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2018年釣行記(68) – AJ&LEG

2018年 Ajing Eging 釣行記

日 時:11月05日(月) 16:00~23:30
潮回り:中潮(↓↑)

場 所:DKK
釣 果:アジ × 12、ヒイカ × 1
同行者:単独

孤島にするかDKKにするか・・・・?
予報では曇りで傘マークはないが、何となく雨が降りそうな気配。孤島では夜通しの釣りになる上、雨に降られた場合には逃げ場がないので、一寸辛いものがある。対してDKKは少々の雨なら木陰に逃げ込んで凌ぐことが出来る上、いつでも好きな時に釣りを止めて引き揚げることが出来る。
と云う訳で、今回はDKKアジと共に千葉方面では出始めたヒイカを狙うことにした。

ヒイカの実釣動画を観ると夕間詰めに地合が来る様なので、少し早目の15:30頃、DKKに到着。孤島でもそうだが、月曜日は意外とアングラーの数が多くて、入り口付近の頭上に気の枝が張り出している所に空きがあるだけで、小さな岸壁は殆ど定員一杯の状態。

今回持ち込んだロッドは、ライト・キャロ用Tenryu改ジグ単用Soare改ライト・エギング用8320#1Bの3本。
夕間詰めを狙うには余り時間がないので、急いで8320#1Bを手にエギングを開始。小生の海釣りは、アオリイカ狙いのエギングがスタートでエギングそのものは何年もの経験がある。しかし、小型のツツイカ狙いのエギングは、何年か前にメトウイカを獲ったことがあるだけで、ほゞ若葉マーク状態なので、アクションの付け方等要領が判らない。
動画で俄か勉強した知識によると、陽が高い時間帯はボトムに張り付いているとのことなので、取り敢えずカウント30まで沈めて軽くシャクッてテンションフォール。動画の主はラインでアタリを取っていたが、アジング用のエステルラインでは、ラインが見え難くい。仕方がないので指先に神経を集中して違和感を感じようとしたが、全く変化がない。
2投、3投・・とカウントを徐々に増やして探ってみたが、反応がない。

その内、最奥に入っていた地元のオッチャンが片付け始めたので、場所を移動。DKKに入る場合は、殆どこの最奥に釣り座を構えているので、何となく気持ちが落ち着いて来る。
指先に感じるどんなに小さな違和感も見逃すまいと集中したが、何も感じられない。邪魔になる風は時折ソヨリと吹く程度で、絶好の釣り日和なのに、ボラの幼魚があちらこちらで跳ね回るだけ。
ヒイカが駄目なら、アジはどうか?
ロッドをSoare改に持ち替えて0.8gのJHでアジの様子を窺ったが、生憎、こちらもお留守にしている様子でコンタクトがない。

そうこうする内、17:00を回った頃、雨がポツリポツリ。この日は、それまでも霧雨が降ったり止んだりしていたので、この雨も直ぐに上がるだろうと高を括っていた所が、徐々に雨粒が大きくなって本降り状態。
雨が降り出せば直ぐに撤収出来るので、孤島ではなくDKKに来たのに、これでは早過ぎる。
背後の木陰で雨宿りをして様子を見ることにして、暫し小休止。

18:00頃、雨脚が少し弱くなったので、先ずはエギングで釣りを再開。
軽くキャストして、小さくシャクッてカーブフォールを繰り返していると、ラインがほゞ垂直になる程の足許で、シャクッたロッドがジワーッと重たくなった。
ゴミでも掛かったのかと巻き揚げてみると、エギにぶら下がって来たのは目の大きさばかりが目立つ可愛いヒイカ
アタリを取ったのではなく、釣れちゃった感満載だが、嬉しい獲物。とは云え、アオリイカなら1杯でも年寄り夫婦の食卓には充分だが、こんなに小さなヒイカ1杯では話にならない。
群れをなしている筈のヒイカの追加を狙ったが、再現出来ず。
仕方なく、又々、エギングをしたりアジングをしたりしたが、アジヒイカ梨の礫

この日、最初のアジの獲物を手にしたのは、19:15頃。
余りにもアタリがないので、アジの付き場は遠くかも知れないと思い、ライト・キャロをセットしたTenryu改を手に沖目を狙った所、これがビンゴ。
いきなりのアタリに少々泡を喰ったが、合わせが決まってDKKでは良型に属する23cmをゲット。
所が、アタリのあった場所はJHで充分狙える距離で、これまでも厭と云う程ワームを通して来た所。何がお気に召さなかったのか判らないが、兎に角キャロには反応した。そこでキャロで狙うことにしたが、反応があったのはその一度だけ。

20:00少し前になって、目の前の明かりの中を小さな黒い影が行ったり来たりしだしたので、退屈凌ぎにワームを落としてみるとスーッと寄って来る。
ヒイカやアジが来てくれないのなら、セイゴとでも遊ぼう
海面直下を泳がしたワームに黒い影が寄って来た所で、スッと沈めるとチク。抜き揚げてみた所、セイゴだとばかり思っていたのが、豆とは云えまさかのアジ
今日のアジはボトムじゃなくて、表層か・・・。
そこで、カウントを5程度にしてみた所アタリが続き、何とそれまでアタリがなかったのが嘘と思える程。サイズは決して満足出来るものではなく、全てリリースしたが、釣れないよりはずっと楽しい。
所が、5匹を獲った所で、パッタリと当たらなくなってしまったので、場を休めるために、ヒイカに狙いを替えてエギングを再開し、何投かした所で、足許の岸壁の陰に潜んでいたシーバスにエギを引っ手繰られてしまって、エギングは終了。
その後はアジングに特化せざるを得なくなったが、アジからのコンタクトは全く感じられない。

21:40の干潮時刻を過ぎた頃になって、岸壁の入り口で頑張っていた府中からの二人連れが引き揚げて行って、岸壁には小生独り。アタリもないので、小生も倣ってと気持ちが大きく傾いたが、折角雨も上がったのに、このまゝ引き揚げるのも口惜しい。
兎に角、23:00まで頑張って見よう

結果的に、これが良かった。
干潮時刻から約1時間後の22:40頃、潮が効き始めたのか、漸くアタリが出る様になって来た。しかも、サイズも良くなり、この日最長の27cmまで獲ることが出来た。
と云っても、0.6gのJHで5~10カウントのレンジでしか反応がない上、アタリが連続することもないので、少々やり難さがある。しかし、ボトムでは全く音沙汰がなかったので、中層狙いがこの日の正解だろう。
結局、23:00の予定を30分延長して、23:30頃にStopFishingとした。

小生のアジングはボトム付近を狙うのが中心で、中層を狙うことはあるにしても例外的だった。増してや表層を意識的に狙ったことは記憶にない。今回も、何も考えずに当然の様にボトムばかりを狙って苦労した訳だが、ひょんなことから、表層から中層を狙って見て、結果を出せたのが収穫だった。
ただ、コロコロと泳層が変わる中層のアジングは新鮮だったが、一方で、泳層を見つけ出すのが難しい印象。だからこそ、ゲーム性が高いとも云えるが・・・。