2024年釣行記(29) – AJ
2024/05/20
日 時:05月20日(月) 18:30~22:30
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 8
同行者:単独
ホームにしているKMI’sには、3月中旬以来毎週の様に通い詰めている上、特に5月に入ってから低調な状態が続いているので、気分転換のためにも他の釣り場に行きたいと思っている。しかし、傘寿(八十寿)が視界に入って来るこの年齢になると、2~3年前迄の様に100kmも走って行ったり、灯りのない地磯で独り徹夜をする気力や体力がめっきりなくなって、どうしても気軽に入れる高齢者向きの釣り場に目が向いてしまう。そうなると、行けそうな場所は、勢い2~3個所程度に限られてしまって、今回もまた消去法で残った近場のKMI’sでアジングをすることにした。
18:00頃、現地に到着。
この日は昼頃まで雨が降っていたので、誰も居ないだろうと思っていたが、中央付近で長いロッドを振っている先行者が一人。この顔見知りの年配者は、アタリがないから・・・・と云って、片付けに入った所だったので、この御仁が引き揚げていった後は小生だけの貸し切り。
と云う訳で、お気に入りの最奥に釣り座を構えて、準備に取り掛かった。
今回は、前回の反省を踏まえて沖目狙いのためのSoareXR改と足元狙い用のSoare改々の2本建て。
18:30頃、SoareXR改を先発に選んでキャスティングを開始。
仕掛けは、スロー・シンキングの飛ばしウキに0.5gのJHを組み合わせた前回と同じもので、周囲が暗くなる19:00頃までは、これで通す予定。
岸壁の際に立ってみると、風は殆んどなく海も穏やかで釣り易そう。しかし、肝心要の潮の流れもない。時間的には中潮の下げ5~6分と云った所で、もう少し流れがあっても良い筈だが、釣れそうな雰囲気は何となく感じられない。
とは云え、釣りはやってみなければ分からない。
キャストする方向を変え、表層からボトム付近まで色々レンジを変えて探ってみたが、案の定、コツリとも来ない。
19:00頃までキャスティングを続けたが、全く反応がなかったので、予定通りSoare改々にロッドを持ち替えて、0.8gのJHを結んで足元を狙いに切り替えた。
ベイト・ロッドを使い始めた頃ならいざ知らず、今では0.8gのJHでも殆んど問題なくキャスティングが出来ているので、0.8gを中心に0.5g~1.0gを使い分けている。この時も特に深く考えることもなく0.8gのJHを先発に選んだのだが、数回キャストした所、何となく沈下スピードが遅い様な気がした。強い風や強い流れ、あるいは近くを泳ぐ魚の影響でもあれば別だが、JHの沈下スピードが変わることは考えられない。どうやら、この時は感覚的なズレがあったのだろう。
そこで、1.0gのJHに結び替えてキャスティングを繰り返していると、数投した所で思い掛けずコツと反応があって、最近のアベレージの17cm程のアジをゲット。
仲間からは、アジが回って来るのはかなり遅い時間帯になってからと聞いていたので覚悟していたが、思い掛けない結果にニンマリ。この皮切りの獲物は、背後で小生を見守ってくれていた黒猫にプレゼントした。時刻は、実釣開始後45分程経った19:13のことで、最近にない出足の良さに気を良くしたが、竜頭蛇尾に終わることが常なので、警戒してキャスティングを続けると、
19:16 2匹目
19:18 3匹目
19:20 4匹目
19:26 5匹目
と最近にない釣れっぷり。
この調子で行けば・・・・・・と欲をかくと悪いことが起きるもので、この時はラインがリールのハンドルに絡んでいたことに気が付かないまゝハンドルをクルクルと回してしまって、ラインを切断。
仕方がなく、予備のスプールに取り替えて続行したが、その作業中にアジの群れは何処かに去って行ってしまったと見えて、再開後はピタリと反応が消えてしまった。
時間は経ったが、相変わらず風はなく、海は油を流した様な凪状態になり、潮はドンヨリと動かず潮目も全く見えない状況は変わらず期待薄だったが、不思議なことに小生の気持ちが切れることはなく、SoareXR改にロッドを替えて沖目を狙ったり、又々、Soare改々で足元を狙ったり・・・。
6匹目をゲットしたのは、5匹目から1時間半も経った20:51のことで、今、こうして思い出しながらブログを書いていても、良く独りで粘ったものだと呆れるばかり。
アジからのコンタクトがないまゝ時計が進み、21:00を過ぎて、ソロソロ回って来ても良い頃だと根拠のない期待を胸にキャスティングを繰り返し、
21:29 7匹目
21:31 8匹目
と立て続けに掛けた所で、仲間からの情報通りで、これからが勝負だと気合を入れ直した。
しかし、老いの一徹も空振りに終わり、その後は梨の礫。
結局、22:30頃、精根尽き果ててStopFishingとした。
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