2024年釣行記(65) – EG

2024年 Eging 釣行記

日 時:10月11日(金) 17:25~22:20
潮回り:小潮
(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:アオリイカ x 9
同行者:単独

釣りには行きたいが、アジタチウオも在庫はある。アオリイカも前回タチウオと交換にIKOKさんから頂いたものが残っている。となると小生の釣り物で残っているのはカワハギ位しかないが、朝早く起きて出掛けるのも億劫だ。
さてどうするか?
ノークーラー・デイにしてホームのKMI’sでアジングをするか・・・?
色々とない頭を絞って考えた結果、アオリイカの在庫はあるとは云え、1杯だけなので、追加があっても文句を云われることはないだろう
と云う訳で、ボーズ覚悟でMHR-KGNでのアオリ調査をすることにした。
元々MHR-KGNメバリングで足繁く通った場所だが、数年前からメバルが余り釣れなくなり、代わりにタチウオが出る様になって、今シーズンも8~9月には刀狩りで通っていた。
そんなポイントだが、
湾奥のKMI’sでアオリイカが出るならMHR-KGNでも出るのではないか?
昔からアオリイカとメバルのポイントは被っていると云われており、しかも最近はアジングも成立していることを考えると、浅場を回遊している新仔アオリなら充分可能性があるのではないか?
と考えた次第。

現地到着は、17:15頃。
これまでこのMHR-KGNでは全く狙ったことのないアオリイカなので、何処に着いているかも分からない。兎に角、岸壁の最も手前の7番スポット付近から少なくとも凸部付近までは、じっくりとチェックする計画で岸壁に出て見ると、小潮とは云え夕方の干潮時でも140cmも潮位が高いため、テトラ帯の殆どが海面下に没していて、海が広く見える。風は、予報では南南東or東風が2mとのことだったが、殆んど吹いておらず、ウィンド・ブレーカーを着ていると少々汗ばむ位で、潮の動きが余りない小潮の潮回りを除けば、条件としては良い方だろう。

この日は、出来ればベイト・ロッドを使いたかったが、MHR-KGNでは遠投出来る方が何かと優利なので、ロッドはスピニング・ロッドSephia S806ML-Sを選択し、2.5号のエギを組み合わせて、17:25頃、キャスティングを開始。

このMHR-KGNはテトラ帯と岸壁の間は激浅なので、油断をすると直ぐに根掛かりをしてしまって釣りにならないため、底を取らずに中層を攻めることにしたが、エギを何処まで沈めるか?
使用するエギの沈下速度は、5.5秒/mとのことだが、テンション・フォールをさせれば更に沈下速度は遅くなる筈。となると、キャスト後ライン・テンションを張っていれば、エギが着水してから5カウントでは、1mも沈んでいないだろうし、潮位の高い時間帯での釣りなので、根掛かりリスクはないだろう。
そこで、キャスト後5カウント程テンション・フォールをさせた後小さく鋭いシャクリを2~3回入れて、そのまゝ5カウント程テンション・フォールをさせるか、サビいて反応を待ち、反応がなければ又小さく鋭いシャクリを2~3回入れて・・・・を繰り返すことにした。
しかし、動画を見て秋イカの狙い方を勉強した筈だが、畳の上の水練と同じで、どうにも要領を得ない。
一度でも反応があれば、その答えが出るのだが、これで良いのか?と自問自答してキャスティングを繰り返した。しかし、反応は返って来ない。動画では、極端な場合1投しただけで、ポイント移動をしてアオリイカの居場所を探していたので、小生も同じポイントで粘ることはせずに蟹の横這い釣法で探すことにした。

所が、この日はアングラーの数が多くて、への字カーブの手前までほゞ等間隔に先行者の姿があって、間を割って入るには少々勇気が居る。無理をして入り込んでも正面にテトラ帯があっては、どうにもならない。正面にテトラ帯のないことが分っている20番24番26番スポット付近には、当然、アングラーの姿がある。
結局、7番スポット付近をチェックしただけで、への字カーブに到達してしまったが、そのへの字カーブの曲がり角にも人影がある。仕方がないので、更に進んで49番スポット付近から調査を再開することにした。

この付近はテトラ帯と岸壁の間にはテトラが入っていない筈なので、右斜め前方にキャストして、やはり5カウント程沈めて鋭くシャクった後テンション・フォールで反応を待ちをして・・・・回収、又、キャストして云々を2回繰り返して、無反応なら少し移動して・・・を繰り返して救命浮き輪付近に来た時のこと。
同じ様にキャストして5カウント沈めてシャクった後、テンション・フォールをさせていると、ビニール状のゴミを拾った様なジワーッとした重さを感じた。
あれ、何だ! ゴミか・・・と思っていると、グイーングイーンと余り強くはないが、明らかにイカの引きと判る感触が伝わって来た。
抜き上げた緑のアイシャドウした可愛娘ちゃんは200g程度の新仔だったが、初めて狙う場所の初めて獲った獲物で、殊の外嬉しい1杯だった。幸か不幸かこの日は単独釣行だったので、一人ニヤニヤするだけだったが、近くに知り合いが居れば、出たよ~と大声を上げていたことだろう。
時刻は実釣開始後約30分経った17:50のことで、手探りの状態だったにしては良い出足だった。

そして、後続を狙おうとした時、への字カーブの曲がった所の人影が居なくなっているのに気が付いた。そこで、少し戻って曲がり角に立って、右斜め前方にキャストして・・・・。
蟹の横這い釣法で居場所を探りながら救命浮き輪付近に戻って来た18:16、1杯目と全く同じ様な反応で1杯目よりはやや大きめの可愛娘ちゃんをゲット。アオリイカを1時間で2杯は出来過ぎだよと思いながら、キャスティングを繰り返したが、反応は続かなかった。

その後は18:463杯目19:094杯目19:205杯目と移動しながらの拾い釣りだったが、アオリイカにしては順調な結果に気を良くして、今日は調査に来たのだから、凸部の先もチェックしておこうと、足を伸ばした。
しかし、凸部の先では反応がなかったので、20:12119番スポット付近で折り返しに入った。

復路に入ってからも無反応状態が続き、半ば諦めながら90番スポット付近でキャスティングを繰り返していると、久し振りに忘れ掛けていた反応が返って来て、20:546杯目をゲット。これは目測300g程の、この時期にしては良い型だった。
これに気を良くして、テトラ帯の反対側の角を狙った所、エギが着水すると同時に反応が返って来た。一瞬、何かが掛かった感触はあったが、空振りに終わったので、再度同じポイントを狙い、7杯目となる300~350gをゲット。時刻は21:04のことだった。
そして、21:118杯目がこの日のハイライト。
7杯目とは逆の側のテトラ帯の角狙ってキャストして、5カウント沈めシャクリを入れてテンション・フォールをさせていると、コンとはっきりとしたアタリがあった。
合わせも決まって、やり取りを始めた所、グィーングィーンとこれまでになく強い引きが伝わって来た。何年か振りに味わうアオリイカの強い独特な引きに、ドキドキしながら抜き上げた獲物は、445g(自宅計量値)もあるこの時期にしては立派な獲物。

同じ90番スポット付近で、3杯も連続して掛けたことに気を良くして、又々テトラ帯の角を狙ってキャスト。しかし、今度は見事にテトラ帯に掛けてしまって、折角の当たりエギを海の神様に奉納する始末。

何事も、調子に乗りすぎるのは良くないことの典型だが、今度は手に入れたばかりのエギ王Kシャロー3号を結んで、キャスティングを続けた。

そして21:4691番スポット付近で250g程度のアオリを掛けて、9杯目
こうなると、何とか切りの良いつ抜けを狙うのは、アングラーとしては当然のことで、キャスティングを続けていた所、何の前触れもなく強い引きの獲物が掛かって来た。
イカにしては変だぞと思いつゝ、海面にまで浮かせて来るとバシャバシャと暴れまわっている。イカではなく魚であることは判ったが、魚種までは判らない。この日のターゲットは新仔アオリなので、玉網までは持って来ていないため、抜き上げるしかない。2個めのエギをなくすのは辛いが、ラインが切れることを覚悟して抜き上げに掛かった。幸いライン・ブレイクすることなく抜き上げに成功したが、魚を見てビックリ。その主は大きなフグで、目の付近にエギのカンナが刺さっていた。

この出来事が21:56のことで、この後は目についたポイントをチェックしながら戻って、22:20頃、StopFishingとした。

それにしても、この日の結果は出来過ぎ!!
全く実績のないポイントで予想外に良い結果に恵まれて、一人ニヤついてハンドルを握って帰路に着いていたのは、云うまでもない・・・😁

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17:50 1杯目 50番スポット付近
18:16 2杯目 50番スポット付近
18:46 3杯目 70番スポット付近
19:09 4杯目 74番スポット付近
19:20 5杯目 109番スポット付近
20:54 6杯目 90番スポット付近
21:04 7杯目 90番スポット付近
21:11 8杯目 90番スポット付近
21:46 9杯目 91番スポット付近

 

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