※ 月別アーカイブ:7月2025 ※

2025年釣行記(43) – AJ

2025年 Ajing 釣行記

日 時:07月11日(金) 19:00~22:20
潮回り:大潮
(↓) 187→130cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 4
同行者:単独、(KMIさん、ICNHさん)

7月も中旬に入りMHR-KGN梅雨メバルはソロソロ終盤戦で、KMI’sでのアジングに切り替えても良い時期になったが、釣れている間はMHR-KGNに通う積りにしていた。所が、木曜日は警報が出る程の強い雨が降り、翌日の金曜日は北北東の風が6m/s。となると真正面から強い風を受けることになるMHR-KGNでの釣りはとても無理。と云う訳でKMI’sでのアジングにしようと考えたが、やはり北東の風が5~4m/sと強い。
これでは、今週の後半の釣行は諦めなければならないか・・・
更に来週の予報をチェックすると、月曜から水曜は雨模様の予報になっている。そうなると、今週の後半から来週の前半に掛けての一週間は釣行出来ない惧れがある。
そこで、近場のKMI’sに様子を見に行くことにした。
この釣り場なら高速道路代は要らない上、駄目で直ぐに引き返すにしても、近いので苦にならない。

18:00頃、現地に到着。
5月23日以来5週間振りに岸壁に出てみると、予報通り強い風が斜め左前方から吹き付けて来ていて、海はバシャバシャと波立っている。そんな天候を敬遠したのか、或いは状況が悪いからかなのか、先行者は最奥KMIさん一人しか居ない。

久し振りに会う挨拶を交わし、四方山話をしながら事務机前に釣り座を構えて準備に取り掛かった。
この日はSaltyStage改のロッドに、リールはAldebaran BFS XGを組み合わせたタックルで、風の強さを考えて手持ちの中では最も重たい1.3gのJHジグ単で臨むことにした。しかし、日没時刻前のマダマダ明るい時間帯なので、本格的にアジングを始めるには早過ぎる。そこで、久し振りに手にするショート・ロッドの感触を思い出すための慣らし運転とし、キャストしては休み、休んではキャストするなどダラダラとして時間を潰した。

その間、KMIさんタコを狙い始め、その2投目か3投目でロッドを大きく曲げて、見事本命をゲット。抜き上げられた獲物は、残念ながら足が1本なかったが1kg近い良型のタコ
その様な様子を見て、小生もマゴチを狙おうとBlueCurrentⅢ 82/BSilverWolf SV TW PE Specialのリールを組み合わせたタックルを組み上げて、5号のナス型錘を使ったジカリグを軽くキャスト。
どんな時でも、ベイト・リールを使う場合は、最初の2~3投は軽くキャストして馴染ませてから釣りに入ることにしており、この時もその積りでキャストしたのだが・・・。キャストした途端に軽いショックを残してジカリグは遥か彼方に飛んで行ってしまった。
と云う訳で、マゴチ狙いは諦めてアジを狙うことにした。

19:00頃の日没時刻を過ぎて徐々に暗くなって来たきたが、反応は皆無。
風は相変わらず吹き止まず、寧ろ強さが増す時もあり、とてもアジングをする雰囲気ではないが、二人共切り上げる素振りも見せずキャスティングを繰り返していた。しかし、ラブ・コールはない。

20:00頃(?)、ICNHさんが音もなく登場して来て水道前に釣り座を構え3人並んでアジングを始めた。

3人の中で最初に本命を掛けたのはICNHさんで、先行者の二人を差し置いて真っ先にロッドを曲げ、しかも夜目にもはっきりと判る良型をものにする所は流石!!としか云い様がない。その後少し置いて小生にもモゾとした反応があったものゝ、抜き上げる直前にポチャンと海に帰って行ってしまった。
しかし、ひょっとして回って来たのかも知れないと集中力を高くして反応を待っているとコソ。
今度は抜き上げに成功し、20m以上21cm未満の本命をゲット。
時刻は20:23のことで、仲間からの情報で、回って来るのは22:00以降の遅い時間だろうと思っていただけに、少々意外だった。それでも、アジング再開を祝う立派な本命をゲット出来て嬉しい1匹だった。

その後は、豆アジだったが20:3020:32と続けて反応があったので、今日は良さそうだと思ったが、後続はなくダンマリ状態に入ってしまった。それでも、黙々とキャスティングを続けて20:55に4匹目のアジをゲットしたのが最後。

4匹目を掛けた後の1時間程は正に修行の時間帯で、強い風にもメゲずにキャストし続けたが何も応えはなく、頼みの22:00を回った時間帯に入っても、梨の礫

結局、季節外れの強い北東の風に吹かれ続け寒さを感じる様になった所で、気持ちも切れて仕舞い、22:20頃、3人揃ってStopFishingとした。

それにしても、何とかボーズを回避するのが精一杯の絶不調。昨年の今頃は数は出ていたので楽しめたが、何が原因なのだろうか?
このアジが回って来ない状態が続くと、アジを餌にしているタチウオもやって来ることはないだろうし、そんな悪い連鎖だけは願い下げにしたいが・・・・。

2025年釣行記(42) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:07月07日(月) 19:20~23:30
潮回り:中潮
(↓↑) 130→124→140cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 7、カサゴ x 21、ムツ x 2、トビウオ x 1
同行者:単独

まだ梅雨明けはしていない筈なのに、雨は殆ど降らずにどうやら空梅雨模様。しかし、湿気だけは一人前に高くて茹だる様な蒸し暑さの毎日で、この高い湿気のためか、道楽部屋から見えるランド・マークが白く霞んでいる。
こんな日は道楽部屋に籠もっているのが正解だろうが、敢えてMHR-KGNに行くことにした。

現地到着は、19:00過ぎ。
直ぐに岸壁に出て様子をチェックすると、テトラ帯の殆どが海中に没しており、南南西の風3m/sの予報とは違って風は殆ど感じることもなく、海辺に居るのに蒸し暑さが纏わり付いて来る。風がなく湿気が高いためか、モヤが立ち込めていて目に入る景色全体が白く霞んでいて、遥か遠くに見える筈のランド・マークは全く見えない。そんな蒸し暑さを嫌ってか、先行者の姿はなく遠くに赤い電気ウキの灯りがポツンと見えるだけで、岸壁は閑散としている。

今回使用するロッドは手に入ったばかりのXMBC-742ULT-BF
このロッドはAbuGarciaが出したメバル専用のベイト・ロッドだが、メバリングもシーズン・オフ直前のこの時期に新調することもないのだが、0.8gのルアーが扱えるとの説明文に、思わず知らず飛びついてポチッとしていた。0.8gのルアーが扱えると云っても、それはプロなりベテランが使用する場合であって、小生の如き老いぼれアングラーでは到底無理な重さではあるが、50%増しの1.2gのルアーであれば何とかなるのではないか・・・
そう考えて衝動的に注文してしまったのだが、新しいおもちゃを手に入れた子供と同じで届いたからには使ってみたい・・・・

先ず、ロッド以外は前回と全く同じ構成にするため、リールはRevo ALC-BF7を選び仕掛けも同じ1.3gの錘0.5gのJHを使ったスプリット・ショットを組んで、19:20頃、10番スポット付近から開始した。
今回は、ロッドの使い心地を確かめることが第一なので、最初にすべきことは飛距離の確認。と云う訳でキャスト後目を凝らして着水点を探したが、日没時刻から30分程経過しており周囲が少し暗くなり掛かっているため、良くは見えない。しかし、テトラ帯が配置されているライン近辺までは飛んでいる様子。前回のBlueCurrentⅢ 69/Bよりも長いロッドなのでもう少し距離が出ても良いと思うが、ロッドに慣れてくれば距離も伸びるだろう

そんなことを考えながら、1投毎に立ち位置を替えてキャスティングを繰り返していると、いきなりコツンと反応が帰って来た。こんなに早い時間帯から反応して来るとは思いもしなかったので、びっくりしたがロッドの曲がり具合を確認しながら抜き上げてみると、その主はトボケ顔のカサゴ
ニュー・ロッドのウロコ付けがなったと一瞬期待をしたが、最近は残照がある時間帯に来るのはカサゴであることが多いのでやっぱり、君か・・・

最初の内はマグネット・ブレーキを1投毎に調整し、バック・ラッシュをしない様に慎重にキャスティングをしていたが、慣れて来るに連れて可愛娘ちゃんの顔を拝みたくなって来るのは、釣りに来ている以上は当然のこと。しかし、反応を返して来るのはカサゴばかりで、本命のメバルは完全に音無しの構え
かつてのお気に入りポイントの59番スポット付近も空振り。そこから先の71番スポット付近までは細かいピッチの蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんの居場所を探したが見付けられず仕舞い。
やっぱり、シーズンは終わったんだなーボーズを覚悟した。しかし、前回はYTさん凸部付近に足を伸ばして居場所を見付けたとのことだったので、小生も昔を思い出して先に進むことにした。

21:00過ぎに凸部90番スポット付近に到着。
そしてキャストをすると、コツ。カサゴはこの時までに10匹近くをものにしていたが、この日初めてメバルらしい反応の仕方でドキッとしたが、手も出せずに見送り。しかし、近くに居る!と続けてキャストするとコツ。今度は合わせも決まってやり取りを始めたが、これは海面をバシャバシャとさせたて海にお帰りなってしまった。
それでも、漸く反応が出始めたことに気を良くしてキャスティングを繰り返したが、反応はそれっきり返って来なくなってしまった。
そこで、凸部蟹の横這い釣法でチェックすることにした。しかし、何事もなく終わり、結局凸部の先にも歩を進めることにした。そして、凸部の角付近のかつてのお気に入りポイントでキャストしてみると、何やら反応がある。正体を確かめるため何回かキャストして、抜き上げた主は、やはりトボケ顔のカサゴ

と、ここで仕掛けを替えてみることにした。
実はこの日は1.3gの錘0.5gのJHを使ったスプリット・ショットで始めて、慣れて来たら1.2gのJHでのジグ単を試してみる算段だった。そこで、駄目で元々と、それをここで実行することにした。
そして1.2gのジグ単に仕掛けを替えて試してみたのだが、操作感にもう一つ頼りがない。このまゝ続けようかとも考えたが、ふと閃いた。
これまでのスプリット・ショットは1.3gの錘と0.5gのJHの組み合わせだったが、これを逆にすればどうなるか?
つまり
0.5gの錘に1.2gのJHの組み合わせにすれば全体の重さは殆ど同じだが、伝わって来る情報はジグ単に変わらないのではないか?

思い立ったが吉日
早速、仕掛けを作り直してキャスティングをしてみると、0.5gの重量の違いにも拘らず、キャスティングのし易さが全く違うので、これで通すことにした。
そしてこの仕掛けで最初に来た獲物は、何と30cmを超えるトビウオだった。しかし、肝心の可愛娘ちゃんからの音沙汰はやはりないまゝ。そこで、折角、ここまで来たんだからと久し振りにこの先にも行くことにした。

こちらにまでやって来た時は必ず試してみることだが、凸部の根元付近の112番スポット付近に立ってテトラ帯と岸壁の狭い間を狙って、今回もキャストしてみた。
すると、すぐに結果が出て、この日の最初の可愛娘ちゃんをゲット。
サイズはアベレージの17cm程だが、苦労してやっと手に出来た獲物であり、ウロコ付けも出来たので、嬉しさも一入と云った所。時刻は実釣開始後2時間半も経過した21:52のことだった。

この1匹をゲットするまでは、今日はボーズでも仕方がないと諦めていたが、現金なもので本命の顔を見た途端に欲が湧いて来て、俄然やる気が出てきたが、同じポイントでは後続がない。
そこでテトラ帯とテトラ帯の切れ目を狙って
22:00 2匹目 18cm 115番スポット付近
22:05 3   18cm 117
22:11 4   20cm 119
22:23 5   18cm 123
と拾った所で、折り返しに入った。

復路に入った凸部ではカサゴが2匹、3匹と遊んではくれるがメバルには相手にされず、
23:00 6匹目 18cm 88番スポット付近
23:03 7   20cm 87
と拾うことが出来、続けて入れば反応が返って来る気配も感じていたが、時間も時間だったので、23:30StopFishingとした。

所で、この日始めて使ったXMBC-742ULT-BFだが、慣れれば1gでも扱えそうな気がするので、慣熟のためにもアジングにもお供させようと思う。

2025年釣行記(41) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:07月03日(木) 19:15~23:00
潮回り:小潮
(↑↓) 120→153→150cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 2、カサゴ x 3
同行者:YTさん、(ISBSさん)

7月に入ったのでアジングに切り替えることにしていたが、一昨日、MHR-KGNに行って来たYTさんによると、まだ調子は良いらしい。一方のアジについては、昨年のこの時期には結構釣果が出ていたにも拘らず、今年に限っては余り良い情報が流れて来ていない。
メバルにするかアジにするか、大いに迷う所だが、幸い、予報では風向きも南の3m/sとMHR-KGNでのメバリングにはお誂え向きだったので、今回もメバルを選択することにした。

19:00少し前に現地に到着。
先着していたYTさんに挨拶をして、直ぐに支度を整え連れ立って岸壁に出た所、駐車場では強めに感じていた風は、背後の壁に遮られて余り強くはない。夏のこの時期なので、風があるのは暑さ凌ぎになって有り難いが、強過ぎると釣り難くなってしまう。得て勝手と云われればその通りだが、出来ればこの状態が続いて欲しいと思うのは、小生だけではないだろう。

岸壁には長いロッドを振っている先行者が2~3人。その内の一人は小生と同じ色の同じ車種に乗っているタチウオ狙いの御仁で、1年ぶりの再会。お互いに無事であることを確認して、それぞれの釣りに向かった。

今回使用するロッドはBlueCurrentⅢ 69/B
このロッドに、前回、ベイト・ロッドでは初めて使って良かった1.3gの錘0.5gのJHを使ったスプリット・ショットで通す予定で、使用するロッドが前回と違うため、先ずは飛距離の確認から始めた。
そして、日没時刻を過ぎたばかりでマダマダ明るいので、時間的には少々早過ぎるがそのまゝなし崩し的にメバル狙いのキャスティングを開始した。

しかし、案の定、可愛娘ちゃんからの反応は返って来ない。前回、反応が出始めたのは21:00頃からだった上、YTさんによると一昨日も復路に入ってから良くなったとのことを考えると、こんなに早い時間帯から反応して来る可能性は低い。だからと云って、出ないと決め付ける訳にも行かず、一縷の望みを抱いてキャスティングを続けたが、反応を返して来るのはカサゴ。そのカサゴにしても単発で、魚の活性は余り高くはなさそう。

時間が経ってすっかり暗くなっても本命のメバルどころかカサゴも反応を示さず、実釣を開始して1時間を経過した頃には、やはりシーズンは終わったのか・・・?と諦めムードが出て来る始末。YTさん可愛娘ちゃんを求めてドンドンと先に進んで行っているが、小生は移動する気が起きて来ない。歳のせいだとは思いたくはないが、何故か動くことが面倒になったので、前回と同じ59番スポット付近を拠点にして、その前後を行ったり来たりすることにした。そして、バッグを肩から下ろして身軽になってキャスティングを繰り返したが、相変わらず可愛娘ちゃんからのラブ・コールはないまゝ。

20:30を過ぎてイヨイヨ期待の時間帯が近付いて来たが、梨の礫
やはりアジングにすれば良かったと思い始めた瞬間、コツ。待ちに待った反応が返って来て、この日最初の獲物を掛けることに成功。
バシャバシャと飛沫を上げて暴れる可愛娘ちゃんをいなして抜き上げてみると21cm強の良型で、時刻は20:49だった。
そして、その直後の20:52には25cmの良型をゲットし、21:00頃から良くなるとの読み通りの展開に一人ニヤリ。

現金なもので、先程まで感じていたカッタルサはこの瞬間に雲散霧消し、やる気が泉の如く湧いて来てさぁ、この日の梅雨メバルの幕開けだ!!

後続の可愛娘ちゃんを期待してキャスティングを繰り返していると、小生に向かって真っ直ぐに近付いて来る人影に気が付いた。暗い夜のこと故、顔は判らないが、こんな時刻にこんな場所で小生に近付く御仁は一人しか思い当たらない。果たしてこの御仁はISBSさんで、挨拶がてら一言二言状況を確認して直ぐに先に行ってしまった。

小生は、そのまゝ残ってキャスティングを続けたが、その後1度反応が返って来ただけで元の木阿弥。静かな海に戻ってしまった。こうなると付け焼き刃で蘇ったやる気が失せるのも瞬く間。59番スポット付近を諦めて先に進もうかとの考えもチラリと浮かんだが、湘南の達人YTさん葉山の手練れISBSさんが先行して入った後では釣り切られているだろう
そのまゝ無精を決め込んで59番スポット付近を中心にして行ったり来たりを繰り返したが、前回の様なこともなく空振りに終わってしまった。

22:00を回った頃には、すっかりやる気も失せてしまい、YTさんの隣りに移って惰性のキャスティングを繰り返し、23:00過ぎに釣り場を離れた。

所で、MHR-KGNでのメバリングは、以前から可愛娘ちゃんの居場所を探して移動を繰り返す所謂ラン&ガンを主体とし蟹の横這い釣法とはこのことで、小生もズッとその方法で楽しんで来た。にも拘らず、この日は蟹の横這い釣法をせずに59番スポット付近でしかロッドを振らなかったのが、この日の貧果の最大の原因だろう。
この年齢になると2kmの釣り場を釣りをしながら往復するのは、翌日以降も疲れが取れずに残ってしまうことを考えると、出来れば避けたい。2kmの道程をただ歩けと云われても、小生には到底出来そうにもない。しかし、好きな釣りの一環であれば何とかなるかも知れない。運動のためと考えて、次回からは励行しようと思う。
と云っても、梅雨メバルもソロソロ終わりなので、来シーズンのことになると思うが・・・・。

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