2016年釣行記(61) – SL
2016/10/26
潮回り:中潮(↓)
場 所:孤島
釣 果:タチウオ x 4
同行者:単独さん(KHNさん)
今回は、20:00過ぎまでの短時間勝負なので、アジもタチウオもと二兎を追う訳には行かない。
と云う訳で、タチウオ一本勝負でいつもの孤島に出撃することにした。
15:00前、駐車場に着いて支度をしている時に、気が付いた。
自宅を出る時から、何か足りないなぁと思っていた。しかし、どれが何かは分からず、道具を車から降ろしている時になって、初めてバッカン、トング、ハサミの締め道具一式がないことに気が付いた次第。
バッカンはシューズ入れにしていたものを使えば良いし、エラはプライヤーでむしり取ればハサミはなくても何とかなる。しかし、問題はトングで、オオカミの牙の様に鋭い歯を持つタチウオを扱うのにトングがないのは、少々危険。現場で知り合いに会えれば借りることも出来るが、いない場合は・・・・。
自宅に取りに戻ることも考えたが、只でさえ時間の余裕がないので往復の時間が勿体無い。
何とかなるだろうと現場に向かった所で、ラッキーなことにKHNさんに遭遇。地獄に仏とはこのことで、直ぐにKHNさんに事情を説明して、ハサミやトングをお借り出来ることになって、一件落着。
孤島には15:00過ぎに到着。先行者は、ここで何度か会ったことのある老齢者アジンガーがベストポジションの中央に、航路側の角に餌釣り師、その他黒鯛師が4人と、前回の20人超とは比べ物にならない程空いている。
風は南西からの横風が右から左に強目に吹いており、アジングであれば気になる強さ。しかし、10~20gのジグを使うワインディングでは、それ程気になることもない。
まだ陽も高い時間は、タチウオは遠くの深場にいるとのことなので、今回はエギングで使っていたZENAQのASSAUT Shore S96に20gのメタルジグで、15:30頃、キャスティングを開始。
明るい時間帯は、これまでの例に倣ってイシモチが来るかも知れないと思ったが、今回は期待外れの空振り。
17:00の日没時刻を過ぎ光量が減り、夕焼け空に富士山がシルエットになって浮かんで来て、イヨイヨ期待のゴールデン・タイムの到来。そこで、ロッドをSAMURAI BLADE改に持ち替えて、ワインディングを始めることに。
と云っても、前回タチウオを最初に掛けた時刻は、19:00を廻った頃なので、未だ寄って来てはいないだろう。探査をする積りで裏の航路側でキャストしてワインディングをして、3投、4投・・・・。
そして、17:45頃、足許でいきなりガツンと大きなショックがあって、その直後にドラグをジリーと一気に引き出す強い締め込み。
バタバタと暴れながら上がって来たのは、指4本体長92cmの良型タチウオ。
タチウオは群れている筈なので、2本目、3本目を期待したが、その後のコンタクトはなし。そこで、あちらこちら場所を替えながらワインディングを繰り返して、掛けたのが6本。内、取込みに失敗したのが2本、ゲットしたのが4本の釣果で、日没時刻からの3時間程の短時間でこの釣果は、満足すべき結果だろう。
今回、タチウオのみに専念した訳だが、明るい所よりも暗い所の第一投目でアタッて来ることが確率的に高く、繰り返してアタッて来ることは殆どない様に感じた。恐らく、群れが小さいので、針掛かりしたタチウオの異常な動きに直ぐに散ってしまうのが理由ではないだろうか?