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2015年釣行記(65)- AJ

2015年 Ajing 釣行記

潮回り:小潮 場所:孤島 釣果:アジ X 6、他 X 5 同行者:SGMRさん(空読さん)

釣行記としては13日以来の一週間振りになるが、実は、17日の火曜日もSGMRさんと出撃することはした。
当日は、雨が降る予報だったので、孤島はやめてHGS-OGSMSGMRさんに紹介がてら調査することにしたのだが、こんな時に限って予報が当たるもので、雨が20:00頃に予報通りに降り出して来てしまった。二人とも雨に濡れてまで調査を続ける気持ちはなかったので、調査は途中で打ち切って引き返して来てしまい、釣行記も割愛した。

孤島には15:00過ぎに到着。
週末の金曜日なのでアングラーも多いと思っていたが、天候がもう一つはっきりとしなかったからなのか、遠投カゴ釣り師が二人だけ。
しかし、その遠投カゴ釣り師の一人はベスト・ポジションに釣り座を構えているので、そのアングラーの右隣りにSGMRさん、その右に小生と並んでキャスティングをすることに。

予報では南寄りの風が弱い筈だったが、向かい風となる東寄りの風が強く吹いている。海上に長く突き出している孤島では無風などはあり得ず、どちらかと云えば強目の風が吹くことが常態で、孤島に来る以上は、風に吹かれる覚悟はしている筈だが、出来るなら風の影響は避けたい。そこで、海面からの距離もなく風を背中に受けられる裏側の様子を見るために、二段下に降りてキャスティングを開始。
しかし、流れる時はどうしようもなく強くて、お手上げ状態になるのだが、この時は全く潮の動きがなく、これではアジの回遊も覚束ない。

と云う訳で、表側の釣り座に戻り、遠投カゴ釣り師の様子を見ていると、ポツリポツリとアジを揚げている。JH単体では到底届く距離ではないが、アジスプなら何とか届く距離なので、早速SOARE S709ULTを持ち出して準備を開始。
この所、孤島でのアジの不調が続いている原因は、タチウオの寄りが多いためにアジは遠くの深場にしかおらず、近場に寄って来ていないことにある由。
ならば、場合によってはアジスプで遠くの深場を狙ってみようと考え、余り出番のないこのロッドを持参していた。
最初は5gのスプーンを使ったが、深場に早くワームを届けるにはスプーンは不利。そこでスプーンを0.5号のなつめ錘で自作した中通しに替えてキャロライナ・リグに組み替えて、遠投を開始。しかし、魚からの信号は感じられない。

立冬も過ぎたこの時期は、日没時刻も早く16:30頃で、アッと云う間にゴールデン・タイムが到来し、厭が上にも期待は膨らんで来るのだが、例によって小生にはアタリがない。そんな小生を隣りに置いてSGMRさんは良型のアジを連発。

AJ-2015-026日没時刻から1時間も回った17:40頃。
そんなSGMRさんと同じことをしていても結果は目に見えているので、キャロライナで遠投を繰り返していると、コツンとハッキリとしたアタリ。
やっと小生にも廻って来てくれたと喜んで引き揚げると、残念ながらアジには程遠いカサゴ

その頃から風も弱まって来てアジングには良い条件となり、アジの回遊を待つだけに・・・・・。

AJ-2015-027キャスティングを開始してから3時間も経った18:00頃、モゾモゾと伝わって来た違和感に反射的にロッドを煽って、本日最初のアジをやっとの思いでゲット。サイズは20cm程度でマァマァと云った所。

それから30分程後に、本日2匹目。サイズは12cm程の写真の豆アジ

その後は、22cm程のサバを掛けることはあったが、本命からのコンタクトのない時間帯が過ぎ、20:00を廻った頃のこと。向きが変わった北風に乗せてキャロライナを遠投、30カウントを数えラインスラックを取ってアクションを加えようとした瞬間、コツッと小さいけれどハッキリしたアタリで来たのは32cmの丸々と太った良型アジ
そして、その直後に同じアタリで29cmの泣き尺。

やはり、良型アジは遠くの深場に付いている・・・

一人ニンマリとしたものゝ、何処に行ってしまったのかアジからのコンタクトはそれでお仕舞い。

20:30頃、空読さんを含む数名のアジンガーが登場。
空読さんは、裏側に釣り座を構えて間もなくもうアジをゲットしている様子。
そして、小生の右に移動して来た空読さんは、入れ掛かりの神掛かり状態。流石のSGMRさんが、煽られてしまって自分のペースを失ってしまう程の絶好調を演出。いつもは小生がSGMRさんに煽られているので、すっかり、立場が変わってしまった格好。

結局、小生は空読さんの登場後は、鳴かず飛ばずで、本命のアジの他にカサゴサバカマスタチウオを掛ける五目釣りを達成し尺前後のアジを3匹獲ったものゝ、何故か満足感の乏しい思いのまゝ5:30頃StopFishingとした。