2015年釣行記(6)-MB
2015/01/29
潮回り:長潮 場所:KSKST 釣果:メバル x 3、カサゴ x 1 同行者:単独
週末の金曜日は雨もしくは雪の予報が出ているので、一日前倒しで釣行することにしたが、生憎北風が2~3mの予報。この寒い時期、例え2~3mの比較的弱い風でも、北風を正面から受けると体感気温は一気に下がってしまって釣りどころではなくなるので、MHR-KGNは却下。
そこで北側に高い崖を背負っているKSKSTに行くことにした。
ここは、2~3年前には良く通っていた地磯だが、帰路の急坂がきついため徐々に足が遠のき、昨年は一度も入ることがなくなってしまい、MHR-KGNでのロリ・メバル相手のぬる~いMebaringばかりしていた。しかし、北風が吹くのでは仕方がない。帰りの急坂を登り切る体力が、果たして残っているかどうか自信はなかったが、久し振りにKSKSTで磯Mebaringをしてみることにした。
現地到着は17:40頃。
早速道具を担いで急坂を下って磯に乗ったが、アレ~!こんな所があった?と一瞬勘違いしてしまう程様子が変わっている様に見えた。それもその筈で、磯に乗った18:00頃は40cm位まで潮位が下がっており、普段は海面下に沈んでいる岩礁が海面から出ていたためで、近くに寄るまでそうとは判らなかったと云う次第。
ここまで下がっているなら、少し前に出て沖目の根回りを狙うことが出来る。と云う訳で潮が上がって来る迄の間はカサゴを狙うことにした。しかし、ここは根がきついため普通のJHでは根掛かりばかりで釣りにならない。そこで、根掛かり対策としてカルティバのオカッパリヘッド1/16oz#4にホッグ系のワームで、18:00頃、キャスティングを開始。
カサゴなので居れば喰って来る筈と考えていたが、全くコンタクトがない。幸い、磯は貸し切りのため他人に気を使う必要はない。好きな立ち位置から好きな方向にキャストを繰り返したが、全く気配が感じられない。
そうこうする内、根掛かりで高切れしてしまい、カサゴへの想いは急降下。
FGノットの編み物を終え、メバル用に、飛ばしウキに0.3gのJH、ワームはアジリンガー・シャッドの必殺クリアの組み合わせにライン・システムを変更してキャスティングの再開。
この日最初のアタリは、干潮時刻の19:00を回った頃。
正面7m程の所に海面から頭を出している岩礁の横近くで、いきなりブルブルと来た。反射的にロッドを煽って掛けたのは、20cm程のメバルで、流石に磯メバル。20cmと型はそれ程良いとは云えないが流石に磯メバルだけのことはあって、引きが強い。
メバル狙いに替えたのが正解!と思ったが、後が続かない。
MHR-KGNの様に入れ掛かりになることはないにしても、アタリが遠く2匹目は20:00頃で、サイズは同じ20cm。
そして15cm程の3匹目を掛けたのが21:00頃と1時間に1匹で、ペースが一向に上がって来ず、モチベーションも下がり気味。
それでも、上げ潮が効き始めているので、気持ちを奮い立たせてキャスティングを続けていると、21:30頃、押え込む様な感触が伝わって来た。又、根掛かりかと思いつゝラインのテンションを緩めずに張っていると、微かに生命体の反応が・・・・。
根に潜られない様に注意をしながら揚げて見ると、21cm程のカサゴ。
と思ったが、それにしては色が黒っぽい。バッテリーが切れていたので写真が撮れず、帰宅後に調べることも出来ないので何とも云えないが、ひょっとするとソイかも知れない。
その後は、カサゴ狙いにシステムを変更してみたが、気配を感じることもなく22:30頃StopFishingとした。
結局、この日の釣果は、メバルが3匹、カサゴ(ソイ)が1匹と僅かで、サイズの点でももう一つだったが、何故か満ち足りた気分で道具を片付けて、そして、難所の上りの急坂・・・・。
辛くなたら途中で休み休みしながらと覚悟していたが、何とか休憩なしで上り切れた。勿論、途中からふくらはぎや太ももが張って来て痛くなり、上がってからはヒーヒーゼーゼーと息を整えるのもやっとの状態だったが、体力的な衰えは心配した程ではなかったので、一安心。
コメントを残す