ければ、多少コースが外れていても追い掛けて来ることもあるだろうが、それも低い活性では余り期待出来そうにもない。

岸壁の先端は、一度に掛かれる人数は精々4人まで。この日の様に波が高く、時折大きな波が来てシブキが高く上がる状況では3人が良い所だろう。
と云う訳で、代わる代わる釣り座を交代しながらキャスティングを続けたが、ポツリポツリと来るだけで調子が上がらない。

この日、小生が初めて掛けたのは12:30頃。
メタル・ジグでもプラグでもアタリが出せないので、物は試しと手に入れたばかりのFakie Dog CB-PPを投げてみた。
するとその2投目か3投目で、海面を割って出てくれたのが、このギンガメ。サイズは20cm程だが、ボーズ逃れの嬉しい1匹。

フライ・フィッシングでは、ドライ・フライで出なければ仕方がないと割り切って、シーズンを問わずドライしか投げないのだが、メッキでのトップは今シーズンになって始めたばかり。どっちにしても、ターゲットの魚がフライやプラグに襲い掛かって来る瞬間が見えるので、より面白く興奮もの。
その後も後続を期待してFakie Dog CB-PPを投げ続けたが、メッキを連れて来たのはこれが最初で最後で、最終的には足許の岩と岩の切れ目に挟まって殉職してしまった。

満潮時刻の13:00を過ぎ、潮が下げに入っても状況は変わらず、それでもDr.TJさんISBSさんはポツリポツリとロッドを曲げていたが、小生はアタリが出せず仕舞い。
YTさんは、他の3人の釣りを後ろから見ていて、アクションの付け方やキャストする方向などを説明している方が、釣っている時間よりもむしろ長い位。にも拘らず、アタリがないからと諦めて空けた釣り座に入って、1匹、2匹と掛けており、流石湘南の達人と異名を取っているだけのことはあると痛感させられた次第。

結局、この日は15:00を回っても状況は変わらず、強い北風に吹かれ続けて一段と寒さが感じられる様になって来た所で、岸壁を諦めて、橋脚下をチェックすることに。
橋脚下は、前回と同じ様に水色も余り良いとは云えず、もう一つ雰囲気もない。何投かしてそれを確認した所で、16:00頃StopFishingとした。

2019年釣行記(75) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:12月04日(水) 16:15~23:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:FRY
釣 果:ヒイカ x 2
同行者:単独

15:30頃、自宅を出発し、16:00頃、現地に到着。

岸壁に出て様子を見ると、相変わらずアングラーの数が多い。中には、ウィーク・デイだと云うのに、小学校位の男の子を連れたアングラーまで居る。何処かに入れそうな場所はないかと見渡したが、ありそうにもない。予報では北風が2~3mとのことだったが、現地では殆ど感じられない位に弱く、12月に入ったにしては暖かい日寄りなので、人出が多いのかも知れない。

実は、自宅を出るまで、FRYでのヒイカにするかMHR-KGNでのメバルにするか迷っていた。しかし、予報では北風が吹くとあったので、北風に弱いMHR-KGNを止めてFRYにやって来たのだが・・・・。
こんなことなら、MHR-KGNにすれば良かったなどと考えながらブラブラ歩いていると第3街灯付近に、若干広めに空いたスペースがあった。若干広いと云っても、小生の感覚からは遠慮したくなる程だが、他にはありそうもない。スペースの前には、浮子は浮かんでいない上、先行者は竿下でのサビキ釣り。
これなら、何とかなるかも・・・
先行者に声を掛けると、どうぞ、良いですヨ。入って下さいと声を掛けられたのが寧ろ意外に思った様子で、返事をくれた。しかも、その声は女性で、ビックリ。

今回は、ヒイカ一本勝負なので、ロッドはNSL-S702UL/BFのみ。先発の仕掛けは、1.5gのナツメ錘を使ったライト・キャロ。これまでは2gのナツメを使っていたが、根掛かりが多かったので、若干軽くしてみた。このキャロに今回はエギではなくスッテでも試して見ようと考えたのだが・・。

キャスティングを始めたのは日没時刻直前の16:15頃。
実釣開始後直ぐにコンタクトして来ると期待している訳ではないが、2投、3投とキャスティングをしても何も感じないと、今日もまだ寄って来ていないのかな・・・とどうしても、悲観的な思いが浮かんで来てしまう。

陽が沈み周囲が暗くなった頃、突然、隣りの女性がロッドを大きく煽って、アジを取り込み始めた。その1匹を皮切りに、ほゞ入れ掛かり状態。
そんな様子を見てはジッとしている訳には行かない。
しかし、生憎、今回はヒイカ一本勝負なので、保険のアジングの支度をして来ていない。何とか出来ないかとバッグを漁って見付けた使い差しの0.3gのJHをエギに替えてセットしてみた。
すると、1投目からコツッとアタリがある。しかし、これは空振り。
2投目、3投目とアタリはあるが合わせ切れずにいる内に、徐々にアタリが遠くなってしまい、隣りの女性もロッドを絞ることがなくなってしまった。
ものゝ30分位の間の出来事で、アジの回遊は一瞬で終わってしまった。

そこで、エギ単にしてヒイカ狙いに切り替えたが、全く、音沙汰がない。
その内、来るだろう!
その内、来るだろう!

19:30頃になると、いよいよMHR-KGNが恋しくなり出し、これからなら、まだ3時間程は出来るだろう云々と考え出してしまう始末。
しかし、気になるのは風の様子で、このFRYと同じ様にMHR-KGN方面でも弱い北風であれば良いが、予報通りだとすると、無駄足になって仕舞う
踏ん切りが付かずに、惰性のキャスティングを続けたが、一向に状況は変わらず、結局、MHR-KGNに転戦するタイミングを逸してしまった。

20:30頃、諦めて引き揚げようかと考え始めていると、隣りのアングラーに声を掛けられた。
FRY近くに住んでいて、10月からタチウオを狙って通って来ていると云うこの御仁と、そして、所沢から来たと云う御仁の3人で釣り談義に花を咲かせている内に、気が付けば、干潮時刻の21:31を回ってしまっている。そして、海を覗けば、ゴミが流れて来ているので、潮も動き出している様子。

そこで、夫々、釣り座に戻って釣りを再開。

釣りを再開して10~20分。
相変わらず音沙汰がないので、諦め掛けた時、風に吹けたラインが沈んで行かず、寧ろフケが大きくなった様な・・・。
アレッと思った次の瞬間には、反射的に腕が動いていて、紛れもないヒイカの感触。時計を見ると22:00で、普段であれば、引き揚げる時刻。

前回もヒイカは1杯だけ。今回も1杯だけでは話にもならない。
幸い左側のアングラーも引き揚げて行ったので、キャスト方向に気を使うこともない。
と云う訳で、粘りに粘って1杯追加した所で、釣り談義をしたタチウオ狙いのアングラーも引き揚げて行き、小生も23:00頃に、後を追う様にStopFishingとした。

所で、先行者の女性アングラーだが・・・・。
彼女は、アジの回遊が一段落した所で、引き揚げて行ったのだが、色々と話をした結果、彼女は月・水・金と週に3回、FRY百合丘から電車やバスを乗り継いて通って来ているとのこと。しかも、年齢は小生より上の75歳の由。
目上の女性で交通機関を使っての週3回の釣行・・・・・。
小生も見倣わなければと思った次第。

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