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2024/10/24
2024年 Eging 釣行記
日 時:10月24日(木) 17:00~21:40
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:単独
光陰矢の如しで、季節は早くも晩秋に入り南寄りの風が吹くことが減って来る頃で、今週は唯一水曜日を除いては北寄りの風が吹く毎日。となると、KRKZさんと二人揃ってパーフェクト・ゲームを喰らったMHR-KGNに仇討ちに行けるのは、この水曜日しかない。
と云う訳で、風は7~8mとかなり強めの予報だったが、MHR-KGNに行く予定にしていた。所が、当日は一日中雨模様で、結局、行けず仕舞い。そこで改めて予報をチェックすると、木曜日は北東or北風が3m程。MHR-KGNは北向きの釣り場なので、出来れば避けたいが、3m程度であれば、何とかなるだろうと行くことにした。
16:45頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、はやり向かい風になる北風を嫌ったと見えて、アングラーの姿は疎らで、何処からでも始められそう。しかし、岸壁の際には沢山のゴミが吹き寄せられているので、少し歩を進めて、ゴミが比較的少ない18番スポット付近から始めることにした。
この日の潮回りは小潮で余り良くないが、9杯も掛けた前々回も同じ小潮だったので、気にする必要はないのかも知れない。心配だった北風も、思っていた程強くは吹いておらず、ホッと一安心して、準備に取り掛かった。
この日のタックルは、いつもと同じSephia S806ML-Sのロッドに2.5号のエギの組み合わせで、テトラ帯と岸壁の間の浅場を狙うために、斜め右前方に2~3回キャストし、反応がなければ少し移動して、斜め右前方にキャスト・・を繰り返して少なくとも凸部までチェックする予定で、17:00頃、キャスティングを開始。
黒い雲が空一面を覆っていて、いつもよりも暗く感じる上、岸壁全体がドヨーンとして活気がない。今にも降り出しそうだったので、用心のためレイン・ジャケットを着て岸壁に出たのだが、風が弱いために蒸し暑さを感じる。そこでレイン・ジャケットを脱ぎ半袖のTシャツになってキャスティングを繰り返した。この格好はまるで真夏の様相で、とても10月下旬の服装ではなく、正に異常気象。
蟹の横這い釣法で緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんは何処に居るのか探している内に、周囲はドンドンと暗さが増して来て、ソロソロ出てくる頃だと期待したが、その気配もない。
それどころか波頭が青白く光り始め、その内エギの着水地点やラインまで青白く光る始末。エギングには邪魔な夜光虫の仕業だが、避ける訳にも行かない。少しでも薄いポイントを探して、キャスティングを繰り返したが、音沙汰はないまゝ。
前々回、2杯も掛けた50番スポット付近などは念入りにチェックしたが、まるで答えが返って来ない。
その頃から、弱かった北風が強く吹き始めて来て、体感気温は急降下してTシャツだけではどうしようもない。慌ててレイン・ジャケットを改めて着た上で、可愛娘ちゃん探しを続けることにしたが、これから先は、テトラ地と岸壁の間にもテトラが置かれていて根掛かりリスクが高くなる危険地帯。
とは云え、虎穴に入らずんば虎子を得ず。特にこの日の様に活性が低くてテトラの陰に引き篭もっている様な場合には、根掛かりを避けてばかりいては可愛娘ちゃんの顔を見ることなど、出来る筈もない。根掛かり覚悟で挑んでみたものゝ、見事な空振り。
小生の好きな70番スポット付近では、正面から吹き付けて来る北風が益々強くなり、エギが全く飛ばない。そこでエギをエギ王Kの3号 SHALLOWに替えて捜索を続けた。
しかし、何処に行ったのか、全く音沙汰もなければ気配もない。
前々回、3杯も出た90番スポット付近では、少し粘って3号 BASICのエギまで引っ張り出して色々と試してみたが、何れも結果は出ずじまい。
結局、20:00頃、112番スポット付近から折り返しに入って、目ぼしいポイントをチェックしながら戻ったが、尽く空振りに終わり、今回も又パーフェクト・ゲームで見事な返り討ちにあい、21:40頃、肩を落としてStopFishingとした。
今回で2回連続のパーフェクト・ゲームで、9杯も掛けたことがまるで空絵ごとの様に思えて来た。
これまでエギングでは全く実績のなかった釣り場だったが、色々な情報からMHR-KGNでもアオリイカは出る筈だと考えて挑んでみたら、結果は9杯の爆釣。こんな状況なら、真冬から春に掛けての親イカ狙いも出来るかも知れないと期待していたのに、甘かったのかも・・・・・。
兎に角、この日は黒い雲が空一面を覆っていて、まるで新月の様相だったこと、夜光虫が凄かったこと、強い北風が吹いていたこと・・等々、エギングには不利な条件だった。しかし、何よりも9杯の実績を考えれば、それなりのポテンシャルはある筈なので、もう一度位は挑戦してみる価値はあると思うのだが。
2024/10/15
2024年 Eging 釣行記
日 時:10月15日(火) 17:45~22:20
潮回り:中潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:KRKZさん
前回はメバリングで通っていたMHR-KGNでも、緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんと遊べるのではないかと思い、ボーズを喰らうことを覚悟の上で、調査に行って来た。すると、その結果は思いも掛けない爆釣で、この時期としては良型と云っても良い445gを筆頭に9杯と自分でもビックリ。
この日以来、20年前にあのアオリイカの特徴的な引き方に魅入られてしまった様に、アオリイカのことが気になって、寝ても覚めてもアオリイカのことが頭から離れない。どうやら、アオリイカの引きには中毒性があるらしい。
と云う訳で、夢よもう一度とばかりに、前回に続いてMHR-KGNでエギングをすることにした。
現地到着は、17:15頃。
程なくして到着したKRKZさんと連れ立って岸壁に出て様子を見ると、海は、中潮の満潮時刻から1時間程しか経過しておらず潮位は170cmもあって、テトラ帯は海中に没していて見えない。風は、予報では2mの南東の風とのことだったが、殆んど吹いておらず、ウィンド・ブレーカーを着ていると蒸し暑く感じる。
岸壁には、前回程ではないが、アングラーの姿が数が多くて、テトラ帯と岸壁の間を狙って斜めにキャストするには、間隔が狭過ぎる。そこで沖目を狙って真っ直ぐに数投してみたが、何も反応が返って来ない。
そこで、先行者を避けて場所を移動し、結局、への字カーブに到達してしまった。しかし、ここでも曲がり角付近にアングラーの影があるので、少し進んで50番スポット付近から、気を入れて始めることにした。
17:40頃、Sephia S806ML-Sのロッドに2.5号のエギの組み合わせで、曲がり角の先行者を背中に見て、斜め右前方に向かってキャスティングを始めた。
実は、ここは、前回、MHR-KGNで初めてアオリイカを掛けたポイントであり、しかも時刻も殆んど同じ。直ぐに反応があるかも知れないと期待をしたが、この日は留守の様で、残念ながら梨の礫。
しばらくこのポイントで粘ってみたが、一向に気配が伝わって来ないので、追い付いて来たKRKZさんを促して、蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃん達を探すことにした。
しかし、前回の釣果が夢か現か幻かと思える程、反応が返って来ない。
前回の実績ポイントでは、特に念を入れてチェックしたが、まるで音沙汰がない。
可愛娘ちゃん達は、何処かに行ってしまったのか?
喰い気がないので、エギを追って来ないのか?
秋の新仔アオリを狙うのは、これで2回目なので、この様な状況の場合の対処方法が分からない。少しでも反応があれば、それをヒントにすることも出来るが、こんなにも相手にされないと、何をどうして良いのかサッパリ見当もつかない。だからと云って、同じことを何度繰り返しても、事態を打破することには繋がらない。何か変化を付けなければ・・と思っても、小生が出来ることと云えば、エギの色や重さを替えることや、エギを通すレンジを変えること位しかない。
と云う訳で、下手な鉄砲、数撃ちゃ当たるとばかりに持参したエギを取っ替え引っ替えし、レンジを替えても見たが、答えが見付からない。
前回の小生の釣果に煽られて刀狩りではなくエギングをしに来たKRKZさんにもコンタクトはないとのことなので、喰い気のある可愛娘ちゃんは、この日は近くには寄って来ていなかったのかも知れないが、KRKZさんには何か申し訳ないことをしてしまった様な・・・・。
結局、可愛娘ちゃんの姿が見たくて凸部の先にまで足を伸ばしたが、完全に無視され続け、22:20頃、疲れ果てゝStopFishingとした。
前回の調査結果が余りにも良かったので、まさかパーフェクト・ゲームを喰らうとは思いもしなかった。考えが甘いと云われればそれまでだが・・・。
このまゝでは追われないので、近い内にチャンスを見付けて、再度チャレンジする積り。
2024/10/11
2024年 Eging 釣行記
日 時:10月11日(金) 17:25~22:20
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:アオリイカ x 9
同行者:単独
釣りには行きたいが、アジもタチウオも在庫はある。アオリイカも前回タチウオと交換にIKOKさんから頂いたものが残っている。となると小生の釣り物で残っているのはカワハギ位しかないが、朝早く起きて出掛けるのも億劫だ。
さてどうするか?
ノークーラー・デイにしてホームのKMI’sでアジングをするか・・・?
色々とない頭を絞って考えた結果、アオリイカの在庫はあるとは云え、1杯だけなので、追加があっても文句を云われることはないだろう。
と云う訳で、ボーズ覚悟でMHR-KGNでのアオリ調査をすることにした。
元々MHR-KGNはメバリングで足繁く通った場所だが、数年前からメバルが余り釣れなくなり、代わりにタチウオが出る様になって、今シーズンも8~9月には刀狩りで通っていた。
そんなポイントだが、
湾奥のKMI’sでアオリイカが出るならMHR-KGNでも出るのではないか?
昔からアオリイカとメバルのポイントは被っていると云われており、しかも最近はアジングも成立していることを考えると、浅場を回遊している新仔アオリなら充分可能性があるのではないか?
と考えた次第。
現地到着は、17:15頃。
これまでこのMHR-KGNでは全く狙ったことのないアオリイカなので、何処に着いているかも分からない。兎に角、岸壁の最も手前の7番スポット付近から少なくとも凸部付近までは、じっくりとチェックする計画で岸壁に出て見ると、小潮とは云え夕方の干潮時でも140cmも潮位が高いため、テトラ帯の殆どが海面下に没していて、海が広く見える。風は、予報では南南東or東風が2mとのことだったが、殆んど吹いておらず、ウィンド・ブレーカーを着ていると少々汗ばむ位で、潮の動きが余りない小潮の潮回りを除けば、条件としては良い方だろう。
この日は、出来ればベイト・ロッドを使いたかったが、MHR-KGNでは遠投出来る方が何かと優利なので、ロッドはスピニング・ロッドのSephia S806ML-Sを選択し、2.5号のエギを組み合わせて、17:25頃、キャスティングを開始。
このMHR-KGNはテトラ帯と岸壁の間は激浅なので、油断をすると直ぐに根掛かりをしてしまって釣りにならないため、底を取らずに中層を攻めることにしたが、エギを何処まで沈めるか?
使用するエギの沈下速度は、5.5秒/mとのことだが、テンション・フォールをさせれば更に沈下速度は遅くなる筈。となると、キャスト後ライン・テンションを張っていれば、エギが着水してから5カウントでは、1mも沈んでいないだろうし、潮位の高い時間帯での釣りなので、根掛かりリスクはないだろう。
そこで、キャスト後5カウント程テンション・フォールをさせた後小さく鋭いシャクリを2~3回入れて、そのまゝ5カウント程テンション・フォールをさせるか、サビいて反応を待ち、反応がなければ又小さく鋭いシャクリを2~3回入れて・・・・を繰り返すことにした。
しかし、動画を見て秋イカの狙い方を勉強した筈だが、畳の上の水練と同じで、どうにも要領を得ない。
一度でも反応があれば、その答えが出るのだが、これで良いのか?と自問自答してキャスティングを繰り返した。しかし、反応は返って来ない。動画では、極端な場合1投しただけで、ポイント移動をしてアオリイカの居場所を探していたので、小生も同じポイントで粘ることはせずに蟹の横這い釣法で探すことにした。
所が、この日はアングラーの数が多くて、への字カーブの手前までほゞ等間隔に先行者の姿があって、間を割って入るには少々勇気が居る。無理をして入り込んでも正面にテトラ帯があっては、どうにもならない。正面にテトラ帯のないことが分っている20番、24番、26番スポット付近には、当然、アングラーの姿がある。
結局、7番スポット付近をチェックしただけで、への字カーブに到達してしまったが、そのへの字カーブの曲がり角にも人影がある。仕方がないので、更に進んで49番スポット付近から調査を再開することにした。
この付近はテトラ帯と岸壁の間にはテトラが入っていない筈なので、右斜め前方にキャストして、やはり5カウント程沈めて鋭くシャクった後テンション・フォールで反応を待ちをして・・・・回収、又、キャストして云々を2回繰り返して、無反応なら少し移動して・・・を繰り返して救命浮き輪付近に来た時のこと。
同じ様にキャストして5カウント沈めてシャクった後、テンション・フォールをさせていると、ビニール状のゴミを拾った様なジワーッとした重さを感じた。
あれ、何だ! ゴミか・・・と思っていると、グイーングイーンと余り強くはないが、明らかにイカの引きと判る感触が伝わって来た。
抜き上げた緑のアイシャドウした可愛娘ちゃんは200g程度の新仔だったが、初めて狙う場所の初めて獲った獲物で、殊の外嬉しい1杯だった。幸か不幸かこの日は単独釣行だったので、一人ニヤニヤするだけだったが、近くに知り合いが居れば、出たよ~と大声を上げていたことだろう。
時刻は実釣開始後約30分経った17:50のことで、手探りの状態だったにしては良い出足だった。
そして、後続を狙おうとした時、への字カーブの曲がった所の人影が居なくなっているのに気が付いた。そこで、少し戻って曲がり角に立って、右斜め前方にキャストして・・・・。
蟹の横這い釣法で居場所を探りながら救命浮き輪付近に戻って来た18:16、1杯目と全く同じ様な反応で1杯目よりはやや大きめの可愛娘ちゃんをゲット。アオリイカを1時間で2杯は出来過ぎだよと思いながら、キャスティングを繰り返したが、反応は続かなかった。
その後は18:46に3杯目、19:09に4杯目、19:20に5杯目と移動しながらの拾い釣りだったが、アオリイカにしては順調な結果に気を良くして、今日は調査に来たのだから、凸部の先もチェックしておこうと、足を伸ばした。
しかし、凸部の先では反応がなかったので、20:12に119番スポット付近で折り返しに入った。
復路に入ってからも無反応状態が続き、半ば諦めながら90番スポット付近でキャスティングを繰り返していると、久し振りに忘れ掛けていた反応が返って来て、20:54に6杯目をゲット。これは目測300g程の、この時期にしては良い型だった。
これに気を良くして、テトラ帯の反対側の角を狙った所、エギが着水すると同時に反応が返って来た。一瞬、何かが掛かった感触はあったが、空振りに終わったので、再度同じポイントを狙い、7杯目となる300~350gをゲット。時刻は21:04のことだった。
そして、21:11の8杯目がこの日のハイライト。
7杯目とは逆の側のテトラ帯の角狙ってキャストして、5カウント沈めシャクリを入れてテンション・フォールをさせていると、コンとはっきりとしたアタリがあった。
合わせも決まって、やり取りを始めた所、グィーン・グィーンとこれまでになく強い引きが伝わって来た。何年か振りに味わうアオリイカの強い独特な引きに、ドキドキしながら抜き上げた獲物は、445g(自宅計量値)もあるこの時期にしては立派な獲物。
同じ90番スポット付近で、3杯も連続して掛けたことに気を良くして、又々テトラ帯の角を狙ってキャスト。しかし、今度は見事にテトラ帯に掛けてしまって、折角の当たりエギを海の神様に奉納する始末。
何事も、調子に乗りすぎるのは良くないことの典型だが、今度は手に入れたばかりのエギ王Kシャローの3号を結んで、キャスティングを続けた。
そして21:46に91番スポット付近で250g程度のアオリを掛けて、9杯目。
こうなると、何とか切りの良いつ抜けを狙うのは、アングラーとしては当然のことで、キャスティングを続けていた所、何の前触れもなく強い引きの獲物が掛かって来た。
イカにしては変だぞと思いつゝ、海面にまで浮かせて来るとバシャバシャと暴れまわっている。イカではなく魚であることは判ったが、魚種までは判らない。この日のターゲットは新仔アオリなので、玉網までは持って来ていないため、抜き上げるしかない。2個めのエギをなくすのは辛いが、ラインが切れることを覚悟して抜き上げに掛かった。幸いライン・ブレイクすることなく抜き上げに成功したが、魚を見てビックリ。その主は大きなフグで、目の付近にエギのカンナが刺さっていた。
この出来事が21:56のことで、この後は目についたポイントをチェックしながら戻って、22:20頃、StopFishingとした。
それにしても、この日の結果は出来過ぎ!!
全く実績のないポイントで予想外に良い結果に恵まれて、一人ニヤついてハンドルを握って帰路に着いていたのは、云うまでもない・・・😁
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17:50 |
1杯目 |
50番スポット付近 |
18:16 |
2杯目 |
50番スポット付近 |
18:46 |
3杯目 |
70番スポット付近 |
19:09 |
4杯目 |
74番スポット付近 |
19:20 |
5杯目 |
109番スポット付近 |
20:54 |
6杯目 |
90番スポット付近 |
21:04 |
7杯目 |
90番スポット付近 |
21:11 |
8杯目 |
90番スポット付近 |
21:46 |
9杯目 |
91番スポット付近 |
2024/10/07
2024年 Eging Touching 釣行記
日 時:10月07日(月) 16:20~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アオリイカ x 0、タチウオ x 6
同行者:単独、(AIYM、FJKW、NT、YRO夫妻、IKOK&友人各氏)
予報によると、月曜日の夜は南南西の風が6mとやゝ強目、翌火曜日は終日雨模様とのこと。となると、週の前半の釣行日は必然的に月曜日になり、南寄りの強い風を考慮すると、MHR-KGNで刀狩りをするのが順当な所。しかし、我が家の冷蔵庫の冷凍室には、まだタチウオが残っているので、持ち帰ってもカミさんに喜ばれることはないだろう。
と云う訳で、MHR-KGNは却下。次に考えられる候補地はKMI’sになるのだが、アジも前回の釣果が残っているため、お持ち帰りはし辛い。
こうなると何処に行くにしてもノー・クーラー・デイとして持ち帰らないか、又は、アジやタチウオ以外の別の魚種をターゲットにする必要がある。
そこで、前回果たせなかった緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんをターゲットにしようと考えた。アオリイカであれば、カミさんにもきっと喜んで貰える筈。と云う訳で、アオリイカをメイン・ターゲットにしてタチウオはサブにする計画でKMI’sに行くことにした。
16:10頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、思いの外混んでいて、入り口にAIYMさん、最奥にFJKWさん、水道前付近にスバル505のNTさんが入っており、岸壁の中央付近にしか入れそうな場所がない。出来れば最奥か入り口に入りたかったが、今回はアジは狙わないので、場所に拘る必要はないだろうと考えて、空いている中央付近のやゝ入り口に寄った所にバッカンやクーラーを置いて、支度に掛かった。
今回持ち込んだロッドは、エギング用のSephia S806ML-Sと刀狩り用のSephia S809M/Fの2本で、日が沈むまでの明るい時間帯はアオリイカ、暗くなってからは、状況によってタチウオに切り替える算段で、Sephia S806ML-Sを先発に選び3号のエギを組み合わせて、16:20頃、キャスティングを開始。
緑のアイシャドウをしたアオリイカは、20年程前から約10年間、夢中になって追い掛け回していた獲物で、その頃は専ら地磯を釣り場にしており、KMI’sの様な湾奥の岸壁でアオリイカを狙うことなどあり得なかった。が、温暖化の影響なのか東京湾の環境が良くなっったのか、理由は判らないが、新仔とは云えアオリイカが釣りの対象になったことに、10年一昔と云われているが隔世の感がする。
岸壁では、風は予報通りかなり強目だが、背後から吹いて来るので、釣りには全く影響はなく、寧ろ、蚊が寄って来ることもなく、涼しくて気持ちが良い。これで緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんが遊びに来てくれれば云うことはないのだが・・・・・。
そんなことを考えながらキャスティングを繰り返したが、何も反応は返って来ない。
記憶が定かではないのだが、17:00を廻った頃、YROさんが奥さんを伴って登場し、NTさんと小生の間に釣り座を構えて夫婦水入らずのアジングを開始。
日没時刻を回り、周囲の光量が減って来た所でタチウオを狙い始めた最奥のFJKWさんと入り口のAIYMさんの赤い電気ウキの灯りを左右に見ながら、アオリイカの反応が返って来るのを待ったが、音沙汰はない。右や左の電気ウキの灯りが海中に沈んで行く様子もなく、隣りのYROさんがアジを掛けた様子も見えず、岸壁全体に活気がない。
余りにも岸壁全体が静かなので、最奥のFJKWさんに様子を確かめに行ってみた。すると、指4本クラスを1匹釣り上げたと水汲みバケツに入っている銀色に輝く魚体を見せてくれた。タチウオが寄って来たかどうかの目安になるので、電気ウキの動きには注意を払っていた筈だが、全く気が付かなかった。しかし、寄って来ていることは確実。
そこでエギングを諦めて刀狩りに切り替えることにしたが、FJKWさんの電気ウキが浮かんでいる場所は、到底テンヤが届きそうにもない遥か沖。しかし、岸壁近くまでタチウオが寄って来るのは時間の問題だろうし、寄って来れば必ず反応が返って来る筈。
18:00頃、ロッドをSephia S809M/Fに持ち替え、11gのテンヤを組み合わせて刀狩りを開始した。
しかし、タチウオは中々寄って来る気配を見せない。入り口のAIYMさんの電気ウキは、相変わらず波間を漂っているだけで、海中に引き込まれる様子はなく、遥か遠くに小さく見えるFJKWさんの電気ウキは、波の谷間に落ち込んで時々消えるだけ。
その内来るだろうと思いながらも、一方では今日はひょっとして駄目かも・・・と右に左に揺れる気持ちを抱えながらキャストし、軽いリフト&フォールを繰り返していると、それまでとは違った違和感が伝わって来た。
あれっ!ひょっとすると寄って来たのかも知れないと思ったが、所謂、お触りだけだったため、そのまゝ次のキャストに移った。すると今度はコツンとはっきりとした反応が返って来て、この日最初の獲物をゲット。
時刻は19:16のことで、抜き上げた獲物のサイズは指4本の良型。お恥ずかしい限りだが、待ちに待ってようやく手にした獲物に年甲斐もなく興奮して、AIYMさん、来たよー!!と大きな声を掛けていた。
この日は、タチウオのお持ち帰り予定はなかったので、この獲物はAIYMさんに引き取って頂けて助かった。しかし、アングラーとしてはこの1匹だけで終わるのは面白くない。と云っても、釣れても処分に困る。釣りたいのか、釣りたくないのか、何とも中途半端な気持ちのまゝキャスティングを続けたが、幸か不幸か、後続の反応は暫くの間返って来ることはなかった。
そして、この日は1匹だけで終わりそうだと弱気の虫が動き出した頃、1匹目から約20分経った19:39に、テンヤを押さえ込む様な反応があって、2匹目をゲット。そして、それから約10分後の19:50に3匹目を掛け、2匹目も3匹目もAIYMさんに引取って貰った。
この頃から調子が出て来て5分後の19:55に4匹目をゲット。
頼めば引き受けて貰えるだろうが、余り無理を云うのも良くないと考えて、これ以降は持ち帰ることにした。
20:00頃、IKOKさんと友人の二人が登場して来て、状況の説明をしている最中にコン。これは針掛かりさせた途端にバレてしまったが、それから10分後の20:10に5匹目をゲット。
IKOKさんと友人の二人はAIYMさんが引き揚げて行った後の入り口に釣り座を構えて、エギング&アジングを始めたので、アオリイカとタチウオを交換する提案をして、刀狩りを続けた。
所が、その頃からはピタリと反応がなくなってしまった。そこで、気分転換のためにFJKWさんの隣りのNTさんの帰った後に移動。この時点でFJKWさんの釣果は6匹程だったが、やはり、気配はなくなったとのこと。
暫く、FJKWさんと話をしながらキャスティングを繰り返し、20:54に6匹目を掛け、IKOKさんが掛けた新仔アオリイカと交換して、何とかカミさんの喜ぶお土産を確保することが出来た。
その後も刀狩りを続けていたのだが、21:00を回った頃から霧雨が降り出して来た。予報よりも少し降り出しが早まった様だが、雨には滅法弱い小生であっても、何とか我慢が出来る程度の降り具合だった。
しかし、タチウオからもアオリイカからも反応がないため、嫌気が差して来ており、しかも、8フィートを超える長いロッドを5~6時間もの間降り続けていて、かなり疲れが溜まっていたので、21:30頃、StopFishingとし、22:00過ぎに帰路に着いた。
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19:16 |
1匹目 |
19:39 |
2匹目 |
19:50 |
3匹目 |
19:55 |
4匹目 |
20:10 |
5匹目 |
20:54 |
6匹目 |
2024/10/04
2024年 Ajing Eging 釣行記
日 時:10月04日(金) 17:00~22:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 18、サバ x 8
同行者:単独、(ICNH、HRD、KMI各氏)
光陰矢の如しとは良く云ったもので、今年も残す所、3ヶ月・・・・。
この3ヶ月で、更に15回の釣行を重ねれば、今年も又目出度くエイジ・シュート達成となる訳で、何となくゴールが視界に入って来た。しかし、ここで気を緩めて病気を患うのはもっての外。酷暑・猛暑を乗り切った勢いのまゝ、風邪などに気を付けて見事達成しようと思っている。
今回は、KMI’sで欲張ってアオリイカとアジの2本立て。
アオリイカは、小生が20年前に淡水系の釣りから海釣りに転向する切っ掛けとなった獲物で、当時はアオリイカの独特な引きを求めて伊豆半島の先端や西伊豆まで、毎週の様に通っていた。しかし、歳を取るに連れて遠征するのが億劫になり、最近はすっかりご無沙汰していた。所が、2~3年前から、このKMI’sでIKOKさんが新仔ながらアオリイカを掛ける様になってから、やはり思い入れのあるアオリイカのことなので、自然に気になっていた。とは云え、小生にとってのアオリイカは500~800gの所謂食べ頃サイズが対象で、新仔サイズは対象外。
しかしながら、年々、遠征をしたり近場であっても地磯に入ることがなくなり、自ずとアオリイカから遠ざかる結果になって仕舞い、このまゝだと、あのアオリイカの独特な引きを味わうことが、この先、ないかも知れないと思う様になり、そして新仔サイズでも・・・と趣旨替えをすることにした。
KMI’s到着は、16:30頃。
早速釣り場の岸壁に出てみると、残念なことに最奥と水道前に年配の餌釣り師が入っている。今日は、最奥は諦めなければならないか・・・と思いつゝが、様子を訊ねると、顔見知りのその二人組みは朝からやっているが全然駄目。サバしか来ない。18:00頃には引き揚げるとのこと。
と云う訳で、アジングは彼らが引き揚げた後にすることにして、それまでの間はエギングでアオリイカを狙うことにして、準備に取り掛かった。
今回、エギング用に持ち込んだロッドはSaltyStyle SSQC-742LT-BF-KRで、このロッドに3号のエギを組み合わせて、17:00頃、キャスティングを開始。
久し振りのエギングでしかも左手で扱うベイト・ロッドでの操作なので、シャクリ方が覚束ない。兎に角、慣れるしかないとキャスティングを繰り返している所にICNHさんが、ニコニコと笑いながら登場。
ICNHさんもエギングでこの日の釣りを始める様子で、長めのロッドを持って空いている入り口に立ってキャスティングを始めた。すると、直ぐに何やら騒ぎ出したので、目をやると、何ということかロッドが大きく曲がっている。
嘘だろと思いつゝICNHさんの傍に寄って様子を見ていると、やがて海面に姿を表したのは、紛れもないアオリイカ。しかも、見た所300~400g程のこの時期としては良型と云ってサイズに、ICNHさんはしてやったりと得意満面。一方の小生は、後から入って来て、先に釣り上げるとは何事ぞ!!と切歯扼腕。
しかし、釣りの世界では良くあることで見返すには、小生も緑のアイシャドウをしたアオリイカを釣る以外にないが・・・・。
結局、アオリイカを釣る代わりに3号のエギを、ラインの高切れですっ飛ばしただけに終わってしまった。
17:30頃になって、二人組みが片付けに入ったので、小生はアジングの準備に取り掛かった。
丁度、その頃HRDさんが登場して来て、最奥から小生、HRDさんそしてICNHさんと並んでアジングをすることになった。
今回のロッドは、G-TECのXSC-59ST-Pro。
このロッドは2023年04月に最初のロットが発売されたが、僅か4分で完売となった程の人気ロッドで、当然、小生は入手叶わず、以降、数度に渡って発売、完売を繰り返していたもの。この様な状況では入手することは出来ないと諦めて、同じトモ清水氏がAbuGrcia時代に手掛けたSaltyStage Prototypeをベイト・ロッドに改造して使っていた。
そんな所に、XSC-59ST-Proの何回目かのロットの発売の情報があり、注文受付開始時刻よりも1時間程遅れていたが、駄目元でアクセスシてみた。すると、今回は完売になっておらず、ようやく手に入れることが出来たもの。
と云う訳で、憧れのロッドを携えてのアジング・・・・・。
キャスティング開始は、17:45頃。初めて手にするロッドだが、1.2gのJHをキャストしてみるとSaltyStage改に良く似たフィーリングで、何の違和感もなく直ぐに馴染むことが出来た。こうなると、敢えて新しく導入する必要はなかったかも知れないと少し後悔の気持ちが出来たが、試しに一段軽い1.0gのJHにしてみた。すると、SaltyStage改よりもスムーズなキャスティングが出来る。そこで、潮の流れが早くてやり難さはあったが、使い続けることにした。
そして、待望の反応を感じたのは17:55のこと。微かにモゾとした違和感に合わせが決まって抜き上げた獲物は、20cmに僅かに届かなかったものゝ、湾奥のこのKMI’sでは良型と云って良いサイズ。
と云う訳で、XSC-59ST-Proの鱗付は呆気なく終了してしまった。
その後、2匹目、3匹目と4匹目までは、まぁまぁのペースで反応が返って来たが、4匹目を18:15に掛けてからは、ピタリと反応がなくなってしまった。
ならば、アオリイカはどうか?とアオリ調査に切り替えたが、音沙汰はない。
アオリイカはタチウオと同じ様に何の前触れもなく突然反応して来るので、油断が出来ない。滅多にない千載一遇のチャンスを逃さないためにも、休む訳には行かないとキャスティングを繰り返したが、結局、梨の礫。
小一時間程の間エギングを続けたがアオリイカを諦めて又アジングに戻ることにした。そして、10分程経った19:30にようやくこの日の5匹目をゲット。これからの約40分間が、この日のハイライトで、入れ掛かりとは云えないものゝ、退屈しない程度の間隔で反応が返って来て、20:03につ抜けを達成し、更に20:07に11匹目をゲット。逆算すると、6分間に1匹の割合だったので、ペースとしては悪くはない。
しかし、20:16に12匹目をものにした頃から、徐々に反応が間遠くなって、21:11に18匹目をゲットしてからは、ピタリと気配が消えてしまった。
そこで、アジが駄目ならアオリがあるさとばかりに、22:00までの約40分間はエギングに集中することにして、ひたすらエギを投げ続けた。しかし、この日はアオリイカのご機嫌が良くなかったのか、近くに寄って来ていなかったのか、それらしい反応は全くなく、結局、予定の22:00を廻った所で、小生のみ一足早くStopFishingとした。
所で、この日初めて使用したXSC-59ST-Proだが、今回は潮の流れや強めの風が吹いていたため、0.8gのJHを試さなかった。しかし、1.0gのJHではSaltyStage改よりも良い感触だったので、次回は、状況次第だが、0.8gのJHを試してみようと思う。SaltyStage改でも0.8gのJHを扱うことは出来ていたが、やはり、キャストするには少々気を使わければならない。XSC-59ST-Proでは、この点が少しでも緩和されるのではないかと期待をしている。
また、この日のアジは、19cm以下は全くおらず、掛かれば20cm超の良型ばかりで、数はそれ程伸ばせなかったが、強い引きを充分楽しむことが出来、謂わば量より質と云った所。
いつもであれば、釣れても豆アジばかりになる夏枯れの時期がある筈だが、今シーズンはその様なこともなく、このまゝこの好調さが続けば・・・・と思うのは小生ばかりではないだろう。
次にアオリイカについてだが、この日初めて左手で扱うベイト・ロッドでエギングをやってみた。しかし、心配していた通り左手でのシャクリには、もう一つの感がある。とは云え、慣れれば少しは様(サマ)になって来るだろう。
様になれば釣れると云う保証もなく、ある意味で運次第だが、ここは我慢をして左手シャクリを続けるべきだろうか?
それとも、右手で操作するスピニング・ロッドのお出ましを願うべきだろうか?
出来れば、ベイト・ロッドでアオリイカをものにしたいと願っているのだが・・・・。
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17:55 |
1匹目 |
20:07 |
11匹目 |
17:59 |
2匹目 |
20:16 |
12匹目 |
18:03 |
3匹目 |
20:20 |
13匹目 |
18:15 |
4匹目 |
20:30 |
14匹目 |
19:30 |
5匹目 |
20:40 |
15匹目 |
19:35 |
6匹目 |
21:06 |
16匹目 |
19:46 |
7匹目 |
21:08 |
17匹目 |
19:50 |
8匹目 |
21:11 |
18匹目 |
19:53 |
9匹目 |
|
|
20:03 |
10匹目 |
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