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2017年釣行記(84) – EG

2017年 Eging 釣行記

日 時:12月25(月)
潮回り:小潮(↓)

場 所:KMKM、SKN
釣 果:ナシ
同行者:単独

前々回、前回とも、残念ながら緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんには会えず、正月用の食材の確保には失敗してしまったので、何とかしなければ・・・。
しかし、年内は残す所1週間となり時間がなく、釣行出来るのは精々2回だけ。その内、1回はアジングの仲間達との忘年アジングが予定に入っているので、エギングに行けるのは1回のみ。

このチャンスは、確実にモノにしなければならないので、より確度の高いSOFKZKに行くことを予定していた。予報でも西寄りの風が2mと弱かったので、すっかりその気になっていたのだが、その日が近付くに連れて西寄りの風が強くなる予想に変わり、前日の予報では4~5m。西寄りならば、釣り場は山陰になるので何とか出来るとは思うが、過去にも予報に裏切られたことが2度程あった。2時間半も運転して行ったのに、釣り場に入れないのは辛い。
と云う訳で、SOFKZKは諦めざるを得ず、仕方がないのでSKNに行くことにした。SKNは実績もあって良く通った釣り場なので、運が良ければ可愛娘ちゃんに会えるかも知れない。

22:15頃、自宅を出発、現地の駐車場には23:30頃、到着。
駐車場には軽が1台、ポツンと止まっており、KMKMには青白いヘッドランプの光が1個だけチラチラしているので、先行者は1人だけ。KMKMは良い釣り場との評判が高いものゝ、小生には殆ど実績はなく、余り得意ではない釣り場。しかし、手軽に入れるので、様子を見るには好都合。

と云う訳で、先ず手始めにKMKMの突堤に出て先行者に挨拶がてら様子を訊ねると、ヤリが1杯出ただけとの返事で、もう一つの感がアリアリ。
彼は、突堤の先端左角に陣取っていたので、小生は右の角に入ってSephia XTUNE S806ML-S3.5号のエギを組み合わせてキャスティングを開始。
風は、少し強めの西風が吹いているが、突堤の先端に立つと、左斜め後方から右斜め前方に向けて吹き抜けているので、この方向に投げている限り問題はない。海は、予想外に大きなウネリが入っていて、海岸にある大きな岩に当たった波が、白いシブキを高く上げているのが見える。

小生が入釣して暫くして、もう一人のエギンガーが登場。彼は突堤のクランクした角に入ったので、ポイントと云われている突堤の3つの角を、3人が夫々に占めてシャクルことに。

24:00を廻った頃、先行者が引き揚げて行ったので、小生は彼の後に移動し、後から来たエギンガーは、元小生がいた場所に移動して、コンタクトを待ったが、一向に気配がない。
左手のワンドを狙ったり、突堤のクランクからもキャストしたり、色々な方向を試してみたが、風にラインが吹かれて思い通りにエギを通せず、結局、元の先端に立ってキャストする羽目に。

アオリイカどころかヤリイカからも音沙汰がないまゝ時間が過ぎ、2:00頃になって今年の食材確保を諦め掛かったが、
今回の本命釣り場はSKNの筈。なのに、様子見で入ったKMKMだけで諦めて、正面に見えるSKNをチェックしないで引き揚げる手はない。

そこで、ワンドを大きく回り込んでSKNに移動してキャスティングを再開。
この釣り場は、今年の1月以来、久し振りだが、相変わらずコマセが釣り場を汚している。いつも思うことだが、旅の恥は掻き捨て的な感覚があるのか、釣り場を汚して平気でいるエサ師が、何と多いことか。海が荒れれば、波が綺麗に洗い流してくれると平気な顔をしている輩も多いのは、何とも嘆かわしい限り

この釣り場は、根がきつくて水深も余りないので、根掛かりが心配で最初の内はシャロー・タイプのエギを使っていたが、嘘の様に根掛かりがない。
そこで、横風の影響を出来るだけ避けたいと考えて、試しにエギを普通のタイプに替えたが、それでも根掛かりはない。ここに通っていた頃は、少しエギを沈め過ぎると、直ぐに根掛かりして、カジメなのどの海藻がカンナに掛かって来て、煩わしかったが、それが全くない。根掛かりがないのは有難いが、可愛娘ちゃんからのコンタクトもない。

と云う訳で、4:00頃まで粘ったが、今回もパーフェクト・ボーズに終わってしまい、正月に来る孫達にアオリイカの刺身を喰わせてやろうとする目論見は、儚くも思いだけで終わってしまった。

所で、少し前に、ウニが異常発生したために、三浦半島では海藻が激減したとの報道があった。海藻が減ったのは、小生自身も釣りに行って強く感じていた。
三浦半島ばかりでなく、MNDR方面でも、海藻が殆どなくなって根掛かりが減った印象が強いが、KMKMやSKN付近でも、海藻が減ってしまったのだろうか?
とすると、アオリイカの産卵床がなくなるので、産卵のために寄って来るアオリイカが減ってしまうだろうし、それによって、生まれて来る稚魚の個体数の減少につながるのではないだろうか?
藻場は、アオリイカばかりではなくメバルやその他の魚類の産卵床や、稚魚が育つ寄り場にもなっているので、生態系に及ぼす影響も少なからずある筈で、この点からも心配している次第。