2016年釣行記(55) – AJ
2016/10/04
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 30、サバ x 1、カサゴ x 3、フグ x 1
同行者:SGMRさん
この所、SGMRさんとは別行動をとることが多かったが、今回は久し振りに二人だけのコラボ釣行。
孤島’には16:00過ぎに到着。
突堤の入り口から釣り座を構える場所まで、いつものルートを使うとすれば、梯子の上り下りを2度も繰り返す必要がある。別のルートであれば、片側は海面まで4m、反対側はコンクリートの舗装面まで2m程の高さを通っている足場を30m程歩く必要があるが、梯子の上り下りは1度だけで済むとのこと。
2度も梯子を上り下りするよりは、歩く方が楽だろうと云うことで、今回は別ルートでアプローチすることにしたが、そのルートの幅は40cm程と狭く、10kgを超えるリュックを背負い、飲み物と保冷剤で重くなったクーラーを片手に、5m程下に見える海面を見ながら歩いていると、スーッと引き込まれる様な感覚が湧いて来て・・・・・。
そこを超えれば、あとはコンクリートで固められた護岸の上を200m程歩くだけ。とは云え、体力の衰えた高齢者にとっては、これでも辛いものがある。しかし、アオリイカを求めて磯場を彷徨したり、尺メバルに会うためにゴロタ浜を歩いたりすることに比べれば、極楽極楽!!!
可愛いアジ様に会うためには、この程度の努力は当然のこと・・・・と頭では解っているが、出来ればもう少し楽をしたい。
釣り場にはアングラーの姿も見えず、SGMRさんと二人だけ。
今宵はゆっくり、じっくりとアジングを楽しもう。
風は右から左への横風になる東寄りだが、それ程強くはないので、お気に入りのSoare改に1gのJHでスタート。
未だ陽も高い時間帯なのでアジには早過ぎるだろうと思っていると、2~3投目でコツン。
合わせも決まって寄せに掛かったが、中々寄って来ない。柔らかいSoare改を満月の様に曲げて、ドラグをジーッと鳴らす強い引きに、のっけから尺アジが来たのか・・・・・・。
それを見ていたSGMRさんが慌てて玉網を手に来てくれたが、海面に浮いて来た強い引きの主は、何と30cmに満たないサバで、二人してガッカリしたり大笑いをしたり。
二人以外には誰も居ないことを良いことに、決めた釣り座を離れて突堤の先端に移動してキャスティングをしていると、モゾとした違和感。
軽く聞き合わせを入れた所、掛かって来たのは20cm程のアジ。
そして、それから間もなく同サイズの2匹目。
サイズの面ではもう一つだが、こんなに明るい時間帯から出るとは、今回は数釣りが出来るだろう!!!
しかし、群れが小さいのか、ワームを見切られてしまったのか、その後はアタリがなくなってしまった。
日没時刻の17:20を回り、光量が徐々に減って来た所で、元の場所に戻って夜釣りの支度を整え仕切り直し。
じっくりと腰を落ち着けてキャスティングを続けていると、18:00を廻った頃から、ポツリポツリとアタリが出だして、20:00頃には、ツ抜け達成。その後も、アジの活性は高く一時は5キャスト5ゲットと入れ掛かり状態を演出し、この分で行けば爆釣間違えなし。サイズも大きくなって、23cm前後ばかりで、久し振りに味わう楽しいアジング・・・・・・。
所が、21:00を廻った頃、風向きが正面からの北に変わり、潮の流れが右から左に強くなった頃から、徐々にペースが落ち始めた。これに対してVゾーンの対岸に座っているSGMRさんは、相変わらず次から次にアジを抜き揚げている。
伝わって来る筈の極僅かな違和感であってもと集中していると、隣りでジーッとドラグ音。これじゃイカンと気を取り直して集中し始めると又々ジーッ。
SGMRさんと張り合う気もないし、自分の釣りを徹底すれば良いのだが、この歳になっても修行が足りない。いつの間にか何をしているか判らなくなり、ドツボにドボ~ン。
それでも22:00頃には20匹に達していたので、順調と云えば順調。この分で行けば、ノルマの30匹達成は問題ないだろうと高を括っていたが、1:00頃からピタリとアタリがなくなって、3:00頃にバカでかいフグを掛けた所で、この日の釣りは実質的に終了。
結局、リリース分を含めてやっと30匹と何とかノルマ達成はなったが、竜頭蛇尾に終わってしまっただけに、もう一つ満足感のないアジングだった。