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2017年釣行記(78) – AJ&TC

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:12月04(月)~05日(火)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ x 7、カサゴ x 3
同行者:単独、(TDさん、HGEさん、SGMRさん他)

日曜日に行くか月曜日にするか、迷ったが、予報では、風の具合は月曜日の方が良さそう。
と云う訳で、予報が当たることを祈りつゝ、月曜日に孤島に行くことにした。

いつも通り15:30頃に最寄りの駐車場に到着すると、見覚えのあるナンバーの車が泊まっていて、その主が釣り支度の真っ最中。実は、今年の夏、小生が事情により釣行パターンを変更したため、釣行日がずれてしまい、以来、会うことがなくなったSGMRさんで、3ヶ月振り。但し、SGMRさん孤島’に行くとのことで、彼とは離れてのコラボ・アジングとなった。

16:00少し前に孤島に到着したが、驚いたことに街灯下のベスポジには6~7人のアジンガーがずらりと並んで満員御礼状態。小生は、年齢も70を超えていて認知症があっても何らおかしくはないので、イヨイヨ症状が出て曜日を間違えたのかと、一瞬、自身の脳の状態を疑ってしまう程の混雑振り。冬場になると防寒着など持ち込んで来る荷物が増えるので、荷物の置き場が窮屈になるのだが、これだけの人数になると、殆ど空いた場所がない。
何処かにスペースはないかとウロウロと探していると、TDさんの友人で以前にもお会いしたことのあるHGEさんが、荷物を寄せてスペースを作ってくれたので、有難くそこに置かせて貰った。

荷物の置き場は何とか確保出来たが、釣り座となると、前回、前々回に入った街灯の灯りが薄くなった付近から先にしか、構える場所がない。
ここは足場が細いので、余り入ることはなかったのだが、前回、前々回とも何とか釣果を出すことは出来ている場所なので、特に問題にすることもなく、その場所に釣り座を構えることにした。

釣り座の確保が出来た所で、持ち込んだEarly+81MSoare改8320#1Bの3本のロッドにラインを通す等の準備を始めたが、予報よりも遥かに強い風が冷たく吹いている。
と云っても、向きはフォローになる西寄りなので、JHは重くする必要はないだろうと、先発はSoare改1.0gのJHの組み合わせ。

キャスティングの開始は16:20頃。
大潮の満潮時刻直前に当たるので、潮位はいつもより遥かに高く、また、フォローとは云え強い風の影響もある筈なので、ジックリとボトムを攻めるために先ずは50カウントからスタート。
すると、その2~3投目のこと。いきなりムズと感じるアタリが伝わって来た。合わせも決まりこれは幸先が良いとほくそ笑みながら、リーリングを開始した途端、ジーッとドラグを鳴らす強い引きにロッドを立てて抵抗を躱そうとしたが、ひとノシされた途端、敢え無くライン・ブレイク。
正体が分からないまゝ、キャスティングを再開すると、直ぐに23cmの良型をゲット。しかし、トングで挟むのにモタモタしている内に、細い足場を跳ね回ってポチャンとお帰りになってしまった。

ライン・ブレイクに続いてのオート・リリースは、残念だが、釣りは始まったばかりで、時間は未だ未だ充分ある
と、この時点では、余裕綽々だったが後続のアタリがない。
ウン?
5カウント刻みで層を替えてアジを探したが、コンタクトは全くない。
これは変だぞ・・・・・・。
日没時刻を過ぎ周囲が暗くなっても状況は変わらず、街灯下の明るい場所を陣取っている連中の様子を窺っても、余りロッドを曲げている様子もない。

この日、最初のアジを手にしたのは19:00頃のことで、実釣開始後約2時間半も経った頃のことだった。
やっと回って来た!!
と喜んだのも束の間のことで、コンタクトはそれっ切り。

こんな状況になると、裏に移動するのが常だが、考えることは皆同じと見えて、逆風にも拘わらず裏側のお気に入りの場所には、既にアングラーの姿がある。
仕方なく、その内、回って来る筈と自分に云い聞かせて同じ場所で粘ることにしたが、状況は一向に変わる気配を見せず、21:00を回った時刻になっても、バケツの中には3匹しか入っていない。

休憩がてらカップラーメンを喰いながら、街灯下の様子を見ているとHGEさんと、17:00に登場してHGEさん隣りに入ったTDさんの二人は、好調とは云えないまでもポツリポツリとロッドを曲げている。しかし、それ以外のアジンガーがロッドを曲げている場面は、その二人よりも遥かに少ない。
どうも、この夜のアジは広く回遊するのではなく、一ヶ所に偏在している様子。と云っても、二人が掛ける頻度から見ると、群れは小さいとしか思えない。

結局、この夜は一睡もすることなくアジの回遊を待ったが、その努力にも拘わらず事態の好転はみられず、ツ抜けにも遠く及ばない7匹の貧果。と云っても、釣れたのは23cm以上の良型ばかりで、老人二人の世帯には充分過ぎる数と自分を慰めて、5:00頃未だ暗い中、StopFishingとして帰路に着いた。

その途中で得た情報では、日曜日に複数のスナメリが付近を泳いでいたとの目撃情報があり、その影響でアジが散ってしまったのではないかとのこと。近くの釣り施設のアジの釣果が極端に減ったことに繋がるのではないかと思う。
とすれば、早くスナメリが去って行ってくれることを願うしかないが・・・。

さて、今シーズンは未だ1匹もモノに出来ていないタチウオは・・・。
この日はアジのアタリが殆どなかったので、これまで以上に力を入れて探って見たが、この夜もアタリすら感じることはなかった。所が、HGEさんTDさんはアジングの合間に狙って夫々3匹、1匹、そして一晩中プラグを投げていたシ-バス狙いのアングラーに至っては5~6匹もモノにしており、全体では10匹も出ていた計算。
とすると、まだ付近をウロウロしていることは確実。
とは云え、10匹の殆どが指3本程度の小振りで、この時期にしては物足りないサイズと云えるし、数も少なくアジと同じ様に偏在していた様子で、釣果を得られるのは運が大きく左右するだろう。
しかし、あの強烈な引きは忘れられない。
何としてでも、1匹だけでもモノにしたいと心から思う次第。