2025年釣行記(26) – AJ

2025年 Ajing 釣行記

日 時:05月08日(木) 18:40~22:20
潮回り:若潮
(↓↑) 80→64→80cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 10
同行者:単独、(AIYM、FND、YRO、OKN各氏)

予報によると金曜日の夕方からは傘マークが並んでいるため、釣行するとすれば木曜日になる。幸い風は南東の3m/sの予報なので、MHR-KGNでもKMI’sでも問題はない。しかし、潮回りは20:30頃に干潮となる若潮で、MHR-KGNメバリングを楽しむには潮位が低過ぎる。となると、釣行先はKMI’sが残ることになるのだが、気になるのは混み具合。前回の釣行は同じ木曜日だったが、小生が到着した頃にはあの小さな釣り場に10人ものアングラーが入っている激混み状態だった。
とは云うものゝ、選択肢はKMI’s以外にはないので、兎に角、行ってみることにした。

現地到着は18:00頃。
心配していた通り、いつもの駐車スペースにはYROさんの車他見覚えのある登録番号の車が何台も停まっている。入る場所がなければ、昼間組が引き揚げるまで待つことにするか・・・・と考えつゝ岸壁に出てみると、入り口には顔見知りの年配者、ボラード付近にYROさん中央付近に新羽のクロダイ師、その隣りに府中の煩い年配者水道前付近にAIYMさん、事務机前FNDさんと馴染のアングラーだけでも6人。他にも初めて見る顔のアングラーが3人、4人と居るので、やはり前回に負けない位の激混み状態。
そこで暗くなるまで待つ積りになって、道具をクロダイ師の背後の机に一旦置いて、奥の様子を見に行ってみた。すると丁度AIYMさんFNDさんが引き揚げる準備に入った所だったので、その後の事務机前に入らせて貰うことが出来た。

準備をしながら釣り場の状況を見ると、海はまったりとしていて穏やかで、潮は少し赤みがかった茶色に見え、風は予報より強く吹いている様な印象だが、アジングにはそれ程影響はなさそう。

AIYMさんFNDさんと色々と釣り談義をしながらゆっくりと支度を整えて、二人が引き揚げて行った後の18:40頃、XSC-59ST-Proのロッドに1.0gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。
1投、2投して潮の流れをチェックしたが、殆んど動きが感じられない。こうなるとアジの活性が上がって来ないので何とか流れて欲しいが、こればっかりはどうしようもない。

AIYMさんが入っていた隣りの水道前には、アジングを始めたばかりと云うOKNさん(?)が入り、並んでキャスティングを繰り返したが反応がない。
昼間の餌釣り師の釣果もアジが5~6匹と云っていたので、どうやらアジの群れは沖目にも回って来ていないとみえる。こうなると足許を狙うアジングには不利だが、気紛れな回遊魚のことなので、遅くなってからでも回って来ないとは限らない。その千載一遇のチャンスを逃さないためにも、キャスティングを休む訳には行かない。

反応がないまゝ時間が経ち、いつの間にか岸壁には入り口付近のYROさん、隣りのOKNさんと小生の3人になってしまったが、20:00過ぎにはOKNさんは諦めて引き揚げて行ってしまった。
小生も、その頃には、完全にボーズを喰らうことを覚悟していたが、20:30頃の干潮時刻を過ぎて潮が上げ始めたら、回って来るかも知れないと一縷の望みだけを頼りにキャスティングを続けた。

そして、20:42、トンと反応があって、ようやく口開けの1匹をゲット。サイズは16cm程の豆だったが、兎にも角にもボーズを回避出来たことにヤレヤレ。
しかし読みが当たった!!と喜んだのは束の間のことで、後続の反応はサッパリなく、なーんだ、交通事故だったか・・・とガッカリ。

遊覧船が目の前を通り過ぎて背後に消えて行ってしまった21:03に、この日の2匹目をゲット。これは18cm程度のまぁまぁサイズだったが、これも単発で後が続かない。

時刻は21:00を回ったばかりだが、ここで引き揚げても早過ぎることはない。寧ろ後期高齢者にとっては、良いタイミングかも知れないと思いつゝも踏ん切ることが出来ず、結局、21:30までと区切りを付けて続けることにした。すると、定刻の21:30近くになって、着水したJHが馴染み切る前に何やら違和感があった様な・・・。
気の所為かも知れないと思ったが、次のキャストで中層を狙って見た。
するとモゾとした反応があって、21:28、17cm程の3匹目をゲット。
折角、反応が返って来たのに引き揚げるのは勿体ない
と云う訳で、臨機応変君子豹変と30分延長することにした。
そして、
21:34 4   18cm
21:41 5   16
21:42 6   16
と表層から中層を滅多にすることのない巻の釣りで狙って連続してゲット。

そして、少し間をおいて
21:57 7匹目 18cm
22:00 8   15
22:04 9   16
とパタパタと来てツ抜けの一歩手前までに漕ぎ着けた。

ここまで来たからには、何とかツ抜けを達成したい。あと1匹、あと1匹と念じつゝキャスティングを繰り返して、22:13に待望の16cmの本命をゲットしてツ抜けを達成した所で、満足してStopFishingとした。

2025年釣行記(25) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:05月05日(月) 22:50~25:30
潮回り:小潮
(↑) 120→130cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 8、カサゴ x 4
同行者:単独

現役組の皆さんが楽しみにしている長いGWは、小生にとっては自宅蟄居を強いられて辛い期間。しかし、釣り人生の終端を意識せざるを得なくなっている後期高齢者の身にとっては、チャンスがあれば行きたいと云うのが正直な所。
と云う訳で、何とか釣行出来るチャンスはないものかと錆び付いた頭を巡らしていた。そしてある時、一般の人達が余り活動しない夜中ならば良いのではないかと思い付いた。そこで天気予報、潮回りをチェックしてみると、5月5日こどもの日の22:00以降であれば条件に叶うことが判った。

現地到着は、22:30頃。
早速岸壁に出て様子をチェックしてみると、流石にGW中のことでアングラーのヘッド・ランプの灯りが所々に見え、中にはこの時刻にも拘らず子供連れの釣り人も居る。

海は波もなくのったりと広がっており、海面から頭を出しているテトラ帯の頂上が点々と見え、風は時折強く吹いて来るが背後からの南寄りの風なので、全く問題はない。

今回は、18番スポット付近からへの字カーブの手前までの区間をチェックする積りだったが、生憎、18番スポット付近には子供連れの先行者の姿がある。そこで、そのまゝ先に進んで、その先の22番スポット付近からこの日のメバリングを始めることにした。

時刻は22:50頃。
前回と同じBlueCurrentⅢ82/Bのロッドに0.3gのJH飛ばし浮きを使ったワーミング・システムでキャスティングを開始。
この時刻の潮位は1m程ある筈なので、海藻に邪魔されることはそれ程ないだろうと安易に考えていたが、1投目からゴソゴソ引っ掛かって来る。目を凝らして暗い海面を見ても、海藻が浮かんでいる様子はないので、どうやら海中に漂っている様子。扇状にキャストする方向を変えても状況は変わらない。
そこで、蟹の横這い釣法で、先ずは海藻の薄そうなポイントを探すことにし、そのポイントをジックリと攻めることにした。

この日、最初の反応があったのは30番スポット付近。
この付近は余り海藻が掛かって来ることはなかったので、少しジックリと落ち着いて反応を探ることにした。すると、海藻なのか可愛娘ちゃんなのか判然とはしなかったが、オヤ!と感じる違和感があった。そこで、軽くロッドを煽って聞き合わせを入れてみた所、生命体の感触が伝わって来たもの。
所が、よし、やった!!と喜び勇んでリーリングを開始した途端、フッとロッドが軽くなって、無念のフック・アウト
その後も30~33番スポットの間で3度、4度とバラしたり、海藻に巻かれて獲れなかったりを繰り返している内に、反応もなくなってしまった。

場を休めようと思ったが、ポイントを替えるとやはり海藻が邪魔をして来る。そこで、大きく移動をして凸部をチェックすることにした。凸部は去年の経験から海藻の繁茂がそれ程でもないことが判っていたポイントで、今年の状況を確かめる意味合いもあった。

23:50頃、凸部に到着。
早速、92番スポット付近に立ってキャスティングを始めた見ると、昨年と同じ様に海藻が邪魔をして来ることがない。可愛娘ちゃんは海藻に付いていることが多いのは充分に承知をしているが、何年か前の様に海藻に掛かったJHをプンと外した途端に反応をして来る状況であれば良いが、そうでなければストレスが溜まる元。
海藻の雑音がなくなって気分が楽になった所で、モゾ。時刻は23:54のことで、実釣を開始して1時間後にやっと手に出来た本命。サイズは17cm程のアベレージだったが、嬉しい口開けの1匹だった。
凸部に移動して来て、正解!!
と思ったが、後が続かない。そこで、テトラ帯とテトラ帯の切れ目を縫う様にしてキャスティングを繰り返して、24:19にようやくこの日の2匹目をゲット。ポイントは97番スポット付近。
この頃から可愛娘ちゃんの活性が上がって来たと見えて、
24:20 3匹目 92番スポット付近
24:31 4   97番
と来てくれたが、その後は連続して海藻に巻かれたり根に潜られたりして獲れず仕舞いの結果で、結局場を荒らしてしまった。

そこで、90番スポット付近に戻り
24:48 5匹目
24:51 6
24:57 7
と立て続けにゲット。
この調子で・・・と思ったが、時刻は午前01:00。
元々、この日はそれ程長い時間釣りをする予定はなかったので、戻って30~33番スポット付近を再チェックすることにした。入釣した頃の調子で行けば3匹追加することはそれ程難しくはないだろうつ抜け達成を目論んだ。しかし、入釣した頃にはかなり頻繁に反応があったにも拘わらず、状況が変わってしまったと見えて、つ抜け絵に描いた餅。全く反応がない。

結局、25:2822番スポット付近で辛うじて8匹目可愛娘ちゃんをものにしたのを最後に、StopFishingとして帰路に着いた。

2025年釣行記(24) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:04月30日(水) 18:20~21:30
潮回り:中潮
(↑↓) 150→165→140cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 9、カサゴ x 2
同行者:単独、(YT、SHG、AKW、ISBS各氏)

飛び石とは云え、世の中はGWの真っ只中。平日釣行派の小生としてはGW中の釣行は控えて道楽部屋で過ごす積りにしていた。しかし、南々西の風が3m/sと釣りには持って来いの予報を目にしてはジッとしては居れない。幸か不幸か30日は連休の谷間の平日なので、禁を破ることにはならない。しかも、広大なMHR-KGNであれば、現役組の皆さんの邪魔になることはないだろうし、多少アングラーの数が多くてもあぶれる心配もない。
と云う訳で、2週間振りに円らな瞳の可愛娘ちゃんに会いに行くことにした。

18:10頃、現地に到着した所、いつもの場所に停められている黒のSUVが目に入って来た。
ひょっとするとDr.TJさん・・・?
確認しに行ってみると、その車の主は残念ながらDr.TJさんではなかったが、その後ろに停められていたバンから小生の名を呼ぶ声が掛かって来た。振り返るとそのバンにはYTさんSHGさんそしてAKWさんの顔があって、
考えることは皆一緒だね・・・・

自分の車に戻り支度を整えた所で、YTさん達より一足早く岸壁に出てみると、風は予報通り背後からソヨリと吹いて来て気持ちが良く、正に薫風。海は波もなく穏やかで、目の前にある筈のテトラ帯がポツンポツンと頂上だけを海面から頭を出している程高い潮位にも拘らず、アチラコチラに海藻が浮かんでいるのが見える。

今回使用するタックルは、BlueCurrentⅢ82/Bのロッドに飛ばし浮き0.5gのJHを使ったワーミング・システム。
BlueCurrentⅢ82/BMHR-KGNでのメバリングには強過ぎるのだが、前回、海藻に巻かれて獲れず悔しい思いをしたことが何度もあったので、その反省から今回は強引にやり取りをして海藻に巻かれない様に、また、巻かれた場合でも海藻ごと抜き上げてやろうと考えて、敢えて選択したもの。

18:20頃、18番スポット付近に立ってキャスティングを開始。
前回は1投目から反応があったのでひょっとしたら・・・と期待をしたのだが、2匹目のドジョウは居らず、何も反応はない。それどころか、キャストする方向によってはゴソゴソと海藻がJHに触れる感触が伝わって来るので、油断が出来ない。

可愛娘ちゃんの居場所を探してキャスティングを繰り返している内に、周囲の光量が減って如何にもと云う雰囲気になって来た。しかし、反応は感じられない。そこで、少しづつ立ち位置をずらしながら探ることにした。

この日、最初の反応があったのは27番スポット付近のことで、時刻は18:53
反応そのものはモソとした微かなもので、その瞬間は可愛娘ちゃんの反応とは思えなかったが、半信半疑のまゝ軽く腕を煽ってみると生命体の感触が伝わって来たもの。抜き上げた獲物は17cm程度のアベレージ・サイズだったが、ボーズ回避がなってやれやれと云った所。

この微かな反応は、この時まで何回か感じたことがあったものゝ海藻が触れたものとばかり思っていたのだが、どうやらメバルの反応だった様子。
そこで、この微かな反応を積極的に取りに行った所、
19:06 2匹目 30番スポット付近
19:13 3   31番
19:17 4   
と調子が上がって来た。
よし、よし、この調子!!と気合を入れ直したが、満潮時刻の19:27を過ぎた頃から、
19:38 5匹目 35番スポット付近
19:57 6   ↓
20:00 7   34番
20:08 8   33番
と、反応は逆に徐々に間遠くなって来てしまった。

加えて、引き潮の影響で海藻が動き出したと見えて、海藻が仕掛けに引っ掛かる頻度が高くなって来た。この日のタックルはロッドもラインも海藻対策で強めにして来ているので、海藻が掛かっても引っこ抜くことが出来る。とは云え、海藻に掛かった仕掛けを外そうとしたり、引っかかった海藻を引っ張って来たりすると可愛娘ちゃんに警戒心を持たせてしまうことになり、場を荒らす結果になってしまう。

そんなこともあってか、反応は益々間遠くなって9匹目メバル31番スポット付近で掛けたのは20:24。こうなると何とかツ抜けを達成したいと思うのはアングラーの性で、気持ちを新たに10匹目を狙ってキャスティングを繰り返した。
しかし、掛かって来るのは海藻ばかりで、老骨に鞭打って奮い立たせたやる気は徐々に嫌気に変わってしまい、そうこうする内に腰の痛みまで強くなって来る始末で、結局、21:30頃に一足早く片付けに入った。そして、その後はYTさん達の釣りを見たり釣り談義をしたりして、22:00過ぎに釣り場を後にして帰路に着いた。

2025年釣行記(23) – AJ

2025年 Ajing 釣行記

日 時:04月24日(木) 18:20~20:50
潮回り:中潮
(↓) 95→50cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 1、カサゴ x 2
同行者:単独

南寄りの風だったのでMHR-KGNに行きたかったのだが、生憎、潮位が低い潮回りなので、前回に続いてKMI’sに行くことにした。

現地到着は、17:45頃。
駐車スペースにはいつもよりかなり多めの車が駐車しており、最近なかったことだけに、これにはビックリ。この車の主が全てアングラーとは限らないが、狭い釣り場だけに空いているかどうか心配になって来る。早速、道具を肩に岸壁に出てみると、心配していた通り6組・10人近いアングラーで混み合っていて、入れる場所がない。
仕方がないので、最近すっかり顔馴染となったクロダイ師の背後に腰を掛けて空くのを待つことにした。しかし、海を目の前にしてジッとしていることも出来ず、岸壁をウロウロ。岸壁の主の黒猫のクロちゃんも、大勢のアングラの姿に気圧されたと見えて姿を見せないので、遊んで時間を潰すことも出来ず、結局、クロダイ師の右隣りの少し広めに空いている場所に入らせてもらうことにした。

今回使用するロッドはSaltyStage改
このロッドに1.0gのJHを組み合わせて18:20頃、キャスティングを開始した。
風は殆んど吹いていないので、今回は風に邪魔をされる心配はない。海はノタリノタリと穏やかだが、キャストしたJHが真っ直ぐに戻って来るので潮の流れは殆んどなさそう。潮の動きがない時は余り釣果が出ていないので、少しでも流れが出てくれることを願うしかない。とは云え、身勝手なことだが、流れが強過ぎるとこれはこれで釣りにならないので、程々にと云うことになるが・・・・。

今回釣り座を構えたポイントは、同じ岸壁でありながらこれまで一度も竿を出したことがないため、果たしてアジの回遊経路に当たっているのかどうかが不安。しかし、今日結果を出せれば、新しいポイントを見付けたことになる。釣り場が空いていれば、どうしてもこれまでの実績のあるポイントに入ってしまうため、新規ポイントの開拓に繋がらないので、この日は新規開拓をするには絶好のチャンスかも知れない
etc.
etc.

色々と考えながら、アジからの反応を待ったが、何も返って来ない。
潮の流れがないからなのか・・・?
回遊経路から外れているのか・・・・・?
下げ潮だからなのか・・・・・?
ワームが気にらないのか・・・・?
周囲を見回してみてもアジを掛けている場面を目にすることもなく、この岸壁近くには寄って来ていない様子。

時刻は19:00を回り、いつアジが回って来ても良い頃になったが、一向にその気配はなく、諦めて引き揚げて行くアングラーも出て来た。小生にも前回、前々回のKMI’sでも厳しい結果を強いられたので、早くも諦める気持ちが湧いて来た。しかし、過去には、それまで全く反応がなかったにも拘わらず、20:00を回った頃から状況が一変してアジングを楽しんだこともあるから、引き揚げるには早過ぎる
自らを奮い立たせてキャスティングを繰り返したが、相変わらず梨の礫

19:45頃、最奥を陣取っていたアングラーが引き揚げる準備を始めた。
新規にポイントを開拓するのも良いが、釣りに来た以上やはり釣果は欲しい。これまで慣れ親しんだポイントで釣れなくても納得出来るが、実績ポイントが空いているにも拘らず、敢えて新しいポイントに挑戦して結果が出なかった場合、やはり悔いが残る
と云う訳で、最奥に移動することにした。

19:50頃、最奥アジングを再開。
新規に開拓をしようと考えたポイントからそれ程距離がないのだが、何故か落ち着いて反応を待つことが出来る。
しかし、反応が返って来る気配は相変わらずない。

イヨイヨ、今日は駄目か・・と諦め掛けた時、トンとこの日初めてのアジからの反応があった。
時刻は20:14のことで、やっと、来たか・・・と抜き上げた獲物は18cmのまぁまぁサイズ。
いつもならこれに喜んで後続を狙う所だが、前回も前々回も交通事故の様な単発しかなかったので、間を置かずに来てくれれば儲けものと思いつゝキャスティングを繰り返した。しかし、案の定、その後の反応は続かないまゝ。

その頃になると、あれ程いたアングラーの姿は消えており、独り岸壁に残った小生は、その後も30分程粘ったが音沙汰はない。このまゝでは前回、前々回と同じパターンに陥ってしまい、たまに来るかも知れない反応をひたすら待つ釣りになりそう
だが、いつ来るか分からない反応を待ち続ける気力は残っておらず、いつもよりかなり早い20:50頃、精根尽き果てゝ片付けに入った。

2025年釣行記(22) – AJ

2025年 Ajing 釣行記

日 時:04月21日(月) 18:10~21:30
潮回り:小潮
(↑) 55→80cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 1、カサゴ x 3
同行者:単独、(YROさん)

前回のMHR-KGNでのメバリングは、正に竜頭蛇尾。1投目から連続して4匹も掛ける程の絶好調振りだったが、19:00を回ってからは泣かず飛ばずで、結局ツ抜けも叶わずフラストレーションを溜め込んで釣り場を後にした。そこで、海藻の繁茂状況も心配していた程でもなく、しかも南風が3~4m/sとMHR-KGNでのメバリングには絶好の条件だったので、前回のリベンジに出撃する積りになっていた。
所が、潮汐表を見ると干潮時刻17:03の潮位は僅か47cmしかなく、22:00になって漸く100cmになる小潮の潮回り。となると、とてもメバリングが出来る状況ではない。
と云う訳で、MHR-KGNを諦めてKMI’sアジングをすることに変更。

現地到着は17:50頃。
岸壁に出て見ると中央付近に其々1人の先行者の姿が見えたので、久し振りに入り口に釣り座を構えることにして道具を置き、状況を尋ねるため奥に向かった。すると中央付近のアングラーは府中から通って来る(?)顔見知りの年配者、事務机前水道前の中間付近のアングラーは昨年11月以来久し振りに会うYROさんで、ラッキーなことに最奥は空いていた。そこでYROさんに断って最奥の奥に釣り座を構えさせてもらった。

この岸壁の主の黒猫クロちゃんは、前回は姿を見せなかったので心配をしていたのだが、今回は出迎えてくれたのでご褒美のオヤツをあげ、YROさんと情報交換をしながら支度を整えた。

今回使用するロッドは、XSC-59ST-Pro
風は予報通り右手から左手への横風になる南風。しかし、風速は予報の3~4m/sよりも強い印象だったので、1.0gにするか1.2gにするか若干迷ったが結局1.0gのJHを組み合わせて、18:10頃、キャスティングを開始。

風に吹かれて左に大きく膨らんでいるラインに引っ張られてJHは流されてはいるが、潮の動きは殆んどない。
干満差の少ない小潮なので余り潮が動かないのは仕方がないが、少しでも動いてくれないかなぁ・・・・。

周囲の暗さが増すに連れて期待感は膨らんで来るが、反応は返って来ない。
その内・・・・。
その内・・・・。
根拠のない希望的観測だけを頼りにキャスティングを繰り返したが、応えはないまゝ時間が経ち、19:00を回った頃には、早くもボーズの文字が浮かんでは消え、消えては浮かんで来る始末。

風は相変わらず吹き続いており、南風なので真冬の北風程ではないにしろ、昼間の陽気に騙されてダウンのインナーを着て来なかったことを後悔する程の寒さ。多少でもアジからの反応が返って来ていれば我慢も出来ると云うものだが、梨の礫状態が続いていると殊の外寒く感じ、キャスティングを続ける気持ちもなくなってしまう。

とは云え時刻はまだ20:00前なので、引き揚げるには早過ぎる。
余りにも反応がないのでと見切りを付けて引き揚げていった後にアジの回遊があって爆釣したと云うことも、釣りの世界では良く聞く話し。

と云う訳で、19:50頃、気分を変えるために釣り座を入り口に替えてアジングを続行することにした。

最奥入り口の間を2往復3往復して場所移動を完了し、改めてキャスティングを再開。
しかし、反応は全く返って来ない。
せめて21:00頃までは粘ろうと老骨に鞭打ち、切れ掛かった気持ちを必死に繋いでキャスティングを続けていると、漸くコツと待望の反応が帰って来た。
時刻は20:21のことで、抜き上げた獲物は18cm位の本命だったが、余りにも待っていた時間が長過ぎたためか、もう一つ喜びが湧いて来なかった。
それでも
ひょっとして、廻って来た・・・?
と期待をしたが、次のキャストでは反応はなく、
やはり、単発か・・・
と淡い期待は忽ちの内に雲散霧消

その頃になって、漸く風が収まって状況が良くなって来たので粘ったが、やはり反応は期待に反して皆無。
JHの重さを替え、ワームを替えたり、表層を狙ったり、中層、ボトムを狙ったりと藁でも掴もうとする溺れる者の心境で、色々と試してみたが、何れも空振り。そして、21:30頃、根掛かりでラインが高切れしてしまってはどうしようもない。それまで、何とか首の皮一枚で辛うじて繋がっていた気持ちもプツンと切れてしまって、YROさんを置いて小生一人StopFishingとして帰路に着いた次第。

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