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2023年釣行記(05) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:01月26日(木) 17:00~22:20
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 7、ソイ x 1
同行者:単独

真冬のこの時期なので、当たり前のことなのだが、北風が吹く毎日。
こうなると、北風には滅法弱いMHR-KGNには出掛けられず、近場のDKKでは釣果は期待出来ない。2~3年前頃までは、そんな状況でも風裏になる釣り場を探して、夜通し車を走らせて釣りをすることも当たり前の様にしていた。しかし、いつの間にかそんなことをするのも億劫になり、結局、釣りに行けない時は、YouTubeで釣り動画を鑑賞してお茶を濁す様になっていた。

と云う訳で、MHR-KGNに行ける天候になるのを待っている内に、今週前半は終了。そして漸く、週の後半の木曜日には、風向きは南西or西風で、しかも風速は2m程との予報が出され、一も二もなくMHR-KGNに行くことにした。

15:40頃、自宅を出発し、現地には16:30頃に到着。
早速、手に入れたばかりのSoareXR S76ULTを手に岸壁に出てみると、風は殆んど吹いておらず、海は波もなく穏やかでメバリングには持って来い。潮位は1m程で、テトラ帯が点々と列をなして海面から頭を出しているので、位置が把握し易く、高過ぎず低過ぎず、丁度良い潮位。

日没直前で周囲はまだまだ明るいため、可愛娘ちゃん達の居場所はボトム付近の筈だと考えて、先ずは7gのメタル・ジグを先発に選んで、22番スポット付近に立って、17:00頃、キャスティングを開始。
テトラ帯と岸壁の間には、至る所に海藻の塊が浮かんでいて、回収の度にズンと重たくなる。メタル・ジグなので少し強く引っ張るとすり抜けてくれるため問題はないが、プラグでは確実に引掛かって餌食になってしまいそう。

足早く移動しながら様子を探ったが、全く異常なし。
MHR-KGNの最近の状況から、ある程度は覚悟しているとは云え、やはり釣れないかも知れないと不安が過って来る。

日が落ちて周囲が少し暗くなりかけて来た頃、BassdayS.P.M.55を結んでみた。このルアーは釣り動画の中で、加来 匠氏が盛んに推奨していたルアーの一つ。実はS.P.M.75も欲しかったのだが、生憎、こちらは「在庫なし」とのことで、手に入ったS.P.M.55を早速試して見ようとしたもの。
すると、それまで全くなかったのにも拘わらず、コンと反応が帰って来た。合わせも決まってリーリングを始めたが、海藻の塊に絡まれて、敢え無くバラしてしまったものゝ、やはり加来 匠氏が推奨するだけのことはある。そして、後続を期待してキャスティングを繰り返したが、コンタクトがあったのは、この一度だけ。

この日、最初にロッドを曲げてくれたのは、ソイ
18:20頃のことで、掛けた瞬間はメバルだ!と思い、
抜き上げた瞬間は何だカサゴか?
そしてよくよく見てあれっ、ソイだと二転三転した次第で、残念ながら本命魚でのSoareXRウロコ付けはならなかった。
この時のルアーはGracy SFなのだが、錘が入れられている付近が黒く変色していた。どうやら水漏れで海水が入ったと見えて、バケツに張った水に入れても沈んでしまう。小生はスロー・フローティングだと思って使っていたのだが、このソイを掛けた時は、ひょっとすると、サスペンドしていたのかも知れないが、怪我の功名と云った所か。

その後は、S.P.M.55で2度バラすことがあったが、それ以外は梨の礫状態が続いていた。そこで、最後の手段とばかりにFinluckMinnow30Sを結んで見ることにした。このルアーは、MHR-KGNでは最強と云っても良いルアーだが、残念ながら廃盤のため新たに手に入れることは出来ないので、大事に大事にしているもの。
このルアーを投入して、結果が出ないのであれば諦めが付こうというものだが、直ぐに答えが出て25cmクラスをゲット。ポイントは69番スポット付近で、18:45頃のことだった。
しかし、後続がない。
この1月は、この付近のメバルの産卵期に当たっている様で、1月も後半になる程、釣果が落ちて来るのは、経験的に知っているのだが、その影響だろうか、なかなか反応が返って来ない。

2匹目が獲れたのは、それから50分後の19:35頃の70番スポット71番スポットの中間付近。サイズは1匹目よりも小さいが、それでも20cm超なので、MHR-KGMでは良型の部類。この時のルアーもFinluckMinnow30Sだが、このルアーをもってしても、この日はなかなか口を使ってくれない。

3匹目は、92番スポット付近で、時刻は20:10頃。
それまで、74番スポット付近から84番スポット付近までの間で粘っていたが、余りにもコンタクトがないので、少し足を伸ばしてみた。しかし、やはり音沙汰がないので、思い切ってS.P.M.55でボトムを取ってみることにした。底の状態が全く解らないので、やっとの思いで手に入れたS.P.M.55を奉納する結果になりかねないが、この時は、余りにも反応がないことに嫌気が差していた上、疲れも出て来ていたので、正直な所、半ば自棄気味になっていた。
キャストして20カウントか25カウント。やはり根掛かりが怖いので、少し早めにリフト&フォールを始めると、いきなりゴゴンとルアーを引っ手繰る様なアタリだった。

しかし、後続はない。

折角、凸部にまで来たのだからと、先の角まで様子を見に行ったが、その甲斐もなく、20:30頃、110番スポット付近から折り返しに入った。

21:00頃、凸部の手前の角87番スポット付近で、この日の4匹目をゲット。この時もルアーはFinluckMinnow30Sで、どうやらこの日はこのルアーにしか興味がないと見える。何年か前にもFinluckMinnow30Sにしか反応しない極端な偏食振りを経験したことがあるが、その時はもっと頻繁にコンタクトして来た記憶がある。

丁度、4匹目の可愛娘ちゃんと遊んだ頃から、西風が強く吹いて来てしまった。この日はFinluckMinnow30Sにしか興味を示さないので、以降はこのルアーで通すつもりだったが、2gにも満たない極小ルアーでは、風に流されてしまって釣りにならない。そこで、少し重ためのルアーを結んだのだが、それでも効果はない。

そこで引き揚げるつもりで、釣る気のないキャスティングを繰り返していると、徐々に風が収まって来たので、又々FinluckMinnow30Sに結び替えてキャストすると、コンとはっきりとしたアタリが返って来た。
時刻は21:50頃。ポイントは58番スポット付近で、これからの数分間がこの日のハイライト。
21:57頃に57番スポット付近で6匹目。
22:02頃に56番スポット付近で7匹目と10分程の短い間で、3匹もの釣果。

と云う訳で、我が遊び相手の可愛娘ちゃん達の調子は上がって来たが、小生の方は疲れと腰痛でギブアップ寸前。
残念ながら、又々西風が吹いて来たのを機に、22:20頃、StopFishingとして帰路に着いた。

兎にも角にも、この日はFinluckMinnow30Sを持っていたので、何とか釣りになった様なもので、次回もプラグ縛りで臨む積りだが、早くFinluckMinnow30Sに代わるルアーを見付なければ・・・・・。