2025年釣行記(13) – MB
2025/03/14
日 時:03月14日(金) 17:50~21:40
潮回り:大潮(↓) 160→50cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 8、カサゴ x 1
同行者:単独、(Dr.TJさん)
この日の風向きは15:00~20:00までは南々西だが、21:00頃には北北西に変わってしまうので、日没から釣り始めたとして実釣時間は2時間程しかない。高速道路を使って片道約1時間の道程を往復しても2時間しか遊べないのは、少々コストに合わない気もするが、しかし、
2時間でも釣りが出来れば・・・。
運が良ければ、風向きが変わる時間が後ろにずれ込むことだってあり得る。
と前向きと云えば聞こえは良いが、自身を誤魔化す理屈を付けて兎に角行くことにした。
現地到着は、17:30頃。
いつもの様に駐車スペースに車を乗り入れた途端、テール・ゲートを開けた黒のSUVの前に立っている人影が目に入って来た。
その瞬間、オッ、Dr.TJさんだ。やっぱり、来ていた!!
その思いはDr.TJさんも同じだったと見えて、小生が来ているのではないかと、小生の車を探したとのことで、期せずして二人の思いが一致したことに顔を見合わせてニヤリ。
この日もロッドはSoareXR改々をチョイスし、17:50頃、18番スポット付近からキャスティングを開始。
と云っても、可愛娘ちゃんが動き出すには未だ早過ぎるため、0.5gのJHや0.3gのJHでの飛距離の具合を見ることにした。すると0.5gのJHでは丁度テトラ帯付近。0.3gのJHではその1~2m手前に着水することが確認出来た。更に、自作のビーズ・ルアー小も試してみたが、これは2.0g強の重さがあるので、テトラ帯よりかなり沖まで飛距離が伸びている。どちらにしてもこの日は追い風になる南寄りの風なので、距離が出ることは計算済みだが、MHR-KGNでは、向かい風になる北風の場合は入釣することはないため、アテにしても問題はないだろう。
飛距離の確認が終わった所で、ビーズ・ルアー小を先発に選んで、可愛娘ちゃんの居場所を探ることにした。
ビーズ・ルアーはジグ単の様な釣り方が出来るので気に入っている上、前回の様に渋い状況であっても何とかメバルを連れて来てくれることもあるので期待をしたのだが、反応は・・・・やはり、ない!
Dr.TJさんにもアタリがないと見えて、ドンドンと先に進んで行ってしまう。
小生はお気に入りのへの字カーブ付近で30~40分程粘って、ビーズ・ルアーをキャストし続けたがコツリとも反応がないので、ワームの釣りに切り替えることにした。
仕掛けは0.3gのJHに0.5gの錘を使ったスプリット・ショット。風向きがクルクルと変わるので、少し重ためにして何とか風の影響を避けようと考えたのだが、状況は変わらず、可愛娘ちゃんからは何の答えも返って来ない。
2月中旬に20匹を超える釣果があったので、調子が戻って来たと思ったのだが、それは完全な糠喜びで、以降の釣果は精々1桁前半。この日も少しは調子が良くなっているかも知れないと根拠のない期待を抱いて来たのだが、正に絵に描いた餅。
余りにも反応がないので、スプリット・ショットの錘を0.8gにしたり、錘を外してジグ単にしたりと、何とか可愛娘ちゃんの関心を得ようと色々と試して見たが、何をしても空振り。
そこで、最後の手段とばかりにラインを風に弱いPEを止めて0.4号のエステルに替え、0.3gのJHを使ったジグ単に徹することにした。以前にはこの組み合わせでメバリングを楽しんでいたので、これでも駄目なら諦らめも付くというもの。しかし、それでも反応は一向に返って来る気配はない。
この日の最初の獲物は、47番スポット付近で来たアベレージ・サイズのこの娘で、時刻は実釣を開始して1時間以上も経った19:04のことだった。
この時はゆっくりとしたリフト&フォールを繰り返していた際に、ジワーと重くなったのでラインを張って様子を窺った所、生命体の反応が伝わって来たもの。恐らくワームを銜えたまゝ動かずにジッとしていたので、小生にはその瞬間が判らなかったのではないかと思うが、寄せに入っても只重たいだけでゴミを掛けたのではないかと思った程。しかし、抜き上げた獲物は紛れもない可愛娘ちゃんで何とかボーズが回避出来ヤレヤレと云った所だったが、釣れ方が釣れ方だけに、1時間も待ってやっと手にしたにしては嬉しさは半分と云うところ。
釣れ方には不満はあるものゝようやく活性が高くなって来た様子に期待をしたが、その後は又ダンマリの世界に戻ってしまった。
そこでへの字カーブ付近を諦めて蟹の横這い釣法でDr.TJさんを追うことにした。
しかし、可愛娘ちゃんが居る気配は何処にもなく、2匹目の獲物を手にしたのは19:32、60番スポット付近のことだった。この時はキャストした後、糸ふけを取ってアクションを付けようとした所、その時には既にワームを咥えていたもので、1匹目も2匹目も釣れちゃった感満載。小生はどちらかと云うと掛けに行く釣りが好みなので、メバリングの面白さは殆んどないに等しく、しかも、単発と来てはこの日の勝負はついたも同然。
19:50頃、Dr.TJさんから着信があり、岸壁の東端でボトム・バンピングで3匹掛けたとの連絡が入って来た。
そこでこの調子じゃ何処に入っても同じだろうと思いながらも、久し振りに凸部の先に足を伸ばすことにした。
そして、以前楽しい思いをした凸部の角を試してみたが不発に終わり、そのまゝ進んで118番スポット付近でのこと。この時も余り期待をせずにボトム付近を通す様にしてゆっくりとリフト&フォールをさせているとモゾとした反応があって、ようやくこの日の3匹目をゲット。そして、それから間もなく120番スポット付近で同じ様にボトム付近でコツと4匹目を掛けることが出来た。
何れもアジの様なアタリでメバルとは思えない程微かな反応ではあったが、それでも何とか続いて来てくれたので今度こそは・・・と厭が上にも期待が膨らんで来る。しかし、次にコツンとハッキリとした反応でロッドを曲げてくれたのはトボケ顔のカサゴでがっくり。
その後は、またまたダンマリに戻ってしまった所で、折り返して来たDr.TJさんと連れ立って復路に入った。
その頃になると風はピタリと止んで、テトラ帯が大きく本体を海面から出す程潮位が下がったことを除けば、メバリングには持って来いの状況になった。しかし、肝心要の可愛娘ちゃんは何処に居るのか、さっぱり反応が返って来ない。
そんな状況下で20:56にこの日の5匹目を交通事故的に102番スポット付近でゲット。そして98番スポット付近で、21:01、21:02に立て続けゲットし、この21:00前後の僅かな時間がこの日のハイライトだった。
そして、21:32に49番スポット付近で、Dr.TJさんが追い付いて来るのを待ちながら、潮位が下がって浅くなったテトラ帯と岸壁の間を流していてコツン。結局、この日の最後の獲物となる8匹目が21cm程の良型だったが、この1匹を掛けた直後から北寄りの風が強く吹き出して来た。
予報より若干遅れた格好だが、北風の吹き出しと共に二人の気持ちは切れてしまって、21:40頃、StopFishingとした。
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19:04 | 1匹目 | 47番スポット付近 |
19:32 | 2 | 60番スポット付近 |
20:01 | 3 | 118番スポット付近 |
20:08 | 4 | 120番スポット付近 |
20:09 | カサゴ | ↓ |
20:56 | 5 | 102番スポット付近 |
21:01 | 6 | 98番スポット付近 |
21:02 | 7 | ↓ |
21:32 | 8 | 49番スポット付近 |
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