2024年釣行記(36) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:06月17日(月) 18:50~22:30
潮回り:中潮
(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 1
同行者:単独

HGS-OGSMマゴチを狙うか、MHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊ぶか・・・・。
叶うなら両方を狙いたいが、身体は一つなので、どちらかを選ぶしかない。
結局、マゴチはこれから本格的なシーズンを迎える。対して可愛娘ちゃんは精々7月一杯で終盤戦に差し掛かっている。であれば、残されたチャンスが少ない方を選ぶべきだろう。幸い、予報では、風は申し分のない南風が3~4m、潮位も干潮時で1m超もあるので条件面は悪くない。
と云う訳で、何とか狙いが絞れて、16:00頃に準備に取り掛かった。

18:30頃、現地に到着。

実は、この日はSoareXR-改BlueCurrentⅢ 82/Bの2本のロッドを持ち込んだのだが、どちらを使うか決めかねていた。
と云うのは、MHR-KGNでのメバリングでは、SozreXR-改を使い続けているのだが、前回、YTさんとコラボした際、少し飛距離が足りない。メバルが居る場所まで飛んでいないとの意見を頂いた。SoareXR-改であっても、もう少し距離を出すことは出来るが、無理をするとバック・ラッシュの危険性が高まってしまう。無理せずに距離を稼ぐには、スピニング・ロッドにするか、ベイト・ロッドであれば長くする以外にない。と云う訳で、SoareXR-改よりも長いBlueCurrentⅢ 82/Bも持って来たのだが、やはり、専らMHR-KGNでのメバリング用に自分の手で改造したSoareXR-改に愛着はあるし、この期に及んで駄目出しはしたくない。

散々迷った挙げ句、SoareXR-改を持って岸壁に出たのだが、予想外に風が弱い。追い風に乗せて距離を稼ぐ目論見もあっただけに、これは頂けない。仕方なく車の所に戻って、BlueCurrentⅢ 82/Bに取り替えて来た。

そんな行ったり来たりがあったため、キャスティング開始が遅くなり、18:50頃、21番スポット付近からStartFishingとした。
先発ルアーは、パイロット・ルアーとしての位置を確立した感のある自作ビーズ・ルアーの小。このルアーで可愛娘ちゃんと遊べれば云うことなしだが、果たして上手く話が進むかどうか・・・・・・。

海面には海藻らしいものは見えないが、少しルアーを沈めると、やはりゴソゴソと海藻が掛かって来る。それでも、処々に海藻が掛かってこないポイントがあるので、そんなポイントを探しながらキャスティングを繰り返したが可愛娘ちゃんからの反応は皆無。

当初は、比較的海藻の少ない18番スポット付近からへの字カーブの手前の間をジックリと攻める積もりで居たのだが、ウンともスンとも全く音沙汰がないので、気が変わってへの字カーブの直ぐ先に移動。しかし、このポイントでも相手にされないまゝ。

そこで前回入れなかった70番スポット付近にワープ。
このポイントは、海藻が絨毯の様に繁茂している時期であっても、比較的薄くて釣り易く好きな所で、ジックリと粘ってみようと思った。
しかし、ビーズ・ルアーには反応がない。TOTO42SRigge Slim60SSShallowMagic60BEAGLE SSS.P.M-55UMIBAKU LIPLESS 50SHydroupper 55S等試したが、悉く無視されるだけ。

20:00頃、ハード・プラグを諦めて飛ばしウキを使ったワームに切り替えることにした。

暗い中、ヘッドランプの灯りを頼りに何とかシステムを組み上げて、第一投。
やはり、ゴソゴソと海藻が掛かって来るが、その中に何か異なる感触があった。アレッと思った時には腕が勝手に動いており、次の瞬間には強い引きが伝わって来た。
しかし、ワームに替えて正解だったと一人ほくそ笑みながら寄せに入った途端、根に潜られてビタリと動かなくなった。そこで、ライン・テンション少しを緩めてみると動き出す気配がある。だが、寄せようとするとマタマタ根に貼り付く。そこで、またライン・テンションを緩め・・・を2~3回繰り返して、何とか根から剥がすことに成功し、抜き上げたのは23cm程の良型の。時刻は、実釣開始後約1時間半後の20:14のこと。

この1匹を皮切りにMHR-KGNのメバリングを楽しんでやろうと気分も新たにキャスティングを繰り返したが、その後はダンマリ。

凸部付近には海藻が余り茂っていなかったことを思い出し、久し振りに足を伸ばしたが、ここでも音沙汰なし。

21:00を廻った頃、折り返しに入ったが、その頃には殆んどのテトラ帯が海中に没していて、頂上のテトラが処々に頭を出しているだけ。

その頂上を目印にテトラ帯の上を通しても、一度カサゴが来てくれただけで、肝心要の可愛娘ちゃんはダンマリを決め込んでいて全く反応して来ない。

22:00を廻った頃、駄目で元々とルアーをハード・プラグに替えて、交通事故的なコンタクトがあるのを期待したが、これも空振りに終わってしまい、結局、22:30頃、精も根も尽き果ててStopFihingとした。

と云う訳で、今回は小生が判別出来た反応は2回だけで、合わせ切れなかったり、途中でバラすこともなかったことを考えると、非常に厳しい状況だった。ひょっとすると海藻が針掛かりしたと思っていたゴソゴソとした感触の中に、可愛娘ちゃんからのラブ・コールがあったにも拘わらず、見落としていただけかも知れないが、少なくとも、小生にはまるで生き物の気配が感じられなかった。
タチウオも今シーズンは不調とのことで、そんなこともあってアングラーが少なかったのかも知れない。

何年か前までは、6フィート程度の短いロッドに0.5gのJHを組み合わせたジグ単メバリングを楽しめたことを思うと、考えられない状況に変わってしまった感がある。これも、あるいは温暖化が原因なのかも知れないが、そんな状況があったことが懐かしく思えて仕方がない。

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