2025年釣行記(11) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:03月01日(土) 17:55~21:15
潮回り:大潮
(↓) 178→100cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 3
同行者:YTさん

前回の釣行から中一日しか開いておらず後期高齢者の身には少々きついが、南々西の風が4m/sとの予報に誘われて、前回喰らったパーフェクト・ゲームのお返しも兼ねてMHR-KGNに行くことにした。

17:20頃、YTさんの笑顔に迎えられて現地に到着。
YTさんは友人の息子さんにメバリングの手解きをするとのことだったので、一足早く岸壁に出ることにした。
岸壁に立ってみると風は殆んど吹いておらず、丁度、大潮の満潮時刻に当たっているためテトラ帯は海中に沈んでいていつもより広々と見える海は、早くも波もなく穏やかな春の海の様相をしていて、メバリングには持って来い。これで可愛娘ちゃんのご機嫌が良ければ、YTさんの小学生の弟子のデビューには最適だろう。

今回はSaltyStage Prototype XMBS-762ULSSのロッドを先発に選び、先ずは飛距離のチェックをすることにした。
と云うのは、小口径のガイドなのか、又はエクストラ・ファースト・テーパーなのかそれ以外にも原因があるか判らないが、飛距離が余り出ない印象がある。特に小生にとっては始めて手にするエクストラ・ファースト・テーパーのロッドは、キャストする際に、ルアーの重さをロッドに乗せている感覚がまるでなく、どうにも頼りなく思っていた。
たまたま、前々回の釣行の際、0.8gの錘を使ったスプリット・ショットを試した所悪くはなかったので、今回は明るい時間帯で改めて飛距離を確認しておこうと考えたもの。
そして、0.3gのJHに0.8gの錘を組み合わせてキャストしてみると、着水の波紋が広がるのは精々テトラ帯付近。距離にして10m程。1.1gの仕掛けなので距離的には、やゝ物足りなさは残るが、妥協出来る範囲。

と云う訳で、やはりルアーの重さをロッドに乗せている感覚はないものゝこの日はこのXMBS-762ULSSで通すことにして、17:55頃、42番スポット付近からこの日のメバリングを開始した。

時間的には可愛娘ちゃんが動き出す頃で、期待は充分。
直ぐにでも反応が返って来るだろうと高を括っていたがコツリとも来ず、数投しただけで前回と同じ状況が目の前にチラチラとし始める始末。
このままでは前回と同じ結果になってしまう。何とかしなければ・・。
そこで、スプリット・ショットに使う錘を少し軽い0.5gに替えて、ワームを漂わせる様にして見た。
すると直ぐに答えが出て、この日の最初の獲物をゲット。このは掛けた瞬間にバシャバシャと水音を立てて暴れたので、海面直下で喰らいついて来たのだろう。
サイズは21cm程のMHR-KGNでは良型の部類に属するもので、これはこれで嬉しかったが、寧ろこれで前回の二の舞を踏まずに済んだとホッと安心した方が大きかった。
ポイントは47番スポット付近、時刻は実釣開始後約30分程経った18:20のことだったので、ロケット・スタートではないものゝそれ程悪いスタートを切った訳ではないが、この時はこの30分が殊の他異様な程長く感じられた。

それでも、やっと可愛娘ちゃんが動き出したと期待に胸膨らませて後続を狙うと、コツッと反応が返って来る。しかし、どう云う訳か針掛かりしない。アレッ、しまったと思いつゝキャストを繰り返すと、やはり反応が返って来る。だが、空振り。こんな筈では・・・と思いつゝキャスティングを続けている内に反応がなくなってしまった。

仕方がないので、少し移動して18:5051番スポット付近で何とか2匹目可愛娘ちゃんをゲットしたが、後続がない。

こうなるとキャストする際にルアーの重さがロッドに乗らないことが、それが可愛娘ちゃんからのラブ・コールがないことには関係がないことは判っているものゝ、気になって来て仕方がない。八つ当たり気味だが、気になることは排除しておくに越したことはないと意を決してロッドを交換することにした。

そしてTenryu改を手に戻って来て、0.3gのJHを使ったジグ単での一投目。
モゾとした違和感で、この日の3匹目をゲット。時刻は19:3743番スポット付近のことだった。
Tenryu改0.3~0.5gのJHを使ったジグ単での釣りは、小生にとってはMHR-KGNでのメバリングの原点と云えるもので、原点回帰が正解だったと思ったのも束の間。それ以降は完全に梨の礫

これでは、わざわざ車に戻ってロッドを交換して来る必要もなかったと思い始めると、釣りを続ける気持ちはドンドンと小さくなって引き揚げるタイミングを考え出す始末。20:30頃、戻って来たYTさんに様子を尋ねるとやはり反応はなく、21:00頃に引き揚げるとのこと。
そこで、駄目元で久し振りにFinluckMinnow30Swを使ってみることにした。このプラグはMHR-KGNでは最強のルアーで、困った時に助けて貰ったことが過去に何度もある。しかし、最近はこの神通力もなくなったと見え、出番がめっきりと減ってしまったのだが、御守としてMHR-KGNでのメバリングには必ずバッグに入れて来ている。

このルアーを結んで何投目かのこと。いきなりコツンとハッキリと感じる反応が返って来た。それまで何も反応がなく、小生も惰性でキャストしていたので泡を喰ったが反射的な合わせが決まってやり取りを始めた。しかし、強い引きをいなしながら寄せに入った所で根に巻かれて二進も三進も行かず、結局、無念のバラシで獲れず仕舞い。
これで目が覚めてキャストを繰り返すと、コツと感じる反応がある。しかし、幾ら合わせを入れても針掛かりさせられない。何度か悔しい思いをしてようやく針に掛け、抜き上げようとした所で敢えなくフック・アウト。

結局、FinluckMinnow30Swでも可愛娘ちゃんをゲット出来ず、21:15StopFishingとして、YTさん達と共に釣り場の岸壁を後にして帰路についた。

この日は前回のリベンジも考えてのメバリングだったが、惨憺たる結果に終わり返り討ちにあった様なもので、前回にも増してフラストレーションが溜まる夜だった。
YTさんの小学生の弟子には、それこそ嫌と云う程メバルを釣って貰いたかったが、それも巡り合わせなので仕方がない。しかし、何とか1匹獲ったとのことで、魚を掛けた感触を味わうことが出来ただけでも良かったと云うべきだろう。

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