2024年釣行記(28) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:05月17日(金) 18:20~23:00
潮回り:長潮
(↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 4、カサゴ x 1
同行者:単独、(SMTさん)

南もしくは南南東の風が2~3mの予報だったので、迷うことなくKMI’sアジングに出掛けて来た。

現地には18:00頃に到着したが、現場には見覚えのあるブルーの外車が1台しか見えない。気候も良くなって来たので、KMI’sを訪れる年金生活者も多くなっていると思っていたが、これは予想外。釣り場が混雑していないのは、落ち着いて釣りが楽しめるので有り難いが、お気に入りの最奥にはブルーの外車の主のSMTさんが釣り座を構えている筈。
となると、今回は入り口で頑張ることにするしかないな・・・
所が、岸壁に出てみると、入り口にもアングラーの姿があってお気に入りの場所は両端とも塞がっている。この状況では、いつもなら、何も考えずにSMTさんの隣りに入らせて貰っている所だが、前回、SMTスペシャルの炸裂を見せつけられていることもあって、今回は敢えてSMTさんから離れた場所でやってみることにして、中央付近に釣り座を構えて準備に入った。

今回のロッドは少し長めのSoareXR改
前回、釣り終わってからSMTさんに釣り方を尋ねた所、光の届いていない沖目を狙っていたとのこと。対して、小生は、反応が返って来ないにも拘わらず足元だけをSoare改々でネチネチと攻めることしかせず、沖目を狙ってみるなどの工夫を全くしていなかった。
色々と工夫をしたか、それとも漫然と反応が返って来るのを待っていたのか・・・・・。
SMTさんに大きく水を開けられた最大の原因がこの辺りにあったとの反省に立って、7’6″SoareXR改であれば、沖目も足元も狙えるのではないかと考えたもの。

そのSoareXR改のロッドに、スロー・シンキングの飛ばしウキを組み合わせて、18:20頃、キャスティングを開始。
風は右から左にやや強めに吹いており、潮も右から左に流れているので、仕掛けはアッと云う間に流されてしまってやり難い。飛ばしウキがなければ、潮の流れの影響も幾分受け難くなるだろうが、距離が出せない。何よりもこのロッドで軽い1gのJHを扱う自信がないので、仕方がない。
潮上の斜め右前方にキャストし10カウントしてから、ロッドを水平に振ってアクションを加えながらリーリングをしていると、いきなりゴツン。
日没時刻の18:41には間があってまだ明るい時間帯だったので、反応が返って来るなど思いもせず、海の様子を探ることに重点を置いていたため、ビックリしたが、合わせも決まって17cm程の本命のアジをゲットすることが出来た。時刻は、18:31のことで、幸先の良いスタートに気を良くして、わざわざSMTさんに報告に行く程。
そして、その後、又々コツと反応が返って来た。これは空振りだったが、早い時間帯から反応があったので、これがマグレでなければ、良い釣りが出来そう
こんなことを考え出すと、結果は悪い方向に向かうことが解っている筈なのに、学習効果のないことこの上なく、反応はなくなってしまった。

時間が経ち周囲が暗くなっても、アジからの反応は一向に返って来ない。




場所が悪いのか、レンジが合っていないのか・・・・・。
SMTさんはポツリポツリと掛けている様子だが、小生の方には梨の礫

小生が2匹目を掛けたのは、ほゞ1時間後の19:28。これも単発の交通事故で、後が続かない。




3匹目は、それから40分後の20:08
数は少なくても良型のアジなら、それなりに楽しめるが、お持ち帰りするにも躊躇する様な微妙なサイズばかり。
しかし、
贅沢はご法度。コンタクトがあるだけでも良しとしなければ。
時間的にはアジの回遊があっても良い頃になって来たので、この3匹目を皮切りに・・・
と自らの気持ちを奮い立たせてキャストすると、何と云うことか、盛大なバック・ラッシュをやらかしてしまった。正に泣きっ面に蜂状態。ヘッドランプの灯りを頼りに時間を掛けて何とかラインを解いて事なきを得たが、これで気力・体力ともかなり消耗してしまった。

一方のSMTさんは相変わらず着実に釣果を伸ばしている。
堪らずSMTさんの隣りでキャストさせて貰ったが、やはり小生にはアタリが出せない。スゴスゴと元の場所に戻ってキャスティングを繰り返したが、その頃には殆んど惰性で続けている様なもの。

試しに飛ばしウキを付けたまゝ足元を狙っても見たが、これでも反応が出せず、沖目も足元もと云った当初の欲張った狙いは、二兎を追う者、一兎も得ずで完全に空振り。最後の手段とばかりに飛ばしウキを外して1.0gのJH単体のアジングをやってみたが、7’6″SoareXR改ではロッドの重さのせいで、JHの存在が感じられず操作感は皆無。
と云う訳で、今度はファースト・シンキング飛ばしウキを使った仕掛けに替えて、キャスティングを繰り返したが答えは出せず仕舞い。

遊覧船が目の目を過ぎ、左後方に消えて行った頃には、やる気も失せてしまって、SMTさんの隣りで未練のキャスティングを繰り返している状況になってしまった。

22:00を回った頃には、完全に諦めムードだったが、22:064匹目をゲット。文字通り下手な鉄砲、数撃ちゃ当たるを地で行く様な結果だったが、20cmあるかないかの良型だったので、気分を新たにキャスティングを繰り返した。しかし、これも単発の交通事故で後続がなく、忽ちの内に気分はシュント萎んでしまった。
そうこうしている間もSMTさんは、度々ロッドを曲げており、堪らず立ち位置を譲ってくれたりもしたが、小生は全くその好意に応えられず、ウダウダと過ごしSMTさんを待って、23:00頃、揃ってStopFishingとした。

釣りからの帰宅後、毎回行っているロッドやリールに付いた塩や汚れをシャワーで洗い流す手間を減らすため、今回は長目のSoareXR改1本だけで沖目・足元の両方を狙ってみた。その結果は惨憺たるものだったが、アジが回って来なかったことも原因の一つだと云え、SoareXR改で沖目・足元の二兎を追うことが無謀だと結論付けるのは早計だろう。しかし、この日使ってみた結果からすると、SoareXR改1.0gのJHを使ったジグ単アジングは、少々趣に欠ける様な印象だった。
これまでは、ロッドケースにはSoareXR改Soare改々も入れていたにも拘わらず、帰宅後の洗浄の手間を省くためにSoareXR改を動員することは殆どなく、専らSoare改々の独壇場だった。しかし、これからは手間を惜しむことなく両方のロッドを準備しておいて、沖目はSoareXR改、足元はSoare改々と使い分けるべきだと思った次第。

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