2024年釣行記(64) – EG&TC
2024/10/07
日 時:10月07日(月) 16:20~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アオリイカ x 0、タチウオ x 6
同行者:単独、(AIYM、FJKW、NT、YRO夫妻、IKOK&友人各氏)
予報によると、月曜日の夜は南南西の風が6mとやゝ強目、翌火曜日は終日雨模様とのこと。となると、週の前半の釣行日は必然的に月曜日になり、南寄りの強い風を考慮すると、MHR-KGNで刀狩りをするのが順当な所。しかし、我が家の冷蔵庫の冷凍室には、まだタチウオが残っているので、持ち帰ってもカミさんに喜ばれることはないだろう。
と云う訳で、MHR-KGNは却下。次に考えられる候補地はKMI’sになるのだが、アジも前回の釣果が残っているため、お持ち帰りはし辛い。
こうなると何処に行くにしてもノー・クーラー・デイとして持ち帰らないか、又は、アジやタチウオ以外の別の魚種をターゲットにする必要がある。
そこで、前回果たせなかった緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんをターゲットにしようと考えた。アオリイカであれば、カミさんにもきっと喜んで貰える筈。と云う訳で、アオリイカをメイン・ターゲットにしてタチウオはサブにする計画でKMI’sに行くことにした。
16:10頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、思いの外混んでいて、入り口にAIYMさん、最奥にFJKWさん、水道前付近にスバル505のNTさんが入っており、岸壁の中央付近にしか入れそうな場所がない。出来れば最奥か入り口に入りたかったが、今回はアジは狙わないので、場所に拘る必要はないだろうと考えて、空いている中央付近のやゝ入り口に寄った所にバッカンやクーラーを置いて、支度に掛かった。
今回持ち込んだロッドは、エギング用のSephia S806ML-Sと刀狩り用のSephia S809M/Fの2本で、日が沈むまでの明るい時間帯はアオリイカ、暗くなってからは、状況によってタチウオに切り替える算段で、Sephia S806ML-Sを先発に選び3号のエギを組み合わせて、16:20頃、キャスティングを開始。
緑のアイシャドウをしたアオリイカは、20年程前から約10年間、夢中になって追い掛け回していた獲物で、その頃は専ら地磯を釣り場にしており、KMI’sの様な湾奥の岸壁でアオリイカを狙うことなどあり得なかった。が、温暖化の影響なのか東京湾の環境が良くなっったのか、理由は判らないが、新仔とは云えアオリイカが釣りの対象になったことに、10年一昔と云われているが隔世の感がする。
岸壁では、風は予報通りかなり強目だが、背後から吹いて来るので、釣りには全く影響はなく、寧ろ、蚊が寄って来ることもなく、涼しくて気持ちが良い。これで緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんが遊びに来てくれれば云うことはないのだが・・・・・。
そんなことを考えながらキャスティングを繰り返したが、何も反応は返って来ない。
記憶が定かではないのだが、17:00を廻った頃、YROさんが奥さんを伴って登場し、NTさんと小生の間に釣り座を構えて夫婦水入らずのアジングを開始。
日没時刻を回り、周囲の光量が減って来た所でタチウオを狙い始めた最奥のFJKWさんと入り口のAIYMさんの赤い電気ウキの灯りを左右に見ながら、アオリイカの反応が返って来るのを待ったが、音沙汰はない。右や左の電気ウキの灯りが海中に沈んで行く様子もなく、隣りのYROさんがアジを掛けた様子も見えず、岸壁全体に活気がない。
余りにも岸壁全体が静かなので、最奥のFJKWさんに様子を確かめに行ってみた。すると、指4本クラスを1匹釣り上げたと水汲みバケツに入っている銀色に輝く魚体を見せてくれた。タチウオが寄って来たかどうかの目安になるので、電気ウキの動きには注意を払っていた筈だが、全く気が付かなかった。しかし、寄って来ていることは確実。
そこでエギングを諦めて刀狩りに切り替えることにしたが、FJKWさんの電気ウキが浮かんでいる場所は、到底テンヤが届きそうにもない遥か沖。しかし、岸壁近くまでタチウオが寄って来るのは時間の問題だろうし、寄って来れば必ず反応が返って来る筈。
18:00頃、ロッドをSephia S809M/Fに持ち替え、11gのテンヤを組み合わせて刀狩りを開始した。
しかし、タチウオは中々寄って来る気配を見せない。入り口のAIYMさんの電気ウキは、相変わらず波間を漂っているだけで、海中に引き込まれる様子はなく、遥か遠くに小さく見えるFJKWさんの電気ウキは、波の谷間に落ち込んで時々消えるだけ。
その内来るだろうと思いながらも、一方では今日はひょっとして駄目かも・・・と右に左に揺れる気持ちを抱えながらキャストし、軽いリフト&フォールを繰り返していると、それまでとは違った違和感が伝わって来た。
あれっ!ひょっとすると寄って来たのかも知れないと思ったが、所謂、お触りだけだったため、そのまゝ次のキャストに移った。すると今度はコツンとはっきりとした反応が返って来て、この日最初の獲物をゲット。
時刻は19:16のことで、抜き上げた獲物のサイズは指4本の良型。お恥ずかしい限りだが、待ちに待ってようやく手にした獲物に年甲斐もなく興奮して、AIYMさん、来たよー!!と大きな声を掛けていた。
この日は、タチウオのお持ち帰り予定はなかったので、この獲物はAIYMさんに引き取って頂けて助かった。しかし、アングラーとしてはこの1匹だけで終わるのは面白くない。と云っても、釣れても処分に困る。釣りたいのか、釣りたくないのか、何とも中途半端な気持ちのまゝキャスティングを続けたが、幸か不幸か、後続の反応は暫くの間返って来ることはなかった。
そして、この日は1匹だけで終わりそうだと弱気の虫が動き出した頃、1匹目から約20分経った19:39に、テンヤを押さえ込む様な反応があって、2匹目をゲット。そして、それから約10分後の19:50に3匹目を掛け、2匹目も3匹目もAIYMさんに引取って貰った。
この頃から調子が出て来て5分後の19:55に4匹目をゲット。
頼めば引き受けて貰えるだろうが、余り無理を云うのも良くないと考えて、これ以降は持ち帰ることにした。
20:00頃、IKOKさんと友人の二人が登場して来て、状況の説明をしている最中にコン。これは針掛かりさせた途端にバレてしまったが、それから10分後の20:10に5匹目をゲット。
IKOKさんと友人の二人はAIYMさんが引き揚げて行った後の入り口に釣り座を構えて、エギング&アジングを始めたので、アオリイカとタチウオを交換する提案をして、刀狩りを続けた。
所が、その頃からはピタリと反応がなくなってしまった。そこで、気分転換のためにFJKWさんの隣りのNTさんの帰った後に移動。この時点でFJKWさんの釣果は6匹程だったが、やはり、気配はなくなったとのこと。
暫く、FJKWさんと話をしながらキャスティングを繰り返し、20:54に6匹目を掛け、IKOKさんが掛けた新仔アオリイカと交換して、何とかカミさんの喜ぶお土産を確保することが出来た。
その後も刀狩りを続けていたのだが、21:00を回った頃から霧雨が降り出して来た。予報よりも少し降り出しが早まった様だが、雨には滅法弱い小生であっても、何とか我慢が出来る程度の降り具合だった。
しかし、タチウオからもアオリイカからも反応がないため、嫌気が差して来ており、しかも、8フィートを超える長いロッドを5~6時間もの間降り続けていて、かなり疲れが溜まっていたので、21:30頃、StopFishingとし、22:00過ぎに帰路に着いた。
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19:16 | 1匹目 |
19:39 | 2匹目 |
19:50 | 3匹目 |
19:55 | 4匹目 |
20:10 | 5匹目 |
20:54 | 6匹目 |