2025年釣行記(32) – MB
2025/05/29
日 時:05月29日(木) 19:20~20:30
潮回り:中潮(↓) 167→160cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 6
同行者:単独
小生は、月曜・木曜、火曜・金曜の組み合わせで週2回の釣行をしていることが多い。このパターンで行けば、今週は月曜日に釣行したので、後半戦は木曜日。
と云う訳で、パターン通り木曜日にMHR-KGNでメバリングをすることにしていた。しかし、前日の水曜日にチェックした天気予報では、残念ながら19:00以降の時間帯には傘マークが並んでいた。となると、小生は水濡れに弱い体質なので気持ちがヘナヘナと萎えてしまい、木曜の釣行は中止にすることにした。また、翌金曜日は終日雨模様。となると、後半の釣行は諦めてスキップすることになるが、これも巡り合わせなので仕方がないと思っていた。
所が、当日の木曜日の朝の予報では、雨の降り出しが遅くなって22:00以降にずれ込んでいる。であれば、釣りをする時間は充分にあると喜んだ。しかし、風は生憎の東風。東風は右から左の横風になるためやり難いことは前回の釣行で身を以て知ったのだが、風速は2m/sと弱め。であれば、何とかなるだろう。駄目だったら、土曜日に出直そう!!とすっかりその積りになっていた。
しかし、午後になって見た予報では、19:00に傘マークがついている。一瞬我が目を疑ったが、20:00以降22:00までの間は傘マークがないので一時的なものだろう。とは云え、ゴールデン・タイムの最も良い時間帯に雨が降るのは願い下げにしたい最悪のケース。しかも止むことなく降り続くこともあり得ることを考えれば、40kmの道のりを高速道路代を払って行くのは躊躇われる。
しかし、一旦火が着いた気持ちを消すことが出来ず、雨が降り出すまで・・・と釣行することにした。
現地到着は18:20頃。
早速、BlueCurrentⅢ 82/Bを手に岸壁に出てみると、風は無風に近く、満潮時刻間際のため潮位は高いためテトラ帯は海中に没していて穏やかな海が広がっている。前回目にしたテトラ帯と岸壁の中間付近に漂っていた海藻やゴミの長い帯もなくメバリングにはまたとない状況。
これまでと同じ様に飛ばし浮きを使ったワーミング・システムを組みキャスティングを開始。
とは云え、今回はベイト・ロッドなので、最初の数投は肩慣らしを兼ねてリールのブレーキを調整することにしているため、軽くキャストすると。コンと軽いショックを残して飛ばし浮きがヘナヘナと着水してしまう。
アレ!どうした・・・・?
キャストする際の力の入れ具合を替えて色々と試してみたが、若干飛距離は伸びたものゝ、状況は変わらず飛ばし浮きはヘナヘナ。ラインとリーダーの結束部分がガイドに干渉しているのかも知れないと、リーダーを短くしてシステムを組み直しても見たが状況は変わらないまゝ。
そうこうしている内に日没時刻を回り、周囲の光量が徐々に減って来てゴールデン・タイムの幕開け間近。しかも、予報通りであれば雨も降り出して来る惧れもあるので、余り悠長に構えている訳にも行かない。
結局、ベイト・タックルを諦めてスピニング・タックルに替えることにした。そして車に戻ってSephia S806ML-Sを引っ張り出して、7番スポット付近で改めてシステムを組み直し始めた。すると、時折、首筋に落ちて来る冷たいものに気が付いた。
ありゃー、もう降って来た!!
と思ったが、ここで諦める訳にも行かない。
結局、キャスティングを開始したのは、到着後1時間も経った19:20頃。
雨は直ぐに酷くなる様子はなくてこの点は助かったが、悪いことに殆んど吹いていなかった風が右手から吹き始めて来て、しかも、徐々に強くなって来て前回の再現。
正面に向かってキャストした筈なのに、風ばかりではなく潮の流れもある様子で、仕掛けが返って来るのは斜め左45°。しかも、操作感は全くなく何処に仕掛けがあるかも判らない状況。
これじゃ、釣りにならないと諦め掛けた。しかし、風下になる左側には誰も居ないので、少しでも風を背に受けようと考えて、駄目元で斜め左に向かってキャストしてみた。すると僅かではあるが操作感がある。
そこで、暫くこれで行こうと思いつゝ軽くリフト&フォールを繰り返しているとモソとした反応が返って来て、この日最初の獲物をゲット。時刻は19:25、サイズは20cm程の良型だった。
ポイントは7番スポット付近で、バイトがあったのはテトラ帯と岸壁の中間付近。この所テトラ帯の沖目ばかりで反応があったので、少々驚いたが、潮位が高い時間帯は岸壁近くにまで寄って来ているらしい。
これに気を良くしたが、東風は右手から益々強く吹いて来る様になって来たので、9番スポット付近に移動して斜め左45~60°の角度で、波の底でチラリと見えるテトラ帯の黒い頂上を狙ってキャストするようにした。すると、これが大正解!!
良い調子で良型の可愛娘ちゃんをものにすることが出来る様になり、徐々に落ちて来る間隔が短くなって来ている雨にもメゲルことなく19:40から20:00までの僅か20分の間に5匹もゲット。この他にも、根に貼り付かれて獲れなかったのが3匹もあったことを考慮すると、殆んど入れ掛かり状態だった様な・・・。
しかし、6匹目を手にした頃には本降りの様相になっていたため、雲行きを見ても上がりそうには思えなかったが、家を出る直前に見た一時雨の予報を信じて、車で時間潰しの小休止を取ることにした。
車に避難をして雨が上がるのを待ってまで釣りを続けることなど、全く考えられないことを、敢えてやってみたにも拘らず雨は止まず、結局、20:30頃釣り場を後にして帰路に着いた。
所で、海藻の状況だが・・・。
この日は海藻に邪魔をされることは殆んどなかった。7番スポット付近は元々他に比べて海藻が少ない場所だった上、この日釣りをしていたのは、潮位が160cm程と極めて高い時間帯だったので、海藻が海面に届いていなかったのかも知れない。また、他の場所には回れなかったので、果たして海藻がなくなったのかどうか、判断は出来ない。
時期的には、徐々に減って来る筈だが・・・・。
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1匹目 | 19:25 | 7番スポット付近 |
2 | 19:40 | 9 |
3 | 19:43 | ↓ |
4 | 19:46 | ↓ |
5 | 19:50 | ↓ |
6 | 20:01 | ↓ |
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