2024年釣行記(52) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:08月19日(月) 18:15~19:30
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 3
同行者:単独

前回、前々回と連続して刀狩りをしたのだが、昨年と同じで余り状況は良くない印象で、釣れても指3本が精々。そのためにタチウオ狙いのアングラーが少なく釣り場も混んでいないので、この点は歓迎。しかし、肝心の獲物が釣れない、或いは釣れても小さいとなると、通い詰める気持ちもなくなって来る。
と云う訳で、今回は久し振りにKMI’sアジングをすることにした。

17:45頃、現地に到着。
釣り場の岸壁には、この岸壁の主の黒猫が長々と寝そべっており、アングラーはタコ狙いの口髭を生やした若者が一人だけで、お気に入りの最奥は空いている。そこで、迷うことなく最奥に釣り座を構えることにして準備に入った。

18:15頃、SaltyStage改1.0gのJHを組み合わせて、キャスティングを開始。
予報では、風は南風が2~3m程度とのことだったが、現場では殆んど吹いておらず不快な蒸し暑さが纏わり付いて来る。潮は、左から右に向かって軽く流れていて期待充分。とは云え、時間的には日没前の明るい時間帯なので、本命のアジが来るのは少し早いだろうと思いながら、キャスティングを繰り返した。

日没時刻を過ぎ、周囲の光量が減り始めた頃、ミストの様な小さな雨粒が落ちて来た。アレーッ、雨か・・・・と思いつゝ空を見上げると、空一面に雲は広がっているが、白っぽくしかもかなり高いので、本降りになるとも思えない。本降りにならないことを願いながらキャスティングを繰り返していると、今度は、時折、空が白く光りだした。天気が荒れる場合は、内陸方面に当たる北の空に稲光が走ることが多いのだが、稲光は見えず、頭上の空全体がパッと白くなるだけで、雷鳴も聞こえない。

このまゝ何事もなく過ぎて欲しいと願いつゝキャスティングを続けたが、陽が落ち周囲がすっかり暗くなっても、全く気配がない。

そこで、JHを少し重めの1.2gに替えてみた。これは前回or前々回のアジングの際に、早い潮の流れ対策で使っていた1.2gのJHを、流れが収まった後も無精をして使い続けた所、1.0gのJHよりも反応が良かったことを思い出したもので、駄目元2匹目のドジョウを狙ってみた。

すると、これが奏功したと見えて、直ぐにモゾと反応が返って来て、この日の口明けの本命をゲット。
時刻は19:07、サイズは20cm内外で、ようやく反応があったことに安堵して、後続を狙った。

この頃には、雨が上がって一安心したが、空全体が白く光る稲光の方は相変わらずで、寧ろ間隔が詰まって来ている様にも思える。
何とか、このまゝ収まって欲しいと願いながらキャスティングを繰り返して、19:172匹目19:203匹目をゲット。
よし、これからだ・・・と気合を入れた所で、突然、強い北風が左から右に吹き抜けて行く様になって来た。と同時に大きめの雨粒がパラパラと落ちて来た。

突然、北風が強く吹き始めるのは、寒冷前線が通過する際に起きる現象で、過ぎ去ってしまえば、天候は回復する筈
操船免許を取る際に勉強して得た知識だが、遥か昔のこと故、正に錆びついた知識。この日の天候の急変が、これに当て嵌まるかどうか定かではないが、樹の下に避難して夕食のパンを齧りながら暫く様子を見ることにした。しかし、収まる気配はない。
そこで、天気予報をチェックしてみると、自宅を出る前とは真逆に変わっていて、24:00まで傘マークが見事に並んでいる。一過性の悪天候なら待つ積もりだったが、これではどうにもならない。

と云う訳で、19:30頃、あたふたと道具を片付けて車に乗り込んだ次第。

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