2019年釣行記(75) – LEG
2019/12/04
日 時:12月04日(水) 16:15~23:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:FRY
釣 果:ヒイカ x 2
同行者:単独
15:30頃、自宅を出発し、16:00頃、現地に到着。
岸壁に出て様子を見ると、相変わらずアングラーの数が多い。中には、ウィーク・デイだと云うのに、小学校位の男の子を連れたアングラーまで居る。何処かに入れそうな場所はないかと見渡したが、ありそうにもない。予報では北風が2~3mとのことだったが、現地では殆ど感じられない位に弱く、12月に入ったにしては暖かい日寄りなので、人出が多いのかも知れない。
実は、自宅を出るまで、FRYでのヒイカにするかMHR-KGNでのメバルにするか迷っていた。しかし、予報では北風が吹くとあったので、北風に弱いMHR-KGNを止めてFRYにやって来たのだが・・・・。
こんなことなら、MHR-KGNにすれば良かったなどと考えながらブラブラ歩いていると第3街灯付近に、若干広めに空いたスペースがあった。若干広いと云っても、小生の感覚からは遠慮したくなる程だが、他にはありそうもない。スペースの前には、浮子は浮かんでいない上、先行者は竿下でのサビキ釣り。
これなら、何とかなるかも・・・。
先行者に声を掛けると、どうぞ、良いですヨ。入って下さいと声を掛けられたのが寧ろ意外に思った様子で、返事をくれた。しかも、その声は女性で、ビックリ。
今回は、ヒイカ一本勝負なので、ロッドはNSL-S702UL/BFのみ。先発の仕掛けは、1.5gのナツメ錘を使ったライト・キャロ。これまでは2gのナツメを使っていたが、根掛かりが多かったので、若干軽くしてみた。このキャロに今回はエギではなくスッテでも試して見ようと考えたのだが・・。
キャスティングを始めたのは日没時刻直前の16:15頃。
実釣開始後直ぐにコンタクトして来ると期待している訳ではないが、2投、3投とキャスティングをしても何も感じないと、今日もまだ寄って来ていないのかな・・・とどうしても、悲観的な思いが浮かんで来てしまう。
陽が沈み周囲が暗くなった頃、突然、隣りの女性がロッドを大きく煽って、アジを取り込み始めた。その1匹を皮切りに、ほゞ入れ掛かり状態。
そんな様子を見てはジッとしている訳には行かない。
しかし、生憎、今回はヒイカ一本勝負なので、保険のアジングの支度をして来ていない。何とか出来ないかとバッグを漁って見付けた使い差しの0.3gのJHをエギに替えてセットしてみた。
すると、1投目からコツッとアタリがある。しかし、これは空振り。
2投目、3投目とアタリはあるが合わせ切れずにいる内に、徐々にアタリが遠くなってしまい、隣りの女性もロッドを絞ることがなくなってしまった。
ものゝ30分位の間の出来事で、アジの回遊は一瞬で終わってしまった。
そこで、エギ単にしてヒイカ狙いに切り替えたが、全く、音沙汰がない。
その内、来るだろう!
その内、来るだろう!
19:30頃になると、いよいよMHR-KGNが恋しくなり出し、これからなら、まだ3時間程は出来るだろう云々と考え出してしまう始末。
しかし、気になるのは風の様子で、このFRYと同じ様にMHR-KGN方面でも弱い北風であれば良いが、予報通りだとすると、無駄足になって仕舞う。
踏ん切りが付かずに、惰性のキャスティングを続けたが、一向に状況は変わらず、結局、MHR-KGNに転戦するタイミングを逸してしまった。
20:30頃、諦めて引き揚げようかと考え始めていると、隣りのアングラーに声を掛けられた。
FRY近くに住んでいて、10月からタチウオを狙って通って来ていると云うこの御仁と、そして、所沢から来たと云う御仁の3人で釣り談義に花を咲かせている内に、気が付けば、干潮時刻の21:31を回ってしまっている。そして、海を覗けば、ゴミが流れて来ているので、潮も動き出している様子。
そこで、夫々、釣り座に戻って釣りを再開。
釣りを再開して10~20分。
相変わらず音沙汰がないので、諦め掛けた時、風に吹けたラインが沈んで行かず、寧ろフケが大きくなった様な・・・。
アレッと思った次の瞬間には、反射的に腕が動いていて、紛れもないヒイカの感触。時計を見ると22:00で、普段であれば、引き揚げる時刻。
前回もヒイカは1杯だけ。今回も1杯だけでは話にもならない。
幸い左側のアングラーも引き揚げて行ったので、キャスト方向に気を使うこともない。
と云う訳で、粘りに粘って1杯追加した所で、釣り談義をしたタチウオ狙いのアングラーも引き揚げて行き、小生も23:00頃に、後を追う様にStopFishingとした。
所で、先行者の女性アングラーだが・・・・。
彼女は、アジの回遊が一段落した所で、引き揚げて行ったのだが、色々と話をした結果、彼女は月・水・金と週に3回、FRYに百合丘から電車やバスを乗り継いて通って来ているとのこと。しかも、年齢は小生より上の75歳の由。
目上の女性で交通機関を使っての週3回の釣行・・・・・。
小生も見倣わなければと思った次第。
コメントを残す