2022年釣行記(11) – MB
2022/03/07
日 時:03月07日(月) 17:40~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:単独、(ISBSさん)
前日の6日にチェックした際には、21:00頃まで南風が1~2mと絶好の条件だったので、すっかりその気になっていた。
所が、自宅を出る直前に再チェックした所、時刻が進むに連れて風向きが、南々東→南東→東南東→東→北々東と、MHR-KGNでのメバリングにとっては悪い方向に変わる予想になっている。しかも、釣り難くなる東風に変わる時刻は20:00頃とのことなので、実釣時間が余り取れそうにもない。しかし、風力は1m程度なので、余り気にする必要はなさそう。とは云え、風向きが変わる時刻が後ろにずれてくれれば・・・。
16:15頃、自宅を出発し、現地到着は17:10頃。
最近、駐車スペースはガラガラ状態だったのだが、どう云う訳か、この日はかなり沢山の車が止まっていて、これにはビックリ。耳の早いアングラーのことなので、ひょっとすると、釣れだしたとの情報が流れたのかも知れない。
期待を胸に岸壁に出てみると、風は予報通り背後から弱く吹いており、波もなく、この点について云えば、絶好の条件。潮は中潮の上げ7分と云った所で、海面から突き出たテトラでは海鵜が羽を休めており、その周囲から岸壁までの中間程までには、海藻がびっしりと漂っていて、とても釣りにはなり難そう。
前回使用したEmeraldas改と比較するため、今回はSSQC-6112ULS-BF-KRを使う積りにしていたが、やはり自作ロッドの方に愛着がある。何とか出来ないかと、帰宅後ネットを徘徊してベイト・ロッドでのキャスト方法を改めて勉強した。
その方法を試してみたかったので、先ずEmeraldas改にフロートだけを結んでその復習をしてみて、その結果、効果がない様であれば予定通りSSQC-6112ULS-BF-KRに取り替えることにした。
そして、学んだことを思い出しながら、3投、4投とキャストしてみると、タイミングが合った際には綺麗に飛んで行くが、少しでも力が入ると・・・。それでもキャスティングを繰り返している内に、徐々にタイミングが合う場面が増えて来て、8~9割程の割で上手くキャスト出来る様になった。
これならEmeraldas改でも何とかなりそうだ。
そんな寄り道をしたので、60番スポット付近に到着したのは17:35頃。
早速、キャスティングを始めたが、上手く行く確率が7割程度にまで下がってしまった。練習をした時と本番のこの時との違いは、フロートの下約80cmの所に0.3gのJHが付いているかいないかだけ。0.3gのJHの有無でこんなにも状況が変わるとは思いもしなかったが、兎に角、練習するしかない。
と云う訳で、その後は可愛娘ちゃんを釣ることよりも、きれいにキャストすることに重点を置いてキャスティングを繰り返した。それでも可愛娘ちゃんからのコンタクトがあれば判る筈だが、何も音沙汰がない。
その内、上手くキャスト出来る確率が徐々に下がって来てしまった。自分では気が付かない内に、リリースのタイミンが狂い、力も入っていたのかも知れないが、兎にも角にも、キャストに気を使うのに嫌気が差して来て、結局、18:30頃、意を決してロッドを交換するために、一旦撤収することにした。
そして、岸壁を急ぎ足で戻る途中のこと。
ビュッとキレの良い音をさせてキャスティングしているアングラーの後ろを通り過ぎようとした所、そのアングラーから名前を呼ばれビックリ。
誰だろう?と近寄ると、その声の主はISBSさん。
ロッドをSSQC-6112ULS-BF-KRに持ち替えて、60番スポット付近に立って、キャスティングを再開したのは19:00を回った頃で、ロッド交換のために要した時間は30分程。
その付近にはISBSさんの姿がなかったため、所在確認の連絡を入れると、既に88番スポット付近にまで移動しているとのこと。そこで、小生は蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんを探しながらISBSさんを追い掛けることにした。
ISBSさんには、20:00少し前に凸部付近で追い付いたが、ロッド交換のために戻る途中で声を掛けられた際には、3匹の釣果と云っていたので、小生が追い付いた時点では、もう少し数を伸ばしていたと思うが、小生には1度もコンタクトがなかった。
一言二言情報を交換して、小生は凸部の先に移動。
残念ながら109番スポット付近には先行者がの姿が見えるので、その先に進んで、何とか可愛娘ちゃんを探したが、何をしても反応が帰って来ない。まるで、前回の20:00過ぎの状況が、この日は入釣して以降ズーッと続いている様なもので、流石にこの日ばかりはボーズを覚悟した程。
スピニング・ロッドであれば、この様な時はプラグを投げてみるのだが、フローティング・システムに戻すのも面倒臭い。何とかフローティング・システムを活かした上で、目先を変える方法はないかと、バッグを掻き回した所、何年も前に買ったオーシャンルーラーのソルトフライ(カラマリ)が出て来た。
これで、駄目なら、今日は終わり!!
すると、極々微かな反応が帰って来て、待ちに待ったこの日初めての可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれた。
時刻を確認すると、20:10頃のことで、入釣後2時間半もコンタクトがなかったのに、諦めずによく粘れたものだと自分を褒めてやった。
ようやくコンタクトはあったが、後が続かないので、少しづつ移動しながらキャストを続けて2匹目を126番スポット付近で確保。
両目があいた所で、20:40頃、129番スポット付近で折返しに入り、その復路で
20:41 3匹目 125番スポット付近
20:52 4匹目 120、121番スポットの中間付近
と拾った所で、疲れて来たので、凸部で粘っていたISBSさんの元に戻った。
ISBSさんは21:30過ぎに一足早く引き揚げて行き、小生は未練がましく、目ぼしいポイントを探りながら戻ったが、結局これは骨折り損のくたびれ儲けに終わり、22:00過ぎに帰路に着いた。
尚、小生は貧果に終わったが、ISBSさんはツ抜けを達成したとのこと。
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