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2017年釣行記(77) – MK

2017年 Mekking 釣行記

日 時:12月01日(金)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 4
同行者:単独、(YTさん)

この時期の日の出時刻は6:30頃なので、自宅を出るのは5:00過ぎで充分。
と云う訳で、目覚まし時計を4:40にセットしたのに、目が覚めたのは4:00前。直ぐに出発するのは早過ぎるので、暫く床の中でウダウダ時間を潰して、予定通り5:00過ぎに自宅を出発し、現場の駐車スペースには6:20頃到着。

早速、未だ薄暗さの残る中を釣り場の岸壁に出たが、北風が結構強く吹き抜けている。YNGSMは南側が太平洋に向かって開けているので、南風は波立つため願い下げだが、北風は波を鎮めるので歓迎。と云っても、師走に入ったこの時期に、強い北風に吹かれるのは辛い。
予報では3mとなっていたので、その内、少しは収まって来る筈と準備に入った。

今回のタックルは、Soare XTUNE S610LS30のロッドに、リールはVanquish C2000Sの組み合わせ。

メッキを始めた当初は、Soare Game S709ULTSoare CI4 C2000PGSの組み合わせで、スローなジャークが主体のアクション付けだった。これでもソコソコの釣果は得られていたが、当然のことながら湘南の達人のYTさんや、AKWさんDr.TJさんには及びもつかなかった。
少しでも彼らに追い付くには、どうすれば良いか?
と考えている内に、教科書にある様な素早いトゥイッチもメニューに加える必要性に思い至った。しかし、少し長目で柔らかいS709ULTを使って素早いトゥイッチを続けられる程、小生の腕は良くない。弘法には程遠く腕に頼れない以上、筆を選ばざるを得ない、手首への負担を少しでも軽くすることも考えて、短めのS610LS30を導入し、ついでに僅かでも自重の軽いVanquishまで手に入れてしまった。
所が、実際に使って見ると、大枚をはたいて揃えたにも拘わらず、もう一つしっくり来ない。と云うか、端的に云えば釣果が期待した程伸びなかった。詰まり、お粗末な腕をカバーする筆はあり得ないことを確認させられてしまった次第。
と云う訳で、S610LS30Vanquishの組み合わせの出番は殆どなくなって、専ら折ってしまったGame S709UTLの代わりのSoare XTUNE S709ULTSoareCI4+ C2000PGSSばかりを使っていた。

そんな状況だったが、折角のロッドを死蔵しておくのは勿体無い。何とか使える様にしたいと、前回に続いて今回もS610LS30を先発に選んだ。

6:30頃、北風を背負う位置に立ちGOMOKU JIG 5gを選んでキャスティングを始めたが、JIGが水に流されてしまいラインを送り込んでも底取りが覚束ない。
メッキの活性が高い時期であれば、中層から上層での釣りになるのだが、師走のこの時期の冷え込んだ朝では、それは余り期待が出来ない。何とかすべく色々と試したが上手く出来ないので、敢えて、北風を横から受ける位置に移動。
ルアーも引き抵抗を感じられるB-VIB30に替え、斜め左にキャストしてジーとルアーの震えを感じながらリフト&フォールを繰り返して何投目かのこと。
足許近くまでルアーが近付いた所で、ソロソロ回収しなければと思っていると、ブルブルとルアーとは異なる震えで25cm位の良型ギンガメをゲット。
時計を見ると6:50で、実釣開始20分程しか経っておらず幸先の良いスタート。

所が、後続がない。
そこで、誰もいないことを幸いに、広い釣り場を行ったり来たりして、メッキの溜まり場を探したが、見付からない。溜まり場は見付からなかったが、交通事故の様な単発のアタリがあって、20cm位の小型のローニン2匹とギンガメを1匹追加することが出来た。

しかし、9:00頃になると単発のアタリも全く期待出来なくなり、同時に気持ちも切れてしまった。
そこで、気分を変えるために、ひょっとすると溜まり場が見付かるかも知れないと都合の良い期待を胸に、あちらこちらを探査して回ったが、夢は儚く消えてしまう始末。
1時間程経った10:00頃。元の場所を越えた先の少し遠くにまで行ってみようと移動し始めた所に、バイクが登場。最初はヘルメットで判らなかったが、主は湘南の達人と異名を取るYTさん

彼に状況を説明したが、YTさんその場でやると云う。そうなると大きく移動する気持ちもなくなって、YTさんと並んでキャスティングを再開。
YTさんは、キャスティングを始めるや否やアッ、アタルよ~と大きな声を発し、見事に良型をものにする始末。
あれだけキャストしてもアタリがなかったのに、これは、どう云うこと?
呆気に取られている小生を横にして、立て続けにロッドを曲げているYTさんは如何にも楽しそう。
何とか、あやかりたいと集中したが、小生には何も感じられない。この辺が達人と凡人の違いかも知れない。一生懸命キャスティングを繰り返してもアタリを感じられずにいると、北から吹き付けて来る風がことの他冷たく感じられ、昼間だと云うのに真夜中の孤島よりも寒く感じた。

11:00を回った頃、YTさんは都合5匹をものにして、意気揚々と引き揚げて行き、小生は居残ったものゝ、メッキの追加は叶わず反対にジグをロストすると云うお粗末さ。
とは云え、今回の釣果は4匹で今シーズンとしては最高だったので、結果は悪いとは云えない筈だが、隣りのYTさんの釣りが余りにも衝撃的過ぎ、嬉しさも半減と云った所。

結局、居残りもそれ程長くは続けられず、11:30頃、意気消沈にした気持ちを抱えてStopFishingとし、次回は、S709ULTのロッドにSoareCI4+の組み合わせでやろうと思いつゝ帰り道に着いた。