2016年釣行記(59) – AJ
2016/10/18
潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 31、イシモチ x 1、タチウオ x 4
同行者:単独
タチウオのワインディングは昨年からしているが、生憎、ワインディング用のロッドを所有してはいない。そこで、8.6ftのエギング・ロッドを流用していたのだが、このご老体には身体的負担が大きいので、今は使わなくなったていたSAMURAI BLADE 86 Inheritorを短く詰める改造をしていた。しかし、尻に火が着くまでは中々行動を起こさない小生の悪い癖が発揮されて、シーズンが来なければ出番がないと、途中で放置していた。だが、前回、タチウオが出たことを確認出来たので、慌てて工作を再開し、何とか今回の孤島出撃に間に合わせたと云う次第。
完成すれば直ぐにでも使って見たいと、今回も孤島’に行くSGMRさんとは別行動で、単独で孤島に行くことにした。
孤島到着は、いつもより早い14:00過ぎ。
ウィークデイの火曜日であるためか、アングラーの数は少なく、アジンガーは小生1人、他にはシーバサーが2人、黒鯛師が3人のみで、ベスト・ポジションはがら空きだったので、迷わずお気に入りポイントに釣り座を確保。
風は北東or北北東で、左前方から少々強目に吹いて来ているが、この状態であれば、お祭りを心配することなく風上に向かってキャスト出来るので何とか対処は出来る。
15:00過ぎ、アジンガーが1人登場。
16:00過ぎになって、2人組アジンガー。結局、この夜のアジンガーは小生を含めて4名だけで、航路側から2人組、15:00のアジンガー、そして小生の順にゆったりと間隔を取ってアジングをすることに。最近は大勢のアジンガーで混み合い、釣り座の確保に気をもむことが多かったので、何かしら新鮮な感じがした。
今回のことを見ても、やはり小生の様な毎日が日曜日の生活を送っている者は、週末や祝祭日は出来れば避けた方が良いのかも知れないと思った。
陽が高い内は、SAMURAI BLADE改の調子を見るべく、15gや20gのメタルジグを結んでキャスティング。空気抵抗の少ないメタルジグをキャストする分には、長さが短くなったりガイドの位置をずらしたりした影響は感じなかった。孤島でタチウオを狙うには、遠投する必要はないので、例え影響があっても問題はない筈だし、まずまず合格点を与えて良いだろう。
この日のファースト・フィッシュは、前回と同じイシモチで、日没時刻の17:00を過ぎたばかりの時刻にジグパラshortタチウオスペシャルカラー20gのアシストフックを咥えていた。
その直後にも小さな魚を掛けたが、リーリングの途中でいきなり強烈な引きに変わって、バレてしまった。正体は見えなかったが、どうも、シーバスが掛かった魚に喰い付いた様だ。
その後、SAMURAI BLADE改のテストを終え、アジングに注力することにした。風は、左前方から吹いて来ており、少しやり難いが、例によって最近のエースであるSoare改に1gのJHでスタート。
開始して約30分後の17:30過ぎ、チッとした極々小さなアタリで来たのは20cm程度の濱アジで、小振りながらボーズ逃れの嬉しい1匹。
その後は、19:00頃までにツ抜け直前と順調だったものゝ、ツ抜け達成に30分近くも要し、その後はアタリが遠くなって伸び悩み・・・・まるで前回のビデオを見ている様な展開。
21:00過ぎになって、事態を打開すべく裏側に移動。潮は左から右に早いが、誰も居ないことを幸いに左45~60度にキャスト。2~3投した所、JHがほゞ正面にまで潮に流されて来た所で、何やらモヤモヤとした感触があるので、腰を落ち着けてやって見ると・・・・、ビンゴ!!
連続したアタリはなかったが、比較的短いテンポでアタリがあって、22:00過ぎまでの1時間で10匹をゲット。この時点で総数、20匹程。サイズも表側よりも一回り大きいので、続けようと思ったが、22:00を廻るとピタリとアタリがなくなってしまった。
そこで、元の場所に戻って、再開。
元の場所に戻ってからは、本当にポツリポツリしかアタリがない。そんなアタリを拾っていると、23:00を廻った頃、隣りのシーバサーのルアーにタチウオが掛かったのを目撃。孤島でのタチウオは朝間詰めを狙う積りでいたが、直ぐ近くでギラギラと輝く細長い魚体を見てしまっては、ジッとしている訳には行かない。
早速、ワインド用のワームをセットしてキャストをしてみた所、その第一投目でガツン。SAMURAI BLADE改を大きく曲げてお目当てのタチウオが掛かって来た。サイズも指3本少々と前回よりも少し大きくなっている印象。
しかし、群れが小さいのか、アタリが続かない。
やはり、タチウオは朝間詰めを狙うことにして、アジングに復帰。そして、2:00過ぎに目標の30匹超えを達成した所で、今回のアジングを終了。
2:30頃、朝間詰めの時刻には若干早いきらいはあるが、前回は、3:00過ぎ頃からタチウオがピカピカと海面下で光り出したので、早過ぎると云うことはないだろう。
しかし、タチウオのアタリはない。そこで、時間潰しを兼ねて、長い堤防を端から端までチェックすることにして、陸側の先端に移動。すると、周囲が暗いので居るかどうか心配だったが、意外にもガツンとアタッて来る。これは掛けてリーリングを始めた瞬間に残念ながらバレてしまった。また、掛けることは出来なかったがタチウオと思われるアタリが2度、3度とあり、思いの外暗い所にも接岸して来ていることが解ったので、今後の参考になりそう。
チェックが終わった所で、元の場所でワインディングをするために戻ったが、ライズがあってもおかしくはない時刻の筈なのに、どこにもタチウオの気配は見えない。
寄って来ていない????
一寸、拍子抜けしながら、ワインディングをしてみると、4~5投目でガツンと、本日の2匹目をゲット。そしてアタリが遠くなったのでアクションをトウィッチイングに替えた所で2匹を追加。
その頃になると東の空が白み始め、同時にアタリがなくなったので、久し振りに大いに満ち足りた気分でStopFishingとした。
この日は、タチウオ狙いのために2:00過ぎにアジングを止めたが、他の3人のアジンガーは、明るくなるまで好調にアジを掛けており、一時的な谷間はあったが一晩中アタリが続いていた。
アジの好調振りとタチウオの寄りには関係があるのだろうか?
そう云えば、昨年、タチウオが海面下でギラギラと激しくライズしている時には、アジは余り釣れなかった様な記憶があるが・・・・。食物連鎖の関係では、タチウオの方がアジよりも上位にあるのだろうし、タチウオが群れている時はアジは警戒して喰いも悪くなる・・・・のかな?