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2023年釣行記(24) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:05月12日(金) 20:30~22:30
潮回り:小潮
(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 3
同行者:tommyさん、(ISBSさん、Dr.TJさん)

小生にとってはフライ・フィッシングの師匠であるtommyさんと、3年振りのコラボ釣行。
tommyさんは退職後、north woodsと云うブランドを立ち上げて始めたフライ・フィッシング関係の用具用品を開発販売する仕事が、超多忙を極めて、とても釣りに行く余裕もなかった。しかし、最近になってようやく一段落したので、釣りに行きたいとのことで、当日は、UMB-FPの様子を見てから、MHR-KGNに回りたいとのご希望。しかし、小生は、2日前に釣行した疲れもあったので、UMB-FPに回ることは辞退して、20:00頃、MHR-KGNで落ち合うことにした。

と云う訳で、1時間前の19:00過ぎに自宅を出発する前提で支度をしていると、18:15頃、ライン通信が入ってUMB-FPは釣れていないので、MHR-KGNに移動するとのこと。予定よりもかなり早い移動に驚いたが、秦野から遠路遥々やって来るtommyさんを、余り待たせておくのは拙いと急遽、18:40頃に自宅を出発し、現地に到着したのは19:30頃。

到着後直ちに連絡を入れると、只今、ライン・トラブルと格闘中とのことで、35番スポット付近の階段に腰を掛けているtommyさんを発見。発見した時にはトラブルは解決していたが、腹が減っては戦は出来ぬと夕食用に持参したカツ・サンドを頬張って先ずは腹拵え。その後、tommyさんのシステムを飛ばしウキを使って組み、20:10頃、ようやく岸壁に降りてメバリングを開始することになった。

釣りに来ているからには、小生も釣果は欲しいが、この日は、兎にも角にも、遠来の客に釣って貰うことが最優先。tommyさんには、61番スポット付近でキャスティングを始めて貰い、小生は黒子として直ぐ近くで見守っていると、何と1投目で来た!!!
びっしりと繁茂している海藻かゴミでも掛けたのではないか
と様子を見ていると、ロッドのティップが2度3度とお辞儀をしていて、魚が掛かっていることは明らか。そして、ドラグを鳴らしながら抜き上げた獲物を見ると、17cm位のアベレージ・サイズとは云え、立派な本命のメバル
1投目から来るとは思ってもいなかったので、これにはビックリ。更には、その後の2~3投した所で、またもや同サイズを追加。
今日は可愛娘ちゃんのご機嫌も良さそうだし、tommyさんも楽しめるだろう・・・・。
と、tommyさんが2匹目をゲットしたことを確認して、取り敢えずの役目は果たした。

と云う訳で、67番スポット付近に移動して、20:30頃、小生のメバリングを開始することにした。
この日の小生のタックルは、SoareXR S76ULTハヤブサ飛ばしウキを介したシステム。これは、前回現場で会ったISBSさんに、その後メールによる助言を寄せて頂いたもので、ISBSさんは、海藻帯やゴミを避けて専らテトラ帯の沖目を攻めて、好結果を得られている由。

そして、20:40頃、ガサガサ・ゴソゴソとした海藻にJHが触れている感触の中に、コツとしたアタリがあった。
合わせも決まって寄せに入ったが、案の定、岸壁とテトラ帯の間の海藻帯に逃げ込まれてしまって、ガッチリと動かない。

どうしたものかと考えたが、こんな事態に備えてラインを一回り太くして来たのだからと、グイと力を込めて強引にラインを引っ張ると、ズルズルとした感触と共に可愛娘ちゃんが海藻と共に上がって来てくれた。

遅ればせながら、小生もボーズ逃れの獲物を手に出来て安心した所で、tommyさんの様子を見ると、ヘッド・ランプの白い灯りが岸壁の後方に下がった所に見える。
あれ、どうしたんだろう・・・
訝しく思いながら少し戻った63番スポット付近で、20:50頃にこの日の2匹目を掛けた所で再度tommyさんの様子を窺った所、ヘッド・ランプの位置に変化がない。
これは、何かトラブっているに違いない
tommyさんの所に戻ってみると、密生している海藻かゴミに引っ掛けて高切れを起こしたとのこと。そこで、システムを組み直す手伝いをして・・・・。

中々、自分の釣りに集中出来ないが、この日はtommyさんに久し振りのメバリングを楽しんで貰うのが主眼なので、以降はtommyさんに付かず離れずで、状況を見て時折キャスティングをすることにした。
そして、21:30頃、74番スポット付近で、この日の3匹目をゲット。

所が、ここでtommyさんに又々ライン・トラブルが発生。今度はラインの高切れではなく、最悪のバック・ラッシュ
暫く、ラインの縺れを解く手伝いをしたが、時間ばかり掛かってメバリングを楽しむ時間がどんどんと減ってしまう。そこで、ラインを切断して改めてシステムを組み直すことにした。

システムが出来た所で、凸部に移動することにした。
この付近は、海藻やゴミが比較的少ないので、トラブルになり難いと考えたのだが、その分、メバルの数も少なくなっている筈で、痛し痒し。とは云え、トラブル解決のために時間を無駄に使うよりは良いだろう。何よりも、精神的なストレスはなくなる。

と云う訳で、96番スポット付近のテトラ帯とテトラ帯の切れ目の両端に陣取って、改めてキャスティングを始めた。
すると、2~3投目で、コツとアタリがあった。魚の数が少ないだろうとの心配は杞憂に終わったが、残念ながら、寄せて来ている内に根に潜られてしまって、無念のバラシ。そして、その後に来た2度めのアタリでも、同じ様に根に逃げ込まれて、連続バラシの憂き目。しかも、今度は悪いことに飛ばしウキまで失くす始末。

小生とは逆にtommyさんは、見事に良型をものにしてニコニコしており、場所移動が功を奏した結果で、案内人としては一安心。

この頃になると、疲れも出始め腰に痛みも感じる様になっていたため、システムを組み直す気力も起きず、このまゝStopFifhingにしようかと思った。しかし、tommyさんは元気一杯で、まだ釣りを続けたそう。そこで、システムを組み直す必要のないプラッギングで、もう少しの間付き合うことにした。
しかし、残念ながら、プラグには見向きもされず、22:20頃、事実上のStopFishingとして、折り返しに入った。

その戻る道中で、ISBSさんを見送って一人キャスティングをしているDr.TJさんを見掛けて、プラッギングを見学させてもらい、22:30頃、3人揃って帰り道に付き、この日のメバリングを終えた。

2023年釣行記(23) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:05月10日(水) 18:00~21:20
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 20
同行者:単独(ISBSさん)

ゴールデン・ウィークが明けた所で、直ぐにでも釣りに出掛けたかったのだが、生憎なことに、風が強かったり雨が降ったりでチャンスが巡って来ず、結局、ようやく、5月に入って2回目の釣行をすることにした。

この所通っているDKKは、5月に入って突然アジの釣果がなくなってしまったのだが、近隣の釣り施設でのアジの釣果が増えて来ていたので、何とかなるかも知れないDKKに行くことにしていた。そして、アジングの支度をすっかり整えて車に積んで、発車しようとスターター・ボタンを押そうとした時に、突然、MHR-KGNに行くべきだとの神の啓示があったので、急遽行き先を変更してMHR-KGNメバリングをすることにした。

そこで、メバル用のプラグが入ったバッグとロッドを取りに道楽部屋に戻り、17:45頃、自宅を出発。現地には、丁度1時間後の18:45頃に到着。

早速、道具を手に岸壁に出てみると、風は殆ど吹いておらず波もなく、メバリングには絶好の天候。しかし、テトラ帯と岸壁の間には、相変わらず海藻が帯状にびっしりと繁茂している。それだけでも釣りには邪魔になるのに、何処から流れて来たのか夥しい木材の切れ端や折れた竹などのゴミが混ざっており、とてもキャストする気にもなれない。

海藻やゴミの少ないポイントを探しながら歩を進め、68番スポット付近にようやくキャスト出来そうなポイントを見付けたので、ここから始めることにした。
今回も、SoareXR S76ULTのロッドに0.8gのJHを組み合わせることにし、使うワームは、メバリングでは鉄板と云われているベビーサーディーンにした。と云うのは、久し振りのメバリングであり、前回のDKKアジングではパーフェクト・ゲームを喰らったりと芳しくない結果だったので、江戸の仇を長崎でではないが、何としてでも、今回はメバルの顔を拝みたいと考えたもの。
そして、19:10頃、キャスティングを開始。

3月30日以来久し振りのMHR-KGNなので、可愛い娘ちゃん達の居場所の見当がつかない。海藻やゴミに引っ掛けて場を潰さない様に注意をしながら、居場所を探ったが、音沙汰がない。沖目を狙うと、直ぐに海藻の塊に引っ掛かってしまって、どうしようもない。
と云って、ポイントを替えようにも、何処も彼処も海藻と木材の切れ端がビッシリ。そこで、海藻の少ない凸部に移動しようと思ったが、凸部にはMHR-KGNのアングラーが集中していて、とても入れる場所はない。仕方がないので、その先に足を延ばして、それでもキャスト出来そうな場所がなければ、引き揚げようと考えて、兎に角、行ってみることにした。

そして109番スポット付近の凸部の根元から先を見ると、テトラ帯と岸壁に間には海藻もゴミもなさそうに見えた。しかし、海面には見えなくても海中に漂っていることは、良くあることなので、油断は出来ない。が、兎に角、試してみようとキャストしてみると、海藻もゴミもなさそうで、一安心。

それ所か、コツンとこの日初のコンタクトがあって、ボーズ逃れの可愛い娘ちゃんをゲット。
サイズは15cm程で物足りなさは残るが、実釣開始後30分足らずの19:35頃に手にした獲物で一安心。

そこで、1匹目を獲った時と同じ様に、テトラ帯と岸壁の間を狙ったが、コンタクトは続かない。だからと云って、沖目を狙えば海藻の餌食になってしまう。
と云う訳で、先に進むことにしたが、先行者を避けたので、入れたのは121番スポット付近。

何年か前のMHR-KGNの様に、テトラ帯と岸壁に間に入って来ていれば良いのに・・・・と願いつつ、隣りのテトラ帯の角を狙う様にしてキャストすると、コツとこの日2匹目をゲット。これは22cm位の良型だったので、へち狙いの先行者にプレゼント。時刻は、1匹目を獲ってから約10分後の19:40頃のこと。
この日は、この後が良かった。
19:45 3匹目
19:48 4匹目
19:49 5匹目
と立て続けにゲット出来、高齢者の願いが叶ったかの様に、まるで以前のMHR-KGNに戻った様な状況。
そして、少し間をおいて、126番スポット付近で
20:01 6匹目
20:10 7匹目
20:11 8匹目
更に、少し戻った125番スポット付近で
20:29 9匹目
20:31 10匹目
20:36 11匹目
20:40 12匹目
20:44 13匹目
とこれまでになく絶好調状態だったが、流石にこれだけ続くとスレて来た。
時刻は既に21:00を回っていたので、21:10頃、折り返しに入った。

そして、118番スポット付近で
21:32 14匹目
21:33 15匹目
112番スポット付近で
21:35 16匹目
21:36 17匹目
最後に103番スポット付近で
21:44 18匹目
21:46 19匹目
21:52 20匹目
と切りの良い所でワームを止めて、プラグに替えたがShallowMagic50に1度だけコンタクトがあっただけに終わってしまい、22:20頃、StopFishingとし、久し振りにメバルの数釣りを楽しむことが出来、意気揚々と帰路に着いた。

所で、StopFishingとして車に戻る途中のこと。
海藻やゴミで一杯で、小生が攻めなかった海に向かってキャスティングをしているアングラーが目に入って来た。
こんな所でやっても、海藻やゴミが邪魔になって釣りにならないだろうと思いつゝ様子を見ながら近付いてみると、何とその御仁はISBSさん
そのISBSさんの弁では、海藻やゴミの多い所の方がアタリが多く、20:30頃に入釣して16匹の釣果を得たとのこと。確かに、その様なポイントは、アングラーが避けるだろうし、身を隠せる場所が多いのでメバルが集まって来ることも当然だろう。
しかし、明るい昼間なら海藻やゴミの隙間を狙うことも出来るだろうが、暗い夜の海では眼が利かずウィード・ポケットも探せない。となると、キャストの度に海藻が掛かって来たり、メバルを取り込む際にも邪魔になることも頻発するだろうし、結局は、何処まで我慢が出来るかの問題だろう。
小生には、到底、出来そうにもないが、一度騙されたと思って海藻地帯を攻めてみようかと思った次第

2023年釣行記(14) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:03月30日(金) 21:10~25:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4、ソイ x 1
同行者:YTさん、(ISBSさん)

時期的に菜種梅雨と云うには少し早過ぎる気もするが、兎に角、梅雨の様な雨模様の日が続き、毎日、悶々としていた。そんな所にYTさんから電話が・・・・。
実は、この日は久し振りに雨の心配もなく南寄りの風の予報だったので、潮の状況さえ良ければ釣行する積りだった。しかし、残念ながら、潮位が1mを超えるのは夜半過ぎの潮回りだったので、諦めていた。そんなタイミングでYTさんの電話があった訳だが、YTさん曰く21:00頃からなら、釣りは出来るでしょうとのこと。電話で話をしながら、改めて潮汐表をチェックすると、21:00の潮位は70cm前後。これなら何とかなるかも知れないとその気になり、久し振りに釣りに行くことにした。

20:00頃、自宅を出発。途中、PAに先着していたYTさんと落ち合って釣り場に向かい、現地には21:00頃に到着。

早速、二人連れ立って岸壁に出てみると、風は背後からの微風、海は波もなく穏やかで、メバリングには持って来い。しかし、テトラ帯と岸壁の間は云うに及ばずテオラ帯の沖側にも海藻がびっしりと絨毯の様に広がっていて、とても釣りが出来る状況ではない。

少しでも海藻が薄そうな場所を探しながら、岸壁を進んで行くと、70番スポット付近(?)で黒い影となっているISBSさんと遭遇。20:30頃に入釣したと云うISBSさんによれば、先週の10日(金)は良い釣りが出来て楽しめたとのことだが、今日は全然良くないとのこと。
夢を打ち砕く無情な情報だが、来た以上、このまゝ何もせずに引き揚げる訳には行かない。暫く、ISBSさんと四方山話をしながらSoareXR1.0gのJHの組み合わせでキャスティングをしてみたが、はやりキャストの度に海藻が掛かって釣りにならない。そこで、YTさんを追い掛けて凸部に急行。

最近のMHR-KGNは、釣り場全体に海藻が繁茂していて竿を出せるポイントを探し出すのが第一の関門だが、どう云う訳か凸部付近だけは海藻が薄くなっているので、釣りの邪魔になる心配はかなり低くなる。だが、それでもフル・キャストすると沖の海藻が掛かって来るので、油断は出来ない。
ようやく、釣りに集中出来る様になりキャスティングを繰り返したが、海藻が掛かって来なければ、可愛娘ちゃんからのコンタクトもない。
隣りのYTさんには、ロリ・メバルだがアタリはあるとのこと。ロリでも良い。兎に角、何かしら反応が欲しいとキャスティングを続けたが、小生には何もコンタクトがない。
今シーズンに入ってMHR-KGNでのメバリングは、プラグ縛りで通すことにしていた。しかし、余りにも釣果がない日が続いていたので、少しでも釣果を伸ばしたいと、この日は方針を替えてジグ単で臨むことにして来た。しかし、入釣して1時間以上も経っても、コツリとも来ないことに、早くも嫌気が差して来た。とは云え、スゴスゴと引き揚げて帰る訳にはいかない。そこで、気分転換も兼ねて、ShallowMagic50FinluckMinnow30Sなどを試してみたが、これも空振り。

余りにもコンタクトがないので、海藻の繁茂状態のチェックを兼ねて凸部を超えて岸壁の反対側の端にまで足を伸ばしてみたが、何処も2週間前の前回よりも酷くなっており、竿を出すポイントさえ見付からず仕舞い。
結局、凸部付近にしか掛かれるポイントがないことを確認しただけに終わり、仕方がないので、戻って凸部付近で粘ることにした。

この日、小生が初めて可愛娘ちゃんをゲットしたのは、23:15頃の104番スポット付近でのこと。
それまで、全くコンタクトがなく集中力も切れる寸前だったが、ワームが着水するのと同時にコンと反応があったので、何とか獲れたと云う訳。
こうなると現金なもので、集中力が戻って来て、2匹目を狙う腕にも力が入ろうというもの。

そして、23:30頃、98番スポット付近で待望の2匹目をゲット。すると、その直後に隣りのYTさんから来たよ!!と声が上がり、どうやら可愛娘ちゃんの活性が上がって来た様子。
そこで可愛娘ちゃんのご機嫌が変わらぬ内にと集中力を込めてキャスティングを繰り返したが、なかなか反応が返って来ない。とは云え、これまでと違って釣れそうな雰囲気はある。何とか釣れてくれないかと思っていると、23:45頃に、コツッ。そして、その感触が消え去ってしまった30分後の24:15頃に何とか追加に成功。

しかし、その後は腰の痛みが強くなって来たこともあって、戻ることにしたが、2~3年前の好調時に比べると、足元にも及ばない成績とは云え、釣果が後半に集中したことが幸いして、終わり良ければ、全て良し。貧果ながらも楽しかった想いを胸に25:00頃、StopFishingとした。

2023年釣行記(13) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:03月15日(水) 22:00~25:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 2
同行者:YTさん、(ISBSさん、Dr.TJさん)

南風が2m程度の予報なので、いつもの様にMHR-KGNに行こうと思ったが、生憎、夕方から21:00過ぎまでは、釣りにならない程低い潮位の時間帯に当たる。2~3年前までは、潮汐表での潮位が60cmもあれば、0.3~0.5gのJHを使った極めて軽いジグ単で充分遊べていたことを考えると様変わりだが、これも自然の成り行きなので仕方がない。
と云う訳で、今週の釣りは諦めていたのだが、夜中に行けば、問題ない悪魔の囁きが聞こえて来て、すっかりその積りになっていた所にYTさんから電話が入り、21:00頃に現場で落ち合うことになった。

21:00頃に、現場到着するためには、自宅を20:00頃に出る必要があるが、色々と家事が終わらず、結局、1時間遅れの21:00頃に自宅を出発。途中の高速道路では、少しアクセルを踏み加減にして急ぎ、現地到着は、約束から40分遅れの21:40頃。

駐車スペースには、YTさんのバイク以外にも、赤い高級車黒のスバルが停められており、ISBSさんDr.TJさんも来ていることが分かったが、お二人さんは釣り終わって引き揚げる所とのことで、結局、ISBSさんとは電話で、Dr.TJさんとは岸壁の途中で挨拶をしただけの擦れ違いだった。

手練れのISBSさんDr.TJさんが先行していたとなると、目ぼしいポイントは悉く叩かれ可愛娘ちゃんも抜かれた筈。となると、お二人のおコボレを頂くしかないが、取り敢えず、22:00頃71番スポット付近でSoareXRを振ることにした。

風は、予報通りの微風が背後から吹いて来ており、海は多少うねりが入っているが、メバリングには願ってもない状況。この時刻の潮位は、潮汐表によれば1m程なのだが、予想よりも高くテトラ帯が海面から身体を出しているので、テトラ帯とテトラ帯の切れ目を狙うしかない。と云っても、潮位がそれ程高くないためか、あるいは、海藻が更に育って来たからなのか、これまでよりも、海藻が濃くなった様な印象があって、とてもプラグを投入する気にはなれない。

しかし、この71番スポット付近から先は、比較的海藻が少ないことが解っていたので、開始ポイントとした。所が、予想に反してキャストの度に海藻が掛かって来る。その海藻は、これまでとは違って千切れたアマモが多く、プラグを紛失する心配がないのは救いだったとは云え、プラグが本来の泳ぎをしなくなるので、これはこれで始末が悪い。
キャストする方向を替えて、アマモが掛かって来ないルートを探し可愛娘ちゃんからのコンタクトを待ったが、全く気配がない。
そこで、蟹の横ばい釣法に切り替えたが、少し沖目にキャストするとゴソゴソと海藻が邪魔をする感触がある。悪くすると、その時点で海藻と格闘することになるが、格闘にならなくても、そこを抜けると、ジワーッとした重さが伝わって来て、回収してみればアマモの切れ端が針掛かりしている始末。海藻の邪魔さえなければ、集中して反応を探ることが出来るが、入釣して間もないにも拘わらず、早くも嫌気が差して来た程。

そこで、仕方がないので、海藻の少ない凸部に移動することにした。
凸部では、海藻が掛かって来る心配をする必要はなくなったが、肝心要の可愛娘ちゃんからの音沙汰もない。
暫くの間95番スポット付近でキャスティングをしていたが、余りにも反応がないのに嫌になり、YTさんに連絡を入れると、110番スポット付近で、ライン・トラブルと格闘している最中とのこと。
そこで、110番スポット付近に急行し、トラブル解消に手を貸し、釣り談義で気分を変えたのだが、YTさん曰く何度もアタリがあったが、どうしても針掛かりさせられないとのこと。

又、111番スポット付近のテトラ帯と岸壁の間で、数回アタリがあったとのことだったので、試しにShallowMagic50をキャストしてみた。すると、1投目で思い掛けず反応が返って来て、この日最初の獲物をゲット。
サイズは17cm位のMHR-KGNでのアベレージで、時刻は入釣後丁度1時間経った23:00頃のことだった。

その後は、全く反応がなく、連れ立って凸部の先まで足を伸ばしたが、悉く空振りに終わり、折り返しに入った復路の95番スポット付近で、やっとの思いで追加がなって、両目を開けることが出来た。
この時は、余りにもの反応のなさに嫌気が差して来ていたので、極めてゆっくりとスロー・フローティングのプラグを泳がせる方法を採ってみた。この動かし方はDr.TJさんが多用している釣り方だが、小生は苦手にしているので、最後の手段、溺れる者藁をも掴むの心境だった。
そして、キャストした後ジリジリとしながらゆっくりとリールのハンドルを回してみたが、何も反応がない。何度か試してみたが、やはり反応が返って来ないので、半ば諦めてハンドルを回す手を休め隣りのYTさんと会話をしていると、突然、ガガーンとロッドを引っ手繰る様なアタリで、完全に向こう合わせだった。
やっぱり、Dr.TJ釣法で放置気味にするのが良いのか・・・・?
その後も何度か試してみたが、気が付くといつの間にかハンドルを回している始末で、結局、再現ならずその後はさっぱり。

こうなると切れ掛かった気持ちを立て直すのは至難の業で、YTさんを置いて、小生は70番スポット付近にワープして、この日最後の運試しをすることにしたが、これは悪足掻きと云うべきもの。全く反応がなく、完全に打ちのめされて、25:00頃StopFishingとした。

2023年釣行記(12) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:03月11日(土) 18:30~21:45
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 3
同行者:単独

南東の風が1~2mとのことで、しかも、潮位が高い時間帯での釣りになるので、土曜日だったが、出来ればMHR-KGNに行きたいと考えていた。
所が、その土曜の朝、いつもの様に道楽部屋に来て、そして、いつもの様にパソコンの電源を入れてから台所に行き、熱いコーヒーを淹れて戻って来て画面を見てビックリ。何と、画面にはインターネットに繋がらない旨のエラーメッセージが表示されている。昨日は何事もなかったのにと思いつゝパソコンをリセットして再起動したのだが、画面の表示は変わらないまゝ。
何があったのだろう?

これ以降の状況については、パソコンの部屋にアップするが、兎にも角にも夕方になっても復旧せず、このまゝ作業を続けても一晩で解決出来る見通しもなく、長期戦になるのは必定。
と云う訳で、この日の内の復旧は諦めて、気分転換を兼ねてMHR-KGNに行くことにした。

パソコン事故対応のため、いつもよりも遅い17:15頃、自宅を出発し、18:20頃に現地に到着。
直ぐにSoareXRを手に岸壁に出てみると、流石に土曜日だけのことはあってアングラーの姿が点々と見える。MHR-KGNは2kmもある長い釣り場だが、海藻が繁茂しているので入れるポイントは限られる。少し心配になりつゝ歩を進めたが、幸いなことに60番スポット付近から先のアングラーは、疎らになっているので、67番スポット付近からメバリングを開始することにして、18:30頃、キャスティングを開始。

この日の満潮時刻は19:23のため、入釣時の潮位は最高に近く、テトラ帯は背の高い一部を残して殆どが海に沈んでいるので、テトラ帯の沖を狙うには都合が良い。とは云え、海藻の状況が心配なのでTOTO42Sをパイロット・プラグに選んだが、音沙汰がない。
はやり、今日も駄目か・・・・?
沖目なら何とか来てくれるかも知れない
と密かに期待をしていただけに、少し気落ちしながら蟹の横這い釣法可愛い娘ちゃんの居場所を探すことにして71番スポット付近に到達。

実は、この付近からは凸部の手前までを重点的にチェックする積りだったが、74番スポット付近には先行者の影が黒く見えるので仕方がない。71番スポット付近をジックリと狙うことにした。

この付近は、海藻の繁茂状態がそれ程でもないことが分かっていたので、プラグを前々回良かったShallowMagic60に替えてみた。
すると、突然、コンタクトがあって、20cm程の可愛い娘ちゃんをゲット。
18:50頃のことだったので、実釣開始後20分程しか経っておらず、最近になく幸先の良いスタートが切れたと内心ホクホクしながら、後続を狙うと、直ぐに答えが出てコン。
合わせも決まって、今日は調子が良さそうだと思いつゝ寄せに入ったが、その瞬間強烈な引きが伝わって来てドラグがジーッ。テトラ帯に逃げ込まれまいとドラグを締めた所で、フッと軽くなって敢え無くライン・ブレイク。回収したラインを見ると、リーダーが10cm程残っているだけで、ShallowMagic60は海の藻屑になってしまった。

釣りは始まったばかり。
しかも、この日の可愛い娘ちゃんのご機嫌は、これまでになく良さそう。

焦る気持ちを抑えながら、暗い中、ヘッド・ランプの明かりを頼りに何とかライン・システムを組み直してキャスティングを再開。

しかし、バラシた影響なのかコンタクトがなくなってしまった。そこで、手に入れたばかりのMegabassHydroUpper55Sを使ってみることにした。すると、それまでが嘘だった様にコツンと反応が返って来る。が、なかなか針掛かりさせられない。
レンジが違うのかも知れないと思いRigge60SSS.P.M55に替えたが反応はなく、更に海面を漂うZoea Lipple45Fも投入してみたが、これも空振り。しかし、HydroUpper55Sに戻すとコツとコンタクトがある。こんなにも反応が返って来ることが珍しくなっている状況が続いているので、キャストの度に何らかの反応が返って来るのは楽しい。

と云う訳で、HydroUpper55Sを使い続けて、2度程バラした後に、19:20頃、やっとの思いで20cm強をゲット。

所が、好事魔多しで、これはテトラに掛けてしまった。掛けた相手が海藻なら、ラインをジワーッと引っ張るとズルズルと抜けて来て、事なきを得ることが多いのだが、この時は相手が悪かった。ラインをジワーッと引っ張ったが、びくともしない。弱ったなぁと思いつゝ、グイと力を入れるとプチン。先程結んだFGノットの締め込みが弱かったのか、リーダーがすっぽ抜けてしまって、この日2個目のプラグ・ロスト。

と云う訳で、これまでに経験がないことだが、この日2度目の現場でのライン・システムの組み直しをせざるを得ない羽目に・・・。

何とか体制を立て直して、キャスティングを再開したが、地合いが去ってしまったのか、さっぱり音沙汰がなくなり、最近のMHR-KGNに戻ってしまった。

そこで、入る場所がなければ諦めて引き揚げる積りで凸部に移動してみた。すると、中央付近に空きがある。背後にはクーラーやバッグが置かれているので先行者が居る筈だが、竿を振っているアングラーの姿は見えない。どうやら道具を置いて、別の場所で釣りをしているのだろう。
主が戻って来たら譲ることにしてキャスティングを開始。

ここでも、半ば諦め気味にプラグを色々と替えてみたが、さっぱり答えが見付からない。
まだ20:00を回った頃だったが、引き揚げることを意識し始めた所で、何の前触れもなくいきなりブルブルとしたアタリがあり、やっと、この日の3匹目をゲット。
この時のプラグはRigge60SS、時刻は20:45頃のことで、サイズはやはり20cm内外と云った所。

その後は、居場所を探しながら戻ったが、1度抜き上げに失敗しただけで、21:45頃StopFishingとした。

この日も3匹の貧果に終わったが、いつもよりもアタリの回数が多く、その点では楽しめた。しかも、3匹とも20cm内外のMHR-KGNとしては良型に属するサイズだったのは良かった。しかし、写真を見る限り3匹ともリアではなくフロント・フックに掛かっており、小生の知識では、活性の高い時の掛かり方。であるとすれば、もう少し数が伸びても良かったのでは・・・・。

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