2024年釣行記(30) – AJ&MG
2024/05/23
日 時:05月23日(木) 18:30~22:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 6、カサゴ x 1、マゴチ x 0
同行者:単独、(SMTさん)
薫風5月も早くも下旬。ソロソロ、マゴチが釣れて出し手も良い頃になったので、KMI’sアジングが低空飛行を続けていることもあって、HGS-OGSMでマゴチを狙って出掛ける積りで準備をしていた。
所が、アジの在庫を調べてみると小さなアジが3匹しか残っていない。拙宅は老夫婦の二人住まいとは云え、これでは中途半端。家庭争議を避けるためにも、出来るだけ早い内に在庫数を揃えておく必要がある。
と云う訳で、マゴチ調査は一旦棚上げにして、アジングに出掛けることにした。
18:00を少し回った頃に、現地到着。
早速、岸壁に出てみると、入り口には顔見知りの年配者、中央付近にタコ狙いの若者の3人組、そして、最奥にはSMTさんの姿が見える。前回、SMTさんと一緒になった時は、敢えて離れた中央付近に釣り座を構えたのだが、無駄な抵抗に終わってしまった。出来れば入り口に入りたい所だが、先行者が居るのでそれは無い物ねだりと云うもの。結局、SMTさんの隣りに入らざるを得ないが、少し距離を置いて水道前に釣り座を構えて準備に入った。
今回は、夕間詰めの時間帯はマゴチを試して、暗くなってからアジングに切り替えるプランなので、持ち込んだロッドは、マゴチ用のSephia S809M/Fとアジング用のSaltyStage改の2本。
18:20過ぎ、Sephia S809M/Fに5号のナス型錘で組んだキャロライナ・システムでキャスティングを開始。
ワームは、定番のパワーシャッドにしようかと考えたが、エコギアの熟成スーパードジョウにした。このワームは、何年か前にタチウオ用に購入したものゝ、刀狩りはドジョウ・テンヤにシフトしたため、殆んど出番がなくタンスの肥やしになっていたもの。このままでは廃棄せざるを得ないが、このワームでマゴチを爆釣していたYouTube動画を観た記憶があったので、廃物利用ではないが、今回敢えて持って来たもの。
小一時間、キャスティングを続けたが、マゴチからの反応は皆無。
この付近でマゴチと云えばHGS-OGSMの名称を良く目にするが、KMI’sでも何回か釣り上げている場面を見掛けている上、小生自身小振りだったが掛けたこともあるので、釣れない筈はないと思うのだが、時期的にまだ早いのも知れない。
19:00を回って、周囲が暗くなって来た所で、予定通りアジングに切り替えた。
風は右から左の南寄りがやゝ強め。潮は最近になく早い流れで、風とは逆の左から右なので、今回は1.0gのJHでスタート。
前回は、19:00を回った頃から反応が返って来たので期待をしたが、今回は何も返事がない。この分じゃ、遅い時間からの釣りになりそうだと思いながら、キャスティングを繰り返していると、隣りからジーッとドラグ音が聞こえて来た。
ありゃりゃ、今回もSMTさんが皮切りか・・・・。
隣りに回って来たのだから、直ぐにでもコンタクトがあるかと思ったが、案に相違して小生の所ではコツリとも来ない。にも拘わらず、隣りからはドラグ音が聞こえて来る。
このままでは前回の二の舞いになってしまう。
そこで、更にSMTさんから離れて浮き輪ポイントに移動することにした。
これでドラグ音は聞こえ辛くなって集中し易くなったが、どうしてもSMTさんの様子が気になってしまう。見なければ良いのに、目を向ける度に抜き上げられるアジの白い魚体が見え、SMTさんの好調振りが伝わって来る。
対して、小生の所では全く反応がなく、前回のビデオを改めて見せ付けられている様なもの。
遊覧船が目の前を通り過ぎ左手後ろに消えて行った頃になっても、状況には変化がなく、その頃には完全試合を覚悟した程。
それでも、一方ではこのまま引き下がっては、昭和男子の名折れだと半ば以上にムキになってキャスティングを繰り返し、20:51、この日初めての反応で最初の獲物をゲット。
これでボーズはなくなったが、在庫補充とするには寂し過ぎる。何とか追加をと頑張ったが、単独行動のアジだったと見えて、後続がない。
この日の2匹目を手にしたのは、ほゞ諦めかけていた21:04のこと。
その後、1時間以上もの間、梨の礫でウンともスンとも反応がない。しかし、SMTさんは相変わらず好調にアジを釣り上げており、余りにも状況が違い過ぎることに、諦めを通り越して腹立たしくさえ思えて来る程。
そんな状況に堪らなくなったSMTさんが提案で、ポイントの入れ替えをしてみたが、爆釣を続けていたSMTさんのポイントに入った小生は全く釣れない。対して、アジの気配さえなかった小生のポイントに入ったSMTさんはキッチリと釣り上げており、ポイントの違いではないことが自明の理。
SMTさんのアジングの腕はかなりのものだと思っていたが、これ程までに大きな差があるとは思いもしなかったので、大きな衝撃だった。そこで、SMTさんの釣り方を手を取り足を取りして教えて頂いたが、小生の釣り方とは全く違っていた。小生はどちらかと云うと潮の流れに逆らう釣り方なのだが、SMTさんは流れを利用し、流れに乗せてワームをアジの鼻先に届けている様な釣り方。
そこで、一通り教えて頂いた後、その釣り方を試してみたのだが、どうしても再現出来ない。何も考えずにひたすらSMT流を続けていれば、違った結果になったかも知れないが、セッカチな性分の小生は、どうしてもアジが反応して来るのが待ち切れない。結局、気が付けば元の釣り方に戻っていた。
すこうする内、時計は22:00を回りソロソロ引き上げようかと思い出して来た頃になって、思い付いてJHを手持ちの中では最も重たい1.3gに替えてみた。すると、これが良かったのか、小生の釣り方にも反応して来るアジが回って来たからなのか、
22:08 3匹目
22:11 4匹目
22:16 5匹目
22:19 6匹目
と良いテンポでコンタクトが続いて、遅ればせながら・・・と思ったが、潮の流れが止まってしまった。と同時にアジの反応も消えてしまって、この日のアジングは終了。
未練のキャスティングを繰り返し、22:30頃、片付けに入った。
と云う訳で、今回は、小生自身の腕の悪さを思い知らされた一晩だった。
次回はSMT流を徹底してみたい気持ちもあるが、HGS-OGSMでマゴチもやりたい・・・・。
はてさて、どうするか?
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