2025/04/18
2025年 Mebaring 釣行記
日 時:04月18日(金) 18:30~21:30
潮回り:中潮(↑↓) 150→163→125cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 7、カサゴ x 2
同行者:YTさん、SHGさん
金曜日の夕方から夜に掛けては南々西の風が7m/sと強く吹くとの予報だったので、釣行するのは諦めていた。そんな所にYTさんからMHR-KGNではメバルが出ているとの連絡が入って来た。例年、この時期のMHR-KGNは海藻の繁茂が凄くて釣りにならないので念頭になかったが、YTさんによるとそれ程でもないので、充分釣りになるとのこと。しかも、MHR-KGNは北に開けているので、風向きが南寄りであれば7m/sの強さであっても何とか釣りは出来る。
と云う訳で、久し振りにMHR-KGNの円らな瞳の可愛娘ちゃんの顔を見に行くことにした。
18:00頃、現地に到着。
先着して車中で食事中だったYTさん、SHGさんに挨拶をして準備に取り掛かり、海藻の状況をチェックしておこうと二人をおいて先に岸壁に出た。
岸壁の際に立って様子をチェックすると、この時刻の潮位は1m程あるため、テトラ帯の殆どが海中に没しており頂上だけが点々と海面から頭を出している。そのテトラ帯が配置されている付近の海面はザワザワとしていて、やはり海藻が生えている。しかし、テトラ帯と岸壁の間やテトラ帯の切れ目の海面になさそうに見える。とは云え、海中には切れ藻が漂っているかも知れない。
と云う訳で、SoareXRのロッドに、風の状況を考えると軽過ぎる惧れはあるが軽い0.5gのJHを組み合わせてチェックを始めた。すると、海中では海藻がJHに掛かって来ることはなかったので、海面の海藻に気を付ければ良いことが判った。
一通りのチェックが終わったので、18番スポット付近で釣り支度をしているYTさんとSHGさんに合流し、18:30頃、メバリングを開始することにした。しかし、二人はマイクロ・ガイドにラインを通すのに手間取っているので、支度が整うまでの時間潰しのために、キャスティングを試みた。
すると、その第一投目でゴソゴソと海藻がJHに触れる感触と共にブルと生き物の反応も伝わって来た。あれ、何だろう?と半信半疑のまゝロッドを立てゝ合わせを入れてみた所、グングンとロッドを絞り込む強い引きがあり、可愛娘ちゃんであることを確信。海藻に巻かれない様に少し強引にやり取りをして抜き上げた獲物は、23.5cmの良型で、ビックリ。時刻は18:36のことだった。
二人の支度がまだ終わらないので、幸先の良いスタートに気を良くして、同じ立ち位置でキャスティングをすると、モゾと少し小振りな可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれ、18:38、18:40、18:41と立て続け。
その頃になってようやく二人の支度が終わり小生の隣りでロッドを振り始めたので、その二人を追い越す様にして21番スポット付近に進みキャストをすると、直ぐに答えが出て19:52、19:53と絶好調。
この調子で行ったら、今日は何処まで行くんだろう?
と爆釣するのは間違えなしとキャスティングを繰り返していた。正に獲らぬ狸の皮算用も良い所で、あれ程間断なくあった反応は徐々に間遠くなってしまった。それでも気持ちにはまだまだ余裕があってその内、来るさ!と楽観的に考えていた。
所が、たまに来る反応に合わせを入れよっしゃ!!とリーリングを始めた途端に海藻に巻かれてしまって二進も三進も行かなくなり・・・を何度か繰り返している内に、すっかり反応も返って来なくなってしまった。
そこで、への字カーブの先にミニ・ワープして入れ掛かり状態の再現を目論んだ。しかし、先に進めば進む程、海藻の繁茂状態が酷くなり、何処にキャストしてもゴソゴソと邪魔をして来る。唯一、岸壁の際を通すと海藻には邪魔をされることもなく、また、何度か反応もあった。しかし、全く獲れず仕舞いだったため早々にへの字カーブ付近を諦めることにした。
戻りながら目ぼしいポイントをチェックしてみたが、入釣直後の絶好調振りが夢の又夢でさっぱり反応が返って来ず、小生はあっちにウロウロこっちにウロウロと岸壁を彷徨ったが、結局答えは出ず仕舞い。ならば、最初に良かった18番スポット付近はどうか?とそこまで戻ってみたが、これも空振り。
こうなると、気持ちも首の皮一枚でようやく繋がっている状態で、いつプツンと切れても不思議ではなく、惰性のキャスティングを繰り返しているだけ。
それでも何とか可愛娘ちゃんをものにしたいと云う気持ちは何処かに残っていたと見えて、最後の手段とばかりに自作のビーズ・ルアー小を試してみる気になった。幸い、この付近の海藻は薄くて針掛かりしそうにもなかったので、ワームに反応しなくてもプラグには反応を示すかも知れないと溺れる者の心境だった。そして、2投、3投とキャスティングを繰り返しているとコツンと反応があって、久し振りに可愛娘ちゃんをゲット出来た。時刻は20:52のことで、かれこれ2時間もの間キャスティングだけを繰り返していたことになる。
やはり、プラグには反応して来たか・・・と俄然やる気になってキャスティングを繰り返したが反応は続かず、更に21:00を回った頃から腰の痛みが強くなって来たので、21:30頃、StopFishingとした。
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18:36 |
1匹目 |
18番スポット付近 |
23.5cm |
18:38 |
2 |
↓ |
|
18:40 |
3 |
↓ |
|
18:41 |
4 |
↓ |
|
18:52 |
5 |
21番スポット付近 |
|
18:53 |
6 |
↓ |
|
20:52 |
7 |
25番スポット付近 |
ビーズルアー |
2025/04/16
2025年 Ajing 釣行記
日 時:04月16日(水) 18:10~21:50
潮回り:中潮(↑↓) 150→163→125cm
場 所:KMI’s
海水温 : 15.2℃
釣 果:アジ x 6
同行者:単独、(AIYMさん、FNDさん)
日曜日の夕方、長年使っていた冷蔵庫が突然逝ってしまった。そこで、修理を頼もうと思いメーカーのHPにアクセスしてみると、技術者の派遣は火曜日になるとのこと。しかも、製造が終わっている機種なので、場合によっては修理出来ないこともある。その場合でも技術者の出張費用は掛かると書かれていた。人を派遣するのだから、それなりにコストが掛かるのは当然だが、負担する方としてはそれに見合う効果が得られないのは、頭では解っているが感情的には何とも納得し難い面がある。念の為、購入時期を調べてみると2008年7月のレシートが取説に挟まっていた。と云うことは、一般的に8~12年と云われている冷蔵庫の寿命を遥かに超えてかれこれ17年も使っていたことになる。
と云う訳で、修理せずに買い替えることにして、月曜日に量販店に出掛けて注文して来たのだが、久し振りに人混みの中に長時間居たせいか疲れ方が酷くて、帰宅後にロッドを車に積み込んで走らせる気にはとてもならなかった。
そして、翌日の火曜日は雷雨のため出撃出来ず、水曜日は20:00以降は風向きは北に変わるものゝ、それまでは南西の風が4~5m/sと稍強めの予報。その先の木曜、金曜になると更に風が強くなり両日とも南西の風が7~8m/s。
こうなると、行くとすれば水曜日しかない。
現地到着は17:30頃。
岸壁の中央付近には、すっかり顔馴染になったクロダイ師が釣り座を構えており、水道前と事務机前にはAIYMさん、FNDさんが入っていたので空いている最奥に釣り座を構えることにした。
AIYMさんやFNDさんとは昨年の11月以来の再会になるため色々と釣り談義が弾み、キャスティングを開始したのは二人が引き揚げて行った後の18:10頃。
今回のロッドはSaltyStage改。風は予報と違って殆ど吹いていなかったので、JHは最初から軽めの0.8gを選択。
どんな場合でもそうなのだが、
果たして反応はあるだろうか?
どの様な反応が返って来るのだろうか?
獲物のサイズはどうだろうか?
云々とキャスティングを初めて早々は、期待と不安が綯い交ぜになった気持を抱いてこれから先の展開を思い描いている時間帯。勿論、バラ色の状況に浸っている場面を想像する方が多いのは云うまでもないが・・・・。
日没時刻を過ぎ徐々に暗さが増して来て、今にも反応が返って来そうな気配が漂っているが、反応は感じられない。
どうした?
廻ってくる時間が遅くなったのか?
・
・
時間が経ち周囲がすっかり暗くなっても、状況は相変わらずで、何の違和感もない。
19:00を回った頃クロダイ師が引き揚げて行ったので、一人残った小生が周辺の魚を独り占め出来る状況になったものゝ、肝心要の獲物が居なければどうしようもなく、早くもボーズを意識した程。
この日初めての反応があったのは、実釣開始約1時間半後の19:35だった。
気配すら感じていなかった時間帯が長かった所に、何の前触れもなく突然来たモゾとした違和感だったので、アジの反応であることに確信が持てないまゝ軽く聞き合わせをしてみると生命体の感触があったもの。
抜き上げた獲物のサイズは15cm程しかない豆だったが、兎にも角にもボーズが回避出来てヤレヤレ。
苦労してやっと手にした獲物だが15cmではどうしようもない。いつもなら背後でジッと小生の釣りを見守ってくれている黒猫に進呈する所だが、この日はどう云う訳か姿を見せないので、お父さんかお母さんを呼んで来てくれと云い聞かせて海に戻って貰った。
しかし、呼んで来るどころか一目散に逃げ帰ったと見えて、後続の反応はない。シースンも始まったばかりなので、好不調の波が大きくても仕方がない。
半ば諦めながらキャスティングを繰り返していると19:43にコツ。
オッ!とビックリ合わせを入れてみると、1匹目よりも強い引きが伝わって来た。アジなら良型だが、クロダイかも知れないと思いつゝ、ドラグを締めて慎重にやり取りをして抜き上げて正体を確かめると、紛れもない本命で、サイズは21cm。シーズンが始まったばかりの湾奥の釣り場なので、21cmでも立派な良型で、どうやら、海に帰って貰った1匹目の豆アジが呼んで来てくれたとみえる。
豆アジにお礼を云いつゝ良型の追加を目論んだが直ぐには答えが出ず、3匹目を掛けたのは約15分後の19:59のことだった。その15分間も全く気配を感じられず出会い頭の単発。
20:00を回って20:04と20:06に連続して反応が返って来たので、ようやく群れが廻って来たと期待をしたが、これがこの日1度しかなかった短いハイライトで、以降は完全に無の世界に入り込んでしまった。
その頃から、風が強く吹き出し、しかも左から吹いて来たり右からに変わったりで、全く落ち着かずやり難くて仕方がない。時間的にはまだ早いが、普段なら諦めて引き揚げる所。
しかし、この日の小生は、何故か引き揚げることなど露程にも考えず、粘っていればきっと回遊して来る筈とひたすらキャスティングをし続けた。すると、その甲斐があったのか、20:43に6匹目をゲット。これで調子が出て来るのではないかと期待をしたが、これも完全な交通事故で、その後は梨の礫。
これで、クーラーの中には4匹のお土産が入っているが、刺し身にして老夫婦が楽しむには少々物足りない。せめてもう1匹追加出来れば・・と粘りに粘ったが、全く反応が返って来ることもなく、結局21:50頃、諦めてStopFishingとした。
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19:35 |
1匹目 |
15cm |
19:43 |
2 |
21 |
19:59 |
3 |
19 |
20:04 |
4 |
19 |
20:06 |
5 |
16 |
20:43 |
6 |
18 |
2025/04/07
2025年 Ajing 釣行記
日 時:04月07日(月) 17:50~21:50
潮回り:長潮(↓↑) 50→45→60cm
場 所:KMI’s
海水温 : 14.6℃
釣 果:アジ x 20、カサゴ x 1
同行者:単独
この所、余り良い天気に恵まれず、今週の月曜日も昼過ぎから夕方に掛けて傘マークが付いていた。しかし、17:00頃からは晴れマークに変わっており、しかも風も西南西の2m/sとのことで、すっかり行く気になっていた。
所が、15:00過ぎに再度チェックすると、18:00に傘マークが付き、19:00以降は風向きが北北西の2m/sと悪い方向に変わってしまっている。そこで火曜日の予報をチェックすると、傘マークはないものゝ南西の風が6~7m/sとかなり強めになっており、アジングは難しそう。
と云う訳で、当初の予定通り月曜日にKMI’sアジングに行くことにした。
17:30頃、現地に到着。
岸壁にはいつものクロダイ師が中央付近で長いロッドを振っており、最奥には顔見知りの年配アングラーとその連れの2人が竿を出しているので、久し振りに入り口に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。
準備をしながら出迎えてくれた黒猫にオヤツをあげ、釣り場の様子をチェックすると、風は殆ど吹いておらず海はノタリノタリと完全に春の風情。
前回は強い北風に悩まされたが、風が弱いのは儲けものと、17:50頃にXSC-59ST-Proのロッドと1.0gのJHの組み合わせで、キャスティングを開始。すると、殆ど潮の動きがない。風がなくて潮に動きがある状況を望みたい所だが、これも自然の流れなので仕方がない。
18:00頃、最奥の顔見知りのアングラーが引き揚げるので、良ければ後に入りますか?と声を掛けてくれた。この日は入り口で頑張る積りになっていたが、そんな声を掛けられた途端に気持ちが変わってしまい、遠慮なく甘えさせて貰うことにした。
風も潮の動きもないため軽めの0.8gのJHに替えて、18:30頃、キャスティングを再開。
すると、その1投目で思い掛けなくモゾモゾとした反応があって、早くもこの日の口開けの1匹をゲット。
サイズは15cm程の豆だったため、黒猫に進呈しようと思ったが何処に行ったのか姿が見えないので、そのまゝ海にお帰り願った。
場所を替えたのが正解だったと幸先の良さに気を良くして後続を期待したが、その後は反応がない。
なーんだ、交通事故だったのか・・・・?
半ば諦め気味にキャスティングを繰り返していたが、18:40に2匹目をゲット。この2匹目を皮切りに、その後は最近になくテンポ良くアジの反応があって、19:06には8匹目をものに出来た。しかし、あと2匹でツ抜け達成だ!とツ抜けを意識し始めた途端、好事魔多し。それまでが嘘だった様に強い北風が吹き出して来て、まるで前回の再現。
時計を見ると、まだ19:00を廻ったばかりで、引き揚げるには早過ぎる。そこで、前回と同じ様に1.3gのJHやスプリット・ショットに替えたりと色々と試して、19:23と19:37に2匹を拾って何とかツ抜けを達成出来た。しかし、風が益々強くなるに連れて反応が間遠くなって来たので、半ば諦めて小休止を取ることにした。そして、椅子に座って夕食のパンを噛じっていると、それまで強く吹いていた風が幾分弱くなって来た様な・・・・。
これはチャンス!!
急いでキャスティングを再開した所、直ぐに答えが出て20:07に11匹目をゲット。所が、喜んだのも束の間で、今度は南寄りの風が強く吹き出して来た。予報にもなかった風向きや強さで面喰らったが、アジからの反応はポツリポツリとあったので、そのまゝキャスティングを続けた。
21:00頃になって、その強い南寄りの風が弱くなり釣り易くはなったが、肝心要のアジの反応が徐々に遠くなってしまった。とは云え、節目の20匹を目前にして引き揚げるのも勿体ない。
と云う訳で、老骨に鞭打って粘ったのが奏功して、21:31、21:44に2匹の追加に成功し、目論見通り切りの良い20匹を達成した所で、21:50頃、StopFishingとして岸壁を後にして車に乗り込んだ。
シーズンが始まったばかりで釣果が安定しない状況下、サイズの面では殆どが15~18cmの所謂豆アジで、20cm超が2匹しかなかったとは云え、20匹達成は出来過ぎだろう。
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1匹目 |
|
18:29 |
11匹目 |
|
20:07 |
2 |
|
18:40 |
12 |
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20:11 |
3 |
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18:42 |
13 |
|
20:14 |
4 |
|
18:47 |
14 |
|
20:20 |
5 |
|
18:50 |
15 |
|
20:26 |
6 |
|
18:54 |
16 |
|
20:38 |
7 |
|
18:59 |
17 |
|
20:49 |
8 |
|
19:06 |
18 |
|
21:12 |
9 |
|
19:23 |
19 |
|
21:31 |
10 |
|
19:37 |
20 |
|
21:44 |
2025/04/04
2025年 Ajing 釣行記
日 時:04月04日(金) 18:00~20:45
潮回り:小潮(↑) 75→120cm
場 所:KMI’s
海水温 : 14.0℃
釣 果:アジ x 4
同行者:単独
今週は雨模様の天候が続き、金曜日になってようやく雨の心配がない予報に変わったので、釣りに行くことが考えられる状況になった。しかし、先週の季節外れの暖かさが一転、桜が咲き出した途端に気温が下がって冬に逆戻りし、西北西の風が3~4m/sとやゝ強めに吹くとのこと。
と云う訳で、今週の釣りは諦めようかと思ったが、先週のKMI’sでのアジングでも強い北風の中だったにも拘わらず何とか楽しめたことを考え、兎に角、行ってみることにした。
16:30頃、道具を手に自宅を出た所、雨が降っており道路がビッショリと濡れていてビックリ。雨のことなど露程にも考えていなかったので、機先を制された格好だが、空を見上げると黒い雲は切れ切れで西の空も明るい。
この分なら降り続くことはないだろうと車を走らせた。すると、1kmも走っていないのに、その付近の道路は全く濡れおらず、極々狭い範囲での雨だった様子に一安心。
17:00頃、現地に到着。
岸壁にはいつも一緒になるクロダイ狙いの年配釣り師が一人、中央付近に入っていたので、今回も最奥に釣り座を構えることが出来、早速、準備に取り掛かった。
この時期の日没時刻は18:00頃なので、時間的に余裕があるため、出迎えてくれた黒猫にオヤツを上げたりして時間を潰しながらゆっくりと支度を整えたのだが、空気がヒンヤリと冷たく感じる。雨は降ってはいないが、出掛けの雨が気になるので空を見上げると、北西の空には黒い雲が不気味に広がっている。あの雲が来なければ・・・と祈りつゝ支度をしていると何やら首筋にポツリポツリと冷たい物が当たる感触がある。
アリャーッ、振って来た!!
そこで、本降りになったら直ぐに撤収出来る様に準備をして、18:00頃、キャスティングを始めた。
今回のロッドはSaltyStage改。このロッドに、予報と違って風は殆ど吹いていないので、1.0gのJHを組み合わせた。しかし、前回と違って潮は動いていないため直ぐに0.8gのJHに切り替えた。
すると、その途端に北風が吹き出して来て、しかも強め。この北風に黒い雲は南に流されて行ったので、雨の心配はなくなったが、ラインが大きく膨らんでしまってどうしようもない。
強い横風の影響を躱そうと、0.5gのJHに0.5gの錘を使ったスプリット・ショットを試したり、若干重たい0.8gのJHに替えたりしてみたが、それが良いのか悪いのか、全く反応がないので判断のしようがない。
結局、手持ちに中では最も重たい1.3gのJHに替えてキャスティングを繰り返して、この日初めてのトンと感じる反応を19:01に獲ることが出来た。
やっぱり、ジグ単が良いのか・・・と思い、キャスティングを続けたが、完全な交通事故で、その後はウンともスンとも云って来ない。
風は、左から右に益々強くなって為す術もない。
そこで天気予報で状況を確かめた所、5m/sの風が20:00、21:00には4m/sに少し弱くなる予想になっている。4m/sでも横風なのでやり難いことに変わりはないが、現状から見れば少しは良くなるだろうと考え少なくとも20:00過ぎまで粘ることにした。
とは云え、ただ粘るだけでは芸がない。そこで、これから先のことを考えて、仕掛けを手持ちの中では最も軽い0.2gのJHに1.3gの錘を使ったスプリット・ショットを試してみることにした。
と云うのは、
- これだけ強い横風の中で小さな反応を感じ取るのは、極めて難しいだろう。
- だとすれば、向こう合わせ的になるため、アジングとしては面白味に欠けるが、強い反応を出させる方が良いだろう。
- そのためには、JHを出来るだけ軽くする方が弱い力でも大きく動く筈で、それだけ反応も強く出るのではないか
と考えたもので、アジの活性が高ければ直ぐにでも答えは出るだろうが、活性が高いとは云えないこの状況では、答えが出なければ出ないで仕方がない。兎に角、20:00過ぎまではこれで粘ってみよう。
この仕掛けでキャスティングを繰り返したが、案の定反応はないまゝ。
これでも、やはり駄目か・・・。
と思い始めた頃、アクションを加えようとロッドのティップを少し持ち上げようとした所、何やら生命体の反応が伝わって来た。釣った感皆無で面白さはないが、兎にも角にも、この状況下での2匹目をゲット。時刻は20:02のことだった。そして、その直後の20:05に3匹目をゲット。この時はラインの動きに違和感があったので、半信半疑のまゝ軽く聞き合わせを入れて獲ったもの。
風は、20:00を廻っても一向に弱まる気配がない。
それでも、アジの反応が続けて出始めていたので、メゲずにキャスティングを続けた。しかし、3匹目をゲットした後は反応も遠くなってしまい4匹目を獲ったのは20:16のことだった。
その後、20:30頃に1度バラシがあったものゝ、アジの反応を感じることもなく、目の前を通り過ぎた遊覧船が背後に消えて行った頃には、気持ちが切れてしまって、20:45頃、遂に諦めてStopFishingとした。
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19:01 |
1匹目 |
20:02 |
2 |
20:05 |
3 |
20:16 |
4 |
2025/03/28
2025年 Ajing 釣行記
日 時:03月28日(金) 17:40~21:00
潮回り:大潮(↓) 160→60cm
場 所:KMI’s
海水温 : 14.6℃
釣 果:アジ x 11
同行者:単独、(ICNHさん)
予報によると18:00、19:00、22:00に傘マークが付いており降水確率は50%、しかも21:00には4m/sの北風が吹くとのこと。となると、いつもなら釣行せずに道楽部屋で燻っている所だが、何故かその気にならず観天望気。すると少し曇ってはいるが、白い雲は高く所々に青空が見え西の空も明かるくてとても降りそうに思えない。
と云う訳で、兎に角行って見ることにした。
現地到着は、17:25頃。
いつもの駐車場所には、フェラーリの他に見るからに走り屋と判る車が数台止まっており、何となく異様な雰囲気が漂っている。君子危うきに近寄らずで関わり合いになりたくないので、出来るだけ彼らと目が合わない様にして空いたスペースに車を止めて、そそくさと岸壁に出た。
岸壁に出てみると、先行者の姿はなくガランとしているのでいつもの最奥に道具を置いて準備を始めた。
今回使用するロッドはXSC-59ST-Pro。横風が右から左に少々強めに吹いているが、いつもの様に1.0gのJHを組み合わせて、17:40頃、キャスティングを開始。
前回は潮の動きが全然なかったが、今回は左から右に若干速めに流れている。風向きとは逆なので少々やり難いが、潮が動いているだけ、前回より良いかも知れないと前向きに考えることにして、反応が返って来るのを待った。
しかし、期待に反して反応は返って来ない。
・
・
・
この日初めての反応があったのは、開始して約40分後の18:24だった。
それまでは全く気配もなかったので、今日もやっぱり駄目か・・・と半ば弱気になりかけていたので、何の前触れもなく突然トンとはっきりと伝わって来た反応にドキッ。
反射的な合わせが決まり、久し振りに青物の引きを楽しんで抜き上げた獲物は16cm程しかなかったが、今シーズン初の本命で嬉しい1匹だった。
この記念の1匹は、背後で小生の釣りを見守ってくれていた釣り場の主の黒猫に進呈した。所が、これまでなら待ってましたとばかりに、アジに飛び掛かり咥えて藪に消えて行くのに、この日はどうしたことか目の前で暴れているアジをジッと見ているだけ。小生が来て早々にあげたオヤツは美味そうに喰ったのに、どうしたのか・・・?と暫く様子を見ていたが、手を出さないのでそのアジには海にお帰り願った。
ボーズ回避が出来て一安心した所で、後続を狙ってキャスティングを繰り返していると、1匹目から間もない18:28にモゾ。これは20cmを超える良型で、このサイズならば立派なお土産になるとキープ。
ヨシヨシ、この調子で・・・と思ったが、18:34に来た3匹目は17cm程。お土産にするかどうか微妙なサイズではあったが、21cmの良型が1匹だけでは幾ら年老いた夫婦とは云え食卓に乗せるにはもの足りないので、キープすることにした。
丁度、この3匹目を始末している所にICNHさんが登場。
小生の隣りに釣り座を構えたICNHさんは、キャスティングを開始して程なくして20cm強の良型をゲット。流石、ICNHさんと思ったが、その頃から徐々に反応が間遠くなり、18:45に5匹目を獲った後は反応が消えてしまい、19:00台は19:13に掛けた6匹目の1匹だけ。
この日はまだ3月だと云うのに25℃を記録する程気温が高くて、岸壁に立っていても吹いて来る風が気持ち良く感じられる程だったが、20:00を廻った頃から、これまでとは逆に左から右に吹く北風が強く吹き始めて来た。北風と云っても、真冬とは違って冷たくはないので厳しさはないが、ラインが大きく吹けてしまって、釣り難くて仕方がない。単独釣行であれば、直ぐに諦めて引き揚げていただろう。しかし、仲間が隣りに居るため、気持ちも紛れる上楽しいのでそんな気にもならない。
と云う訳で、強い風対策としてJHを手持ちの中では最も重たい1.3gに替え、更に0.3gの割りビシをリーダーとラインの結び目に加えて、スプリット・ショットにした。すると、これが良かったのか、20:11の7匹目以降ポツポツと獲ることが出来た。
とは云え、ラインが吹けて大きく膨らんでいるので反応を感じて合わせを入れても、その力がJHに伝わるのがどうしてもワン・テンポ遅れてしまう。そのため途中でバラシたり抜き上げ時にポロリと落としたりが頻発して、なかなか釣果が伸ばせない。それでも、20:22にはツ抜けを達成することが出来た。
そして、20:49に11匹目を獲ったのを機に、21:00頃、小生は事実上のStopFisingとし、その後は21:30頃までICNHさんの釣りを見学してから一人釣り場を後にした。
この日は心配だった雨も降ることなく、しかも、シーズンの走りにも拘らず、殆ど豆アジばかりとは云えツ抜け達成出来たのは望外の結果だった。
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18:24 |
1匹目 |
|
18:28 |
2 |
21cm |
18:34 |
3 |
|
18:43 |
4 |
|
18:45 |
5 |
|
19:13 |
6 |
|
20:11 |
7 |
|
20:13 |
8 |
|
20:16 |
9 |
|
20:22 |
10 |
|
20:49 |
11 |
|
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