2024年釣行記(69) – EG
2024/10/24
日 時:10月24日(木) 17:00~21:40
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:単独
光陰矢の如しで、季節は早くも晩秋に入り南寄りの風が吹くことが減って来る頃で、今週は唯一水曜日を除いては北寄りの風が吹く毎日。となると、KRKZさんと二人揃ってパーフェクト・ゲームを喰らったMHR-KGNに仇討ちに行けるのは、この水曜日しかない。
と云う訳で、風は7~8mとかなり強めの予報だったが、MHR-KGNに行く予定にしていた。所が、当日は一日中雨模様で、結局、行けず仕舞い。そこで改めて予報をチェックすると、木曜日は北東or北風が3m程。MHR-KGNは北向きの釣り場なので、出来れば避けたいが、3m程度であれば、何とかなるだろうと行くことにした。
16:45頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、はやり向かい風になる北風を嫌ったと見えて、アングラーの姿は疎らで、何処からでも始められそう。しかし、岸壁の際には沢山のゴミが吹き寄せられているので、少し歩を進めて、ゴミが比較的少ない18番スポット付近から始めることにした。
この日の潮回りは小潮で余り良くないが、9杯も掛けた前々回も同じ小潮だったので、気にする必要はないのかも知れない。心配だった北風も、思っていた程強くは吹いておらず、ホッと一安心して、準備に取り掛かった。
この日のタックルは、いつもと同じSephia S806ML-Sのロッドに2.5号のエギの組み合わせで、テトラ帯と岸壁の間の浅場を狙うために、斜め右前方に2~3回キャストし、反応がなければ少し移動して、斜め右前方にキャスト・・を繰り返して少なくとも凸部までチェックする予定で、17:00頃、キャスティングを開始。
黒い雲が空一面を覆っていて、いつもよりも暗く感じる上、岸壁全体がドヨーンとして活気がない。今にも降り出しそうだったので、用心のためレイン・ジャケットを着て岸壁に出たのだが、風が弱いために蒸し暑さを感じる。そこでレイン・ジャケットを脱ぎ半袖のTシャツになってキャスティングを繰り返した。この格好はまるで真夏の様相で、とても10月下旬の服装ではなく、正に異常気象。
蟹の横這い釣法で緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんは何処に居るのか探している内に、周囲はドンドンと暗さが増して来て、ソロソロ出てくる頃だと期待したが、その気配もない。
それどころか波頭が青白く光り始め、その内エギの着水地点やラインまで青白く光る始末。エギングには邪魔な夜光虫の仕業だが、避ける訳にも行かない。少しでも薄いポイントを探して、キャスティングを繰り返したが、音沙汰はないまゝ。
前々回、2杯も掛けた50番スポット付近などは念入りにチェックしたが、まるで答えが返って来ない。
その頃から、弱かった北風が強く吹き始めて来て、体感気温は急降下してTシャツだけではどうしようもない。慌ててレイン・ジャケットを改めて着た上で、可愛娘ちゃん探しを続けることにしたが、これから先は、テトラ地と岸壁の間にもテトラが置かれていて根掛かりリスクが高くなる危険地帯。
とは云え、虎穴に入らずんば虎子を得ず。特にこの日の様に活性が低くてテトラの陰に引き篭もっている様な場合には、根掛かりを避けてばかりいては可愛娘ちゃんの顔を見ることなど、出来る筈もない。根掛かり覚悟で挑んでみたものゝ、見事な空振り。
小生の好きな70番スポット付近では、正面から吹き付けて来る北風が益々強くなり、エギが全く飛ばない。そこでエギをエギ王Kの3号 SHALLOWに替えて捜索を続けた。
しかし、何処に行ったのか、全く音沙汰もなければ気配もない。
前々回、3杯も出た90番スポット付近では、少し粘って3号 BASICのエギまで引っ張り出して色々と試してみたが、何れも結果は出ずじまい。
結局、20:00頃、112番スポット付近から折り返しに入って、目ぼしいポイントをチェックしながら戻ったが、尽く空振りに終わり、今回も又パーフェクト・ゲームで見事な返り討ちにあい、21:40頃、肩を落としてStopFishingとした。
今回で2回連続のパーフェクト・ゲームで、9杯も掛けたことがまるで空絵ごとの様に思えて来た。
これまでエギングでは全く実績のなかった釣り場だったが、色々な情報からMHR-KGNでもアオリイカは出る筈だと考えて挑んでみたら、結果は9杯の爆釣。こんな状況なら、真冬から春に掛けての親イカ狙いも出来るかも知れないと期待していたのに、甘かったのかも・・・・・。
兎に角、この日は黒い雲が空一面を覆っていて、まるで新月の様相だったこと、夜光虫が凄かったこと、強い北風が吹いていたこと・・等々、エギングには不利な条件だった。しかし、何よりも9杯の実績を考えれば、それなりのポテンシャルはある筈なので、もう一度位は挑戦してみる価値はあると思うのだが。