2024年釣行記(67) – AJ&TC
2024/10/17
日 時:10月17日(木) 16:25~22:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 20、タチウオ x 0
同行者:単独、(AIYM、NKYM、IKOK各氏)
前回の釣行は火曜日だったので、順当であれば週の後半の釣行は金曜日になる筈だが、生憎なことに金曜日の天候はもう一つ。所によっては雨が降りそうとのことなので、御老体には少々キツイが、前回から中1日置いた木曜日に釣行することにした。しかし、予報では、木曜日は雨は降らないが北東の風になるとのこと。となると、MHR-KGNでのエギングは出来そうにもないため、KMI’sでアジを主体に、チャンスが有ればタチウオを狙う算段で出掛けることにした。
現地到着は、16:15頃。
岸壁には、最奥にAIYMさん、その手前にHONDA-55のNKYMさんが入っているので、今回は、入り口に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。
ベイト・ロッドのBlueCurrentⅢ 82/Bに3号のエギを組み合わせて、キャスティングを開始したのは16:25頃。
この日はアジングと刀狩りの予定で準備をしていたのだが、実は、家を出る間際になって明かるい時間帯は、エギングを・・・と思い付いて、忍ばして来たエギを結んだもので、これで緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんが出れば、正に行き掛けの駄賃。
しかし、予報通り北東の風が左前方から吹いて来ている上、潮も右から左にかなり早くて、エギがアッと云う間に流されて右横から戻って来る始末。それでも、何とかならないかと色々と試してみたが、何とも出来ず、結局エギングは諦めて、予定の刀狩りに切り替えた。
刀狩りでは、小生はいつもドジョウを括り付けたテンヤを使っていて、これで充分以上の結果を出している。しかし、いつもいつもドジョウでは面白みに欠ける。そこで、今回はドジョウの代わりにエコギア熟成アクア スーパーどじょうを使ってみることにした。幸い、拙宅の冷蔵庫にはタチウオの在庫はまだあるため、目論見が外れて釣れなくても全く問題はない。
そして、刀狩りを始めたのだが、テンヤが風にフラフラらと吹き戻されて全く飛ばない。16gの3号のエギから、11gのテンヤに替わったのだから当然と云えば当然なのだが、予想していた以上に飛距離が出ない。
これじゃ、沖に居るタチウオを寄せて来るには無理があるなぁなどと考えながらキャスティングを繰り返していた。すると、何投目かの時、振り被ったロッドを振り切った瞬間、軽いショックが伝わって来て、テンヤが糸の切れた凧の様に飛んで行くのが見えた。
これにガックリして、ライン・システムを組み直す気にもならず、予定より早くG-TECのXSC-59ST-Proにロッドを持ち替えてアジングを始めることにした。
その1投目。
潮が左から右に早いことは分っていたので、1.2gのJHを結んで、斜め左前方に向かってキャスト。
斜めに伸びたラインが沈んで行くJHに引っ張られて垂直になった頃、何やらモゾモゾとした感触が伝わって来たので、ラインを張って聞いてみた。すると、明らかな生命体の反応が返って来て、この日の口開けの本命をゲット。時刻は17:07のことで、サイズは21cm程。
日没直後のまだ明るい時間帯に、1投目から来るとは思っていなかったので、些かビックリしたが、後続を狙ってキャスティングを繰り返し17:11、17:13に立て続けに本命をゲット。サイズは20cmを超えるものばかりで、思わぬロケット・スタートに思わず独りニンマリ。
所が、その後は反応がなくなってしまったので、アジが戻って来るまでの時間潰しとばかりにライン・システムを組み直して、刀狩りを再開したが気配がない。
早々にタチウオを諦めてアジングに戻った17:30頃、IKOKさんが登場。IKOKさんは中央付近に釣り座を構えてエギングから、この日の釣りを開始。
アジングに戻って程ない17:34にこの日の4匹目をゲット。更に、少し間を置いた17:52に5匹目。この5匹目から17:59に8匹目を抜き上げるまでの7分間がこの日のハイライトで、この7分間で4匹をゲット。しかも、全部が20cm超の良型ばかりで、最大サイズは25cmと上出来。
その後は、若干ペースは落ちたが、退屈しない程度の間隔で反応が返って来て、18:22には早くもつ抜けを達成し、それから1時間後の19:20には20匹目をものにする好調振り。
このまゝアジングを続けていれば、更に釣果を伸ばすことは出来ただろうが、老夫婦二人と限られた配布先では、これ以上釣っても処分に困ることになる。
アングラーとしては諦めきれない気持ちが強かったが、20匹でアジングは打ち止めとし、再度刀狩りをすることにした。
相変わらず風は斜め左前方から時折強く吹いて来ているので、テンヤは風に押し戻されて全く飛距離が出ない。とは云え、時間が進んだので、岸壁近くにまで寄って来ているタチウオが居てもおかしくはない。そう信じてキャスティングを繰り返したが、やはり音沙汰はない。
音沙汰のない時間帯が続くと、知らず知らずの内に少しでも沖目を通そうとしてしまう。そうなると、無意識の内に、キャストする際に力が入ってしまいバック・ラッシュが起きる危険性が高くなる。
事実、この日は軽度・重度を含めて何度もバック・ラッシュを起こしてしまい、1度はどうしても解けず、已むなくラインを切断して改めてシステムを組み直すことを余儀なくされたこともあった。
そんな苦労を続けたが、タチウオは寄って来ていないのか、偽物のドジョウに興味はないのか、サッパリ音沙汰がない。最奥のAIYMさんやNKYMさんも引き揚げて行き、IKOKさんと二人きりになった岸壁を行ったり来たりして、タチウオのご機嫌を伺ったが、空振り。
結局、22:00過ぎにStopFishingとし、IKOKさんと連れ立って釣り場を後にして帰路に着いた。
この日は、向かい風になる予報が出ていたにも拘わらず、ベイト・ロッドを持ち込んだのが最大の敗因。
スピニング・ロッドを使ったからと云ってタチウオが釣れるとは限らないが、少なくともベイト・ロッドよりも広い範囲をチェックすることは出来た筈。それでも駄目だったとしても、納得感はあるが、飛距離の面では不利なベイト・ロッドを向かい風の中で使用する選択をした結果なので、やり残し感が満載。
そう云っても、今でもベイト・ロッドで釣りたい気持ちは強く持っているが、次回は、この日の様な過ちを繰り返さないためにも柔軟に考えなければ・・・と反省する次第。
アジングについては、今回でG-TECのXSC-59ST-Proを使用するのは2回目だが、良く曲がってくれるので楽しいロッドであることは確かで、この点は大満足。強いて云えば感度の面が??と疑問符が付くが、それでも致命的なものではなく、気にすればそうかも知れないと云った程度なので、エースの座に落ち着きそう。
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17:07 | 1匹目 | 18:24 | 11匹目 |
17:11 | 2匹目 | 18:36 | 12匹目 |
17:13 | 3匹目 | 18:42 | 13匹目 |
17:34 | 4匹目 | 18:47 | 14匹目 |
17:52 | 5匹目 | 19:01 | 15匹目 |
17:53 | 6匹目 | 19:04 | 16匹目 |
17:56 | 7匹目 | 19:06 | 17匹目 |
17:59 | 8匹目 | 19:11 | 18匹目 |
18:08 | 9匹目 | 19:13 | 19匹目 |
18:22 | 10匹目 | 19:20 | 20匹目 |