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2017/12/04
2017年 Ajing Touching 釣行記
日 時:12月04(月)~05日(火)
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 7、カサゴ x 3
同行者:単独、(TDさん、HGEさん、SGMRさん他)
日曜日に行くか月曜日にするか、迷ったが、予報では、風の具合は月曜日の方が良さそう。
と云う訳で、予報が当たることを祈りつゝ、月曜日に孤島に行くことにした。
いつも通り15:30頃に最寄りの駐車場に到着すると、見覚えのあるナンバーの車が泊まっていて、その主が釣り支度の真っ最中。実は、今年の夏、小生が事情により釣行パターンを変更したため、釣行日がずれてしまい、以来、会うことがなくなったSGMRさんで、3ヶ月振り。但し、SGMRさんは孤島’に行くとのことで、彼とは離れてのコラボ・アジングとなった。
16:00少し前に孤島に到着したが、驚いたことに街灯下のベスポジには6~7人のアジンガーがずらりと並んで満員御礼状態。小生は、年齢も70を超えていて認知症があっても何らおかしくはないので、イヨイヨ症状が出て曜日を間違えたのかと、一瞬、自身の脳の状態を疑ってしまう程の混雑振り。冬場になると防寒着など持ち込んで来る荷物が増えるので、荷物の置き場が窮屈になるのだが、これだけの人数になると、殆ど空いた場所がない。
何処かにスペースはないかとウロウロと探していると、TDさんの友人で以前にもお会いしたことのあるHGEさんが、荷物を寄せてスペースを作ってくれたので、有難くそこに置かせて貰った。
荷物の置き場は何とか確保出来たが、釣り座となると、前回、前々回に入った街灯の灯りが薄くなった付近から先にしか、構える場所がない。
ここは足場が細いので、余り入ることはなかったのだが、前回、前々回とも何とか釣果を出すことは出来ている場所なので、特に問題にすることもなく、その場所に釣り座を構えることにした。
釣り座の確保が出来た所で、持ち込んだEarly+81M、Soare改、8320#1Bの3本のロッドにラインを通す等の準備を始めたが、予報よりも遥かに強い風が冷たく吹いている。
と云っても、向きはフォローになる西寄りなので、JHは重くする必要はないだろうと、先発はSoare改に1.0gのJHの組み合わせ。
キャスティングの開始は16:20頃。
大潮の満潮時刻直前に当たるので、潮位はいつもより遥かに高く、また、フォローとは云え強い風の影響もある筈なので、ジックリとボトムを攻めるために先ずは50カウントからスタート。
すると、その2~3投目のこと。いきなりムズと感じるアタリが伝わって来た。合わせも決まりこれは幸先が良いとほくそ笑みながら、リーリングを開始した途端、ジーッとドラグを鳴らす強い引きにロッドを立てて抵抗を躱そうとしたが、ひとノシされた途端、敢え無くライン・ブレイク。
正体が分からないまゝ、キャスティングを再開すると、直ぐに23cmの良型をゲット。しかし、トングで挟むのにモタモタしている内に、細い足場を跳ね回ってポチャンとお帰りになってしまった。
ライン・ブレイクに続いてのオート・リリースは、残念だが、釣りは始まったばかりで、時間は未だ未だ充分ある。
と、この時点では、余裕綽々だったが後続のアタリがない。
ウン?
5カウント刻みで層を替えてアジを探したが、コンタクトは全くない。
これは変だぞ・・・・・・。
日没時刻を過ぎ周囲が暗くなっても状況は変わらず、街灯下の明るい場所を陣取っている連中の様子を窺っても、余りロッドを曲げている様子もない。
この日、最初のアジを手にしたのは19:00頃のことで、実釣開始後約2時間半も経った頃のことだった。
やっと回って来た!!
と喜んだのも束の間のことで、コンタクトはそれっ切り。
こんな状況になると、裏に移動するのが常だが、考えることは皆同じと見えて、逆風にも拘わらず裏側のお気に入りの場所には、既にアングラーの姿がある。
仕方なく、その内、回って来る筈と自分に云い聞かせて同じ場所で粘ることにしたが、状況は一向に変わる気配を見せず、21:00を回った時刻になっても、バケツの中には3匹しか入っていない。
休憩がてらカップラーメンを喰いながら、街灯下の様子を見ているとHGEさんと、17:00に登場してHGEさん隣りに入ったTDさんの二人は、好調とは云えないまでもポツリポツリとロッドを曲げている。しかし、それ以外のアジンガーがロッドを曲げている場面は、その二人よりも遥かに少ない。
どうも、この夜のアジは広く回遊するのではなく、一ヶ所に偏在している様子。と云っても、二人が掛ける頻度から見ると、群れは小さいとしか思えない。
結局、この夜は一睡もすることなくアジの回遊を待ったが、その努力にも拘わらず事態の好転はみられず、ツ抜けにも遠く及ばない7匹の貧果。と云っても、釣れたのは23cm以上の良型ばかりで、老人二人の世帯には充分過ぎる数と自分を慰めて、5:00頃未だ暗い中、StopFishingとして帰路に着いた。
その途中で得た情報では、日曜日に複数のスナメリが付近を泳いでいたとの目撃情報があり、その影響でアジが散ってしまったのではないかとのこと。近くの釣り施設のアジの釣果が極端に減ったことに繋がるのではないかと思う。
とすれば、早くスナメリが去って行ってくれることを願うしかないが・・・。
さて、今シーズンは未だ1匹もモノに出来ていないタチウオは・・・。
この日はアジのアタリが殆どなかったので、これまで以上に力を入れて探って見たが、この夜もアタリすら感じることはなかった。所が、HGEさんとTDさんはアジングの合間に狙って夫々3匹、1匹、そして一晩中プラグを投げていたシ-バス狙いのアングラーに至っては5~6匹もモノにしており、全体では10匹も出ていた計算。
とすると、まだ付近をウロウロしていることは確実。
とは云え、10匹の殆どが指3本程度の小振りで、この時期にしては物足りないサイズと云えるし、数も少なくアジと同じ様に偏在していた様子で、釣果を得られるのは運が大きく左右するだろう。
しかし、あの強烈な引きは忘れられない。
何としてでも、1匹だけでもモノにしたいと心から思う次第。
2017/12/01
2017年 Mekking 釣行記
日 時:12月01日(金)
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 4
同行者:単独、(YTさん)
この時期の日の出時刻は6:30頃なので、自宅を出るのは5:00過ぎで充分。
と云う訳で、目覚まし時計を4:40にセットしたのに、目が覚めたのは4:00前。直ぐに出発するのは早過ぎるので、暫く床の中でウダウダ時間を潰して、予定通り5:00過ぎに自宅を出発し、現場の駐車スペースには6:20頃到着。
早速、未だ薄暗さの残る中を釣り場の岸壁に出たが、北風が結構強く吹き抜けている。YNGSMは南側が太平洋に向かって開けているので、南風は波立つため願い下げだが、北風は波を鎮めるので歓迎。と云っても、師走に入ったこの時期に、強い北風に吹かれるのは辛い。
予報では3mとなっていたので、その内、少しは収まって来る筈と準備に入った。
今回のタックルは、Soare XTUNE S610LS30のロッドに、リールはVanquish C2000Sの組み合わせ。
メッキを始めた当初は、Soare Game S709ULTにSoare CI4 C2000PGSの組み合わせで、スローなジャークが主体のアクション付けだった。これでもソコソコの釣果は得られていたが、当然のことながら湘南の達人のYTさんや、AKWさん、Dr.TJさんには及びもつかなかった。
少しでも彼らに追い付くには、どうすれば良いか?
と考えている内に、教科書にある様な素早いトゥイッチもメニューに加える必要性に思い至った。しかし、少し長目で柔らかいS709ULTを使って素早いトゥイッチを続けられる程、小生の腕は良くない。弘法には程遠く腕に頼れない以上、筆を選ばざるを得ない、手首への負担を少しでも軽くすることも考えて、短めのS610LS30を導入し、ついでに僅かでも自重の軽いVanquishまで手に入れてしまった。
所が、実際に使って見ると、大枚をはたいて揃えたにも拘わらず、もう一つしっくり来ない。と云うか、端的に云えば釣果が期待した程伸びなかった。詰まり、お粗末な腕をカバーする筆はあり得ないことを確認させられてしまった次第。
と云う訳で、S610LS30とVanquishの組み合わせの出番は殆どなくなって、専ら折ってしまったGame S709UTLの代わりのSoare XTUNE S709ULTにSoareCI4+ C2000PGSSばかりを使っていた。
そんな状況だったが、折角のロッドを死蔵しておくのは勿体無い。何とか使える様にしたいと、前回に続いて今回もS610LS30を先発に選んだ。
6:30頃、北風を背負う位置に立ちGOMOKU JIG 5gを選んでキャスティングを始めたが、JIGが水に流されてしまいラインを送り込んでも底取りが覚束ない。
メッキの活性が高い時期であれば、中層から上層での釣りになるのだが、師走のこの時期の冷え込んだ朝では、それは余り期待が出来ない。何とかすべく色々と試したが上手く出来ないので、敢えて、北風を横から受ける位置に移動。
ルアーも引き抵抗を感じられるB-VIB30に替え、斜め左にキャストしてジーとルアーの震えを感じながらリフト&フォールを繰り返して何投目かのこと。
足許近くまでルアーが近付いた所で、ソロソロ回収しなければと思っていると、ブルブルとルアーとは異なる震えで25cm位の良型ギンガメをゲット。
時計を見ると6:50で、実釣開始20分程しか経っておらず幸先の良いスタート。
所が、後続がない。
そこで、誰もいないことを幸いに、広い釣り場を行ったり来たりして、メッキの溜まり場を探したが、見付からない。溜まり場は見付からなかったが、交通事故の様な単発のアタリがあって、20cm位の小型のローニン2匹とギンガメを1匹追加することが出来た。
しかし、9:00頃になると単発のアタリも全く期待出来なくなり、同時に気持ちも切れてしまった。
そこで、気分を変えるために、ひょっとすると溜まり場が見付かるかも知れないと都合の良い期待を胸に、あちらこちらを探査して回ったが、夢は儚く消えてしまう始末。
1時間程経った10:00頃。元の場所を越えた先の少し遠くにまで行ってみようと移動し始めた所に、バイクが登場。最初はヘルメットで判らなかったが、主は湘南の達人と異名を取るYTさん。
彼に状況を説明したが、YTさんはその場でやると云う。そうなると大きく移動する気持ちもなくなって、YTさんと並んでキャスティングを再開。
YTさんは、キャスティングを始めるや否やアッ、アタルよ~と大きな声を発し、見事に良型をものにする始末。
あれだけキャストしてもアタリがなかったのに、これは、どう云うこと?
呆気に取られている小生を横にして、立て続けにロッドを曲げているYTさんは如何にも楽しそう。
何とか、あやかりたいと集中したが、小生には何も感じられない。この辺が達人と凡人の違いかも知れない。一生懸命キャスティングを繰り返してもアタリを感じられずにいると、北から吹き付けて来る風がことの他冷たく感じられ、昼間だと云うのに真夜中の孤島よりも寒く感じた。
11:00を回った頃、YTさんは都合5匹をものにして、意気揚々と引き揚げて行き、小生は居残ったものゝ、メッキの追加は叶わず反対にジグをロストすると云うお粗末さ。
とは云え、今回の釣果は4匹で今シーズンとしては最高だったので、結果は悪いとは云えない筈だが、隣りのYTさんの釣りが余りにも衝撃的過ぎ、嬉しさも半減と云った所。
結局、居残りもそれ程長くは続けられず、11:30頃、意気消沈にした気持ちを抱えてStopFishingとし、次回は、S709ULTのロッドにSoareCI4+の組み合わせでやろうと思いつゝ帰り道に着いた。
2017/11/27
2017年 Touching 釣行記
日 時:11月27(月)~28日(火)
潮回り:長潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 24、カサゴ x 2、カマス x 1
同行者:単独(MSDさん)
今シーズンのタチウオは、渇望しているにも拘わらず、残念ながら未だ姿を拝めずにいるので、何としてでも獲りたいと、孤島に出撃することにしていた。
所が、予報をチェックすると北風4mの予想になっている。
来週はもう12月に入ると云うこの時期に、4mの北風に吹かれるのは辛い。しかし、タチウオ・シーズンも終盤に入っている筈なので、多少のことなら行きたい。
行くべきか中止すべきか?
散々、迷いながらNHKのデータ放送をチェックした所、風向きは北だが2mと弱くなっている。どちらも釣り場のある地区を対象としている予報なのに、これ程違っているのも疑問だが、予想した時刻はNHKの方が若干新しい。と云うことでNHKの予報を信じて決行することにして、自宅を出発。
釣り場の岸壁には16:00少し前に到着。
直ぐに荷物を置いて、準備に入ろうと思ったが、至る所にこぼれたコマセが塊になって残っている。しかも、普段は釣り人の荷物置き場になっている一段高くなった所にも点々とあって汚い汚い。そこで、ブラシで掃き落そうとしたが既に乾燥して、コンクリートにヘバリ付いていて、ブラシ程度では何とも出来ない。仕方がないので、少しでもコマセが少ない所を選んで荷物を置いたが、どうしてこんなに汚い状態にしても平気なのか理解が出来ない。
こんな輩が増えると、折角の釣り場も立ち入り禁止の理由になってしまう。こんな奴は釣りをする資格はないし、この釣り場には来てほしくないものだと腹が立った次第。
風は、予報通り北東の方向から強く吹き付けて来ており、空には一面に黒い雲が広がっていて、今にも降り出しそうで、心配の種がまた一つ増えた格好だが、来てしまった以上やるしかない。
先行者はアジンガーが1名、餌釣り師が2名と少ないが、3人でベスト・ポジションを占めている。横風であってもそれ程強くなければ、彼らの間に入ることは可能だが、この強い風ではトラブルの元。小生は、彼らとは少し距離を置いて前回と同じ場所を確保。
そして、小生より10分程遅れて登場して来たアジンガーは、先行者のアジンガーと餌釣り師の間に釣り座を構えていた。
今回、持ち込んだロッドは前回と同じEarly+81M、Soare改、8320#1Bの3本で、横風の強さを考えて重めの1.5gのJHに8320#1Bを組み合わせを先発にチョイス。16:10頃、キャスティングを始めたが、ラインが風に吹き揚げられてJHが沈んで行かない。こんな状況でアジを仕留める程の腕もないので、早々に諦めて、2段下がった裏側に移動。
こちら側は、海面からの高さが余りないので、多少風が強くても何とかなる。試しにSoare改に1.0gのJHを試してみた所、充分、アジングは出来そう。
この日の最初の獲物は、日没時刻から15分程経った16:45頃。
曇り空で日没前でも薄暗い状況だったことを考えると、出るのが遅いきらいはあるが、取り敢えずは、ボーズ逃れを達成。
今回はアジのお持ち帰りのご下命はないので、この1匹は引き揚げる準備を始めていた餌釣り師に進呈。
17:00少し前に、彼らが引き揚げて行ったので、この強風下、アジングをしようと思う物好きはいないだろうと思っていたが、世の中は広いもので17:00頃になって4人も登場し、この夜は7人で夜明かしをすることに決定。
その中の一人がTDさんの友人のMSDさんで、彼は小生の左隣りに釣り座を構えて、直ぐにキャスティングを開始。
風は、アジンガーの願いも空しく相変わらず強く吹き付けて来ていて、釣り難くて仕方がない。小生は、裏でやったり、元の場所でやったりと落ち着かない。
このまゝでは虻蜂取らずになってしまう。
駄目元で、裏でジックリとやって見よう!!
これが良かったのか、ポツリポツリと来る様になったが、しかし、中々連続して来ることがない。
ボトム付近ではアタリがなくなったので、少しボトムを切った層を狙うとパタパタ。よし、掴んだゾと思っているとアタリがなくなり、更に上の層を狙うと、又々、パタパタ。こっちが正解か?と同じ層を流しても、直ぐにコンタクトがなくなってしまう。
アジの群れが小さいのか、それとも目まぐるしく泳層を変えているのか?
悩んでいる内に、どの層を狙っても音沙汰ない状態になり・・・・。
22:00頃になって、漸く風が弱まって来たので、元の場所に戻ったがアタリの出方がもう一つ。
アジ特有のモゾとかチクと感じるアタリは余りなかった様な印象。フォールしているワームを吸い込む様な違和感だったり、ヘラブナの居喰いの様にロッドにジワーッと重さが伝わる様なアタリが多かった。
それでも、風の影響がない分、微かな変化も感じられ、それなりに面白かったが、風が弱かったのは、日付が変わる頃まで。夜中を過ぎると冷たい北風がビュービューと吹き付けて来る様になってしまう始末。こうなると小さな違和感は取れなくなってしまい、益々アジングは苦しくなるばかり。
結局、2:00過ぎには諦めて仮眠を取りながら、状況の好転を待ったが、それも無駄に終わってしまい、朝間詰めを狙う気もなくなって、4:30頃には諦めてStoFishingとしてMSDさんと一緒に引き揚げた次第。
今回、孤島に来る動機づけとなったタチウオだが、結論から云えば、今回も空振りに終わってしまった。
横風が強過ぎて、中々ワインディングをする気にもならなかったが、風が弱くなった時間帯を見計らって23:00頃から1時間程の間、集中してあちらこちらをチェックして見た。しかし、期待とは反対に一度も掠ることもなく、敢え無く空振り三振。
孤島ではタチウオは確実にものに出来ると思っていたが、昨年、一昨年に比べて寄りが良くない様相で、考えが甘かった様な印象。
しかし、これで諦める訳にも行かないので、年内孤島に釣行する際には、タチウオ・セットを携行しようと思う。
2017/11/20
2017年 Ajing Touching 釣行記
日 時:11月20日(月)~21日(火)
潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 25、カサゴ x 4
同行者:単独
前回はDr.TJさんやISBSさんをアジングにご招待したが、お二人は何とか形を見ることだけは出来たものゝ、小生は全くのボーズ。まぁ、最低限のことは出来たかも知れないが、この上ないお粗末な結果にモヤモヤが溜まっていたので、今回は孤島でその憂さを晴らそうと・・・・・。
15:30頃、駐車場に到着すると、ガラガラでこれは想定外。
ウィークデイでも結構車の数が多いのに、これはどうしたことか?
ひょっとすると、今日は、貸し切りかも知れない。
となると、独り占め・・・・。
等々と考えながら岸壁に乗って見ると、所沢から来たと云う3人の若者グループがベストポジションを広く陣取っていて、空いているのは航路側の一角だけ。半夜で引き揚げるなら、その後に入れば良いと思い、一人に訊ねると徹夜の予定だと云う。となると、航路側の一角にしか入れないが、挨拶を兼ねて状況を訊ねた時の印象がもう一つ良くない。そこで、彼らと少し離れて前回後半に入った足場の狭くなった場所に釣り座を構えることにした。
持ち込んだEarly+81M、Soare改、8320#1Bの3本に夫々ラインを通し、Soare改に1.0gのJHを組み合わせを先発に選んで、キャスティングを開始したのは16:15頃。
風は強くはないが、向かい風。
潮は青く澄んでいて綺麗だが、過ぎたるは及ばざるが如しでこれが悪い方に出ないことを願うばかり。
この時期の日没時刻は16:30頃なので、調子が良ければ直ぐにでもコンタクトがある筈だが、音沙汰がない。
もう少し暗くなれば・・・・、もう少し暗くなれば・・・・と根拠のない期待を抱きながらキャスティングを続けたが、何の変化もなく、3人にもアタリは出ていない。
17:00頃、様子を見るために航路側の空いた場所をチェックしようと移動して見ると、その一投目で、チクッとこの日の第一号。
これを皮切りにポツリポツリとアタリが続き、2匹、3匹と掛け始めた所に、若者3人が登場。
これで、この夜を一緒に過ごす仲間は、小生を入れて7人と確定したのだが、所沢からの3人も後から来た3人も、顔を見掛けた記憶はなく、やはり孤島ファンが増えて来ていることを実感させられた次第。
後から登場して来た3人の内の2人は、航路を向いて釣り座を構え、アジングを始めた。これまでの経験から、航路向きはアジングについては余り良い場所とは思えないので、どうだろうかと注意を払っていると、何と数投目で掛け始めた。
この日のアジの着き場は、航路側に寄っているのかも知れない。
隣りの先行者の若者の一人にはアタリがない様なので、小生は、ゆっくりとアジングを楽しむために、彼にその場所を譲って元の場所に移動。
結果的には、これが正解だった様で、爆釣とは行かないまでも、良いペースでアタリがあって、20:00頃にはツ抜けを達成。しかし、その頃から風が強く吹き出して来て、思った様にワームを通すことが出来なくなってしまい、ペースダウン。それでも、風が弱くなった時には、コンタクトが感じられてポツリポツリと掛け、23:00頃には20匹超。
釣れるのは良いが、余り釣り過ぎても処分に困る。
ご近所に引き取って貰える数を数えながら釣っていると、向きが変わった風が背中側からビュービューと、時折身体を揺らす程の強さで吹き付けて来る様に状況が変わってしまった。こうなると1.0gのJHでは着底が覚束ないので、JHの重さを1.2g、1.5gと重くして何とか凌いだが、微妙な変化を取ることは出来ず、コンと手許に感じるアタリしか取れなくなってしまった。
日付が変わる頃には、状況は更に悪化し、岸壁の壁の陰に座って避難していても、巻き込んで来た冷たい風が目深に被ったフードを吹き揚げておちおち眠ってもおられず、頭上を走る電線がヒューヒューと鳴って何となく不気味さを感じる程。念のため、天気予報をチェックすると北寄りの風が3~4m。しかし、現場ではその倍以上にも感じる位で、釣り処か寒さを凌ぐのに背一杯。
結局、日の出間際になっても強風は収まらず、5:50頃StopFishingとして引き揚げて来た。
今シーズンは、未だ釣果が出ていないタチウオだが、この日も風が強くてアジングがし難い時を中心に調査したが、アタリも感じられなかった。
昨年や一昨年は海面をライズするタチウオの姿を何度も見ることがあったが、今シーズンは一度も目撃していない。この日も、ギラリと海面を走る光が見えたのでタチウオが寄って来たと思ってキャストしたが、何も変化を感じることはなく、どうも波に反射した光を勘違いした模様。
昨年は、12月に入っても釣果があったので、諦めるのはまだ早いかも知れないが、何となく今シーズンは終わってしまった様な気がしてならない。
2017/11/17
2017年 Ajing 釣行記
日 時:11月17(金)
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:FRY
釣 果:ロリメバル x 1
同行者:Dr.TJさん、ISBSさん
メッキ仲間のDr.TJさんと友人のISBSさんのアジングをしたいとのご希望に応えて、お二人をお連れすることにしたが、場所を何処にするか・・。
先ず第一に、お二人には何としてもアジの引きを楽しんで貰いたい。
そのためには数もサイズも期待出来る孤島付近が良いだろう。しかし、秋口の気候の良い時ならいざ知らず、師走を目前にした寒い時期に孤島で徹夜をして貰うのも、些かハードルが高いだろうし、それによってアジングに興味をなくされてしまうのも不本意。
他に、陸っパリでアジが釣れる場所は・・・?
気軽に入れて実績のある場所として候補をUMB-FP、HGS-OGSM、FRYに絞り、最終的には、天候によって決めることに。
前日の16日(木)に天気予報をチェックすると、東or南東の風が1~2mとなっている。この条件を3候補に当てはめてみると、UMB-FPでは右からの横風、FRYでは向かい風若しくは左からの横風、HGS-OGSMではフォローになる。と云う訳で、3候補の中ではHGS-OGSMが最も釣り易い。
しかし、HGS-OGSMは意外と人気場所なので、週末はかなり混むため3人が並んで入れる場所は、人気のない場所に限られてしまうだろう。これに比してFRYは、余り知名度が高くないので、人出もそれ程ないだろう。風が向かい風になると云っても1~2mと弱いので、向かい風を釣れとの格言に合っており、寧ろ条件としては良いかも知れない。
色々と考えた末、FRYに行って釣り難ければHGS-OGSMに転戦することにした。
現地に向かう途中、渋滞に掛かって遅刻するかと思ったが、何とか間に合って約束の15:30丁度に到着。週末とは云えまだ仕事が終わる時刻ではないので、アングラーはそれ程いない筈と読んでいたのだが、着いて見ると、思いの外駐車している車が多く、最も遠い場所にしか空きがない。
ISBSさんより一足早くDr.TJさんと並んで、釣り場の岸壁に向かったが、案の定、沢山のアングラーが一定の間隔を置いてロッドを振っており、3人が並んでは入れそうな空きがない。
そのまゝ歩を進め、第一曲がり角を過ぎた所に広く空いた所を見付けて、今晩の釣り座を確保。
今回は、ジグ・サビキ用のSoare30 XTUNE S803ULT30、ワインド用のEarly+81Mにアジング用のSoare改の3本を持ち込み、ラインを通しなど支度をしていると、遅れていたISBSさんが到着し、16:00頃、3人並んでキャスティングを開始。
風は予報通りの東寄りで向かい風だが、それ程強くないため何とか釣りは出来そうなので、先発は1gのJHをチョイス。
これまでと同じ様に、キャスト後30カウントして底付近にまで沈めた所、ジワーッとJHに重さが感じられる。
良い具合に、潮の動きがある。
これは、行けそう!!
期待を胸一杯にキャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。アジは浮いているのかも・・・。
カウントを徐々に少なくして。中層から上層を試してみたが、これにも無反応。そこで、今度はカウントを40、50と増やしたが、ジワーッとした重さだけが伝わって来る。
隣りのDr.TJさんは根掛かりを頻発させているのに、果たして、底が取れているのか・・・・?
これまでになく色々と考え、試してみたが答は得られず、実釣開始後2時間も経たない18:00頃にも拘わらず、既に時刻は20:00、21:00になっている様に錯覚してしまう程。
周囲のエサ師がロッドを曲げている様子もなく、岸壁全体に沈滞ムードが漂っている。しかも、時折、強さを増して吹き付けて来る向かい風に、身体もすっかり冷えて来て、益々、気持ちを切らさずに続けることが難しい状況になり、小生は早くも惰性のキャスティングを繰り返しているだけになってしまった。
時刻は定かではないが21:00頃だったと思う。ISBSさんにアタリがあって、この日初のアジをゲット。サイズは小さくてもう一つだが、これに触発されて、Dr.TJさんと並んで気を入れたキャスティングを始めた所、今度はDr.TJさんに同サイズ。
やっと回って来た!!
小生も肖りたいと集中してコンタクトを待っていると、チクッと待望のアタリ。所がアタリの主は可愛いロリ・メバル。いつもなら写真を撮る所だが、やっと来たアタリが外道のメバルで、意気消沈。何もせずにそのまゝお帰り願った。
その後、ISBSさんがアジを追加した所で、この日のアジングは事実上終わった様なもの。
23:00頃、ISBSさんが一足早く引き揚げて行き、Dr.TJさんと小生は居残ったものゝ、奇跡が起きることもなく、24:00頃StopFishingとした。
それにしても、日並みが悪かったと云えばそれまでだが、この日は生命感のない一晩で、潮が上げに変わっても魚の活性は上がらず仕舞い。そんな中でも、Dr.TJさんとISBSさんには、小なりと云えども、アジの釣果があったことだけは救いで、それもなければと考えると・・・。
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